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2026年03月09日

「ポールの道」#1026「BEAT THE BEATLES」
#075「FIFTY BIG ONES」

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2012年6月5日に、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストン、デイヴィッド・マークスと現存していたメンバー5人が再集結して、33作目のアルバム「THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO」をキャピトルからリリースしました。前作で32作目の1996年のセルフ・カバー・アルバム「STARS AND STRIPES VOL. 1」以来16年ぶりで、新曲で固めたアルバムとしては、1992年の31作目のアルバム「SUMMER IN PARADISE」以来20年ぶりで、ブライアン・ウィルソンが関わったアルバムとしては、1989年の30作目のアルバム「STILL CRUISIN'」以来23年ぶりで、ブライアン・ウィルソンも関わった完全な新作アルバムとしては、1985年の29作目のアルバム「THE BEACH BOYS」以来27年ぶりのアルバムで、全米3位・全英15位と好評でした。再集結したビーチ・ボーイズは、2012年4月24日から同年9月28日まで、8月の来日公演も含む世界ツアーを敢行して、そちらも好評でした。その世界ツアーが終わったタイミングで、キャピトルは2CD(全50曲入り)と1CD(全20曲入り)のベスト・アルバム「FIFTY BIG ONES」を、2012年10月9日にリリースしたのです。ブライアン・ウィルソンはアルバム「THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO」の続編新作アルバムを構想していて、当然の如く再集結したビーチ・ボーイズでレコーディングする心算だったのですけれど、なんと、再集結世界ツアーが終わったタイミングで、マイク・ラヴとブルース・ジョンストンは、ブライアン・ウィルソンとアル・ジャーディンとデイヴィッド・マークスをビーチ・ボーイズから解雇してしまったのです。理由は、色々と噂されましたけれど、マイク・ラヴがブライアン・ウィルソンの妻でマネジメントも務めていたメリンダと衝突したとか、世界ツアーをしてみたらマイク・ラヴよりもブライアン・ウィルソンの方が人気があって嫉妬したとか云われています。しかしながら、ブライアン・ウィルソンがビーチ・ボーイズの次作アルバムを構想していたのは事実で、それは2015年にブライアン・ウィルソンのソロ・アルバム「NO PIER PRESSURE」としてリリースされるのです。それで、ビーチ・ボーイズのベスト・アルバムなんですけれど、既に何十種類もリリースされていて、またかよ、と思われるでしょうけれど、それでも毎回色々と変えてくるので侮れません。

ベスト・アルバム「FIFTY BIG ONES」の内容は、CD1が、1「CALIFORNIA GIRLS」、2「DO IT AGAIN」、3「SURFIN' SAFARI」、4「CATCH A WAVE」、5「LITTLE HONDA」、6「SURFIN' U.S.A.」、7「SURFER GIRL」、8「DON'T WORRY BABY」、9「LITTLE DEUCE COUPE」、10「SHUT DOWN」、11「I GET AROUND」、12「THE WARMTH OF THE SUN」、13「PLEASE LET ME WONDER」、14「WENDY」、15「GETCHA BACK」、16「THE LITTLE GIRL I ONCE KNEW」、17「WHEN I GROW UP(TO BE A MAN)」、18「IT'S OK」、19「DANCE, DANCE, DANCE」、20「DO YOU WANNA DANCE?」、21「ROCK AND ROLL MUSIC」、22「BARBARA ANN」、23「ALL SUMMER LONG」、24「HELP ME, RHONDA」、25「FUN, FUN, FUN」の、全25曲入りです。1「CALIFORNIA GIRLS」は2002年ステレオ・ミックス、8「DON'T WORRY BABY」は2009年ステレオ・ミックス、10「SHUT DOWN」は2003年ステレオ・ミックス、13「PLEASE LET ME WONDER」〜14「WENDY」は2007年ステレオ・ミックス、17「WHEN I GROW UP(TO BE A MAN)」は2012年ステレオ・ミックス、19「DANCE, DANCE, DANCE」は2003年ステレオ・ミックス、20「DO YOU WANNA DANCE?」、22「BARBARA ANN」は2012年ステレオ・ミックス、23「ALL SUMMER LONG」は2007年ステレオ・ミックス、24「HELP ME, RHONDA」はシングル・ヴァージョンです。CD2は、1「KOKOMO」、2「YOU'RE SO GOOD TO ME」、3「WILD HONEY」、4「DARLIN'」、5「IN MY ROOM」、6「ALL THIS IS THAT」、7「THIS WHOLE WORLD」、8「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」、9「COTTON FIELDS(THE COTTON SONG)」、10「I JUST WASN'T MADE FOR THESE TIMES」、11「SAIL ON, SAILOR」、12「SURF'S UP」、13「FRIENDS」、14「HEROES AND VILLAINS」、15「I CAN HEAR MUSIC」、16「GOOD TIMIN'」、17「CALIFORNIA SAGA(ON MY WAY TO SUNNY CALIFORN-I-A)」、18「ISN'T IT TIME」、19「KISS ME, BABY」、20「THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO」、21「FOREVER」、22「GOD ONLY KNOWS」、23「SLOOP JOHN B.」、24「WOULDN'T IT BE NICE」、25「GOOD VIBRATIONS」の、全25曲入りで、合計50曲入りです。日本盤は「BE TRUE TO YOUR SCHOOL」シングル・ヴァージョンを加えた全51曲入りとなっています。

2「YOU'RE SO GOOD TO ME」は2007年ステレオ・ミックス、3「WILD HONEY」〜4「DARLIN'」は2012年ステレオ・ミックス、9「COTTON FIELDS(THE COTTON SONG)」はシングル・ヴァージョンの2001年ステレオ・ミックス、10「I JUST WASN'T MADE FOR THESE TIMES」は1996年ステレオ・ミックス、14「HEROES AND VILLAINS」は2012年ステレオ・ミックス、18「ISN'T IT TIME」はシングル・ヴァージョン、22「GOD ONLY KNOWS」〜23「SLOOP JOHN B.」は1996年ステレオ・ミックス、24「WOULDN'T IT BE NICE」は2001年ステレオ・ミックスです。1962年のアルバム「SURFIN' SAFARI」から1曲(「SURFIN' SAFARI」)、1963年のアルバム「SURFIN' U.S.A.」から2曲(「SURFIN' U.S.A.」、「SHUT DOWN」)、1963年のアルバム「SURFER GIRL」から4曲(「SURFER GIRL」、「CATCH A WAVE」、「LITTLE DEUCE COUPE」、「IN MY ROOM」)、1963年のアルバム「LITTLE DEUCE COUPE」から1曲(「BE TRUE TO YOUR SCHOOL」但しシングル・ヴァージョン)、1964年のアルバム「SHUT DOWN VOLUME 2」から3曲(「FUN, FUN, FUN」、「DON'T WORRY BABY」、「THE WARMTH OF THE SUN」)、1964年のアルバム「ALL SUMMER LONG」から4曲(「I GET AROUND」、「ALL SUMMER LONG」、「LITTLE HONDA」、「WENDY」)、1965年のアルバム「THE BEACH BOYS TODAY!」から5曲(「DO YOU WANNA DANCE?」、「WHEN I GROW UP(TO BE A MAN)」、「DANCE, DANCE, DANCE」、「PLEASE LET ME WONDER」、「KISS ME, BABY」)、1965年のアルバム「SUMMER DAYS(AND SUMMER NIGHTS!!)」から3曲(「HELP ME, RHONDA」、「CALIFORNIA GIRLS」、「YOU'RE SO GOOD TO ME」)、1965年のシングルが1曲(「THE LITTLE GIRL I ONCE KNEW」)、1965年のアルバム「BEACH BOYS' PARTY」から1曲(「BARBARA ANN」)、1966年のアルバム「PET SOUNDS」から4曲(「WOULDN'T IT BE NICE」、「SLOOP JOHN B.」、「GOD ONLY KNOWS」、「I JUST WASN'T MADE FOR THESE TIMES」)、1967年のアルバム「SMILEY SMILE」から2曲(「HEROES AND VILLAINS」、「GOOD VIBRATIONS」)です。

つづいて、1967年のアルバム「WILD HONEY」から2曲(「WILD HONEY」、「DARLIN'」)、1968年のアルバム「FRIENDS」から1曲(「FRIENDS」)、1969年のアルバム「20/20」から2曲(「DO IT AGAIN」、「I CAN HEAR MUSIC」)、1970年のシングルが1曲(「COTTON FIELDS(THE COTTON SONG)」、1970年のアルバム「SUNFLOWER」から3曲(「THIS WHOLE WORLD」、「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」、「FOREVER」)、1971年のアルバム「SURF'S UP」から1曲(「SURF'S UP」)、1972年のアルバム「CARL AND THE PASSIONS “SO TOUGH”」から1曲(「ALL THIS IS THAT」)、1973年のアルバム「HOLLAND」から2曲(「SAIL ON, SAILOR」、「CALIFORNIA SAGA(ON MY WAY TO SUNNY CALIFORN-I-A)」)、1976年のアルバム「15 BIG ONES」から2曲(「ROCK AND ROLL MUSIC」、「IT'S OK」)、1979年のアルバム「L.A.(LIGHT ALBUM)」から1曲(「GOOD TIMIN'」)、1985年のアルバム「THE BEACH BOYS」から1曲(「GETCHA BACK」)、1989年のアルバム「STILL CRUISIN'」から1曲(「KOKOMO」)、そして、2012年のアルバム「THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO」から2曲(「THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO」、「ISN'T IT TIME」)となっています。1CDは、1「THAT'S WHY GOD MADE THE RADIO」、2「CALIFORNIA GIRLS」、3「SLOOP JOHN B.」、4「WOULDN'T IT BE NICE」、5「SURFER GIRL」、6「DO IT AGAIN」リマスター、7「SURFIN' SAFARI」モノラル・ミックスの2012年リマスター、8「SURFIN' U.S.A.」、9「DON'T WORRY BABY」、10「LITTLE DEUCE COUPE」、11「I GET AROUND」、12「FUN, FUN, FUN」、13「BE TRUE TO YOUR SCHOOL」リマスター、14「DANCE, DANCE, DANCE」、15「ALL SUMMER LONG」、16「HELP ME, RHONDA」シングル・ヴァージョン、17「ROCK AND ROLL MUSIC」リマスター、18「GOD ONLY KNOWS」、19「GOOD VIBRATIONS」、20「KOKOMO」の、全20曲入りです。年代順ではなくランダムに並べてあって、コレは再集結ツアーのセットリストを意識したのでしょう。ライヴの予習やお土産にもってこいなのですが、このベスト・アルバムがリリースされた時には、再集結ツアーは終わっていました。

(小島イコ)

posted by 栗 at 23:00| FAB4 | 更新情報をチェックする