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2026年09月15日
マージー・ビートのバンドで、今回紹介するのは「ホリーズ」です。1962年に英国マンチェスターで結成されたホリーズのメンバーは、アラン・クラーク(リード・ヴォーカル、ハーモニカ、ギター)、グラハム・ナッシュ(リズム・ギター、ヴォーカル)、エリック・ヘイドック(ベース)、ドン・ラスボーン(ドラムス)の4人でしたが、1963年にトニー・ヒックス(リード・ギター、ヴォーカル)を加えて、ドラマーがボビー・エリオットに交代して5人組となりました。その後、グラハム・ナッシュは1968年に脱退して「クロスビー、スティルス&ナッシュ」を結成し、後に「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」となります。1971年にはアラン・クラークがソロ活動をする為に一時的に脱退(顛末は後述)して、ホリーズの2枚看板だった二人がいなくなります。ところが、ホリーズはメンバー・チェンジを繰り返し、時にはグラハム・ナッシュやアラン・クラークが出戻りしながら、今年(2026年)8月まで活動をつづけました。活動休止の原因は、トニー・ヒックスとボビー・エリオットが引退を決めたからで、マージー・ビートのバンドではかなり長続きしています。その長い活動期間で、ホリーズはシングルを94作、オリジナル・スタジオ・アルバムを23作、ライヴ・アルバムを3作、それぞれリリースしていて、ホリーズと云うバンド名は「バディ・ホリー」が由来となっています。
ホリーズは、1963年5月にシングル「(AIN'T THAT)JUST LIKE ME」でEMI・パーロフォンからデビューしていて、EMI・パーロフォンはビートルズにつづくバンドとして売り出したのです。同年の3作目のシングル「STAY」が全英8位となり、翌1964年の4作目のシングル「JUST ONE LOOK」(ドリス・トロイのカバー)が全英2位となり、5作目のシングル「HERE I GO AGAIN」は全英4位となるなど、ヒット曲を連発しました。1965年の9作目のシングル「I'M ALIVE」は遂に全英首位!となり、1966年の12作目のシングル「I CAN'T LET GO」(リンダ・ロンシュタットによるカバーでも有名)が全英2位、そして、後に10ccを結成するグレアム・グールドマン作の14作目のシングル「BUS STOP」が全英5位・全米5位と、米国でもブレイクしました。メンバーのオリジナルである16作目のシングル「STOP STOP STOP」も全英2位・全米7位とヒットして、同1966年の英国での5作目のアルバム「FOR CERTAIN BECAUSE...」では全曲が、アラン・クラーク、グラハム・ナッシュ、トニー・ヒックスによるオリジナルとなりました。しかし、1968年にはグラハム・ナッシュ主導でサイケデリック路線へ走り、アルバム「EVOLUTION」とアルバム「BUTTERFLY」をリリースして商業的に失敗してしまい、グラハム・ナッシュの脱退へと繋がっています。
グラハム・ナッシュが難色を示していた全曲がボブ・ディランのカバーで構成されたアルバム「HOLLIES SING DYLAN」は、1969年にリリースされて、全英3位となっています。ホリーズは元・スウィンギング・ブルー・ジーンズのテリー・シルヴェスターを加入させて、同1969年にはシングル「SORRY SUZANNE(ごめんねスザンヌ)」(全英3位・全米56位)や、シングル「HE AIN'T HEAVY, HE'S MY BROTHER(兄弟の誓い)」(全英3位・全米7位)がヒット(この曲は、ピアノを無名時代のエルトン・ジョンが弾いていて、1988年にリバイバル・ヒットして全英首位!となっている)しますが、今度はアラン・クラークが1971年に脱退してしまいます。ところが、アラン・クラークが在籍中にレコーディングしたシングル「LONG COOL WOMAN(IN A BLACK DRESS)」が1972年に全米2位の大ヒットとなってしまい、アラン・クラークを復帰させる事となり、アラン・クラークは出戻りして1973年から2000年まで在籍しています。その後は1974年にシングル「THE AIR THAT I BREATHE(安らぎの世界へ)」(アルバート・ハモンドのカバー)が全英2位・全米6位とヒットしますが、徐々に低迷してゆきます。しかし、前述の通り、ホリーズと云う名のバンドは2026年まで活動をつづけていました。
それで、今回は2008年にEMIからリリースされた、ホリーズの3CDのベスト・アルバム「THE HOLLIES SPECIAL COLLECTION」を紹介します。CD1は、1「(AIN'T THAT)JUST LIKE ME」、2「TALKIN' ’BOUT YOU」、3「LUCILLE」、4「LITTLE LOVER」、5「HERE I GO AGAIN」、6「DON'T YOU KNOW」、7「TO YOU MY LOVE」、8「YOU'LL BE MINE」、9「WE'RE THROUGH」、10「VERY LAST DAY」、11「LOOK THROUGH ANY WINDOW」、12「SO LONELY」、13「I AM A ROCK」、14「I'M ALIVE」、15「BUS STOP」、16「TELL ME TO MY FACE」、17「CLOWN」、18「IT'S YOU」、19「AFTER THE FOX」、20「STOP STOP STOP」の、全20曲入りです。こちらは、1963年のデビュー曲「(AIN'T THAT)JUST LIKE ME」から、1966年の大ヒット曲「STOP STOP STOP」までからの選曲です。
CD2は、1「CARRIE ANNE」、2「DEAR ELOISE」、3「THEN THE HEARTACHES BEGIN」、4「PEGASUS」、5「POSTCARD」、6「RAIN ON THE WINDOW」、7「ON A CAROUSEL」、8「HAVE YOU EVER LOVED SOMEBODY?」、9「LEAVE ME」、10「LISTEN TO ME」、11「OPEN UP YOUR EYES」、12「WINGS」、13「DO YOU BELLEVE IN LOVE?」、14「GOODBYE TOMORROW」、15「HE AIN'T HEAVY, HE'S MY BROTHER」、16「FRIGHTENED LADY」、17「MAN WITHOUT A HEART」、18「TOO YOUNG TO BE MARRIED」、19「ISN'T IT NICE」、20「GASOLINE ALLEY BRED」の、全20曲入りです。こちらは、1967年の「CARRIE ANNE」から、1970年の「GASOLINE ALLEY BRED」までからの選曲で、12「WINGS」までがグラハム・ナッシュ在籍時代の曲となっています。
CD3は、1「LONG COOL WOMAN(IN A BLACK DRESS)」、2「HOLD ON」、3「TO DO WITH LOVE」、4「A LITTLE THING LIKE LOVE」、5「IF IT WASN'T FOR THE REASON THAT I LOVE YOU」、6「THE DAY THAT CURLY BILLY SHOT DOWN CRAZY SAM McGEE」、7「THE AIR THAT I BREATHE」、8「NO MORE RIDERS」、9「DRAGGIN' MY HEELS」、10「DADDY DON'T MIND」、11「CARACAS」、12「LET IT POUR」、13「SOLDIER'S SONG」、14「TAKE MY LOVE AND RUN」、15「TOO MANY HEARTS GET BROKEN」、16「THIS IS IT」、17「REUNION OF THE HEART」、18「FIND ME A FAMILY」、19「THE WOMAN I LOVE」、20「PURPLE RAIN」の、全20曲入りで、合計60曲入りです。こちらは、1971年の「LONG COOL WOMAN(IN A BLACK DRESS)」から、1993年の「THE WOMAN I LOVE」までからの選曲となっていますが、1「LONG COOL WOMAN(IN A BLACK DRESS)」〜12「LET IT POUR」の12曲が1970年代で、13「SOLDIER'S SONG」〜18「FIND ME A FAMILY」の6曲が1980年代で、19「THE WOMAN I LOVE」〜20「PURPLE RAIN」の2曲が1990年代と、駆け足で辿る選曲となっています。最後の「PURPLE RAIN」は、あのプリンス殿下の超有名曲のカバーで、最初は同名異曲かと思って聴いたら、本当にプリンスのカバーだったので驚きました。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
FAB4
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NHK BS 18:00〜18:44
第三回「ほおずきの調べ」
内山理名 AS 七化けのお千代
「雲霧仁左衛門3」第三回の、今年初めての再放送です。第三回では、冒頭から江戸の町を歩く理名ちゃんが演じる七化けのお千代姐さんが登場します。雲霧仁左衛門の指図で、お千代姐さんは豊田屋の内偵にむかいます。しかし、安部式部も内偵をもちいて、探り合いとなります。騙し合いの末、引き分けと云ったところでしょう。安部式部は、雲霧仁左衛門の正体を知っているはずなのに、対面しても捕まえる事は出来ず、一騎打ちになっても引き分けばかりで、まるでゲーム感覚で雲霧仁左衛門との対決を楽しんでいるかの様に見えます。
(姫川未亜)
posted by 栗 at 18:44|
RINA
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2026年09月14日
「マージー・ビート」のバンドを紹介していますが、今回は「DC5」こと「デイヴ・クラーク・ファイブ」を取り上げます。英国ロンドンの下町トッテナム出身で1958年に結成されたデイヴ・クラーク・ファイブは、メンバー・チェンジを経て、デイヴ・クラーク(ドラムス、ヴォーカル)、マイク・スミス(リード・ヴォーカル、ピアノ、オルガン)、レニー・デビッドソン(ギター、ヴォーカル)、リック・ハクスリー(ベース、ギター、ヴォーカル)、デニス・ペイトン(サックス、ギター、ヴォーカル)の5人組となりましたが、名前で分かる通りにドラマーのデイヴ・クラークがリーダーです。このバンドも「ハーマンズ・ハーミッツ」同様に、ナイアガラの元ネタになっているのでつづけて紹介しますが、デイヴ・クラークはドラマーでありながら、オリジナル曲をマイク・スミスとの共作も含めて数多く書いています。ビートルズ・ファンには、リンゴ・スターによるドラムスを、ジョン・レノンが「デイヴ・クラークみたいだ」とバカにしたエピソードが有名かもしれません。
デイヴ・クラーク・ファイブは、下積みを経て、1962年にシングル「I KNEW IT ALL THE TIME」でメジャー・デビューしましたが、しばらくは鳴かず飛ばずでした。それが、1963年のシングル「DO YOU LOVE ME」が全英30位・全米11位となり、同年のシングル「GLAD ALL OVER」が全英首位!・全米6位となってブレイクしました。この時期から英国コロムビア・米国エピックからのリリースとなり、「GLAD ALL OVER」の前に全英首位!だったのが、ビートルズの「I WANT TO HOLD YOUR HAND(抱きしめたい)」だったので、デイヴ・クラーク・ファイブは一躍「ビートルズのライバル」と云われる様になったのです。その後は英国よりも米国で人気となり、1965年の「BECAUSE」(全米3位)や「OVER AND OVER」(全米首位!)など快進撃をつづけます。米国での人気が落ちた1967年からは、逆に本国である英国で人気となり、1970年の解散まで英国ではトップ10ヒットを連発しました。
それで、アルバムも英米で別の選曲で何作もリリースしてヒットさせているのですけれど、デイヴ・クラーク・ファイブのアルバムはベスト・アルバムしか正式にはCD化されていません。と申しますのも、デイヴ・クラーク・ファイブの原盤権は、他でもないデイヴ・クラーク本人が持っているので、レコード会社が勝手にCD化する事が出来ず、デイヴ・クラーク本人がデジタル・リマスターして編纂したベスト・アルバムしかCD化していないからなのです。その上、デイヴ・クラークは1960年代に多くのバンドが出演していたテレビ番組の版権も所有していて、その映像を他のバンドが商品化する際にもデイヴ・クラークの許可が必要で、当然ながらデイヴ・クラークにお金が入る様になっているのです。デイヴ・クラークには先見の明があって、1960年代の現役時代に入った印税で版権ビジネスを始めていて、結果的に大儲けしたと云うわけです。故に、デイヴ・クラーク・ファイブのアルバムも自分で管理しているので、ベスト・アルバムしかCD化しない方針なのでしょう。
それで、あたくしはデイヴ・クラーク・ファイブのCDを3枚持っているのですけれど、それが1993年にEMIからリリースされたアルバム「GLAD ALL OVER AGAIN」全26曲入りと、2008年にユニバーサルからリリースされたアルバム「THE DAVE CLARK FIVE THE HITS」全28曲入りと、2018年に日本のオールデイズからリリースされたアルバム「THE BEST OF THE DAVE CLARK 5」全24曲入りでありましてですね、どれも同じ様な選曲となっています。オールデイズ盤は盤起こしで、他のオリジナル・アルバムも何作かCD化しているのですけれど、デイヴ・クラークの許可は取っていないのではないでしょうか。
それで、ガッツリとデイヴ・クラークがリマスターしてプロデュースしている、ベスト・アルバム「THE DAVE CLARK FIVE THE HITS」を紹介します。ジャケットはベスト・アルバム「GLAD ALL OVER AGAIN」ですけれど、それがですね、ベスト・アルバム「THE DAVE CLARK FIVE THE HITS」の方は文字だけのジャケットだから味気ないので、メンバーの写真が載っているこっちにしました。このアルバム「GLAD ALL OVER AGAIN」では「50 MILLION SELLERS」となっているところが、アルバム「THE DAVE CLARK FIVE THE HITS」では「SOLD OVER 100 MILLION RECORDS」と倍になっていて、1993年から2008年の間にそんなに売れたのでしょうか。
内容は、1「DO YOU LOVE ME」、2「GLAD ALL OVER」、3「BITS AND PIECES」、4「CAN'T YOU SEE THAT SHE'S MINE」、5「EVERYBODY KNOWS(I STILL LOVE YOU)」、6「DON'T LET ME DOWN」、7「ANY WAY YOU WANT IT」、8「WILD WEEKEND」、9「CATCH US IF YOU CAN」、10「BECAUSE」、11「I LIKE IT LIKE THAT」、12「REELIN' AND ROCKIN'」、13「OVER AND OVER」、14「COME HOME」、15「YOU GOT WHAT IT TAKES」、16「TRY TOO HARD」、17「EVERYBODY KNOWS」、18「I'LL BE YOURS MY LOVE」、19「NINETEEN DAYS」、20「LOOK BEFORE YOU LEAP」、21「’TIL THE RIGHT ONE COME ALONG」、22「ALL NIGHT LONG」、23「GOOD OLD ROCK'N'ROLL(MEDLEY):GOOD OLD ROCK'N'ROLL〜SWEET LITTLE SIXTEEN〜LONG TALL SALLY〜CHANTILLY LACE〜WHOLE LOTTA SHAKIN' GOIN' ON〜BLUE SUEDE SHOE〜GOOD OLD ROCK'N'ROLL」、24「SHA-NA-NA HEY HEY KISS HIM GOODBYE」、25「HERE COMES SUMMER」、26「PUT A LITTLE LOVE IN YOUR HEART」、27「EVERYBODY GET TOGETHER」、28「UNIVERSAL LOVE」の、全28曲入りです。
これがあればベスト・アルバム「GLAD ALL OVER AGAIN」は要らなくなったのか、と云うと、そうは問屋が卸さないわけで、「LIVE IN THE SKY」(ビートルズの「ALL YOU NEED IS LOVE」を引用している)、「THE RED BALLOON」、「MORE GOOD OLD ROCK'N'ROLL」は、ベスト・アルバム「THE DAVE CLARK FIVE THE HITS」には収録されておりません。盤起こしのオールデイズ盤にも「THINKING OF YOU BABY」、「AT THE SCENE」、「WHEN」、「THE MULBERRY BUSH」と云った曲が入っていて他の2作とは別の選曲となっているので、買わずにはいられないわけですなあ。何と云ってもデイヴ・クラークの単独作である「BECAUSE」1曲でも歴史に名を残すバンドでありましてですね、1984年のアルバム「EACH TIME」の頃の大瀧師匠は、かなり「DC5」しています。そもそも、1972年のアルバム「大瀧詠一」に収録されている「ウララカ」の冒頭部分が、DC5の「OVER AND OVER」なんですよ。ジョンもリンゴをバカにして「DC5みたいだ」などと云っておきながら、チャッカリと「DON'T LET ME DOWN」とか「BECAUSE」とか同名異曲を書いているわけで、ライバル意識があったのでしょうなあ。1986年にデイヴ・クラークが手掛けたミュージカル「TIME」では、ジュリアン・レノンが「BECAUSE」をカバーしています。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
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2026年09月13日
連載「ポールの道」のビートルズのライバルを追った「BEAT THE BEATLES」も、「ビーチ・ボーイズ編」、「ビーチ・ボーイズ外伝」、「ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズ編」、「ゾンビーズ編」、「ローリング・ストーンズ編」、「キンクス編」と進みました。次は「フー編」となるわけですけれど、その前に、ビートルズやローリング・ストーンズやキンクスやフー以外の「マージー・ビート」のバンドを幾つか取り上げます。それで、その後に取り上げる「THE WHO」の呼び方問題があるのですけれど、「THE BEATLES」は「ビートルズ」だし、「THE BEACH BOYS」は「ビーチ・ボーイズ」だし、「THE ZOMBIES」は「ゾンビーズ」だし、「THE ROLLING STONES」は「ローリング・ストーンズ」だし(かつては「ストーンズ」だったけれど、現在では日本の男性アイドル・グループと混同するので「ローリング・ストーンズ」となり、何故キャリアが桁違いに長いローリング・ストーンズが呼び方を変えなきゃいけないのかは謎)、「THE KINKS」は「キンクス」なわけで、「THE WHO」だけが「ザ・フー」と呼ばれているのは変だと思うのですよ。それ故に、ここでは「フー」と呼びます。
さて、一言で「マージー・ビート」と云っても、色々なバンドが1960年代には活躍していました。それで、ビートルズみたいに、ほぼ1960年代末期には解散したバンドも多いし、ビーチ・ボーイズやローリング・ストーンズの様に解散せずに2026年の現在でも活動をつづけているバンドもあります。普通はビートルズみたいに下積み時代から数えて10余年も活動すると、メンバー・チェンジするか、解散するのが自然です。ビーチ・ボーイズの場合は名前だけが残っていて、ウィルソン3兄弟は亡くなっているし、ブルース・ジョンストンもツアーから引退したので、マイク・ラヴがひとりでビーチ・ボーイズを名乗っているわけで、アル・ジャーディンは別に「ペット・サウンズ・バンド」として活動しています。ローリング・ストーンズに関しては、オリジナル・メンバーはミック・ジャガーとキース・リチャーズの二人しかいませんが、まあ、あの方たちはもう別次元のバンドです。
さて、今回は「ハーマンズ・ハーミッツ」を取り上げます。何故、ハーマンズ・ハーミッツからなのかと云うとですね、ハーマンズ・ハーミッツは1966年にキンクスの「DANDY」をカバーしていて、それが何と全米5位の大ヒットとなったからです。ハーマンズ・ハーミッツのオリジナル・メンバーは、ピーター・ヌーン(リード・ヴォーカル)、デレク・レッケンビー(リード・ギター)、キース・ホプウッド(リズム・ギター、バッキング・ヴォーカル)、カール・グリーン(ベース、バッキング・ヴォーカル)、バリー・ホイットワム(ドラムス)の5人です。マンチェスター出身のハーマンズ・ハーミッツは、1964年8月にデビュー・シングル「I'M INTO SOMETHING GOOD(朝からゴキゲン)」をEMI・コロムビア/MGMからリリースして、いきなり全英首位!・全米13位となりました。その後もヒット曲を連発したのですが、1971年にリード・ヴォーカルでバンドの顔だったピーター・ヌーンが脱退して、事実上は解散しています。ところが、ドラマーのバリー・ホイットワムはその後も新たなメンバーを加入させてハーマンズ・ハーミッツとして活動していて、ピーター・ヌーンもハーマンズ・ハーミッツを名乗って活動しているので、二つのハーマンズ・ハーミッツが現在も存在しています。ハーマンズ・ハーミッツの魅力は何と云ってもシングル・ヒット曲なので、2005年にEMIからリリースされたピーター・ヌーン在籍時代の英国での全シングルAB面曲を収録した2CDの「THE VERY BEST OF HERMANS HERMITS」を紹介します。
CD1は、1「I'M INTO SOMETHING GOOD」、2「YOUR HAND IN MINE」、3「SHOW ME GIRL」、4「I KNOW WHY」、5「SILHOUETTES」、6「CAN'T YOU HEAR MY HEART BEAT」、7「WONDERFULL WORLD」、8「DREAM ON DREA ON」、9「JUST A LITTLE BIT BETTER」、10「TAKE LOVE GIVE LOVE」、11「A MUST TO AVOID」、12「THE MAN WITH THE CIGAR」、13「YOU WON'T BE LEAVING」、14「LISTEN PEOPLE」、15「THE DOOR SWINGS BOTH WAYS」、16「FOR LOVE」、17「NO MILK TODAY」、18「MY RESERVATION'S BEEN CONTIRMED」、19「EAST WEST」、20「WHAT IS WRONG - WHAT IS RIGHT」、21「THERE'S A KIND OF HUSH」、22「GASLITE STREET」、23「MUSEUM」、24「MOONSHINE MAN」、25「I CAN TAKE OR LEAVE YOUR LOVING」、26「MARCEL'S」、27「SLEEPY JOE」、28「JUST ONE GIRL」の、全28曲入りです。1964年8月のデビュー曲「I'M INTO SOMETHING GOOD」から、1968年3月のシングル「SLEEPY JOE」までのシングル両面となっています。
1「I'M INTO SOMETHING GOOD」は全英首位!・全米13位、3「SHOW ME GIRL」は全英19位で、この2曲はゴフィン&キング作です。5「SILHOUETTES」は全英3位・全米5位、6「CAN'T YOU HEAR MY HEART BEAT(ハートがドキドキ)」は全米2位(英国ではB面曲)、7「WONDERFULL WORLD」は全英7位・全米4位、9「JUST A LITTLE BIT BETTER」は全英15位・全米7位、11「A MUST TO AVOID」は全英6位・全米8位、13「YOU WON'T BE LEAVING」は全英20位、14「LISTEN PEOPLE」は全米3位(英国ではB面曲)で、後に10ccを結成するグレアム・グールドマン作、15「THIS DOOR SWINGS BOTH WAYS」は全英18位・全米12位、17「NO MILK TODAY」は全英7位・全米35位、19「EAST WEST」は全英37位・全米27位で、この2曲もグレアム・グールドマン作、21「THERE'S A KIND OF HUSH(見つめあう恋)」は全英7位・全米4位(この曲は後にカーペンターズがカバーしてヒットさせていますが、オリジナルはハーマンズ・ハーミッツです)、23「MUSEUM」は全英52位・全米39位、25「I CAN TAKE OR LEAVE YOUR LOVING」は全英11位・全米22位、25「SLEEPY JOE」は全英12位・全米61位となっています。
CD2は、1「SUNSHINE GIRL」、2「NOBODY NEEDS TO KNOW」、3「SOMETHING'S HAPPENING」、4「THE MOST BEAUTIFUL THING IN MY LIFE」、5「MY SENTIMENTAL FRIEND」、6「MY LADY」、7「HERE COMES THE STAR」、8「IT'S ALRIGHT NOW」、9「YEARS MAY COME YEARS MAY GO」、10「SMILE PLEASE」、11「BET YER LIFE I DO」、12「SEARCHING FOR THE SOUTHERN SUN」、13「LADY BARBARA」、14「DON'T JUST STAND THERE」、15「OH YOU PRETTY THING」と、ここまでが英国での1968年のシングル「SUNSHINE GIRL」から、1971年のシングル「OH YOU PRETTY THING」までとなっています。1「SUNSHINE GIRL」は全英8位・全米101位、3「SOMETHING'S HAPPENING」は全英6位・全米130位、4「THE MOST BEAUTIFUL THING IN MY LIFE」は全米131位(英国ではB面曲)と、この辺の1968年には米国では完全に売れなくなったのですが、5「MY SENTIMENTAL FRIEND」全英2位、7「HERE COMES THE STAR」全英33位、9「YEARS MAY COME YEARS MAY GO」全英7位、11「BET YER LIFE I DO」全英22位、13「LADY BARBARA」全英13位、15「OH YOU PRETTY THING」全英12位(デヴィッド・ボウイ作)と、英国ではピーター・ヌーン脱退までは人気がありました。
CD2のつづきは、16「LEANING ON A LAMP POST」、17「HOLD OUT!」、18「I'M HENERY THE EIGHTH I AM」、19「THE END OF THE WORLD」、20「MRS BROWN YOU'VE GOT A LOVELY DAUGHTER」、21「I GOTTA DREAM ON」、22「DANDY」、23「DON'T GO OUT INTO THE RAIN」で、コレはですね、米国で独自にシングル・カットされた曲なのですけれど、16「LEANING ON A LAMP POST」は全米9位、18「I'M HENERY THE EIGHTH I AM(ヘンリー8世君)」と、20「MRS BROWN YOU'VE GOT A LOVELY DAUGHTER(ミセス・ブラウンのお嬢さん)」の2曲は全米首位!、前述のキンクスのカバー、22「DANDY」は全米5位となっています。つまり、全米首位!となって日本でも有名な「ヘンリー8世君」(エンディングで「シェー!」と云っている)や「ミセス・ブラウンのお嬢さん」は、英国ではシングル・カットされていません。1965年から1966年にかけては本国の英国だけではなく、いやそれ以上に米国では大ヒット曲を連発していたので、1968年頃から米国では鳴かず飛ばずになったのが、落ちぶれたと感じられたのでしょうなあ。どうやら、1967年の米国でのツアーの前座がフーで、完全に食われてしまって人気がガタ落ちしたらしいのです。そりゃあ、ブッキングした奴が悪いですなあ。
CD2はその後にボーナス・トラックとして、24「HEARTBEAT」、25「FOR YOUR LOVE」、26「BUS STOP」、27「WINGS OF LOVE」、28「LONDON LOOK」の5曲が収録されていて、全28曲入りで合計56曲入りです。ハーマンズ・ハーミッツは基本的には曲を書くメンバーがいなかったので、オリジナル曲も他人に書いてもらっていたし、他のバンドのカバー曲もたくさん演奏していました。最後のボーナス・トラックでは、ヤードバーズの「FOR YOUR LOVE」、ホリーズの「BUS STOP」、オリジナルの「LONDON LOOK」の3曲が、グレアム・グールドマン作です。本編での「LISTEN PEOPLE」、「NO MILK TODAY」、「EAST WEST」と合わせて、6曲もグレアム・グールドマンが書いた曲を取り上げています。しかも、ホリーズで大ヒットした「BUS STOP」は、元々はグレアム・グールドマンがハーマンズ・ハーミッツ用に書いたとも云われています。その辺も、運がないですね。ハーマンズ・ハーミッツは「ハートがドキドキ、朝からゴキゲン」で、ナイアガラの元ネタの宝庫でもあるので、1CDのベスト・アルバムでも良いので聴いてみて下さい。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
FAB4
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NHK BSプレミアム4K 10:45〜11:28
第八回(最終回)「死闘の果て」
内山理名 AS 七化けのお千代
「雲霧仁左衛門3」第八回(最終回)の、今年初めての再放送です。最終回での雲霧一党の狙いは、藤堂家江戸上屋敷です。お千代姐さんは藤堂家に潜入して、まんまと一万両を奪い取った雲霧一党でした。磯部の悪巧みも解決し、関口も処刑され、磯部は自害しました。雲霧仁左衛門は安部式部と決闘をしますが、途中で姿をくらましました。原作のストーリーは「雲霧仁左衛門2」までで描き切っているので、「雲霧仁左衛門3」からは原作にはないオリジナル脚本となっていて、つまりは設定だけ原作から頂いて脚本家が好き放題で書いています。先を急ぐと、昨年(2025年)に放送された第7作目の「雲霧仁左衛門ファイナル」までつづくのですけれど、最後の最後まで、雲霧仁左衛門と安部式部の戦いは決着がつかずに完結しています。
(姫川未亜)
posted by 栗 at 11:28|
RINA
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2026年09月12日
2018年に再集結したキンクスの、レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス、ミック・エイヴォリーの3人は、2018年にアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」の50周年記念盤を、2019年にアルバム「ARTHUR(OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE)」の50周年記念盤を、2020年にアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」の50周年記念盤を、2022年にアルバム「MUSWELL HILLVILLIES」とアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」の50周年記念盤を、それぞれリリースしました。そして、2023年3月には2CDのオールタイム・ベスト・アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」(全英41位)を、同年11月には続編の2CDのオールタイム・ベスト・アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」(全英93位)をリリースしました。この2作は、1964年のデビューから1971年までのパイ時代と、1971年から1975年までのRCA時代の楽曲を、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人が選曲して、年代順ではなく並べ替えてあって、CD4枚で合計70曲中、パイ時代から51曲、RCA時代から19曲が選ばれているのですが、RCA時代の楽曲は未発表ライヴ・ヴァージョンや未発表リミックス音源なども収録されています。このコンピレーション・アルバム「THE KINKS THE JOURNEY」は、キンクスの結成60周年記念盤でもあります。
そして、記憶も新しい2025年7月11日に、第3弾となるアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 3」が「Sony BMG」からリリースされました。コレもやはり、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人が選曲しているのですが、なかなかとんでもない事になっています。先ずは、CD1は、1「CATCH ME NOW I'M FALLING」シングル・エディット、2「(WISH I COULD FLY LIKE)SUPERMAN」、3「A ROCK'N'ROLL FANTASY」、4「SLEEPWALKER」、5「LIVING ON A THIN LINE」、6「COME DANCING」、7「AROUND THE DIAL」、8「DO IT AGAIN」、9「BETTER THINGS」シングル・ミックス、10「DESTROYER」、11「LOW BUDGET」、12「MISFITS」の、全12曲入り「49分21秒」です。こちらは1977年から1984年までのアリスタ時代からの選曲ですが、ミック・エイヴォリーはアリスタ時代の最後のアルバム「WORD OF MOUTH」を最後に、デイヴ・デイヴィスとの確執でキンクスから脱退しているので、3人で選曲するとここまでだったのでしょう。
CD1のアリスタ時代からは、1「CATCH ME NOW I'M FALLING」〜2「(WISH I COULD FLY LIKE)SUPERMAN」、11「LOW BUDGET」は1979年の17作目のアルバム「LOW BUDGET」から、3「A ROCK'N'ROLL FANTASY」、12「MISFITS」は1978年の16作目のアルバム「MISFITS」から、4「SLEEPWALKER」は1977年の15作目のアルバム「SLEEPWALKER」から、5「LIVING ON A THIN LINE」、8「DO IT AGAIN」は1984年の20作目のアルバム「WORD OF MOUTH」から、6「COME DANCING」は1983年の19作目のアルバム「STATE OF CONFUSION」から、7「AROUND THE DIAL」、9「BETTER THINGS」〜10「DESTROYER」は1981年の18作目のアルバム「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」からとなっています。全ての曲が最新リマスターされているのですが、第2の黄金時代だったアリスタ時代からたったの12曲では少な過ぎます。せめてシングル曲はもう少し入れて欲しかったし、やはり「JUKE BOX MUSIC」が入っていないのは困ったちゃんなのです。この「THE KINKS THE JOURNEY」は、それぞれ2CDの他に2LPでも出ているので、そっちに合わせたのかもしれませんが、一寸物足りないです。
問題はCD2で、1「ONE OF OUR DJS IS MISSING」、2「TILL THE END OF THE DAY」、3「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」、4「LOW BUDGET」、5「APEMAN」、6「PHOBIA」、7「ONLY A DREAM」、8「SCATTERED」、9「CELLULOID HEROES」、10「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」、11「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」、12「THE INFORMER」、13「DEATH OF A CLOWN」、14「SUNNY AFTERNOON」、15「YOU REALLY GOT ME」、16「DAYS」の、全16曲入り「53分26秒」で、合計28曲入り「102分45秒」です。このCD2は何なのかと云うとですね、1993年のロイヤル・アルバート・ホールでのキンクスの、未発表ライヴ音源なのです。つまり、発表されるまで32年も経ってしまったものの、この「THE KINKS THE JOURNEY PART 3」のCD2は、新作アルバムなのです。アルバム「PHOBIA」収録曲以外は、スタジオ・ヴァージョンが既に選ばれている曲も、ライヴの流れを重視したのか、それともそもそも意味がないのか、普通に全曲がダブリ捲っているものの、何せ全編未発表ライヴ・ヴァージョンなのですから、こりゃあもう堪りませんなあ。
最初の1「ONE OF OUR DJS IS MISSING」はオーバーチュアで、2「TILL THE END OF THE DAY」〜3「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」は1965年の3作目のアルバム「THE KINKS KONTROVERSY」から、4「LOW BUDGET」は1979年の17作目のアルバム「LOW BUDGET」から、5「APEMAN」は1970年の8作目のアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」から、6「PHOBIA」〜7「ONLY A DREAM」〜8「SCATTERED」、12「INFORMER」は1993年の23作目のアルバム「PHOBIA」から、9「CELLULOID HEROES」は1972年の10作目のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」から、10「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」は1966年のシングル「SUNNY AFTERNOON」のB面曲、11「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」は1966年のシングル曲、13「DEATH OF A CLOWN」は1967年の5作目のアルバム「SOMETHING ELSE BY THE KINKS」から、14「SUNNY AFTERNOON」は1966年の4作目のアルバム「FACE TO FACE」から、15「YOU REALLY GOT ME」は1964年のデビュー・アルバム「KINKS」から、16「DAYS」は1968年のシングル曲で1991年のEP「DID YA」でリメイクした曲です。
コレの何がスゴイのかと云うと、オールタイム・ベスト・アルバム合計6枚の内の最後の1枚を、丸々全部未発表ライヴ・ヴァージョンにしてしまった事です。コレがあるので、パイ時代〜RCA時代〜アリスタ時代〜コロムビア時代の楽曲がフォローされているわけで、だったらこの際だから、アリスタ時代とコロムビア時代の間だったロンドン/MCA時代の1986年の21作目のアルバム「THINK VISUAL」と1989年の22作目のアルバム「UK JIVE」からの曲も1曲ずつでも入れてくれたら良かったのになあ、と高望みもしてしまいます。「THE KINKS THE JOURNEY」は3作共に大々的にオススメですが、特にこの3作目の「THE KINKS THE JOURNEY PART 3」はチャート入りしていませんが、熱烈にオススメ致します。何せ、CD1枚丸ごと未発表ライヴ・ヴァージョンなんですから、こりゃあ、買わなければいけませんなあ。そして、このライヴ音源が1993年のアルバム「PHOBIA」の時だと云うのも重要です。そうです、そうなんですよ、キンクスの2度目の来日公演も1993年だったわけで、その時のセットリストに近い内容なのです。それにしたって、何故にこのアルバム「THE KINKS THE JOURNEY」は日本盤が出なかったのでしょうか。単なるベスト・アルバムではなく、このCD6枚に及んだ「THE KINKS THE JOURNEY」は、立派な新作アルバムなのですよ。と云うわけで、こうしてキンクスの3人が何やら動いているので、今後も何らかの嬉しいニュースがあるかもしれませんが、「BEAT THE BEATLES」のキンクス編は今回でおしまいです。ご清聴、ありがとうございました。
(小島イコ)
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2026年09月11日
2018年に再集結した、レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス、ミック・エイヴォリーの3人は、キンクスのオールタイム・ベスト・アルバムで2CDの「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」(全英41位)を、2023年3月24日に「Sony BMG」からリリースしました。四つのパートに分けられた全36曲から構成されたアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」は、1964年のデビューから1971年までのパイ時代と、1971年から1975年までのRCA時代の楽曲から、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人が選曲して年代順ではなく曲が並べ替えられていました。「YOU REALLY GOT ME」や「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」や「WATERLOO SUNSET」と云った大ヒット曲だけではなく、シングルのB面曲やアルバムに収録された余り有名ではない楽曲も選曲されていましたが、「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」と云う事は、当然ながらつづきがあるわけです。そして、2023年11月17日に「Sony BMG」から、続編のアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」が、やはり2CDでリリースされました。こちらも、やはりレイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人が選曲していて、1965年のパイ時代から1975年のRCA時代までの楽曲を、年代順ではなく並べ替えてあり、四つのパートに分けられています。
CD1は、「The world around the journeyman starts to crumble as his life is turned upside down」として、1「TILL THE END OF THE DAY」、2「PRESERVATION」、3「DAVID WATTS」、4「THIS TIME TOMORROW」別テイク・2020MIX、5「A WELL RESPECTED MAN」、6「MONICA」、7「SCRAPHEAP CITY」、8「HE'S EVIL」で、ここからは「The journeyman is led astray by ghosts and a dark angel」となって、9「LOLA」、10「SUNNY AFTERNOON」、11「ANIMAL FARM」、12「CREEPING JEAN」、13「TWO SISTERS」、14「SEE MY FRIENDS」、15「MONEY TALKS」2023 MIX、16「NO RETURN」、17「DON'T YOU FRET」の、全17曲入り「50分26秒」です。
1「TILL THE END OF THE DAY」は1965年の3作目のアルバム「THE KINKS KONTROVERSY」から、2「PRESERVATION」は1974年のシングル、3「DAVID WATTS」、13「TWO SISTERS」、16「NO RETURN」は1967年の5作目のアルバム「SOMETHING ELSE BY THE KINKS」から、4「THIS TIME TOMORROW」は1970年の8作目のアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」収録曲の別テイク、5「A WELL RESPECTED MAN」、17「DON'T YOU FRET」は1965年のEP「KWYET KINKS」から、6「MONICA」、11「ANIMAL FARM」は1968年の6作目のアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」から、7「SCRAPHEAP CITY」〜8「HE'S EVIL」は1974年の12作目のアルバム「PRESERVATION ACT 2」から、9「LOLA」は1970年の8作目のアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」から(チェリー・コーラ・シングル・ヴァージョン)、10「SUNNY AFTERNOON」は1966年の4作目のアルバム「FACE TO FACE」から、12「CREEPING JEAN」は1969年のシングル「HOLD MY HAND」のB面曲、14「SEE MY FRIENDS」は1965年のシングル、15「MONEY TALKS」は1974年の12作目のアルバム「PRESERVATION ACT 2」収録曲の未発表別ミックス、となっています。こちらは、パイ時代から13曲、RCA時代から4曲で、その内に未発表別ミックスが1曲です。
CD2は、「Our journeyman is seduced by those ghosts and demons of the underworld and searches for his lost innocence」として、1「I NEED YOU」、2「RAINY DAY IN JUNE」、3「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」、4「WHERE ARE THEY NOW?」、5「WICKED ANNABELLA」、6「ALCOHOL」、7「SUSANNAH'S STILL ALIVE」、8「20TH CENTURY MAN」、9「SITTING BY THE RIVERSIDE」、10「ARTIFICIAL MAN」2023 MIX、ここからは「Despair turns to elation as journeyman overcomes his fear. Reunites with old friends」となり、11「NEW VICTORIA SUITE - EVERYBODY'S A STAR(STARMAKER)」LIVE 2023MIX、12「NEW VICTORIA SUITE - SLUM KIDS」LIVE 2023MIX、13「NEW VICTORIA SUITE - (A)FACE IN THE CROWD」LIVE 2023MIX、14「HOLIDAY ROMANCE」、15「BIG SKY」、16「LINCOLN COUNTY」、17「GOD'S CHILDREN」の、全17曲入り「58分9秒」で、合計34曲入り「108分35秒」です。
1「I NEED YOU」は1965年のシングル「SET ME FREE」のB面曲、2「RAINY DAY IN JUNE」は1966年の4作目のアルバム「FACE TO FACE」から、3「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」は1966年のシングル、4「WHERE ARE THEY NOW?」は1973年の11作目のアルバム「PRESERVATION ACT 1」収録曲の未発表別ミックス、5「WICKED ANNABELLA」、9「SITTING BY THE RIVERSIDE」、15「BIG SKY」は1968年の6作目のアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」から、6「ALCOHOL」、8「20TH CENTURY MAN」は1971年の9作目のアルバム「MUSWELL HILLBILLIES」から、7「SUSANNAH'S STILL ALIVE」は1967年のシングル、10「ARTIFICIAL MAN」は1974年の12作目のアルバム「PRESERVATION ACT 2」収録曲の未発表別ミックス、11「NEW VICTORIA SUITE - EVERYBODY'S A STAR(STARMAKER)」、13「NEW VICTORIA SUITE - (A)FACE IN THE CROWD」は1975年の13作目のアルバム「THE KINKS PRESENT SOAP OPERA」収録曲の未発表ライヴ・ヴァージョン、12「NEW VICTORIA SUITE - SLUM KIDS」は1974年の12作目のアルバム「PRESERVATION ACT 2」の1998年にリイシューされたCDにボーナス・トラックとして収録されていた曲の未発表ライヴ・ヴァージョン、14「HOLIDAY ROMANCE」は1975年の13作目のアルバム「THE KINKS PRESENT SOAP OPERA」から、16「LINCOLN COUNTY」は1968年のシングル、17「GOD'S CHILDREN」は1971年のサントラ盤「PERCY」からとなっています。CD2は、パイ時代から9曲、RCA時代から8曲で、「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」では、合計でパイ時代から22曲、RCA時代から12曲となっています。
パイ時代からRCA時代までからの選曲は、「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」と「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」の計CD4枚なのですけれど、その割合は全70曲中、パイ時代から51曲、RCA時代から19曲となっています。このアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」の選曲は、何と云っても未発表ミックスと未発表ライヴ・ヴァージョンが、合わせて6曲も収録されている点がポイントが高いのです。特に「NEW VICTORIA SUITE」と題されたCD2中盤の3曲は、完全なる未発表ライヴ・ヴァージョンなわけで、他の未発表3曲同様にこのアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」用に新たにリミックスされています。デイヴ・デイヴィスの曲は、前作アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」では各パートに1曲ずつで4曲入っていましたが、こちらのアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」では3曲(「CREEPING JEAN」、「SUSANNAH'S STILL ALIVE」、「LINCOLN COUNTY」)となっています。その代わりに、最初のパートには「SCRAPHEAP CITY」が入っているのです。コレはですね、悪名高いアルバム「PRESERVATION ACT 2」の収録曲なのですけれど、リード・ヴォーカルがレイ・デイヴィスでもデイヴ・デイヴィスでもなく、女性シンガーが丸っと1曲歌っているのです。他にも、何故この曲が選ばれているのだ?とか、シングルB面曲が選ばれているのに肝心なそのシングルのA面曲が選ばれていないのはどうしてなのか?とか、色々とツッコミどころもある選曲にはなっています。1964年から1975年までの11年間の楽曲をシャッフルしても、音楽性が一貫しているのは、流石はキンクスではあります。こちらの「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」は全英93位でしたが、この次のアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 3」は、更に驚きの内容となるのでした。
(小島イコ)
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2026年09月10日
2016年にナイトの爵位を授与され「サー・レイモンド・ダグラス・デイヴィス、CBE」となったレイ・デイヴィスは、2017年にソロ・アルバム「AMERICANA」(全英15位・全米79位)を、翌2018年に続編のアルバム「OUR COUNTRY:AMERICANA ACT U」(全英58位)をリリースして、米国に移住してからの体験を元にしたコンセプト・アルバムを完成させました。この頃になると、2代目のキーボード奏者だったゴードン・エドワーズが2003年に亡くなり、初代ベーシストだったピート・クウェイフが2010年に亡くなり、4代目のベーシストだったジム・ロッドフォードが2018年に亡くなり、3代目のキーボード奏者だったイアン・ギボンズが2019年に亡くなり、初代キーボード奏者だったジョン・ゴスリングが2023年に亡くなっています。キンクスの歴代メンバーは12人いますが、その内の5人が亡くなってしまい、レイ・デイヴィスも思うところがあったのでしょう。それで、2018年には、レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス、ミック・エイヴォリーの、キンクスの創設メンバーが再集結しています。キンクスのオリジナル・メンバーはその3人に亡くなったベースのピート・クウェイフを加えた4人だったので、存命する残りの3人が集まったわけです。3人は、先ずは2018年にアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」の50周年記念盤を、2019年にはアルバム「ARTHUR(OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE)」の50周年記念盤を、2020年にはアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」の50周年記念盤を、2022年にはアルバム「MUSWELL HILLBILLIES」とアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」の50周年記念盤をリリースしました。
そして、2023年3月24日に、キンクスの2CDのオールタイム・ベスト・アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」を「Sony BMG」からリリースしたのです。このコンピレーション・アルバムは、その後に2CDの「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」と2CDの「THE KINKS THE JOURNEY PART 3」とつづいて合わせて6CDとなっていて、全てが、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人によって選曲されて曲順も決められていて、3人の対話形式での詳しい楽曲解説もライナーノーツに掲載されています。今回は、その第1弾である「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」を紹介します。先ずCD1は「Songs about becoming a man, the search for adventure, finding an identity and a girl」とされていて、1「YOU REALLY GOT ME」、2「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」、3「IT'S ALL RIGHT」、4「WHO'LL BE THE NEXT IN LINE」、5「TIRED OF WAITING FOR YOU」、6「DANDY」、7「SHE'S GOT EVERYTHING」、8「JUST CAN'T GO TO SLEEP」、9「STOP YOUR SOBBING」、10「WAIT TILL THE SUMMER COMES ALONG」、11「SO LONG」、12「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」で、ここからは「Songs of ambition achieved, bitter taste of success, loss of friends, the past comes back and bites you in the back-side」となって、13「DEAD END STREET」、14「WONDERBOY」、15「SCHOOLDAYS」、16「THE HARD WAY」、17「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、18「SUPERSONIC ROCKET SHIP」、19「I'M IN DISGRACE」、20「DO YOU REMEMBER WALTER?」の、全20曲入り「53分51秒」です。
1「YOU REALLY GOT ME」、8「JUST CAN'T GO TO SLEEP」〜9「STOP YOUR SOBBING」は1964年のデビュー・アルバム「KINKS」から、2「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」は1964年のシングル、3「IT'S ALL RIGHT」は1964年のシングル「YOU REALLY GOT ME」のB面曲、4「WHO'LL BE THE NEXT IN LINE」は1965年のシングル「EV'RYBODY’S GONNA BE HAPPY」のB面曲、5「TIRED OF WAITING FOR YOU」、11「SO LONG」は1965年の2作目のアルバム「KINDA KINKS」から、6「DANDY」は1966年の4作目のアルバム「FACE TO FACE」から、7「SHE'S GOT EVERYTHING」は1968年のシングル「DAYS」のB面曲、10「WAIT TILL THE SUMMER COMES ALONG」は1965年のEP「KWYET KINKS」から、12「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」は1966年のシングル「SUNNY AFTERNOON」のB面曲、13「DEAD END STREET」は1966年のシングル、14「WONDERBOY」は1968年のシングル、15「SCHOOLDAYS」〜16「THE HARD WAY」、19「I'M IN DISGRACE」は1975年の14作目のアルバム「THE KINKS PRESENT SCHOOLBOYS IN DISGRACE」から、17「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」は1969年のシングル「DRIVIN'」のB面曲、18「SUPERSONIC ROCKET SHIP」は1972年の10作目のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」から、20「DO YOU REMEMBER WALTER?」は1968年の6作目のアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」からの選曲で、パイ時代が16曲、RCA時代が4曲となっています。
CD2は、「Days and nights of a lost soul, songs of regret and reflection of happier times」として、1「TOO MUCH ON MY MIND」、2「NOTHIN' IN THE WORLD CAN STOP ME WORRIN' ’BOUT THAT GIRL」、3「DAYS」、4「THE LAST OF THE STEAM POWERED TRAIN」、5「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」、6「STRANGERS」、7「IT'S TOO LATE」、8「SITTING IN THE MIDDAY SUN」で、ここからは「A new start, a new love, but have you really changed? Still haunted by the quest and the girl」で、9「WATERLOO SUNSET」、10「AUSTRALIA」、11「NO MORE LOOKING BACK」、12「DEATH OF A CLOWN」、13「CELLULOID HEROES」、14「ACT NICE AND GENTLE」、15「THIS IS WHERE I BELONG」、16「SHANGRI-LA」の、全16曲「59分2秒」で、合計36曲「112分34秒」です。それぞれのパートに各1曲ずつ(「WAIT TILL THE SUMMER COMES ALONG」、「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、「STRANGERS」、「DEATH OF A CLOWN」)計4曲のデイヴ・デイヴィスによる曲が選ばれていて、基本的にこのアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」には未発表曲は収録されていません。
1「TOO MUCH ON MY MIND」は1966年の4作目のアルバム「FACE TO FACE」から、2「NOTHIN' IN THE WORLD CAN STOP ME WORRIN' ’BOUT THAT GIRL」は1965年の2作目のアルバム「KINDA KINKS」から、3「DAYS」は1968年のシングル、4「THE LAST OF THE STEAM POWERED TRAIN」は1968年の6作目のアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」から、5「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」、7「IT'S TOO LATE」は1965年の3作目のアルバム「THE KINKS KONTROVERSY」から、6「STRANGERS」は1970年の8作目のアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」から、8「SITTING IN THE MIDDAY SUN」は1973年の11作目のアルバム「PRESERVATION ACT 1」から、9「WATERLOO SUNSET」、12「DEATH OF A CLOWN」は1967年の5作目のアルバム「SOMETHING ELSE BY THE KINKS」から、10「AUSTRALIA」、16「SHANGRI-LA」は1969年の7作目のアルバム「ARTHUR(OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE)」から、11「NO MORE LOOKING BACK」は1975年の14作目のアルバム「THE KINKS PRESENT SCHOOLBOYS IN DISGRACE」から、13「CELLULOID HEROES」は1972年の10作目のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」から、14「ACT NICE AND GENTLE」は1967年のシングル「WATERLOO SUNSET」のB面曲、15「THIS IS WHERE I BELONG」は1967年のプロモ盤シングル「MR. PLEASANT」のB面曲からの選曲で、こちらはパイ時代が13曲、RCA時代が3曲となっています。
このベスト・アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」と、次作のベスト・アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」は、CD4枚に渡って1964年のデビューから1971年までのパイ時代と、1971年から1975年までのRCA時代の曲が混在していて、順不同で並べ替えられています。レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人が選曲して並べているので、大いに意味がある選曲と曲順なのでしょう。第1弾のアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」では、全36曲中、パイ時代が29曲で、RCA時代が7曲と、やはり圧倒的にパイ時代の楽曲が多いのですが、ヒット曲だけではなく、レアなシングルB面曲なども多く選曲されています。わざわざ四つのパートに分けて副題も付いていて、コレは次作のアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」でも同じ趣向となっていますが、2作目の方がRCA時代からの選曲が多くなっています。それで、このアルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」と次作アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」の両方に云えるのですけれど、何でこの曲が入っているの?と驚かされる曲も選ばれているのです。特に次作アルバム「THE KINKS THE JOURNEY PART 2」は、摩訶不思議な選曲となっています。しかしながら、何せ、レイ・デイヴィスとデイヴ・デイヴィスとミック・エイヴォリーの3人が選んでいるわけで、キンクスの新たなオールタイム・ベスト・アルバムは、この6CDにも及ぶ「THE KINKS THE JOURNEY」なのでしょう。第1作目の「THE KINKS THE JOURNEY PART 1」は、全英41位となっています。
(小島イコ)
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2026年09月09日
レイ・デイヴィスは、1996年リリースの2CDのライヴ・アルバム「TO THE BONE」を最後に、キンクスの活動を休止しました。それで、1998年にはソロでのライヴ・アルバム「THE STORYTELLER」(全英105位)をリリースして、再び沈黙して、2006年に公式には初のオリジナル・スタジオ・ソロ・アルバム「OTHER PEOPLE'S LIVES」(全英36位・全米122位)を、2007年には2作目のオリジナル・スタジオ・ソロ・アルバム「WORKING MAN'S CAFĒ」(全英179位・全米140位)と、立て続けにソロ・アルバムをリリースしました。2009年には合唱団と一緒にセルフ・カバーしたアルバム「THE KINKS CHORAL COLLECTION」(全英28位)を、2010年には他のミュージシャンとキンクスの楽曲をコラボレーションしてセルフ・カバーしたアルバム「SEE MY FRIENDS」(全英12位)をリリースしています。その頃からキンクスのオールタイム・ベスト・アルバムも毎年の様にリリースされていて、2008年の6CDの箱「PICTURE BOOK」や、2011年の3CDのベスト・アルバム「KINKS KOKKEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」や、2012年の2CDのベスト・アルバム「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」(全英14位)や、2014年の2CDのベスト・アルバム「THE ESSENTIAL KINKS」や、2015年のベスト・アルバム「SUNNY AFTERNOON:THE VERY BEST OF THE KINKS」(全英21位)などが挙げられます。2012年8月12日のロンドン五輪閉会式では、レイ・デイヴィスが登場してキンクスの「WATERLOO SUNSET」を歌い、2015年12月18日のロンドンのイズリントン・アセンブリー・ホールでのデイヴ・デイヴィスのソロでのライヴのアンコールにレイ・デイヴィスが登場して、約20年ぶりにデイヴィス兄弟が一緒に「YOU REALLY GOT ME」を演奏して、すわっ、再集結か?と思わせました。
翌2016年12月31日には、ナイトの爵位を授与されて、レイ・デイヴィスは「サー・レイモンド・ダグラス・デイヴィス、CBE」となったのです。それで、遂にキンクスも再集結するのか、と云うと、そこはレイ・デイヴィスですから、一筋縄ではいかないわけですなあ。2017年4月21日に、レイ・デイヴィスは3作目のオリジナル・スタジオ・ソロ・アルバム「AMERICANA」をレガシーからリリースしたのです。このアルバム「AMERICANA」は、前作で2007年のアルバム「WORKING MAN'S CAFĒ」で既に予告されていて、2013年に出たレイ・デイヴィスの伝記本「AMERICANA」につづく内容で、レイ・デイヴィスが移住した米国での経験から生まれたコンセプト・アルバムです。内容は、1「AMERICANA」、2「THE DEAL」、3「POETRY」、4「MESSAGE FROM THE ROAD」、5「A PLACE IN YOUR HEART」、6「THE MYSTERY ROOM」、7「SILENT MOVIE」、8「ROCK'N'ROLL COWBOYS」、9「CHANGE FOR CHANGE」、10「THE MAN UPSTAIRS」、11「I'VE HEARD THAT BEAT BEFORE」、12「A LONG DRIVE HOME TO TARZANA」、13「THE GREAT HIGHWAY」、14「THE INVADERS」、15「WINGS OF FANTASY」の、全15曲入り「58分24秒」です。全曲がレイ・デイヴィス作で、プロデュースはレイ・デイヴィスと、ガイ・マッセイと、ジョン・ジャクソンの共同となっていて、レイ・デイヴィスのオリジナルでのソロ・アルバムとしては10年ぶりだった事もあって、全英15位・全米79位となっています。
それで満足しないのがレイ・デイヴィスで、翌2018年6月29日には続編で4作目のオリジナル・スタジオ・ソロ・アルバム「OUR COUNTRY:AMERICANA ACT U」をレガシーからリリースしたのです。こちらも当然の如くコンセプト・アルバムで、もうね、タイトルが「ACT U」となっているところからも、アノ「PRESERVATION」の悪夢よ再びなのですけれど、内容は、1「OUR COUNTRY」、2「THE INVADERS」、3「BACK IN THE DAY」、4「OKLAHOMA U.S.A.」、5「BRINGING UP BABY」、6「THE GETAWAY」、7「THE TAKE」、8「WE WILL GET THERE」、9「THE REAL WORLD」、10「A STREET CALLED HOPE」、11「THE EMPTY ROOM」、12「CALLING HOME」、13「LOUISIANA SKY」、14「MARCH OF THE ZOMBIES」、15「THE BIG WEIRD」、16「TONY AND BOB」、17「THE BIG GUY」、18「EPILOGUE」、19「MUSWELL KILLS」の、全19曲「61分6秒」です。全曲がレイ・デイヴィス作で、プロデュースもこちらはレイ・デイヴィス単独で、全英58位止まりでした。アルバム「AMERICANA」も1時間近くあり、こちらは1時間を越えているので、2作合わせたら2時間でありましてですね、レコードだったら3枚組で、そりゃあ、あんた、それは「PRESERVATION」ではありませんか。ジャケットもほとんど同じなので、間違って同じ「AMERICANA」を2枚買ってしまいそうです。レイ・デイヴィスとしては、どうしてもこの「AMERICANA」をやっておかなければ、先に進めなかったのでしょう。この2作を完成させた2018年にキンクスは、レイ・デイヴィス、デイヴ・デイヴィス、ミック・エイヴォリーの3人で、事実上は再集結しています。
(小島イコ)
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(小島イコ/姫川未亜)
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LOOK UP THE #
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2026年09月08日
1996年にリリースされた2CDのライヴ・アルバム「TO THE BONE」を最後に、レイ・デイヴィスが率いるキンクスは活動休止しました。しかしながら、そのアルバム「TO THE BONE」をリリースした当時には、キンクスが活動休止宣言などはしておらず、気が付いたらキンクスは長い活動休止状態となっていたのです。故に、キンクスは人知れず新作アルバムをリリースしなくなったわけで、その後はレイ・デイヴィスやデイヴ・デイヴィスがソロ活動を行っていて、活動休止から12年経った2008年には、キンクスのオールタイム・ベスト・アルバムで6CDの箱「PICTURE BOOK」をリリースしています。レイ・デイヴィスは2009年には合唱団とキンクスの楽曲を中心にセルフ・カバーしたアルバム「THE KINKS CHORAL COLLECTION」(全英28位)を、2010年には他のミュージシャンとキンクスの楽曲をセルフ・カバーしたアルバム「SEE MY FRIENDS」(全英12位)をリリースしています。2011年にはキンクスのオールタイム・ベスト・アルバムで3CDの「KINKS KOKKEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」を、2012年にはキンクスとレイ・デイヴィスのソロ(1曲だけデイヴ・デイヴィスのソロも収録)からの2CDのベスト・アルバム「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」(全英14位)を、2014年には2CDのオールタイム・ベスト・アルバム「THE ESSENTIAL KINKS」をリリースしています。毎年の様にキンクス絡みのセルフ・カバー・アルバムやベスト・アルバムがリリースされたのは、それだけキンクスが求められていたからでしょう。
そして、2015年10月16日には、またしても2CDのキンクスのベスト・アルバム「SUNNY AFTERNOON:THE VERY BEST OF THE KINKS」をサンクチュアリからリリースしたのです。内容は、CD1が、1「YOU STILL WANT ME」、2「I GOTTA MOVE」、3「JUST CAN'T GO TO SLEEP」、4「DENMARK STREET」、5「A WELL RESPECTED MAN」、6「DEAD END STREET」、7「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」、8「YOU REALLY GOT ME」、9「SET ME FREE」、10「TILL THE END OF THE DAY」、11「THE STRANGE EFFECT」BBC Recording、12「STOP YOUR SOBBING」、13「THIS IS WHERE I BELONG」、14「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」、15「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」、16「THIS TIME TOMORROW」、17「MAXIMUM CONSUMPTION」、18「SITTING IN MY HOTEL」、19「I GO TO SLEEP」DEMO、20「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」、21「TOO MUCH ON MY MIND」、22「TIRED OF WAITING FOR YOU」、23「THE MONEYGOROUND」の、全23曲入りです。この内、21曲が1964年から1971年までのパイ時代の曲で、17「MAXIMUM CONSUMPTION」と、18「SITTING IN MY HOTEL」の2曲がRCA時代の1972年のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」からとなっています。
CD2は、1「SUNNY AFTERNOON」、2「A ROCK'N'ROLL FANTASY」、3「DAYS」、4「A LONG WAY FROM HOME」、5「WATERLOO SUNSET」、6「LOLA」、7「LOOK A LITTLE ON THE SUNNY SIDE」、8「PARTY LINE」、9「WHO'LL BE THE NEXT IN LINE」、10「TELL ME NOW SO I'LL KNOW」DEMO、11「STARSTRUCK」、12「VICTORIA」、13「BRAINWASHED」、14「POWERMAN」、15「GOT TO BE FREE」、16「THE WAY LOVE USED TO BE」、17「BBC Interview, 1964」、18「YOU REALLY GOT ME」BBC Recording、19「BBC Interview, 1965」、20「TIRED OF WAITING FOR YOU」BBC Recording、21「BBC Interviews, 1965」レイ・デイヴィス、22「BBC Interview, 1965」ピート・クウェイフ、23「BBC Interview, 1967」デイヴ・デイヴィス、24「DEATH OF A CLOWN」BBC Recording、25「WPIX TV Interview, 1965」レイ・デイヴィスの、全25トラック(19曲)入りで、合計48トラック(42曲)入りです。こちらは、17曲が1964年から1971年までのパイ時代の曲で、BBC音源やインタビューも全てパイ時代のものです。2「A ROCK'N'ROLL FANTASY」が1978年のアリスタ時代のアルバム「MISFITS」からで、7「LOOK A LITTLE ON THE SUNNY SIDE」がRCA時代の1972年のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」からとなっています。ほとんどを占める38曲がパイ時代の曲で、RCA時代から3曲、アリスタ時代から1曲と、一応はレーベルの枠を越えた選曲ですが、コレはないでしょう。ライナーノーツをレイ・デイヴィスが書いているので選曲の意味はあるのでしょうし、全英21位まで上がっています。このベスト・アルバムをリリースした約2か月後の2015年12月18日には、デイヴ・デイヴィスのロンドンでのソロ・ライヴにレイ・デイヴィスが登場して、約20年ぶりに「YOU REALLY GOT ME」を一緒に演奏しています。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
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2026年09月07日
キンクスのオールタイム・ベスト・アルバムは、2002年にリリースされた2CDの「THE ULTIMATE COLLECTION」(全英30位)、2008年にリリースされた6CDの箱「PICTURE BOOK」、2011年にリリースされた3CDの「KINKS KOKKEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」、2012年にリリースされた2CDの「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」(全英14位)などがありました。何れもパイ時代の曲が全体の半数以上を占める選曲でしたが、2014年10月14日には、新たなオールタイム・ベスト・アルバムである2CDの「THE ESSENTIAL KINKS」が、レガシー/RCA/アリスタからリリースされました。このベスト・アルバム「THE ESSENTIAL KINKS」は、キンクスのデビュー50周年記念盤で、ライナーノーツをデヴィッド・ボウイ(キンクスの「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」をカバーしている)が手掛けています。
内容は、CD1が、1「YOU REALLY GOT ME」、2「STOP YOUR SOBBING」、3「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」、4「TIRED OF WAITING FOR YOU」、5「NOTHIN' IN THE WORLD CAN STOP ME WORRIN' ’BOUT THAT GIRL」、6「EV’RYBODY’S GONNA BE HAPPY」、7「A WELL RESPECTED MAN」、8「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」、9「WHO'LL BE THE NEXT IN LINE」、10「SET ME FREE」、11「SEE MY FRIENDS」、12「SUNNY AFTERNOON」、14「DEATH OF A CLOWN」、15「AUTUMN ALMANAC」、16「DAVID WATTS」、17「WATERLOO SUNSET」、18「DAYS」、19「THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」、20「DO YOU REMEMBER WALTER?」、21「PICTURE BOOK」、22「VICTORIA」、23「APEMAN」、24「STRANGERS」、25「20TH CENTURY MAN」米国シングル・ヴァージョン、26「SUPERSONIC ROCKET SHIP」、27「CELLULOID HEROES」米国シングル・ヴァージョン、の全27曲入りです。
1「YOU REALLY GOT ME」〜2「STOP YOUR SOBBING」は1964年のデビュー・アルバム「KINKS」から、3「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」は1964年のシングル、4「TIRED OF WAITING FOR YOU」〜5「NOTHIN' IN THE WORLD CAN STOP ME WORRIN' ’BOUT THAT GIRL」は1965年の2作目のアルバム「KINDA KINKS」から、6「EV’RYBODY’S GONNA BE HAPPY」は1965年のシングル、7「A WELL RESPECTED MAN」は1965年のEP「KWYET KINKS」から、8「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」は1966年のシングル、9「WHO'LL BE THE NEXT IN LINE」は1965年のシングル(「EV’RYBODY’S GONNA BE HAPPY」のB面)、10「SET ME FREE」〜11「SEE MY FRIENDS」は1965年のシングル、12「SUNNY AFTERNOON」は1966年の4作目のアルバム「FACE TO FACE」から、13「DEAD END STREET」は1966年のシングル、14「DEATH OF A CLOWN」と、16「DAVID WATTS」〜17「WATERLOO SUNSET」は1967年の5作目のアルバム「SOMETHING ELSE BY THE KINKS」から、15「AUTUMN ALMANAC」は1967年のシングル、18「DAYS」は1968年のシングル、19「THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」〜21「PICTURE BOOK」は1968年の6作目のアルバム「THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」から、22「VICTORIA」は1969年の7作目のアルバム「ARTHUR(OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE)」から、23「APEMAN」〜24「STRANGERS」は1970年の8作目のアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」からで、ここまでの全24曲がパイ時代の曲です。
25「20TH CENTURY MAN」は1971年の9作目のアルバム「MUSWELL HILLBILLIES」からで、26「SUPERSONIC ROCKET SHIP」〜27「CELLULOID HEROES」は1972年のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」からとなっています。CD2は、1「HERE COMES YET ANOTHER DAY」、2「YOU DON'T KNOW MY NAME」、3「TILL THE END OF THE DAY」LIVE 1972、4「ONE OF THE SURVIVORS」、5「SWEET LADY GENEVIEVE」、6「EVERYBODY'S A STAR(STARMAKER)」、7「LIFE ON THE ROAD」、8「SLEEPWALKER」、9「LIFE GOES ON」、10「A ROCK'N'ROLL FANTASY」シングル・ヴァージョン、11「FATHER CHRISTMAS」、12「(WISH I COULD FLY LIKE)SUPERMAN」、13「LOLA」LIVE 1979、14「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」LIVE 1979、15「BETTER THINGS」シングル・ヴァージョン、16「DESTROYER」、17「COME DANCING」、18「DON'T FORGET TO DANCE」、19「DO IT AGAIN」、20「LIVING ON A THIN LINE」、21「SCATTERED」の、全21曲入りで、合計48曲入り「158分54秒」です。
1「HERE COMES YET ANOTHER DAY」〜2「YOU DON'T KNOW MY NAME」は1972年の10作目のアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」から、3「TILL THE END OF THE DAY」は元々は1965年の3作目のアルバム「THE KINKS KONTROVERSY」からですが、これはアルバム「EVERYBODY'S IN SHOW-BIZ」の頃のライヴ・ヴァージョンで、4「ONE OF THE SURVIVORS」〜5「SWEET LADY GENEVIEVE」は1973年の11作目のアルバム「PRESERVATION ACT 1」から、6「EVERYBODY'S A STAR(STARMAKER)」は1975年の13作目のアルバム「THE KINKS PRESENT SOAP OPERA」からで、ここまでのCD1の25曲目からCD2の6曲目までの全9曲がRCA時代の曲です。7「LIFE ON THE ROAD」〜9「LIFE GOES ON」は1977年の15作目のアルバム「SLEEPWALKER」から、10「A ROCK'N'ROLL FANTASY」は1978年の16作目のアルバム「MISFITS」から、11「FATHER CHRISTMAS」は1977年のシングル、12「(WISH I COULD FLY LIKE)SUPERMAN」は1979年の17作目のアルバム「LOW BUDGET」から、13「LOLA」〜14「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」は1980年のライヴ・アルバム「ONE FOR THE ROAD」からですが、13「LOLA」は元々は1970年の8作目のアルバム「LOLA VERSUS POWERMAN AND THE MONEYGOROUND, PART ONE」からで、14「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」は1965年の3作目のアルバム「THE KINKS KONTROVERSY」からの曲です。
15「BETTER THINGS」〜16「DESTROYER」は1981年の18作目のアルバム「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」からで、17「COME DANCING」〜18「DON'T FORGET TO DANCE」は1983年の19作目のアルバム「STATE OF CONFUSION」から、19「DO IT AGAIN」〜20「LIVING ON A THIN LINE」は1984年の20作目のアルバム「WORD OF MOUTH」からで、ここまでの全14曲がアリスタ時代の曲です。最後の、21「SCATTERED」は1993年の23作目のアルバム「PHOBIA」からとなっていて、この曲だけがコロムビア時代からです。全体を眺めると、パイ時代が24曲、RCA時代が9曲、アリスタ時代が14曲、ロンドン/MCA時代はなし、コロムビア時代が1曲、コンク時代はなし、となっています。レアなシングル・ヴァージョン(「CELLULOID HEROES」の短縮ヴァージョンは他のベスト・アルバムでは聴けない)も交えていて、全体のバランスも以前のベスト・アルバムよりも良くなってはいます。パイ時代が丁度全48曲の半数である24曲となっていて、RCA時代〜アリスタ時代〜コロムビア時代で残り半分の24曲となっていて、ここまでのオールタイム・ベスト・アルバムでは最も公平な選曲になっていると思います。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
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テレ朝チャンネル2 7:00〜8:00
片瀬那奈 AS 冴島響子
第9話(最終話)「探偵と終わりに見た女」
「匿名探偵」第2シリーズ第9話(最終話)の、今年5回目の再放送です。シリーズ自体の最終話となったこの回では、探偵がインチキ超能力者・こぶ平と対決します。那奈ちゃんが演じた美人すぎる弁護士の冴島響子先生は、第1シリーズではバーで探偵に依頼していましたが、第2シリーズではその後にちゃんと事務所で依頼人を探偵に紹介しています。第1シリーズよりもお色気シーンも少なめで、ギャグよりもシリアスな展開が目立つ作風に変わっていますし、第2シリーズ全編を通して探偵の夢に現れる女性がいたりもします。この最終話では、三浦理恵子さんが演じた大家さんや、小池里奈ちゃんが演じた麻美と云った、第1シリーズでお馴染みの面々も再登場して大団円となります。平均二桁の「10.5%」を叩き出した第1シリーズよりも低く、第2シリーズは平均「7.2%」でしたが、深夜枠としては充分に高い数字です。それでも、朝っぱらから再放送する様なドラマではありませんなあ。
(小島イコ/姫川未亜)
posted by 栗 at 08:00|
ACTRESS
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2026年09月06日
キンクスのリード・ギタリストであるデイヴ・デイヴィスは、リーダーのレイ・デイヴィスの実弟です。8人姉弟のデイヴィス兄弟には6人の姉がいて、レイ・デイヴィスは7番目で、デイヴ・デイヴィスは末っ子です。デイヴィス兄弟は同じバンドのメンバーでありながら、とても仲が悪く、レイ・デイヴィスは「デイヴが弟じゃなかったなら、とっくの昔にクビにしている」とまで公言していて、デイヴ・デイヴィスも兄が仕切っているキンクスでの活動では満足出来ず、早くからソロ志向がありました。それで、ガス抜きの様に、1967年にはシングル「DEATH OF A CLOWN」(全英3位)を、1968年にはシングル「SUSANNAH'S STILL ALIVE」(全英20位)とシングル「LINCOLN COUNTY」を、1969年にはシングル「HOLD MY HAND」を、デイヴ・デイヴィスのソロ名義でパイからリリースしています。それで、その辺の楽曲を中心にしたソロ・アルバムをリリースしようとしたのですけれど、何らかの理由で頓挫していて、それらの楽曲はキンクスのアルバムに収録されています。それでもデイヴ・デイヴィスのソロ志向は変わらず、1980年には遂にソロ・デビュー・アルバム「AFL1-3603」(レコード番号をそのままタイトルにしているので、英国では「PL 13603」)(全米42位)を、1981年には2作目のソロ・アルバム「GLAMOUR」(全米152位)を、1983年には3作目のソロ・アルバム「CHOSEN PEOPLE」(全米202位)をリリースしています。調子に乗ったデイヴ・デイヴィスは、1983年にはキンクスを脱退してソロに転向しようとしますが、大失敗して大嫌いな兄上に頭を下げてキンクスに復帰しています。
その後は大人しくしていたものの、キンクスが活動休止状態になったので、2002年には4作目のソロ・アルバム「BUG」を、2007年には5作目のソロ・アルバム「FRACTURED MINDZ」を、2013年には6作目のソロ・アルバム「I WILL BE MINE」を、2014年には7作目のソロ・アルバム「RIPPIN' UP TIME」を、2017年には息子であるラス・デイヴィスとの共作アルバム「OPEN ROAD」をリリースしていますし、キンクス・ナンバーを中心に演奏したライヴ・アルバム(なかなか楽しい)を4作、ライヴのオフィシャル・ブートレグも4作と、うるさいアニキがいないところで、のびのびとソロ活動を行っています。今回取り上げるのは、2011年10月31日にユニバーサル/サンクチュアリからリリースされた、デイヴ・デイヴィスのソロでのコンピレーション・アルバム「HIDDEN TREASURES」です。このアルバムは、1969年にリリースを予定していて頓挫した、デイヴ・デイヴィスのソロ・アルバム「A HOLE IN THE SOCK OF」を再現したものです。この幻のソロ・アルバムは、1987年に「PRT」からミニ・アルバム「THE ALBUM THAT NEVER WAS」としてリリースされていて、初期の「2 in 1」CDではキンクスのサントラ盤「PERCY」と抱き合わせになっていました。内容は、1「DEATH OF A CLOWN」、2「LOVE ME TILL THE SUN SHINES」、3「SUSANNAH'S STILL ALIVE」、4「FUNNY FACE」、5「LINCOLN COUNTY」、6「THERE IS NO LIFE WITHOUT LOVE」、7「HOLD MY HAND」、8「CREEPIN' JEAN」、9「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、10「THIS MAN HE WEEPS TONIGHT」の、全10曲入りです。
それが、日本盤のCDでは、11「COME ON NOW」、12「WONDER WHERE MY BABY IS TONIGHT」、13「I AM FREE」、14「WHAT'S IN STORE FOR ME」、15「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」、16「PARTY LINE」、17「YOU'RE LOOKIN' FINE」、18「MR. REPORTER」、19「WICKED ANNABELLA」、20「MR. SHOEMAKER'S DAUGHTER」、21「STRANGERS」、22「RATS」と、12曲のキンクスの楽曲を加えた全22曲入りとなっています。順序は逆になりますが、2019年にリリースされたキンクスのアルバム「ARTHUR(OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE)」の50周年記念盤の箱には、CD3に、このデイヴ・デイヴィスのソロ・アルバムが「THE GREAT LOST DAVE DAVIES ALBUM PLUS」として収録されています。そちらは、1「THIS MAN HE WEEPS TONIGHT」、2「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、3「HOLD MY HAND」、4「DO YOU WISH TO BE A MAN?」、5「ARE YOU READY?」、6「CREEPING JEAN」、7「I'M CRYING」、8「LINCOLN COUNTY」、9「MR. SHOEMAKER’S DAUGHTER」、10「MR. REPORTER」、11「GROOVY MOVIES」、12「THERE'S NO LIFE WITHOUT LOVE」の全12曲が本編のステレオ・ミックスで、ボーナス・トラックとして、13「LINCOLN COUNTY」、14「THERE'S NO LIFE WITHOUT LOVE」、15「HOLD MY HAND」、16「CREEPING JEAN」、17「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、18「THIS MAN HE WEEPS TONIGHT」、19「MR. SHOEMAKER’S DAUGHTER」、20「MR. REPORTER」、21「GROOVY MOVIES」、22「LINCOLN COUNTY」、23「HOLD MY HAND」の11曲が収録された全23曲入りです。「ARTHUR(OR THE DECLINE AND FALL OF THE BRITISH EMPIRE)」の2CDヴァージョンでは、全16曲入りです。
そこで、2011年のアルバム「HIDDEN TREASURES」なのです。こちらでは、1「SUSANNAH'S STILL ALIVE」、2「THIS MAN HE WEEPS TONIGHT」、3「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、4「HOLD MY HAND」、5「DO YOU WISH TO BE A MAN」、6「ARE YOU READY」、7「CREEPING JEAN」、8「CRYING」、9「LINCOLN COUNTY」、10「MR. SHOEMAKER'S DAUGHTER」、11「MR. REPORTER」、12「GROOVY MOVIES」、13「THERE'S NO LIFE WITHOUT LOVE」、14「I AM FREE」、15「DEATH OF A CLOWN」、16「LOVE ME TILL THE SUN SHINES」、17「SUSANNAH'S STILL ALIVE」、18「FUNNY FACE」、19「LINCOLN COUNTY」、20「THERE'S NO LIFE WITHOUT LOVE」、21「HOLD MY HAND」、22「CREEPING JEAN」、23「THIS MAN HE WEEPS TONIGHT」、24「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」、25「MR. REPORTER」、26「HOLD MY HAND」、27「GOOD LUCK CHARM」の、全27曲入りとなっています。1「SUSANNAH'S STILL ALIVE」〜13「THERE'S NO LIFE WITHOUT LOVE」の13曲がステレオ・ミックス、14「I AM FREE」〜24「MINDLESS CHILD OF MOTHERHOOD」の10曲がモノラル・ミックス、25「MR. REPORTER」〜27「GOOD LUCK CHARM」の3曲がレア音源となっていて、同じ曲でもミックスが違っています。実は、この2011年のコンピレーション・アルバム「HIDDEN TREASURES」こそが、一連のデイヴ・デイヴィスの幻のソロ・アルバム「A HOLE IN THE SOCK OF」の完全盤なのでした。完成形としては2019年の「THE GREAT LOST DAVE DAVIES ALBUM PLUS」なのでしょうけれど、こちらの「HIDDEN TREASURES」こそが、キンクスをバックにしたデイヴ・デイヴィスのソロ・アルバムの決定盤ですし、箱まで買わない人でも1CDでお手軽に手に入ります。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
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NHK BSプレミアム4K 10:45〜11:28
第七回「凶刃」
内山理名 AS 七化けのお千代
「雲霧仁左衛門3」第七回の、今年初めての再放送です。第七回では、暁一党の裏切りに遭った雲霧一党でしたが、裏切りには理由がありました。息子の身分が危うくなると、藤堂家の磯部に脅されていたのです。磯部に一万両を渡したものの、暁星右衛門は関口に殺されてしまいます。雲霧一党は一万両を取り返そうとして、道場に潜入しているおようは関口の正体に気づきます。お千代姐さんはおようを心配しますが、おようと高瀬は、関口に斬られてしまいます。おようの弔いで、藤堂家を狙う雲霧一党の運命や如何に、で最終回に続きます。
(姫川未亜)
posted by 栗 at 11:28|
RINA
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2026年09月05日
2011年8月12日に、シングル曲を中心にした「オールタイム・ベスト・アルバム」である3CDの「KINKS KOLLEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」をユニバーサルからリリースしたキンクスですが、翌2012年8月13日には、キンクスとレイ・デイヴィスのソロから選曲した「オールタイム・ベスト・アルバム」である2CDの「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」をユニバーサルからリリースしました。このベスト・アルバムは、基本的にはキンクスの曲とレイ・デイヴィスのソロから選曲されていますが、1曲だけキンクス活動休止後のデイヴ・デイヴィスのソロ曲が入っています。デイヴ・デイヴィスのソロに関しては、2011年にコンピレーション・アルバム「HIDDEN TREASURES」がリリースされていて、それはキンクス時代のレコーディング曲から構成されているのですけれど、それに関しては次回に取り上げます。今回取り上げる2CDのベスト・アルバム「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」は、CD1が「KINKS CLASSICS」、CD2が「LONDON SONGS」となっていて、どちらにもキンクスの楽曲が多いのですけれど、それぞれに副題が付いているので、何らかの意味がある選曲なのでしょう。
CD1の「KINKS CLASSICS」は、1「WATERLOO SUNSET」、2「YOU REALLY GOT ME」、3「TIRED OF WAITING FOR YOU」、4「SUNNY AFTERNOON」、5「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」、6「TILL THE END OF THE DAY」、7「AUTUMN ALMANAC」、8「DAYS」、9「LOLA」、10「SET ME FREE」、11「SEE MY FRIENDS」CHORAL VERSION、12「DEATH OF A CLOWN」、13「APEMAN」、14「DEAD END STREET」、15「THIS TIME TOMORROW」、16「STRANGERS」、17「YOU DON'T KNOW MY NAME」、18「WONDERBOY」、19「PLASTIC MAN」、20「SUPERSONIC ROCKET SHIP」、21「BETTER THINGS」、22「DON'T FORGET TO DANCE」、23「DAVID WATTS」LIVE VERSION、の全23曲入りです。1964年〜1971年のパイ時代から17曲、1971年〜1975年のRCA時代から2曲、1977年〜1984年のアリスタ時代からライヴ・ヴァージョンも含めて3曲、2009年のレイ・デイヴィスのセルフ・カバー・アルバム「THE KINKS CHORAL COLLECTION」から1曲となっていて、やはり圧倒的にパイ時代からの曲が多く、ライヴ・ヴァージョンの「DAVID WATTS」と、コーラル・ヴァージョンの「SEE MY FRIENDS」も元々はパイ時代の曲なので、実質19曲がパイ時代の曲です。このCD1は、概ねキンクスのヒット曲から選曲されてはいるものの、中にはそれ程には有名ではない曲も混じっています。
CD2の「LONDON SONGS」は、1「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」、2「COME DANCING」、3「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」LIVE VERSION、4「VICTORIA」LIVE VERSION、5「BIG BLACK SMOKE」、6「YOUR TRULY, CONFUSED N10」、7「WORKING MAN'S CAFĒ」、8「LONDON SONG」、9「FORTIS GREEN」、10「POSTCARD FROM LONDON」、11「MUSWELL HILLBILLIES」、12「DENMARK STREET」、13「BERKELEY MEWS」、14「HOLLOWAY JAIL」、15「LAVENDER HILL」、16「WILLESDEN GREEN」、17「LIFE ON THE ROAD」、18「END OF THE SEASON」、19「NEXT DOOR NEIGHBOUR」、20「DID YA」、21「MOST EXCLUSIVE RESIDENCE FOR SALE」、22「WATERLOO SUNSET」CHORAL VERSION、の全22曲入りで、合計45曲入りです。CD2は、パイ時代から8曲、RCA時代から2曲、アリスタ時代からライヴ・ヴァージョンも含めて4曲、コロムビア時代から1曲、レイ・デイヴィスのソロがセルフ・カバーも含めて6曲、2002年のデイヴ・デイヴィスのソロが1曲(「FORTIS GREEN」)となっています。何故、唐突にデイヴ・デイヴィスのソロが1曲紛れ込んでいるのかは謎ですが、レイ・デイヴィスはちゃんと弟のアルバムもチェックしていたのでしょうか。
全体で、パイ時代から25曲(後のライヴ・ヴァージョンやセルフ・カバーも含めると30曲)、RCA時代から4曲、アリスタ時代から7曲(内3曲はパイ時代の曲のライヴ・ヴァージョン)、コロムビア時代から1曲、レイ・デイヴィスのソロから7曲(内2曲はパイ時代の曲のセルフ・カバー)、デイヴ・デイヴィスのソロが1曲、ロンドン/MCA時代とコンク時代からはなし、となっています。曲順は年代順ではなく、意味はあるのでしょうけれど、滅茶苦茶に並べてあって、特にレイ・デイヴィスのソロが多いCD2の展開は、何なのかサッパリ分かりませんなあ。最初と最後を「WATERLOO SUNSET」で挟んで、何となく納得させられてしまいますが、「オールタイム・ベスト・アルバム」なのに「CELLULOID HEROES」が入っていないし、その反面「STRANGERS」とか「YOU DON'T KNOW MY NAME」とか「DENMARK STREET」とか「BERKELEY MEWS」とか「HOLLOWAY JAIL」とか「LAVENDER HILL」とか「WILLESDEN GREEN」とか「MOST EXCLUSIVE RESIDENCE FOR SALE」とか、かなりマイナーな曲が選ばれていたりもします。このベスト・アルバム「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」で新たに収録された曲はなく、既発ヴァージョンばかりです。ジュールズ・ホーランドとの「YOUR TRULY, CONFUSED N10」はレイ・デイヴィスのソロでのベスト・アルバムにも入っていたし、それと元々がEPの表題曲だった「DID YA」位しか、珍しい音源はありませんが、全英14位のヒット作となっています。
(小島イコ)
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FAB4
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2026年09月04日
2006年のレイ・デイヴィスの初めてのオリジナル・スタジオ・ソロ・アルバム「OTHER PEOPLE'S LIVES」、2007年のレイ・デイヴィスの2作目のオリジナル・スタジオ・ソロ・アルバム「WORKING MAN'S CAFĒ」、2008年のキンクスの6CDの箱「PICTURE BOOK」、2009年のレイ・デイヴィスが合唱団と共演したセルフ・カバー・アルバム「THE KINKS CHORAL COLLECTION」、同年のレイ・デイヴィスのソロでのベスト・アルバム「COLLECTED」、2010年のレイ・デイヴィスが他のミュージシャンと共演したセルフ・カバー・アルバム「SEE MY FRIENDS」と、レイ・デイヴィスは自分のキャリアのまとめに入った様にも感じられる作品をコンスタントにリリースしていました。そして、2011年8月12日には、キンクスのそれまでの全キャリアから選曲した「オールタイム・ベスト・アルバム」である3CDの「KINKS KOLLEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」を、翌2012年8月13日には、キンクスとレイ・デイヴィスのソロから選曲した「オールタイム・ベスト・アルバム」である2CDの「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」を、それぞれユニバーサルからリリースしました。僅か1年でリリースされた二つの「オールタイム・ベスト・アルバム」は、当然の如くダブっている曲も多いものの、ベスト・アルバム「KINKS KOLLEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」はキンクスのシングル曲を中心にした全キャリアからの選曲となっていて、ベスト・アルバム「WATERLOO SUNSET:THE VERY BEST OF THE KINKS & RAY DAVIES」はキンクスとレイ・デイヴィスのソロ(1曲だけキンクス活動休止後のデイヴ・デイヴィスのソロ)からの選曲となっています。今回は、3CDの「KINKS KOLLEKTED - COMPLETE HISTORY 1964-1994」を紹介します。
CD1は「SINGLES 1964-1970」となっていて、1「YOU REALLY GOT ME」、2「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT」、3「TIRED OF WAITING FOR YOU」、4「SET ME FREE」、5「SEE MY FRIENDS」、6「TILL THE END OF THE DAY」、7「DEDICATED FOLLOWER OF FASHION」、8「A WELL RESPECTED MAN」、9「SUNNY AFTERNOON」、10「DANDY」、11「DEAD END STREET」、12「MR. PLEASANT」、13「WATERLOO SUNSET」、14「DEATH OF A CLOWN」、15「AUTUMN ALMANAC」、16「SUSANNAH'S STILL ALIVE」、17「LINCOLN COUNTY」、18「WONDERBOY」、19「DAYS」、20「STARSTRUCK」、21「PLASTIC MAN」、22「DRIVIN'」、23「VICTORIA」、24「APEMAN」、25「LOLA」の、全25曲入りです。このCD1は、パイ時代の1964年のシングル「YOU REALLY GOT ME」から、1970年のシングル「LOLA」までからの選曲ですが、3作目で大ヒットした「YOU REALLY GOT ME」から始まるので、1964年のデビュー・シングル「LONG TALL SALLY」や2作目のシングル「YOU STILL WANT ME」はなかった事にされているし、1965年のシングル「EVERYBODY’S GONNA BE HAPPY」、1966年のシングル「WONDER WHERE MY BABY IS TONIGHT」、1968年のシングル「VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」(何故かCD3に収録)、1969年のシングル「HOLD MY HAND」(デイヴ・デイヴィスのソロ名義)と「AUSTRALIA」などが抜けています。シングルではデイヴ・デイヴィスのソロ名義だった「DEATH OF A CLOWN」と「SUSANNAH'S STILL ALIVE」と「LINCOLN COUNTY」は、選曲されています。
CD2は「SINGLES 1969-1989」となっていて、1「SHANGRI-LA」、2「SUPERSONIC ROCKET SHIP」、3「CELLULOID HEROES」、4「SITTING IN THE MIDDAY SUN」、5「SWEET LADY GENEVIEVE」、6「MIRROR OF LOVE」、7「NO MORE LOOKING BACK」、8「SLEEPWALKER」、9「JUKE BOX MUSIC」、10「A ROCK'N'ROLL FANTASY」、11「FATHER CHRISTMAS」、12「(WISH I COULD FLY LIKE)SUPERMAN」、13「BETTER THINGS」、14「COME DANCING」、15「DON'T FORGET TO DANCE」、16「DO IT AGAIN」、17「HOW ARE YOU」、18「HOW DO I GET CLOSE」の、全18曲入りです。こちらは、パイ時代の1969年のシングル「SHANGRI-LA」に始まって、RCA時代の1972年のシングル「SUPERSONIC ROCKET SHIP」〜1975年のシングル「NO MORE LOOKING BACK」、アリスタ時代の1977年のシングル「SLEEPWALKER」〜1984年のシングル「DO IT AGAIN」、ロンドン/MCA時代の1986年のシングル「HOW ARE YOU」〜1989年のシングル「HOW DO I GET CLOSE」と云った選曲です。しかしながら、たったの17曲で「RCA時代〜アリスタ時代〜ロンドン/MCA時代〜コロムビア時代」の22年間のシングルを網羅出来るわけがないのです。
RCA時代では、1971年の「20TH CENTURY MAN」(何故かCD3に収録)、1973年の「ONE OF THE SURVIVORS」、1974年の「MONEY TALKS」と「HOLIDAY ROMANCE」と「PRESERVATION」、1975年の「STARMAKER」と「DUCKS ON THE WALL」と「YOU CAN'T STOP THE MUSIC」と「I'M IN DISGRACE」が抜けていて、アリスタ時代も、1978年の「LIVE LIFE」と「BLACK MESSIAH」、1979年の「A GALLON OF GAS」と「CATCH ME NOW I'M FALLING」と「MOVING PICTURES」と「PRESSURE」、1980年の「YOU REALLY GOT ME(LIVE)」と「LOLA(LIVE)」、1981年の「DESTROYER」と「PREDICTABLE」、1984年の「GOOD DAY」、1985年の「SUMMER'S GONE」が抜けているし、ロンドン/MCA時代も、1986年の「ROCK'N'ROLL CITIES」、1987年の「LOST AND FOUND」、1988年の「THE ROAD」、1989年の「DOWN ALL THE DAYS(TILL 1992)」が抜けていて、その後のコロムビア時代のシングル曲(1993年の「ONLY A DREAM」と「SCATTERED」)は無視されています。パイ時代のシングルから26曲、RCA時代のシングルから6曲、アリスタ時代のシングルから9曲、ロンドン/MCA時代のシングルから2曲と云う選曲で、やはりパイ時代が圧倒的に多くて、ヒット曲の多さからどうしてもそうなってしまうのですけれど、アリスタ時代はもう少し多くしても良かったと思います。
CD3は「ALBUM TRACKS, B-SIDES & RARITIES」となっていて、1「WHERE HAVE ALL THE GOOD TIMES GONE」、2「THIS STRANGE EFFECT」、3「I GO TO SLEEP」、4「I'M NOT LIKE EVERYBODY ELSE」、5「DON'T EVER CHANGE」、6「SITTIN' ON MY SOFA」、7「THIS IS WHERE I BELONG」、8「DAVID WATTS」、9「PICTURE BOOK」、10「THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」、11「MUSWELL HILLBILLIES」、12「20TH CENTURY MAN」、13「ALCOHOL(LIVE)」、14「SITTING IN MY HOTEL」、15「UNDERNEATH THE NEON SIGN」、16「BROTHER」、17「MISFITS」、18「ART LOVER」、19「LIVING ON A THIN LINE」、20「TO THE BONE」の、全20曲入りで、合計63曲入りです。CD3はアルバム収録曲やシングルB面曲などから選曲されていて、パイ時代が10曲、RCA時代が5曲、アリスタ時代から4曲、そしてコンク時代から1曲と云う選曲です。つまり全編で、パイ時代が36曲、RCA時代が11曲、アリスタ時代が13曲、ロンドン/MCA時代が2曲、コロムビア時代からはなしで、コンク時代から1曲となっています。全体の半数以上がパイ時代7年間からと云うのは、6CDの箱「PICTURE BOOK」と同じで、「オールタイム・ベスト・アルバム」と云うと、どうしてもこうなってしまいます。それでも、キンクスの歴史をシングル曲を中心にして編纂したアルバムですので、マニア向けだった箱「PICTURE BOOK」よりは取っ付き易い「オールタイム・ベスト・アルバム」にはなっています。
(小島イコ)
さて、本日(9月4日)は、長濱ねるちゃんのお誕生日です。何だかんだ云っても、乃木坂46のヒット曲すら知らなかったのに、坂道シリーズへと誘ってくれたのが、ねるちゃんです。「ねるー、ねるらー、ねるれすと!今日もあなたの最上級!長濱ねるです」も、28歳となりました。お誕生日おめでとうございます。
(小島イコ/姫川未亜/鳴海ルナ)
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FAB4
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テレ朝チャンネル2 7:00〜9:00
片瀬那奈 AS 冴島響子
第7話「探偵と待ちぼうけの女」
第8話「探偵と腕のたつ女」
「匿名探偵」第2シリーズ第7話と第8話の、今年5回目の再放送です。第7話は、探偵が田舎の駅で偶然に出逢った女性(安達祐実さん)の、5年前に別れた恋人を探す話です。第8話は、壇蜜さんが前作とは別人の女探偵サキを演じていて、探偵と張り合って活躍します。その第8話には「帰ってきたウルトラマン」が分かり易い悪役でゲスト出演していて、これで「ウルトラセブン」と「シルバー仮面」と「帰ってきたウルトラマン」の揃い踏みとなりました。何気に「キューティーハニー THE LIVE」もレギュラー出演しているので、特撮ファンにとっても嬉しいキャスティングです。このドラマは、主演の高橋克典さんの代表作のひとつである「特命係長 只野仁」のセルフ・パロディでもあるものの、構成としては松田優作さん主演のテレビ版の「探偵物語」の影響も強く感じられます。まあね、アレを観ていたスタッフや演者が探偵モノをやると云ったら、そうなりますわなあ。
(小島イコ/姫川未亜)
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ACTRESS
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2026年09月03日
2006年に、初のスタジオ・ソロ・アルバム「OTHER PEOPLE'S LIVES」(全英36位・全米122位)をリリースした(1985年のアルバム「RETURN TO WATERLOO」はサントラ盤で、1998年のアルバム「THE STORYTELLER」はライヴ・アルバムなので、ソロ・アルバムには含めないらしい)レイ・デイヴィスは、翌2007年には2作目のスタジオ・ソロ・アルバム「WORKING MAN'S CAFĒ」(全米140位)をリリースしました。1996年のキンクスの2CD盤のライヴ・アルバム「TO THE BONE」から10年、1998年のソロ・ライヴ・アルバム「THE STORYTELLER」から8年の時が経過していましたが、ソロ・アルバム「OTHER PEOPLE'S LIVES」からソロ・アルバム「WORKING MAN'S CAFĒ」を立て続けにリリースした辺りから、レイ・デイヴィスの音楽活動は再び活発なものとなっています。2008年にはキンクスの全キャリアから選曲した、6CDで全138トラック(137曲)入りの箱「PICTURE BOOK」をユニバーサルからリリースして、キンクスでのキャリアを総括しています。そして、2009年にはキンクスの楽曲を合唱団やストリングスを加えたアレンジでセルフ・カバーしたアルバム「THE KINKS CHORAL COLLECTION」(全英28位)と、レイ・デイヴィスのソロ名義の楽曲だけから選曲したベスト・アルバム「COLLECTED」を、それぞれユニバーサルからリリースしています。ベスト・アルバム「COLLECTED」は、元になったアルバムがライヴ・アルバム「THE STORYTELLER」も含めて3作しかないので、些かベスト・アルバムを編纂するのは早かったと思いますが、レイ・デイヴィスはその時点でソロ作品を一旦はまとめておきたかったのでしょう。そして、キンクスの楽曲をセルフ・カバーしたアルバムを2作つづけてリリースしたのも、意味がある事だったと思います。
合唱団と共演したセルフ・カバー・アルバム「THE KINKS CHORAL COLLECTION」は、前回で取り上げた通り、最初は2009年6月にリリースされていて、同年12月に冒頭に新曲「POSTCARD FROM LONDON」を収録した改訂盤をリリースしています。その「POSTCARD FROM LONDON」では、元・恋人であるプリテンダーズのクリッシー・ハインドと共演していて、そのコンセプト的には次作であるセルフ・カバー・アルバム「SEE MY FRIENDS」に収録されていても可笑しくはありません。そのセルフ・カバー・アルバム「SEE MY FRIENDS」は、2010年11月1日にユニバーサルからリリースされています。内容は、1「BETTER THINGS」、2「CELLULOID HEROES」、3「DAYS / THIS TIME TOMORROW」、4「LONG WAY FROM HOME」、5「YOU REALLY GOT ME」、6「LOLA」、7「WATERLOO SUNSET」、8「’TIL THE END OF THE DAY」、9「DEAD END STREET」、10「SEE MY FRIENDS」、11「THIS IS WHERE I BELONG」、12「DAVID WATTS」、13「TIRED OF WAITING FOR YOU」、14「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT / DESTROYER」の全14曲入りで、ボーナス・トラックとして15「VICTORIA」を加えた全15曲入りと、更にボーナス・トラックとして16「MOMENTS」を加えた全16曲入りがあります。このセルフ・カバー・アルバム「SEE MY FRIENDS」は、レイ・デイヴィスが有名なバンドやミュージシャンと共演してキンクスの楽曲を演奏しているもので、共演しているビッグネームたちは後輩ミュージシャンでキンクスに影響を受けた連中なわけで、レイ・デイヴィスはどっしりと構えながらも、新たなる挑戦として臨んでいて、全英12位まで上がるヒット作となっています。
1「BETTER THINGS」はブルース・スプリングスティーン、2「CELLULOID HEROES」はボン・ジョヴィのジョン・ボン・ジョヴィとリッチー・サンボラ、3「DAYS / THIS TIME TOMORROW」はマムフォード&サンズ、4「LONG WAY FROM HOME」はルシンダ・ウィリアムズ&THE 88、5「YOU REALLY GOT ME」はメタリカ、6「LOLA」はパロマ・フェイス、7「WATERLOO SUNSET」はジャクソン・ブラウン、8「’TIL THE END OF THE DAY」はアレックス・チルトン&THE 88、9「DEAD END STREET」はエイミー・マクドナルド、10「SEE MY FRIENDS」はスプーン、11「THIS IS WHERE I BELONG」はブラック・フランシス、12「DAVID WATTS」はTHE 88、13「TIRED OF WAITING FOR YOU」はギャリー・ライトボディ、14「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT / DESTROYER」はビリー・コーガン、15「VICTORIA」はマンド・ディアオ、16「MOMENTS」はアルノ、のそれぞれとレイ・デイヴィスが共演しています。レイ・デイヴィスはヴォーカルだけではなく、アコースティック・ギターやエレクトリック・ギターも弾いていて、基本的には共演した相手の土俵の上で演奏して歌っているので、大物同士の懐メロ・カラオケ大会にはなっていません。特に、メタリカとの「YOU REALLY GOT ME」や、ビリー・コーガンとの「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT / DESTROYER」なんかを聴くと、キンクスは元祖・ヘヴィーメタル・バンドだったのだなあ、と再認識させられる熱演です。「ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT / DESTROYER」のメドレーは、一度は演奏して欲しかったので、嬉しかったです。2010年6月23日に、キンクスのオリジナル・ベーシストだったピート・クウェイフが亡くなっているので、このアルバム「SEE MY FRIENDS」は彼に捧げられています。
(小島イコ)
posted by 栗 at 23:00|
FAB4
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テレ朝チャンネル2 7:00〜9:00
片瀬那奈 AS 冴島響子
第5話「探偵と知りたがる女」
第6話「探偵と口がうまい女」
「匿名探偵」第2シリーズ第5話と第6話の、今年5回目の再放送です。第5話は、大学講師(石黒賢さん)の妻(田中美里さん)が、夫の鞄から百万円が入った封筒を見つけてしまい、探偵に夫の素行調査を依頼して、探偵は大学講師が教え子の女子大生と共にデートクラブの様な行為をしていると突き止めるものの、事態は意外な方向へと進む話です。妻の高校時代の同級生で、状況をややこしくさせる分かり易い悪役を「日本統一」でお馴染みの山口祥行さんが演じています。第6話は、那奈ちゃんが演じた美人すぎる弁護士の冴島響子先生の大学時代の後輩で人気女性アナウンサー(原田夏希さん)を、SNSで誹謗中傷している犯人を探偵が突き止めて警告するものの、翌日に女性アナウンサーのスキャンダラスな写真が流出して、誹謗中傷していた犯人も殺されていて、女性アナウンサーが重要参考人として連行されてしまい、探偵が真相を探る話です。
(小島イコ/姫川未亜)
posted by 栗 at 09:00|
ACTRESS
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「NO IMAGE」
here is
mia/iko presents
「the diary of nana katase」
A/K/A/ 「COPY CONTROL」
Recording Produced by IKO KOJIMA
Engineer : MIA HIMEKAWA
All voices & instruments : MW-777
(MIA/IKO/TACO/LUNA)
All Songs arranged , written and compoced by
009:栗
(A/K/A/ mia/iko) except where indicated.
with a big help from
001:ANTETSU (from NANAchan OGAMITAI of NO IMAGE),
002:USHIO (from SHiNY ☆ BRADBURYS of NO IMAGE),
008:HITO-WOLF (from MEI-KYO-SHI-SUI),
& 100 = TACO (from Queen of NO IMAGE),
055:PIN (from NEW of NO IMAGE)&
033:KIRI (from SISTER of NO IMAGE),
・・・with their family・・・,
101:NANAMI NARUMI (from LITTLE SISTERS of NO IMAGE),
051:LUNA NARUMI (from LITTLE SISTERS of NO IMAGE),
0101010・・・,& so on:KOYUKI SISTERS #0-#2 with TVC-15,
& 「KOYUKI #3-#5」with TVC15-2!!,
m-G4-MIMI & W-7,W-10-nanaco#1-#3,
ukulele-MIDORI #1-#3 (from LITTLE SISTERS of NO IMAGE),
070 & 077:NEO FLOWER GIRLS (from &'S LITTLE SISTERS of NO IMAGE),
396:pirozhki (from MARQUEE MOON),
099;mayaya
R-157:rina-chan
000:mamma-mia A+C ! &
007:nana-chan
& EVERY***
AND ・・・「∞:my MOTHER = MIAMIA/IKO-CHAN !」
ALL FOR NANA KATASE from the bottom of my heart.
since 2004-8-8
(C) NO IMAGE INC. with LOVE ☆
YES, we're just only the " NANA chan's FAN " .
since 1981-11-7