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2011年08月18日

「カタセカイ列伝」# 030「福田沙紀」

Sakippo


福田沙紀は、1990年9月19日生まれの女優です。2004年「第10回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞し「美少女クラブ31」のメムバーとなり、人気ドラマシリーズ「3年B組金八先生 第7シリーズ(2004年、TBS)」で女優デビューしました。中年男と関係し妊娠する家出少女を演じたドラマ「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜(2006年、CX)」、壮絶な苛め役を演じたドラマ「ライフ(2007年、CX)」、初出演初主演映画「櫻の園(2008年)」などで大きく注目され、舞台「フラガール(2008年)」では初舞台で主役を演じました。2005年からは歌手活動も始め、シングル8枚、アルバム2枚を発表、現在までドラマ、映画、舞台、CM、歌手、バラエティなど多方面で活躍しています。

片瀬那奈ちゃんとは、舞台「フラガール(2008年)」でのダブル主演(共に初主演舞台)のガチンコ共演で全国36公演を行脚された「戦友」です。翌年の沙紀ちゃん主演ドラマ「ゴーストフレンズ(2009年、NHK)」でも再共演しています。其れに伴って多くのバラエティ番組で番宣を兼ねて共演してもいます。特に「関口宏の東京フレンドパークII(2008年7月14日放送、TBS)」と「土曜スタジオパーク(2009年4月11日生出演!、NHK)」は「神番組認定!」と云えるでしょう。「ウルトラマン」や「仮面ライダー」に詳しく、特に怪獣には並々ならぬ愛着がある様で、前述の「東京フレンドパークII」に出演時に
「ガボラ、萌え〜!」
と発言した際には、流石の片瀬クンも「ドン引き」していました。舞台「フラガール」で共演されたので、間違いなくあたくしが最も多く目撃した片瀬那奈ちゃん以外の「カタセカイ住人」です。「フラガール」以外でも前述の「土曜スタジオパーク」でもお逢い出来たし、、、ん?待てよ。となると「シュガー」が壱番多いって事になるじゃまいかっ。

男の子っぽい趣味嗜好性があり、食いしん坊でもあって、片瀬クンとは気が合う様です。また、深夜枠でのドラマで好い味を出して居るのも「ポスト・片瀬クン」として有望でしょう。現在主演しているドラマ「IS(アイエス)〜男でも女でもない性〜(2011年、テレビ東京)」も、難役に挑戦し「面白い」とあたくしは思っていますよ。あたくしに面白いと思われたら「ヤバイ」かもしれませんけどね。山田クン主演の「勇者ヨシヒコと魔法の城」と云い、流石は「テレビ東京」ですよ。あっ。「IS」は深夜枠じゃないのか。ま、テレ東なら「おんなじ様なモン」じゃまいか。♪数字じゃない♪なのだ。

さて、沙紀ちゃん主演映画「櫻の園」で共演したのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年08月19日

「カタセカイ列伝」# 031「杏」

LIGHTS(初回生産限定盤)(DVD付)


杏は、1986年4月14日生まれの女優です。2001年、15歳でモデル・デビューし、多くの海外コレクションでも活躍するトップ・モデルとなります。父親は世界的に有名な俳優「渡辺謙」ですが、彼の助言も在りデビュー時から有名になるまでは其の事実を伏せていました。2007年から女優活動を始め、連続ドラマや映画に精力的に挑み「泣かないと決めた日(2010年、CX)」では助演女優賞を獲得し、「名前をなくした女神(2011年、CX)」では連続ドラマ初主演しました。今後も、何かと話題の実写版「妖怪人間ベム(2011年、日本テレビ)」や大河ドラマ「平清盛(2012年、NHK)」への出演が決定しております。海外へも携帯用小型ギター(Backpacker)を持ち歩く音楽好きで、2010年には念願の歌手デビューもしています。また「歴女」としても有名で、特に「戦国時代〜幕末」への造詣が深くNHK教育で講師を務めるなど、多方面で活躍しています。

片瀬那奈ちゃんとは「泣かないと決めた日(2010年、CX)」と其のスペシャル版「絶対泣かないと決めた日(2010年、CX)」で共演しています。前述の通り、杏ちゃんが助演女優賞を獲得した作品ですが、完全無欠のヒール役でした。登場する時にヘビの効果音が流れるので、付いた渾名は「へび娘」です。ま、あたくしが勝手に付けたわけだが。主演「9ちゃん(公称・170センチメートル)」、怖い上司「メルモちゃん(公称・169センチメートル)」、苛めっ子のボス「片瀬クン(公称・172センチメートル)」と「デカ女」揃いのドラマで、一際高く聳え立つ「へび娘(公称・174センチメートル)」は圧巻でした。ま、ドラマはスットコドッコイでしたけどね。

音楽作品として発表された「LIGHTS(2010年)」はカヴァー集でしたが、何故か九ちゃんの「心の瞳(1985年、遺作シングルB面曲)」とか、KANちゃんの「愛は勝つ(1990年)」とか、マッキーの「どんなときも。(1991年)」などの「20年以上も前のオリジナルが男性による楽曲」が多く選曲されていました。う〜む、どっか変だぞ、へび娘。「カタセカイ住人」なので出演作はなるべくチェックする様になりましたが、初主演連続ドラマ「名前をなくした女神」もうっかり観てしまい、其の「忘れようも無い荒唐無稽なストーリー展開」から「此れは、絶対、アレとおんなじだ」と確信したら、案の定「泣かないと決めた日」とおんなじ脚本家でした。ゆえに、二回目以降は観ておりません。

さて、へび娘初出演ドラマ「天国と地獄(2007年、テレビ朝日)」や「新参者(2010年、TBS)」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月20日

「カタセカイ列伝」# 032「阿部寛」

日本科学技術大学教授上田次郎のなぜベストを尽くさないのか


阿部寛は、1964年6月22日生まれの俳優です。大学(中央大学理工学部電気工学科)在学中、1985年「第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝、カリスマ・モデルとして一世を風靡し、1987年に俳優デビューしました。1988年には、アイドル人気に乗ってうっかり歌手デビューもしています。順風満帆の芸能生活かと思われましたが、余りの長身(公称・189センチメートル、実際は192センチメートル以上と思われる)のイケメンであるがゆえに役柄のオファーが無くなり、長く不遇時代を過ごします。1993年の舞台出演(「熱海殺人事件」)から二枚目路線を脱却し、様々な役をこなせる実力派俳優として多くの作品で脇を固める様になりました。更に、2000年から始まった人気シリーズ「TRICK」で自虐ギャグも厭わぬ「怪演」を披露し、以後は主演俳優として「アットホーム・ダッド(2004年、CX)」「ドラゴン桜(2005年、TBS)」「結婚できない男(2006年、CX)」「白い春(2009年、CX)」「新参者(2010年、TBS)」など多くの人気作で主演しています。現代劇から時代劇(NHK大河ドラマには5作品に出演)まで、シリアスもコメディも演じ分け、声優としても憧れの「ケンシロウ(北斗の拳)」を演じるなど、多方面で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、ドラマ「できちゃった結婚(2001年、CX)」と映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年)」で共演しています。どちらもコメディ路線での共演で「怪優対決」とも云えるバトルを魅せて下さいました。特に「TRICK」で片瀬クンが演じられた「杉尾園子」は、数ある役柄でも最も「へんちくりん」でした。ま、映画はつまんなかったけどね。「TRICK」ってアノ世界観にノレれば最高なのでしょうけど、どーにも堤カントクお得意の「小ネタ」にノリ切れない者にとっては些かナンギで御座います。上田次郎は好きなんだけどナァ。近年の阿部ちゃんでは「白い春」が好かったです。アレは泣けた。

「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」絡みのイベントで、あたくしは阿部ちゃんを間近で目撃出来たのですけど、いやぁ、そりゃもう「デカかった」です。多くのプロレスラーとも対面した経験がありますが、あんなに「デカイ」のはプロレスラーでも「馬場さん、アンドレ、帝王」くらいしか見たことがないです。小川や前田よりもデカかったので、猪木なんか目じゃないです。しかもイケメン!確実にあたくしが逢った「もっともデカイ、イケメン」ですね。此処で「デカイ、デカイ」と云い捲くっている片瀬クンも、阿部ちゃんと並ぶと「大人と子供」でしたよっ。阿部ちゃんは、ずっと同じ車に乗っていたり、公式サイトをファンに任せていたりと、気取りが無い人柄にも好感が持てます。ズバリ云って好きな俳優さんのひとりです。

さて、映画化も決定した最近の阿部ちゃん当たり役作品「新参者」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月21日

「カタセカイ列伝」# 033「泉谷しげる」

オールタイムベストアルバム 天才か人災か (DVD付)


泉谷しげるは、1948年5月11日生まれのシンガーソングライター、俳優です。漫画家を目指し「COM」「ガロ」に投稿(当時、投稿作が手塚治虫先生に絶賛され、後に「ガロ」でデビュー)する一方で、岡林信康と彼のバックバンドを担当していた「はっぴいえんど」の影響を受けフォークシンガーを志し、1971年に実況録音盤「泉谷しげる登場」でエレックからデビューしました。エレックからソニーに移籍した吉田拓郎の後を受け、エースとして「春・夏・秋・冬(1972年)」「黄金狂時代(1974年)」など傑作アルバムや多くのライヴで活躍します。1975年には、小室等、井上陽水、吉田拓郎とフォーライフ・レコードを設立し最も精力的に「イーストからの熱い風(1976年)」などのアルバムを発表するも、方向性の違いから僅か二年で離脱。ワーナーへ移籍後「'80のバラッド(1978年)」などの傑作を生み出しフォーク界に留まらずロック界での評価も高まったもののセールスに繋がらず、初主演ドラマ「戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件(1979年、テレビ朝日)」で新人賞を獲得した事も重なり、俳優業にも重きを置く様になります。其の後は現在まで、歌手と役者の両面でコンスタントに活動する傍ら、漫画家、監督、プロデューサー、コメンテイター、ボランティア活動など多方面で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、第一期女優時代の最高傑作ドラマ「2001年のおとこ運(2001年、KTV)」で、なな、なんと「父娘役」で共演しています。片瀬クン演じる「さくら」の姉は菅野美穂ちゃん演じる「あたる」でしたから、泉谷さんが「菅ちゃん&片瀬クンの美人姉妹の実の父親!」と云う俄かに信じ難い衝撃的なキャスティングでした。然し乍ら、お得意の頑固親父振りは妙に説得力が在り見事で御座いましたよ。団長みたいにカッコイイお父さんも好いけど、あたくしは泉谷さんのオヤジの方が「リアリティ」を感じました。

泉谷さんは個人的に音楽家としても俳優としても好きなのですけど、芯の通ったエピソードや発言の数々にも好感を持っています。「はっぴいえんど」解散後にソロになりレーベルを立ち上げた大瀧詠一師匠が「CMのレコード化に乗ってくれた」との理由でエレックと契約した際には、前述の通り「エレックのエース」だったにも関わらず「大瀧さん、エレックで大丈夫か?此処は長くないぞ」と助言したり(実際に「あっ。」と云う間に倒産)、あまみん主演作「女王の教室(2005年、日本テレビ)」が過激な内容からバッシングされた際には「どんなに批判されようが、此れは立派な作品なのだから最後まで演じきろう」とあまみんを励ましたとか、好い噺ですよ。キヨシちゃんに関する噺なんかは「泉谷らしいナ」と涙します。

音楽家としてもレアな功績も多く、日本で最初にオリジナルでレゲエを演ったのが泉谷さんです。おそらくプロデューサーだったトノバンの趣味だったのでしょうけど。サザンオールスターズのデビュー時に「おいおい、此れはリトル・フィートの替え歌じゃねーか」と発言したり、パンクが台頭した時代に「オレは日本のパンクだ!」と奇怪なファッション(全く英国のパンクとは違うものの、ポリシーはしっかりと継いでいた)で登場するなど、「何気に、かなり聴いてますよ」が伺えます。俳優としての近年で凄かったのは、やっぱ「女帝(2007年、テレビ朝日)」かな。アノ大仰過ぎる「臨終シーン」は余りにもマンガ的で、不謹慎乍ら大爆笑してしまったじゃまいか。

さて、泉谷さんと「CONTROL〜犯罪心理捜査〜(2011年、CX)」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月22日

「ななちゃんとみーちゃん」

Girl’s Box~Best Hits Compilation~(DVD付)


「苦しい6話」(瀧本美織オフィシャルブログ 8/21)


片瀬那奈ちゃんと「レジ好き仲間」と云えば、此れまでは福田沙紀ちゃんと決まっておりました。(「土曜スタジオパーク(2009年4月11日生出演!、NHK)」で発覚。)ところが、現在「美男ですね」で共演中の瀧本美織ちゃんも「レジ好き」とカミングアウトされたのです。

しかも、なな、なんと「業務用レジを所有」と云う「へんてこりん」だったのだっ。えっと、そんな噺はですね、

「片瀬那奈ちゃん以外で初めて聞きました」

う〜む、俄然「瀧本美織ちゃん」の好感度がアップです。てか、「同じ目線で話してくれるななちゃん(背じゃないよ!笑)」って。やるな、みーちゃん。


(小島藺子/姫川未亜)


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「カタセカイ列伝」# 034「藤木直人」

HISTORY of NAOHITO FUJIKI 10TH ANNIVERSARY BOX


藤木直人は、1972年7月19日生まれの俳優です。早稲田大学理工学部情報工学科在学中に「メンズノンノ」のモデルに自ら応募し最終選考で落選するも事務所の目に止まり、1995年映画「花より男子(内田有紀・主演版)」の「花沢類」役で俳優デビューしました。大学卒業後の1997年から本格的活動に入り、1999年には念願のCDデビューも果たします。音楽活動は、現在まで「シングル15枚、アルバム8枚、DVD13作」を発表し、実演も継続的に行う「かなりマジ」で本格的なものです。本業と云うべき俳優としても順調にキャリアを積み、月9ドラマ「ラブ・レボリューション(2001年、CX)」で大ブレイクし、2002年にエランドール賞新人賞を獲得。ドラマ「初体験(2002年、CX)」でザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を、初主演映画「g@me.(2003年、東宝)」で日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞しました。二枚目役ばかりでなくコミカルな演技もこなし、近年では「ホタルノヒカリ(2007、2010年、日本テレビ)」で演じた「ぶちょお」が当たり役となりました。デビュー以来現在まで、数多くのドラマ、映画、舞台、歌手、パーソナリティーなど多方面で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、共演歴が多い俳優さんの一人です。ドラマでは彼女の本格的なデビュー作と云える「GTO ドラマスペシャル(1999年、CX)」に始まり、「小早川伸木の恋(2006年、CX)」「泣かないと決めた日(2010年、CX)」「絶対泣かないと決めた日(2010年、CX)」で共演し、映画でも「20世紀少年(2009年、東宝)」で絡みは無いものの名を連ね、「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年、東宝)」ではガチンコ共演(藤木さんが片瀬クンを惨殺!)しています。更に、片瀬クンが歌手時代に「ミュージックステーション(2003年2月21日生放送!テレビ朝日)」に初出演された時にも「歌手として」共演されています。曲順が続いていた為、雛壇での出番前インタビューも「2ショット」でした。

藤木さんには映画「20世紀少年」にエキストラ参加した際に何度かお目に掛かれましたが、マジで「イケメン」でした。いえ「イケメン」と云うよりも「綺麗なお顔」をされておりましてですね、暫し見蕩れてしまったほどです。結構、俳優さんにも多くお逢いして参りましたし、若いコは美形も多いのですけど、藤木さんって「アラフォー」ですからね。間違いなく、あたくしが逢った中で「最も綺麗な俳優さん」です。なんてったって、其の現場には常盤貴子さんや平愛梨ちゃんなどの「綺麗どころ」も居たわけですから。なのに、あたくしは藤木さんに見蕩れてしまったわけですよ。全く、早稲田出てあんなに綺麗で長身って、ズルイです。アレで歌も上手かったら困っちゃうのだ。ん?あたくし、何かマズイこと云ったかしらん。

さて、藤木さん&片瀬クンとドラマ「小早川伸木の恋」「泣かないと決めた日」「絶対泣かないと決めた日」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月23日

「カタセカイ列伝」# 035「紺野まひる」

調布空港 [DVD]


紺野まひるは、1977年4月12日生まれの女優です。1994年に過去最高の難関(48.2倍)を突破し宝塚音楽学校に入学、1996年に3番の優秀な成績で宝塚歌劇団に入団し、2002年には雪組娘役トップスターに就任しますが同年に退団しました。翌2003年からは女優に転身し、朝ドラ「てるてる家族(2003年〜2004年、NHK)」では長女役を好演、以後現在まで多くのドラマ、映画で活躍中です。プライベートでは、2008年に中学〜高校時代の同級生でパイロットの男性と結婚されました。

片瀬那奈ちゃんとは、連続ドラマ「小早川伸木の恋(2006年、CX)」での初共演を皮切りに、「暴れん坊ママ(2007年、CX)」「泣かないと決めた日(2010年、CX)」「絶対泣かないと決めた日(2010年、CX)」「外交官・黒田康作(2011年、CX)」で共演されました。「暴れん坊ママ」と「外交官・黒田康作」では役柄上で絡みはなかったものの、2006年以降に片瀬クンがフジテレビ系の連ドラでレギュラー出演された作品全てで名を連ねています。また、片瀬クンがゲスト出演された連ドラ「キミ犯人じゃないよね?(2008年、テレビ朝日)」と「恋する日本語(2011年、NHK)」では、共に「片瀬クン出演の次回ゲストがあひるちゃん(誤字ではなく、あたくしが勝手に付けた愛称)」でした。

あひるちゃんと片瀬クンは、役柄では恋敵でバトルを繰り広げた「小早川伸木の恋」での共演で仲良くなり、打ち上げではお二人で「宝塚寸劇」を披露されたとの事です。元・タカラジェンヌからの直々の指導は、後の「美月うらら姫」へ大きな糧となったでしょう。そう云えば、片瀬クンの初主演舞台「フラガール(2008年)」にはあひるちゃんも観劇に訪れていて、あたくしも間近で目撃出来ましたが、品があって華奢で綺麗でした。シリアスからコメディまで自在に演じられますが、「白い春(2009年、CX)」や「外交官・黒田康作」では「遺影女優(動く出番は、回想シーンのみ)」と云う贅沢な配役も堂々と受けております。

さて、あひるちゃんと「小早川伸木の恋」「妄想姉妹〜文學という名のもとに〜(2009年、日本テレビ)」「ハガネの女 season2(2011年、テレビ朝日)」などで共演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年08月24日

「カタセカイ列伝」# 036「吉瀬美智子」

ハガネの女DVD BOX


吉瀬美智子は、1975年2月17日生まれの女優です。高校卒業後、地元・福岡でアルバイト中にスカウトされ、1995年に上京しモデルとして活躍しました。徐々に活動の幅を広げ、「噂の!東京マガジン(2003年〜2007年、TBS)」のアシスタントで注目され、 女優としても連続ドラマから映画化もされた人気シリーズ「LIAR GAME(2007年、2009年、2010年、CX)」 や、同じくシリーズ化されたドラマ「ブラッディ・マンデイ(2008年、2010年、TBS)」などで頭角を現し、これまた深夜枠での好評を受けてゴールデンへ進出したドラマ「ハガネの女(2010年、2011年)」で35歳にして単独初主演を果たしました。現在は多くのドラマ、映画、CMなどに引っ張りだこの人気女優となり、2011年にエランドール賞新人賞を受賞された遅咲きの逸材です。プライベートでは、2010年に実業家の男性と結婚されています。

片瀬那奈ちゃんとは、「ブラッディ・マンデイ」でのスリリングな共演が有名ですが、何気に「不機嫌なジーン(2005年、CX)」や「小早川伸木の恋(2006年、CX)」でも名を連ねております。「不機嫌なジーン」では第5話のみのチョイ役でしたが、モデル役のきっちゃんが「あたし、女優になるんです」と云い放つ「虚実混同」の名場面が在りました。此れは、後の「BOSS 2ndシーズン(2011年、CX)」第1話での「あたし、ハガネの女になるんです」へと繋がります。「小早川伸木の恋」では原作だと美村教授と結婚する美味しい役どころだったはずが、改変されて最後は何処に行ったのか分からなくなってました。苦労したね、きっちゃん。てか、ドラマの「小早川」は「沼津の余計なエピソードが邪魔」ですよっ。

こうしてみると、きっちゃんの代表作ってほとんどが「マンガ原作」ですね。片瀬クンとも仲が好いみたいですけど、モデル出身とかじゃなく「マンガ女優」ってことで繋がってるのかもしれません。折角ゴールデンに移った「ハガネの女」は数字が散々でしたけど、アレは深夜枠だから好かったんじゃまいか。テレ朝って「深夜枠→ゴールデン」で、ドラマもバラエティも軒並み失敗してますから、きっちゃんは悪くないです。

さて、きっちゃんが現在「長女」役で御出演されている、やっぱりマンガ原作ドラマ「華和家の四姉妹(2011年、TBS)」で共演されているのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年08月25日

「カタセカイ列伝」# 037「貫地谷しほり」

貫地谷しほりフォトブック『カンジヤノハナシ』


貫地谷しほりは、1985年12月12日生まれの女優です。中学生の時に新宿駅のホームでスカウトされ、演劇学校で修行し、2002年に映画「修羅の群れ」で女優デビューしました。其の後、映画「スウィングガールズ(2004年)」、連続ドラマ「大奥〜華の乱〜(2005年、CX)」、映画「夜のピクニック(2006年)」などで好演し、2007年にオーディションを勝ち抜き、朝ドラ「ちりとてちん(2007年〜2008年、NHK)」のヒロインに抜擢され全国区で人気を得ます。引き続き「キミ犯人じゃないよね?(2008年、テレビ朝日)」と「あんどーなつ(2008年、TBS)」で主演(つまり一年間継続して主演ドラマが放送された)し、共演俳優や評論家からも絶賛されました。2008年に「エランドール賞 新人賞」を受賞、2009年には「日刊スポーツ・ドラマGP 夏ドラマ・助演女優賞」を獲得し、以後も、数多くの映画、ドラマ、舞台などで、現代劇から時代劇までシリアスもコメディも演じ分け活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、片瀬クンの初(そして、今のところ唯一)の時代劇ドラマとなった「信長の棺(2006年、テレビ朝日)」で初共演し、後に出世した貫ちゃん主演作「キミ犯人じゃないよね?(2008年、テレビ朝日)」にもゲスト出演されています。また、絡みは無かったものの「アベレイジ2(2008年、CX)」でも名を連ねています。貫ちゃんは「信長の棺」では「くノ一」役を熱演されましたが、在ろう事か「テレ朝公式サイト」で名前を誤記(「地谷しほり」)される憂き目に逢いました。確かに「貫地谷」は大変珍しい苗字ですが「一寸そりゃないよ」って失態でしょう。片瀬クンは見事にバッティングするし、散々でしたよ。そんでもって、此処では「しーちゃん」でも「しほりん」でもなく「貫ちゃん」と呼ぶ様になったのです。「KANちゃん」や「菅ちゃん」とダブっちゃうわけだが。

あたくし的には、内山理名ちゃんが主演された「大奥〜華の乱〜」でうっかり注目してしまった女優さんでした。其れゆえに「コメディエンヌ」として評価されているのは、些か納得がいきません。だって「キミ犯人じゃないよね?」はズバリ云って「つまんなかった」ですよ。いえ、別に貫ちゃんが悪かったんじゃないんですけどね。どちらかと云えば、シリアス路線の方が個人的には好きです。ま、兎も角、才能の在る女優さんなので売れて好かった。

さて、貫ちゃん主演ドラマ「ちりとてちん」や映画「愛の流刑地(2007年)」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月29日

「カタセカイ列伝」# 038「松重豊」

49日後…


松重豊は、1963年1月19日、福岡生まれの俳優です。明治大学文学部演劇科で演劇学を学び映画や演劇の製作者を目指していましたが、数多くの演劇を観て演技に感動し、自らも演じる道を志しました。大学在学中の1983年に小劇場で初舞台を踏み、其の後「東京サンシャインボーイズ」に所属、卒業後の1986年から「蜷川スタジオ」に入団、1989年に退団後は「ザズウ」に所属し、多くの演劇に出演します。1990年代からは演劇に留まらず、映画、ドラマ、ナレーター、CMなど幅広く活躍中です。長身で強面ながら人間味溢れる演技が高く評価され、映画「しゃべれども しゃべれども(2007年)」で「毎日映画コンクール助演男優賞」を、映画「ディア・ドクター(2009年)」で「ヨコハマ映画祭助演男優賞」を受賞しています。

片瀬那奈ちゃんとは、ドラマ「離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜(2005年、CX)」「ブラッディ・マンデイ(2008年、TBS)」で共演し、片瀬クンがゲスト出演したドラマ「子育てプレイ&MORE(2009年、毎日放送)」や、後の「どや顔」へ繋がるドラマ「検事・鬼島平八郎(2010年、朝日放送、テレビ朝日)」でも絡みはないものの名を連ねています。「ブラッディ・マンデイ」では、片瀬クン演じる「宝生小百合」が第4話で自決しますが、松重さん演じる上司「加納」は完全に取り乱し、彼女の亡骸を独占!本来なら死後は出番が無いはずの「宝生」を事在るごとに回想し(第5話、Season2-第1話)、「宝生ゾッコン☆LOVE」振りを見せ付けました。役柄的には「リコベン2」の「タモっちゃん」の方が好きなので、此処ではそっちが愛称になっています。

一時期は仕事が無く「役者廃業」まで考えたと云うタモっちゃんも売れっ子になりまして、近年では毎クール連続ドラマのレギュラーやゲストで出演するどころか、うっかりすると同クール掛け持ちレギュラーもこなし、出演映画も数多いです。さらに、渋い声を活かしたナレーターとしてCMなどで多く活躍されてもいます。現在放送中の連ドラ「ドン★キホーテ(2011年、日本テレビ)」での「若頭・兵頭」も好いですけど、個人的に近年で好かったと思うのは「不毛地帯(2009年〜2010年、CX)」の「小出」です。

さて、タモっちゃんが助演男優賞を獲得された映画「ディア・ドクター」に主演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月30日

「カタセカイ列伝」# 039「笑福亭鶴瓶」

ディア・ドクター 【限定版】 <初回限定生産> [DVD]


笑福亭鶴瓶は、1951年12月23日生まれの落語家です。1972年に「6代目笑福亭松鶴」に入門しますが、なかなか稽古をつけてもらえず、インチキ・スプーン曲げで「超能力者」だと師匠を騙してラジオやテレビに進出しました。関西で人気タレントとなり東京進出を図りますが、伝説の「全裸事件」などで何度も失敗。然し、多くの芸人が彼の才能を認め、特にビートたけしは制作者を半ば恫喝(「鶴瓶を活かせないような制作なら、お前らの仕事なんかしねえ」と発言)までしてフォローしました。其の後、徐々に実力を発揮し、タレント、司会、さらに俳優としても活動する様になります。テレビ東京を出入り禁止になったタレントが、紅白の司会者になるとのミラクルも起こしました。現在は、多くのレギュラー番組を持ち、俳優としても主演男優賞を獲得、そして本業の落語でも「上方落語協会副会長」を務め落語会も継続して開催するなど、多方面で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、役者としては、ドラマ「アベレイジ(2008年、CX)」「アベレイジ2(2008年、CX)」で競演しています。「アベレイジ」では絡みがなかったものの「アベレイジ2」ではバッチリと冒頭で「二人の鶴瓶師匠」と対峙する片瀬クンが拝めまして、其れが「二人の片瀬クン」へと繋がるのです。「アベレイジ2」はDVD化されていないのですけど、片瀬那奈ちゃんの真骨頂を知らしめた「神ドラマ」のひとつでした。また、多くのバラエティ番組でも共演されていますが、鶴瓶師匠レギュラー番組「A-Studio(2011年、TBS)」と「スジナシ(2011年、CBC)」は記憶に新しく、どちらも「神番組」でした。う〜ん、片瀬クンは鶴瓶師匠と絡むと好い味出すね。ちなみに、現在放送中のドラマ「荒川アンダー ザ ブリッジ(2011年、毎日放送)」で片瀬クンと共演している「ラストサムライ」を演じる駿河太郎さんは、鶴瓶師匠の息子です。

此の「カタセカイ列伝」は、以前も申しました通り「片瀬那奈ちゃんを中心とした相関図」を繋いでゆく企画でありまして、それぞれの人物に関しても「片瀬那奈ちゃんとの関わり」に重点を置いて書いています。一応、略歴も加えていますけど、それぞれのファンの方々(結構、此の連載で取り上げた方々の名前で検索されて訪問される片もいらっしゃるのです)からすれば「甘いナ」と思われるでしょう。今回の鶴瓶師匠の様にキャリアが長い御方ならば尚更でしょう。でもですね、此処は「片瀬那奈全記録」なわけでして、何卒ご勘弁下さい。だって、例えば鶴瓶師匠だったら「全裸事件」だけで連載も出来るくらいネタがあるじゃまいか。そーゆーのは「Wikipedia」でも見て頂いてですね、其れでも満足出来なければ、検索すればどっかにありますから。

さて、ドラマ「タイガー&ドラゴン(2005年、TBS)」で鶴瓶師匠の息子を演じたのが、(つづく)


(小島藺子)


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2011年08月31日

「カタセカイ列伝」# 040「塚本高史」

TWO―塚本高史PHOTO BOOK


塚本高史は、1982年10月27日生まれの俳優です。新人オーデイションで入賞し、1997年に15歳で俳優デビューしました。着実にキャリアを重ね、映画「バトル・ロワイアル(2000年)」やドラマ「木更津キャッツアイ(2002年、TBS)」などで注目され、2003年にはインディーズからCDデビューも果たしました。主役から脇役まで幅広い役柄を演じ分け、数多くの映画、ドラマ等で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、伝説の連続ドラマ「鉄板少女アカネ !!(2006年、TBS)」で共演し、奇跡のドラマスペシャル「ミラクルボイス(2008年、TBS)」ではダブル主演しています。更に片瀬クンがゲスト出演されたドラマ「小児救命(2008年、テレビ朝日)」にも、絡みはないものの塚本クンがレギュラー出演されていました。「ミラクルボイス」は、演出家など制作スタッフの多くが「鉄板少女アカネ !!」と同じで、正しく「西豪寺エレナ様の逆襲」と呼ぶべき作品でした。そして、他局制作なのに「小児救命」には片瀬クン、塚本クンに加え、陣内孝則さん、デビット伊東さんと「鉄板少女アカネ !!」の主要キャラクターを演じた方々が四人も名を連ねています。

そう云えば塚本クンは、映画「ROCKERS(2003年)」にも出演しているし、ドラマ「菊次郎とさき(第2・第3シリーズ・2005年、2007年、テレビ朝日)」で親子役だったりと、陣内さんとも縁がありますね。ちなみに、片瀬クンが「鉄板少女アカネ !!」の次にレギュラー出演した連続ドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第(2007年、TBS)」の裏番組が「菊次郎とさき(第3シリーズ)」です。正に「昨日の友は今日の敵」とばかりに叩き潰しに掛かった「片瀬イズム」をみましたね。そして「菊次郎とさき(第3シリーズ)」では阿部力クンも陣内さんの息子役で出演されています。力クンは「ミラクルボイス」で片瀬クンの相手役になり、其の後の「片瀬・力 シリーズ」へと繋がるのでした。アカネの怨念、恐るべし!

さて、スウィンタくんこと塚本クンとドラマ「曲げられない女(2010年、日本テレビ)」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年09月02日

「カタセカイ列伝」# 041「谷原章介」

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谷原章介は、1972年7月8日生まれの俳優です。1992年「メンズノンノ」の専属モデルとして活動を始め、1995年に映画「花より男子」の「道明寺司」役で俳優デビューしました。ちなみに、此の時「花沢類」役で俳優デビューしたのが、同い年で同じく「メンズノンノ」出身の藤木直人です。其の後は、映画、ドラマ、舞台とコンスタントに出演し、2005年から2008年に掛けては連続ドラマに15クール連続でレギュラー出演する売れっ子になっていました。現代劇から時代劇まで、二枚目も三枚目も演じられる幅広い役者活動を続けています。また、2007年からは「王様のブランチ(TBS)」のメイン司会を務めており、甘い声を活かしたナレーターとしても活躍するなど多才です。

片瀬那奈ちゃんとは、彼女の初出演・月9ドラマ「氷の世界(1999年、CX)」で絡みは無いものの名を連ねております。本格的な共演は「小早川伸木の恋(2006年、CX)」で、其の時には「笑っていいとも!」などのバラエティ番組でも多く共演されました。「小早川伸木の恋」には、同期の藤木直人さんもレギュラー出演されております。また、片瀬クンが出演していた「外交官・黒田康作(2011年、CX)」の続編映画「アンダルシア 女神の報復(2011年)」にも谷原さんは出演されています。片瀬クンが代打MCを担当していた時期の「グータンヌーボ(KTV)」にも、2009年11月11日放送で谷原さんがゲスト出演されました。

此処では谷原さんを「上様」の愛称で呼ばせて頂いておりますが、其れは内山理名ちゃん初主演連続ドラマ「大奥〜華の乱〜(2005年、CX)」で演じられた「徳川綱吉」役に由来します。そう云えば、理名ちゃんが次に主演された連ドラ「嫌われ松子の一生(2006年、TBS)」にも上様は出てらしたのですけど、北村一輝さんと小池栄子さんも両方に出てましたね。四人共双方で主要キャストだったわけで、他局なのに意図的としか思えませんでした。テレビの「松子」って「アカネ」と同じクールで両方とも「伝説のドラマ(平均視聴率一桁)」となったのですけど、あたくしは当然乍ら両方とも全話視聴し録画もしましたし、面白かったです。個人的には映画の「松子」のミュージカル風演出が過剰でつまんなかったので、TV版の方が好きです。上様は、ちゃっかり映画にもTVドラマにも出ていましたね。

さて、上様の俳優デビュー映画「1995年版・花より男子」で主演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年09月04日

「カタセカイ列伝」# 042「内田有紀」

内田有紀 パーフェクト・ベスト


内田有紀は、1975年11月16日生まれの女優です。中学時代からモデルを始め、1992年にドラマ「その時、ハートは盗まれた(CX)」で女優デビュー、翌1993年にユニチカの水着キャンペーンガールに選ばれ、さらに翌1994年にはフジテレビビジュアルクイーンに選出されました。同年には主演ドラマ「半熟卵(1994年、CX)」の主題歌「TENCAを取ろう! -内田の野望-」で歌手デビューし、オリコン史上初のデビュー曲で首位を獲得しました。当時「アイドル冬の時代」と云われた中で、突出したアイドル人気が爆発し、ドラマ、映画、歌手と大活躍します。2000年に「北区つかこうへい劇団」に入団し、歌手活動を停止し舞台を中心とした本格派女優への転身を図りました。其の成果が出て「さあ、此れから!」となった2002年に結婚し、事実上の引退となります。ところが、2005年に離婚し、再び女優としての活動を再開。其の後は現在まで、数多くのドラマや映画で活躍中です。

片瀬那奈ちゃんとは、「氷の世界(1999年、CX)」で共演し、片瀬クンが友情出演された「検事・鬼島平八郎(2010年、朝日放送、テレビ朝日)」で11年ぶりの再共演を果たしました。見比べますと、「氷の世界」の頃には既に「本格派女優」へと脱皮しようとしておられた内田さんは11年後も然程変わらない印象ですが、片瀬クンの変貌には驚かされるでしょう。アノいたいけな七海ちゃんが、前科持ちのスリになってしまわれた。惨殺されて散骨された七海ちゃんが、堂々と内田さんをハメる役柄を演じた姿に感慨深いものがありました。

ま、内田さんに関しては、あたくしなんぞが語るべきではないのかもしれません。人生賭けちゃった輩を知っておりますのでね。でもですね「1994年の内田有紀は最高だった」と、あたくしも云えますよ。だって「時をかける少女」も「17才」も「半熟卵」も全話観て録画してましたし「TENCAを取ろう! -内田の野望-」も「純情可憐乙女模様」も「YUKISS」も買ったんですからね。知世ちゃんの「時かけ」を200回くらいは観て、科白も暗記してしまったあたくしが「内田版」を認めてしまったのもトンデモでしたけど、何と云っても「17才」ですよ。アレは大傑作でした。当時、あたくしは録画したヴィデオを何度も観直して「生きる糧」としていたのです。なのに、打ち切られた挙句に再放送も映像作品化もされないって、理不尽過ぎるぞ。ぜいはあ、、、。

さて、内田有紀ちゃんが次女役を演じた「マグロ(2007年、テレビ朝日)」で父親役で主演されたのが、(つづく)


(小島藺子/姫川未亜)


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2011年09月05日

「カタセカイ列伝」# 043「渡哲也」

ゴールデン☆ベスト


渡哲也は、1941年12月28日生まれの俳優です。1964年に「石原裕次郎に会えるかも知れない」との想いで日活撮影所へ訪問しスカウトされ芸能界入りし、翌1965年に映画「あばれ騎士道」で俳優デビューしました。日活を退社後、大手からの誘いを断り尊敬する石原裕次郎の「石原プロ」へ入社し、当時は倒産寸前だった「石原プロ」を再建する為に数々の映画に出演し、自社制作のテレビドラマ「大都会(1976年〜1979年、日本テレビ)」や「西部警察(1979年〜1984年、テレビ朝日)」で主演するなど、副社長として大いに会社に貢献しました。ちなみに、石原と渡は「御誕生日が同じ」です。石原の死後は社長に就任し活躍しましたが、2011年に石原の23回忌(2009年)を終えた事と健康上の理由(1992年に直腸癌を患い克服している)から退任しました。俳優としての輝かしいキャリアは云うまでもありませんが、歌手としても「東京流れ者」や「くちなしの花」などのヒット曲を持っています。2005年には「紫綬褒章」を受章されました。

片瀬那奈ちゃんとは、団長主演ドラマ「熟年離婚(2005年、テレビ朝日)」で親子役で共演しています。残念乍ら映像作品化されていないドラマですが数字は高く、最終回は関西では「30%」を叩き出したのです。とゆーか、再放送とか映像作品化とかしてもらいたいと願うのは、其の「スットコドッコイなストーリー展開」が滅茶苦茶に面白いからです。前回からの繋ぎで「マグロ(2007年、テレビ朝日)」を用いたのはですね、「熟年離婚」と「マグロ」のキャスティングが被り過ぎだからなのだ。団長が父親で、松坂さんが母親で、息子が「21世紀の裕次郎」ってトコまでは、許そう。然し、次男が「あっちゃん」で、高島姐さんも出てるのだ。そんでもって、長女は「あまみん」で、次女が「内田有紀ちゃん」と来たなら「完全無欠のカタセカイ」ではありませんかっ。

団長の様な御方をあたくし如きが語るのは畏れ多いのですが、大河ドラマ「勝海舟(1974年、NHK)」で途中降板されたのは子供心にも残念でした。当時「仁科明子さんのファン」だったので、本当に無念です。それと「浮浪雲」は好きで全話観てましたね。其の後の「西部警察」は、団長などと云いつつ、リアルタイムでは全く観てないのですけど、其れは当時あたくしがTVを持っていなかったからでしょう。事実、あたくしは「1979年〜1984年」の期間、TVを持っていなかったのです。そんな貧乏噺は置いといて、片瀬クンも「ゾッコン☆LOVE」になってしまうのが分かる程に、団長は「カッコイイ」です。舞台「フラガール」の時に、団長は最高級の御花を届けられていました。東京公演全てに足を運んだあたくしが断言します。団長の送られた御花は、千秋楽まで枯れることなく飾られていました。

さて、団長とドラマ「結婚(2009年、テレビ朝日)」で共演されたのが、(つづく)


(小島藺子)


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