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2010年09月25日

「無惨な夢ちゃん」

Rumours


総合格闘技「DREAM 16」をTBSで放送したので観ました。三時間の特番ですけど、何故か前半の1時間半は前座の拳闘試合でして、此れがもうしょっぱい試合なんですよ。亀2号の頭突きが決め手の判定勝ちってのもアレだけど、坂田も嫁サンと娘を連れて来るってTBS的なホームドラマ展開は好い加減にして欲しいですね。此れって、マジで世界戦だったんですかぁ?

さて、20時半を過ぎてようやくメインの「DREAM 16」に切り替わりまして、こっちは録画を撮って出しでしょう。ハンセンが所にガチで勝った最初の試合は好かったんですけど、其の後はグダグダでした。壱番の売りだった「石井vsミノワマン」の「しょっぱさ」は何なんだ?本当に、石井は使えません。コーナーに詰めて倒して横四方の繰り返しで、小さいミノワマンの返し技が怖くて其処から何にも出来ないんですよ。よくもまぁ、猪木のテーマで入場出来たもんです。東スポによれば、勝ったら「1、2、3、ダァー!」もやるって事だったのに、判定で勝ってマイクを渡されてもオドオドしちゃってお話になりません。マジで、向いてないと思うので、未だ若いんだから転職した方が好いと思います。試合前のレポートで青木ゆうこりんが「相変わらず、何を考えてるのか分らない表情の石井選手です」って云ったのが最大の見せ場でしたね。

サクの試合も、最早「サクが出てますよ」って客引きでしかなくなりまして、付加価値として「サクが初めて!」って場面を魅せるって事になってます。もう誰もサクが勝つなんて思ってないよね?41才だから「バカボンのパパ」って時点で、もうネタ全開ですけど、今回は総合で初めてサクがタップするって歴史的な試合を演出しました。もうさ、サクで商売するのは、本当にヤメて欲しいです。とっくにサクの総合での限界は過ぎているわけで、完全なる噛ませ犬って役どころになっています。確かに「アノ桜庭を倒す」ってのは総合ファイターにとって勲章でしょうけど、もう本当にいいじゃないか、サク、、、。

あとですね、試合中にササキキちゃんに振ったアナは鬼ですね。ササキキちゃんに何が云えるってゆーのよさ?幸いにも試合が動いてコメント回避したものの、落ち着いたらふたたび「のぞみちゃん如何ですか?」って、苛めじゃん。ササキキちゃんは喧嘩は強そうだけど、総合格闘技の事なんか何にも知らないと思えますよ。もう此の辺まで観て、画面から目を逸らしました。本当に総合格闘技もツマンナイもんになっちゃったんですね。まぁ、TBSの演出にも大いに問題があるのですけど、こんなもんをゴールデンタイムで流す位なら、プロレスを中継した方がマシですよ。其れにしても、石井は酷いな。亀2号の方が、未だマシに見えた程です。猪木も何考えてんだか。ま、何も考えてないんでしょうけどね。てか、亀2号は世界戦の後でもリング上で歌うんかい。おいおい、全日本女子プロレスじゃないんだからさぁ。(実際には、リング上ではなく「会場内特設ステージ」で弾き語りを披露した模様です。ま、そっちの方がもっとトンデモなんですけどね。)


(小島藺子)


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2010年09月26日

「食える者が勝つ!」

喰いしん坊! 22巻 (ニチブンコミックス)


ボクシング、総合格闘技、プロレス、大相撲など、格闘技番組が目白押しの此の土日でしたが、もっともワクワクさせられたのはテレビ東京の「元祖!大食い王決定戦」です。お昼に放送された予選から、もう釘付けですよ。思えば、大食い番組もかつては元祖のテレ東に乗っかってTBSとかも参入してましたけど、気が付けば元祖だけが残っております。

大食い界は最近は「女性上位時代」を迎えておりましたが、今年の春に「男女統一王者」のアンジェラと「女王」の魔女・スガワラが女王戦で対決し、負けたアンジェラは潔く引退、勝った魔女も三連覇達成で殿堂入りって事になりまして、二強不在での大会となったのです。しかし、其処は「元祖!大食い」のテレ東ですので、新たなる強豪を発掘しておりました。

予選から壱番注目していたのは、及川クンにソックリな「美人大食いママ」佐藤まゆみサンだったのですけど、残念乍ら一回戦で敗退してしまいました。ブログを見たら「ほんとのほんっとに最初の少ししか映ってないと思いますが……」と書いてらっしゃったけど、存分に見せ場は在ったと思います。これからも、応援しますよっ。

ビジュアル的にも見栄えがする女のコのファイターが増えまして、食べ方もギャル曽根ちゃんあたりから始まった「綺麗なTV映えする」って感じになっております。ガチンコ対決で8人居た本戦進出者は、ひとりずつ敗れ去ってゆきます。決勝に残った三人は、最近では珍しく「男2、女1」となりまして、激戦を制したのは久しぶりの男性王者となった寺坂サン(一寸、佐々木蔵之介が入ったスリムな39才)でした。

大食いの勝負では、老若男女が横一線で「ただひたすらにいっぱい食う」ってだけで相対するのが気持ちが好いです。片瀬那奈ちゃんにも是非、挑戦して頂きたい。片瀬クンなら、マジで好いトコ行けると思いますよ。しかし、冗談抜きで「ボクシングの世界戦」や「DREAM」や「大相撲」よりも、遥かに大食いの方が面白かったってどうなんですかね。予選でプロレスラーも負けてたしナァ。白鵬よりも大食いママの方が沢山食べれそうな気がします。大食いママはベスト8で負けたんだけど、ま、其処までも至ってないって話です。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:59| KINASAI | 更新情報をチェックする

2010年11月27日

「ヤマハブラザーズよ、永久に!」

昭和プロレス [DVD] 13cmFigureDX 星野勘太郎 (魔界マスク付き)


元プロレスラーの星野勘太郎さんが死去(デイリー 11/27)


盟友・小鉄の後を追う様に、星野勘太郎が逝ってしまったっ。

もっと、もっと、「ビッシビシ!」と、若手をしごいて欲しかったっ。

慎んで、御冥福をお祈り致します。


(小島藺子/鳴海ルナ/姫川未亜)


posted by 栗 at 18:29| KINASAI | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

「四角いジャングル」

四角いジャングル 格闘技世界一 [DVD]


昨日(12/11)は、K-1と新日のビッグマッチがあって、夜にはK-1、深夜には新日の中継があったので観ました。「K-1 決勝」は、第壱回から観ていますが、近年は他の大会はほとんど観なくなったものの、此のグランプリ・ファイナルだけは観ていた様です。と云うのは、歴代の優勝者を全部記憶しているからでして、ナンダカンダ云っても「私、格闘技の味方です」なのよさ。

優勝は、大方の予想通りに「アリスター・オーフレイム」でしたが、主役はピーター・アーツでしたね。優勝するには壱日で3試合をこなさねばならないので、40才のアーツが死力を尽くして準決勝でシュルトを止めた時点でアリスターの優勝は確定しました。でもですね、いくら録画中継だからって未だ結果が出て居ないのに「アリスター初制覇へ!」って煽り文句が出ちゃうのは如何なものか。シュルトを気迫だけで圧倒し、予想通りにアリスターに秒殺されたアーツですが、好い仕事をしましたね。「アリスター vs シュルト」ってカードは温存出来て好かったんじゃないっすか。アリスターはリングス、シュルトはパンクラス、と源流はプロレスなんだけど、今回はアーツが最も「プロレス的な感動を演出」しましたね。

しかし、京太郎ってのは使えないナ。まずもって、顔がダメでしょ。別に魔裟斗みたいにイケメンじゃなきゃダメって事じゃないのよさ。武蔵はアナゴさんソックリだけど、味がある好い顔です。京太郎は、石井とおんなじで「な〜んも考えてません」って顔なのよさ。TVに出てはいけない顔です。よーするに「素人面」なのだ。そんでもって、紀香は相変わらず「K-1」では元気ですね。藤原紀香の代表作は「K-1 実況アシスタント」でしょう。後、最初に会場を観たら結構客席が埋まっていたので驚いたのですけど、東京ドームでも横浜アリーナでもなく、有明コロシアムでやったのですね。

さて、日付が変わって深夜2時半頃から「ワールドプロレスリング」が始まりました。二週間、片瀬那奈ちゃんが裏番組の「サッカーアース」に出演したので観れなかったのだけど、東スポで新日の流れは読んでましたので、当然乍ら昨日行われた「小島 vs 中邑」の「IWGP戦」を放送すると思っていました。ところが、映し出されたのは天山の復帰戦!おいおい、一ヶ月近く前の試合じゃまいか。挙げ句に天山「涙のインタビュー」もたっぷりと流しまくる構成。

後半には小島が内藤を前哨戦であっさり倒した消化試合と、飯塚さんとアナウンサーの抗争劇(何なんだ、一体?)で幕。「小島 vs 中邑」は、来週放送だってさ。一週間も待たされるならと、ネットで結果を見てしまいました。今週の見せ場は、飯塚さんがアナウンサーのワイシャツを破り捨てて上半身素っ裸にさせちゃう場面で、解説の山ちゃんが止めに入った振りをして(実況アナも「解説の山崎さんが止めに入った!」と絶叫)、ちゃっかりと飯塚さんに協力してアナウンサーのネクタイを外して投げ捨てたトコでしょう。

山ちゃん、飯塚さんに加勢してますよっ。

思えば、飯塚さんはかつて「山崎隊」のメムバーだった。師弟関係はつづいているのですね。


(小島藺子)


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2010年12月26日

「亀よ、さらば」

Save the Turtles: Turtles Greatest Hits


本日は「BOXING DAY」ですね。いえ、拳闘ではなく、クリスマスの贈り物をあげる日なのだ。其れで、1967年12月26日にBBCでビートルズの「MAGICAL MYSTERY TOUR」が放映されたりしたわけです。現在では「MTVの元祖」とか「学生時代のスピルバーグも観て驚愕した」とか高い評価を受けてしまったTV番組ですが、43年前に初めて公開された時には「ビートルズ、おわた」と酷評された作品です。「余りにも早すぎた」と云うよりも「余りにも滅茶苦茶」なフィルムでして、こんなもんは当時レノンが語った様に「百人にひとりしか理解できない」代物でしょう。其れを「芸術」って云うのは簡単だけど、ビートルズはあくまでも「大衆音楽」の範疇で少し芸術的な何かを魅せるって技を続けていたわけでして、大衆から「NO !」と云われるトコまで勝手に行ってはダメなのです。

おっと、ついついビートリー噺に持っていってしまいましたが、「BOXING DAY」であります本日にTVでは色々と興味が在る番組をやっております。テレ朝では「M-1」、TBSでは「亀祭り」、フジは「フィギュア」、そして日テレは「渦中の人祭り」なのだ。

民放4局ともに、ヒジョーに「プロレス的」な番組をやらかしています。とりあえず、早く始まった「M-1」を流していますけど、テキトーにザッピングしてみようと思っております。ん?結論は出てるんじゃまいかって?いえいえ、単なる予想ですよ。


(小島藺子)


posted by 栗 at 18:58| KINASAI | 更新情報をチェックする

「続・亀よ、さらば」

Dream of the Blue Turtles


で、普通に「M-1」を観ちゃったわよ。CMの時にはTBSに変えたんだけど、何故か毎回そっちもCMって事で、てか、司会のウエッティが可愛いので「M-1」ですよ。ウエッティ、好い女になりましたね。結果は「笑い飯」の優勝って大団円で好かったんじゃないでしょうか。あたくしは準優勝の「スリムクラブ」に笑わせて頂きました。アノ間は好いですね。ズバリ云って、ライヴだともっと過激な内容なのでしょう。

そんでもって「M-1」が終わったのでTBSの「亀祭り」に移行しました。もう「亀壱号」の試合になっておりまして、ネットでみたら「参号」も「弐号」も勝ったみたいです。でもですね、今宵のメインエベントは「壱号」の「日本人初三階級制覇!」なんですよ。TBSも、最早「亀と一蓮托生!」とばかりに延長して生放送しております。

結果は判定で「壱号」の「日本人初三階級制覇!」でした。おめでとーっ。決め手になったのは最終12ラウンドで奪ったダウンでしょうけど、必殺の頭突きから始まったラッシュに見えました。てか、あの、すいませんけど、つまんないんだよ。

昔、訳知り顔でエラソーに一般人を気取った輩が「プロレスなんて八百長だろ?俺はボクシングが好きなんだ。何故なら、真剣勝負だからさ」なんぞとぬかしやがったもんです。ふ〜ん、ホントかしら?興行してんのはさ、全部ショーだろ。もう、亀はつまんない。其れは決して「拳闘がつまんない」って事ではないのです。


(小島藺子)


posted by 栗 at 21:39| KINASAI | 更新情報をチェックする

2010年12月27日

「続々・亀よ、さらば」

THE LEGEND OF GAMERA 1


さて、もう今週で今年(2010年)も終わってしまいます。週末は、もう来年なのだ。其れで、週間録画予約は2011年1月2日の片瀬那奈ちゃんが「審査員・レイカ」役で出演される「ザ・ミュージックショウ」までバッチリだべ(キチホンさん声で)なのですが、大晦日は皆さん、何を観ますか?

学校の先生は「今年の紅白は老若男女楽しめそうだから、年末くらいは勉強を忘れて紅白を観てね」なんぞとおっしゃったのですけど、あたくしとしましてはですね、年越しは「格闘技」と決まっております。とは云え、今年の「ダイナマイト」は目玉がなしで話題もなしと、全く以って盛り上がって居りません。が、そこでですね、TBSやサダハルンバはアノ男を引っ張り出して来ましたよっ。

そうです、其の通りです。アントニオ猪木がダイナマイトに電撃復帰なのだ。思えば、大晦日の格闘技イベントは猪木が始めたのです。あたくしもかつて、大阪まで「突然卍固め」を観に行ったものですよ。いえ、あの、猪木は試合に出るわけではなく「なんちゃらプロデューサー」って肩書きで関わっているのですけど、魔裟斗が語った通り「何をやらかすのか?」なのよさ。正直、猪木が絡んで来なかったなら、今年は別のチャンネルを観ようかしらん?とまで思っておりました。

新しい窓「NANAちゃん」を買ったので、ようつべで昔の女子プロレスを観たりした(マックのMIMIちゃんは半年前位からようつべを観ようとすると落ちてしまったのです、、、)のですけど、面白いんだよナァ。生観戦した試合で結果まで分かっているのに、面白いんですよ。人気があったのも納得出来るのよさ。十余年経っても通用するパフォーマンスなんですよ。

プロレスはさ、面白いのよさ。格闘技もそうなのよさ。選手のラベルが落ちちゃっただけなのよさ。いや、好い選手はずっと居るのだけど、何かが違っちゃったのよさ。あたくしはプロレス者です。生涯、プロレスや格闘技からは離れない。でもさ、片瀬那奈ちゃんが大晦日に例えば日テレのダウンタウンの番組とかに出たなら、平気で猪木も捨てて片瀬那奈ちゃんを選んじゃうわけだよ。でも、其れって、変なんですよ。「亀祭り」を捨てて「M-1」を観ちゃったって、間違ってるのよさ。プロレス者なのに、そうしてしまうって、どーにも狂っているわけ。

「これは、納得がいかないっ」


(小島藺子)


posted by 栗 at 01:39| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

「カックン!ショックだぜ」

アキラ 3


皆様、明けましてお目出度う御座居ます。今年も宜しくお願い申し上げます。

大晦日は、15時からのテレ東の「エレキの若大将」(無茶苦茶面白かった)から「年忘れにっぽんの歌」へとつなぎ、19時半からは「紅白」とザッピングしつつ21時まで六時間の歌づくしで、いい加減に飽きた処で「ダイナマイト !!」へ向かいました。「紅白」は矢鱈とAKB48が出てましたけど、考えてみれば昔はスクールメイツとかがやってたバックダンサー役を担っていたわけで、経費節減でよろしいんじゃないでしょうか。あたくしが観た部分で一番好かったのは、熊倉さんの生ゲゲゲです。てかフランケンは「ダイナマイト !!」に出てないんだから出してやればよかったのにね。「K-1」もそんくらいの余裕がないと「打倒!紅白」なんて云えません。

さて、其の「ダイナマイト !!」ですが、オープニングの猪木から、オーフレイムの秒殺、青木を倒した自演乙(解説の魔裟斗が「よくやったっ、K-1をなめんなよ!」と大興奮していたのが好かったです)、所と渡辺の熱い試合(ササキキちゃんの「楽しいです!」ってコメントが最高。流石だ)までは面白くって、此れは近年稀に見る大晦日格闘技イベントか?と思えました。何故かメイサも居るし。

しかし、やっぱり、京太郎と石井の二試合で「ぐだぐだ」になってしまったのだ。マジで二人とも転職してはくれないか。特に石井は本当に使えません。ロートル・バンナが総合ルールで完全に不利でスタミナ切れして防戦一方になったのに、一本が取れないのですよ。解説の小川が「取れ!」と喚いても無駄でした。勝っても負けても観客に何の感動も与えられないのですから、プロ格闘家として完璧に失格ですよ。

其の間に流れた古木とオロゴンのエキシビジョンみたいな試合も含めた中盤が、無駄に長くて退屈すぎてですね、高谷の試合の途中で寝てしまったじゃまいか。起きたら、もうとっくに年は明けてましてですね、TVではSMAPが熱唱してました。嗚呼、年明けがSMAPですか。

で、録画を観ています。最後は猪木と亀三兄弟かよ。桜庭は耳が取れちゃってダイジェストのみですか。メイサの方が印象に残ってしまったぞ。う〜む、10周年で猪木で〆たし、今年の年末はもうないかもしれないっすね。「エレキの若大将」は残すけど、「ダイナマイト !!」は消しちゃうナ。格闘技好きなあたくしですらそうなのよさ。そー云えば東スポも「大晦日数字合戦で格闘技は蚊帳の外」と断じておりました。東スポに見放されたら終わりじゃん。トホホ、だよ。


(小島藺子)


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2011年01月05日

「此れが今の新日か」

新日本プロレスリング 2010年総集編 [DVD]


今年も恒例の新日本プロレス「1・4 東京ドーム大会」が開催された様です。深夜25:21(つまり5日の午前1時21分)からの録画中継があると云うので、結果を知らずに視聴しようかとも考えたのですけど「どー考えても、アレがソレに勝っちゃうんだろうナァ」と思いまして、ネットで結果を見てしまったのだ。案の定、メインばかりか全試合が予想通りの結果じゃまいか。何にも知らない振りをしてTV桟敷で応援しててですね、贔屓の選手が負けたら悔しいじゃないのよさ。

でもですね、プロレスってのは結果よりも過程を楽しむ特殊なジャンルですから「如何に勝つか」いえ、ハッキリ云えば「如何に負けるか」が見どころのひとつなのです。そして、ナンダカンダ云っても、最早ドームで意地になって興行を打つなんて新日しかないわけですよ。幾度と無く「今年で最後のドーム大会」なんぞと煽りながらも、タダ券を大量にばら撒いたりしながらも、面子を保つ為だけに継続しているのかもしれません。

と此処までは地上波放送前に煽りで書いたので、ネタバレなしで来ました。(プロレスに関しては勝敗の結果なんてネタバレにならないとも思えますが、、、)でさ、番組が始まったのですけど、たった一時間余りの放送枠なのに試合が始まるまで10分以上も費やすって何だ?こんなつまんない煽りVTRを流す位なら入場シーンを流せよ。

プリンス・デヴィットと飯伏幸太の試合は、言葉は適切では無いでしょうけど「サーカス・プロレス」としては現在の最高峰だと思います。お互いに高い技術を持っていなければ成立しない展開ですから、勝敗なんかどーでも好いんですよ。つづく中邑と潮崎ですけど、ツマンネ。此れは真輔の責任だナ。また膝かよっ。てか、ジョブしてる時の過剰なリアクションが嘘くさ過ぎます。アンデンティティとか抜かす前に、プロレス的演技を学んで頂戴。

そして、大会ではメインエベントの「小島VSタナ」へ。其れにしても、試合前の前振りVTRが邪魔です。こんな深夜にわざわざプロレス中継なんかを観る輩は、こんな映像を必要としていませんよ。さっさと試合を流さんかいっ。外敵として史上初の「G1制覇」から「IWGP奪還」へと破格の扱いを受けて来た小島ですが、キッチリと返したって事です。タナも勝ち試合では気合が入りますので、悪くはない試合でした。正直、タナは頑張っていると思います。つーか、中邑や後藤とかがヘッポコ過ぎるわけだが。

そんでもってですね、番組的なメインは「昨年プロレス大賞MVPの杉浦」と「帝王・高山」の外敵コムビがやりたい放題の接待マッチなのでした。こーゆー「力の差が歴然とした試合」ってのも、プロレス者的には爽快なので好かったですよ。本日は四試合のみの放送で、残りはレギュラー枠で小出しにしてゆくのでしょう。

早速、今週の放送では「永田さんVSみのる」が流れるみたいです。此の試合に関しては、たっぷりと煽り映像も加えて頂きたい。煽りVTRも、面白ければアリなのですよ。本日の放送は、総じて評すれば、少なくとも年末の「ダイナマイト !!」よりは面白かったです。もう、タナがエースでも何でもええのよさ。兎に角、もっともっとプロレスを面白くして頂戴。


(小島藺子)


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2011年01月09日

「真実が欲しい」

GIMME SOME TRUTH - A LIFE IN MUSIC


昨夜は、盟友「うっぴー☆」があたくしの部屋に来てくれまして、片瀬那奈ちゃん談義で夜明けまで楽しい時間を過ごさせて頂きました。先日の「おじゃマップ」出演時に、マブダチ・星村麻衣ちゃんがつぶやいて居たとか(流石!☆クン番記者)、昨年の「ジェイヌード」掲載の前の号にも片瀬那奈ちゃんが載っていたとか(流石!フリペ大王)、「ワンセグ ランチボックス」を録画した携帯をフルで見せてくれたり(なな、なんと、初めて観ましたけど其れにも内山理名ちゃんが出ていたっ!どんだけ共演しまくってんだよ)、などなど色々と未確認情報も教えてもらいました。あたくしが知る限りでは、やっぱり「うっぴー☆」こそが「現役で片瀬那奈ちゃんを追い続けている盟友」なのだ。頭が下がりますよ。今年も宜しくです。やっぱ、那奈ヲタ同志って素敵やね。

其れでですね、ずっとTV画面には片瀬那奈ちゃんが映っていたわけですけど、其れはDVDでありまして、HDDでは「容疑者Xの献身」や「ワールドプロレスリング」を録画していたわけですよ。本当に便利な世の中になったもんです。

「容疑者Xの献身」は、クラスメイトがエキストラで出演しているって事で録画したんだけど、ゴメン!何処に出てるのか分かんなかったよ。そんでもってプロレスを見ました。アレレのレ、何でまた「コジVSタナ」をやってんのよさ?おいおい、此れは見たぞ。一応、前回よりも長尺版にはなってるけど「ハッキリ云って再放送」じゃん。そんなに此の試合をアピールしたいわけですか。二回も流されちゃうと、見たくもないアラが丸見えになっちゃうのよさ。事実、つまんねー試合なのだ。

タナはさ、一体どーしたいの?トップロープからの飛び降り体落としが決め技って、、、説得力が無さ杉。コジの決め技はラリアットだけど、キチンと魅せるわけよ。ただ腕で相手の首を殴るだけなんだけど、オリジナルのハンセンから始まった此の必殺技はシンプルだからこそ使い手の技量がみえます。タナが使っている「ハイフライなんちゃら」って技も、古典的な技なのだ。其れを決め技にする志は好いです。でもですね、どーみたって効いてねーだろ。

そんなことを云いだしたら「プロレスの技なんて全部ナニじゃん」となりそうですけど、其れは違う。観客に対して「此れは決まったぞ!」と説得力がある技の繰り出し方が出来なきゃダメなのです。タナは「オレがプロレスを引っ張っていきます」って云ったけど、そんな陳腐なコトノハではなくって、プロレスで魅せてはくれないか?あたくしはさ、ナンダカンダ云って、タナを認めてるのよさ。つまんねー試合ばっかしてんじゃねーよ、タナ。プロレスってのはさ、嘘じゃないんだよ。僕らは嘘が見たいんじゃない、本物のプロレスが見たいんだ。プロレスは、真剣勝負なんだよ。


(小島藺子)


posted by 栗 at 20:46| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

「タイガーマスクはプロレスラーなんだよ」

子殺し 猪木と新日本プロレスの10年戦争


本日(1/16)に放送された「ワールドプロレスリング」は、「1・4東京ドーム」からだったのですけど、何故かまたしても「永田さんvsみのる」ではなく「真壁vs田中」と「内藤vsジェフ・ハーディー」でした。「永田さんvsみのる」は、ようやく次週(1/23)に放映されるみたいです。

本当なら来週は、前日(1/22)の後楽園ホール大会を流して欲しいトコなのだ。でもですね、現在の新日はオフでして、1/26からシリーズが始まる(1/22と23の後楽園ホールはジュニアの大会)って流れなわけで、其処でのビッグマッチは1/30の「小島vs真壁」なのです。必然的に放送出来るのは翌週(2/6)になってしまいますので、1/30分のストックが必要なわけだ。

でもですね、折角土曜日の深夜(正確には日曜日)に地上波唯一の放送枠を持っているのですから、土曜日の試合を撮って出し位はしなきゃイカンでしょう。プロレスは試合結果が全てではありませんが、矢張り結果を知らずに観た方が面白いに決まっています。放送が一週間も二週間も先では、知りたくなくとも結果は分かってしまうのですよ。

ところで、最近は毎日「お相撲さん」に遭遇する日々を送っているのですが、本当に両国も「ニギニギ」しなくなっちゃったのですね。初場所が行われているってのに、全然盛り上がってません。三日目のテケツが五千枚も売れ残った(両国国技館のキャパから考えて、半分は空席)って話はマジですよ。毎日目の当たりにするお相撲さん達は、デカくて強そうなのですけど、だからって人気には繋がらないのです。

プロレスやお相撲が衰退したのは、所謂ひとつの「ガチ」を売りにした総合格闘技でプロレスラーや元・お相撲さんが惨敗し続けたって事にも原因があったのでしょう。然し乍ら、今や其の総合格闘技とかK-1とかも堕ちてしまった。日本のプロレスの源流は、お相撲です。プロレスが成功したのは、決して「親殺し」をしなかったからなのだ。「ガチ」を謳った総合やK-1は、平気で其の源流を蔑ろにしてのし上がろうとしました。

かつてアントニオ猪木は云った。「プロレスで一番大切な事は、対戦相手との信頼関係だ」と。どんな暴露本よりも、猪木の此の発言は重い。完全にカミングアウトしてんじゃん。其れなのに、僕らは猪木に熱狂したのです。アントニオ猪木は、本物のプロレスラーでした。佐山は「嫌々、虎の仮面をつけて飛んだり跳ねたりしてた」と云ったけど、格好良かったんだよ。もう、あたくしはアノ頃の様な感動をプロレスから受ける事はないのでしょうか。プロレスの世界には、もう伊達直人は現れないのでありましょうか。そんなことは、断じて無い!


(小島藺子)


posted by 栗 at 14:28| KINASAI | 更新情報をチェックする

「やっぱり、お前かっ!」

C (宝島SUGOI文庫 A み 3-1)


片瀬那奈ちゃんを語るサイトで「プロレス」ネタ連発ってのも如何なものか?なのですが、もう少しお付き合い下さい。

あたくしはプロレスを年間50興行くらい生観戦していた時代(1992年〜1998年)に「おいおい、こんなもん観てらんねーよ」と中座した事が壱度だけあります。其れはパンクラスの後楽園ホール興行でして、お目当てはメインの「鈴木みのる」だったのです。当時の彼は現在の「マヨネーズ和えチキン好き」なお腹がポッコリした体型ではなく、正に「猪木の後継者は、みのるだ」と思わせる「ハイブリット・レスラー(死語)」でした。

其の全盛期のみのるがメインで出る後楽園となれば、其の前に行われた今は亡き「無我」の興行(@恵比寿)との昼夜ダブルヘッダーも厭わず駆けつけたわけです。「無我」の興行も満足がゆくものでしたけど、其の日のメインは「鈴木みのる」でした。

ところが、休息時間に松葉杖をついた痛々しい姿のみのるが登場し、怪我による欠場の挨拶をしたのだ。メインが吹っ飛んじゃったわけで、あたくしと友人は「ふざくんな!」とばかりに中座し会場を後にしたのです。でもですね、其れは不慮の事故だったから致し方ない事なんです。

あたくしが観たプロレス興行で最も不満なのは、以前も書いた通り「1985年12月12日の宮城県スポーツセンターに於ける新日」なのだ。其の日は「IWGPタッグ・リーグ優勝決定戦」が行われたのです。ブロディ&スヌーカ組が首位で、猪木&坂口組と藤波&木村組が同点二位って星取りで、猪木組と藤波組が決勝進出戦を演じた後でブロディ組と決勝戦って流れになっていたのです。

でも、仙台にブロディは来なかった。其の内幕は、主に「ミスター高橋」によって暴露されて来ました。曰く「元々、藤波組の優勝とのブックに最後まで納得しなかったブロディが切れた」とか「折角、オレ様が坂口の脚をダメにして欠場ってアングルを無視して坂口が出るって云ってんのは何なんだ?とブロディが切れた」とか、よーするにブロディが悪いって話になってるんですよ。

だけど、そーゆーのを上手くまとめるのがピーターの役目だったんじゃねーの?ピーターはプロレス本を書き続ける事でしか生計を立てられないのでドドンガドン!と沢山本を出しています。そーするとですね、より詳細な記述に走らざるをえなくなりますね。一昨年(2009年)に上梓された『新日本プロレス伝説「完全解明」』(宝島社)あたりになりますと、件のブロディ「ボイコット」事件に関してもより詳しく書かれています。

其処で問題となるのは「偶然、猪木さんがひとつ遅れた外人レスラーと同じ新幹線に乗り合わせていたので、私は藤波のドラゴン・スープレックスで寝てくださいと打診した」なんてゆー「ファンタジー」や「メルヘン」が入ったピーターの自惚れ全開節ではないのだ。ピーターは、ブロディに新幹線が発車する前に「坂口は出ます」って云っちゃったと書いているのよさ。

何だ、そりゃ?そんなことを云ったら、ブロディが怒り狂うって分かってるじゃん。よーするに、高橋のボケが余計なことを云わずに仙台までブロディを連れてくれば好かったってだけじゃん。どー考えたって、外人担当のピーターが痛恨のミスを犯しましたって話を、自分でカミングアウトしてるわけじゃん。其れなのに、エラソーに「藤波が猪木さんをフォールする演出を提言したのは自分なのだ」なんて続けるんだから、笑止千万だぞ。

そーか、そーだったのか、あたくしがブロディに逢えなかったのは、おまいのせいだったんだな。何が「ファンからの不満は出なかった」だよ。アノ日、会場に居たあたくしは忘れないぞ。会場のファンは殺気立っていたよ。「地方だからって、なめんな!」「ブロディを出せ!金返せ!」って暴動寸前だったぞ。ピーター、いい加減な事ばっか書いてんじゃねーよ。


(小島藺子)


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2011年01月18日

「ピーター、勝ち逃げは許さんぞ」

プロレス至近距離の真実―レフェリーだけが知っている表と裏 (講談社プラスアルファ文庫)


「ピーター」って云うと「池畑慎之介さん」の芸名だと思われる片が多いでしょうけど、プロレスを語る時には「ピーター=ミスター高橋」ってのが基本です。彼は、昨年お亡くなりになった「鬼軍曹・山本小鉄」の幼馴染で、小鉄の勧誘で創立間もない時期(1972年)に新日本プロレスに「レフェリー兼外人担当」として入団し、以後、1998年まで四半世紀に渡って新日のプロレスを二万試合以上も裁いたのでした。かつての新日黄金時代には、TV中継でも「メイン・レフェリー」と云えば彼だったので、古くからの「プロレス者」ばかりか、世間一般的にもかなり有名なレフェリーでした。

そんなピーターが2001年に上梓した「流血の魔術 最強の演技 全てのプロレスはショーである(講談社)」は、所謂ひとつの「プロレスのカラクリ」を近しい関係者が暴露したとしてベストセラー(プロレス本としては異例の20万部)となりましてですね、いたいけなファンは衝撃を受け、プロレス業界及びプロレス関連マスコミは黙殺し、当時の「総合格闘技ブーム=ガチこそはすべて幻想」も相まって「プロレス衰退を招いた」なんぞと云われました。

然し乍ら、バカ真面目にプロレスを観て居る「プロレス者」にとっては「其の仕組み」は「底が丸見えの底なし沼(I 編集長声で)」でありましたし、別にピーターが初めて其の内幕を明かしたわけでもなかったのです。元々、バルト本や村松本で「プロレス=演劇」論は古くから語られておりましたし、トルコ本や佐山本などの「レスラーからのカミングアウト」もとっくの昔からあったのです。ゆえに、ピーター本が出たからプロレスが衰退したなんてのは嘘なのだ。問題は、別にプロレスなんか好きでもない連中までもがピーター本を読んでしまった事でしょう。「な〜んだ、やっぱりプロレスなんて八百長じゃん!だって、実際に裁いていた高橋が明かしてるぞ」てなもんですよ。

あたくしが当時に初めて読んだ時に衝撃を受けたのは、ほとんどが「ケツ決め」だなんて事では無く「猪木さんは、対アリ戦と、対ペールワン戦で、ガチをやった」って部分でした。ピーターは更に「猪木さんは、本当に強かった」とも書いていた。幼馴染の小鉄からまで「リングの魂を金に換えた奴を友人とは思わない!」と絶縁されたピーターですが、彼なりの「リングの魂」は持っていると思えました。

アレから早10年、プロレスは衰退したものの未だ残っています。当時にイケイケだった総合やK-1は一過性のブームで終わってしまいました。今や、国技と云われるお相撲さえも風前の灯です。ピーターは、今でもかつての昔話を切り売りするしかない状況ですが、其れは根本的に何かが違うと思うのです。

あたくしも、ピーター本に限らず「プロレス(及び格闘技全般)の暴露本」は数多く読んで来ました。でも、其れって「海賊盤を聴く」って行為と限りなく近い「コアな悦楽」なのだ。どんなに裏話を明かされても、完成された作品には敵わないし、其れが揺らぐどころかより深く愛することになるのです。ジョン・レノンやジョージ・ハリスンは、もう何にも云えません。プロレスラーも昨今多くが鬼籍に入ってしまったけれど、生きている方々でも、例えば猪木は「どーってことねーや」だし、藤波なんかピーターに無茶苦茶云われてますけど反論なんかしません。其れは「同じ土俵には上がれませんよ」って事なのよさ。

ピーターは「辞めた人」なのです。もう関係ないから、いい加減な事を書けちゃえるのだよ。ブロディに関する文章なんて、本当に非道過ぎるぞ。ブロディにはもう反論する事は出来ないんだぞ。ピーターの本を読むと、矢鱈と「アノ名場面を提案したのは私だ」みたいな記述が多いのです。手柄は全部おまいかよっ。でもね、そもそも「そんなカラクリを墓場まで持ってゆく」と決めた方々には反論する術がないのだよ。反論したら「はいはい、ピーターが大前提としているカラクリってのは本当ですよ」って認める事になっちゃうんだもん。絶対に負けないね、ピーター。でも、其れって楽しいの?幼馴染で恩人の小鉄に見放されてまでやるべき事だったの?

「僕には分からないよ。(カヲルくん声で)」


(小島藺子)


posted by 栗 at 01:21| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

「そしてプロレスが残った」

そして3人が残った(紙ジャケット仕様)


気が付けば、半年以上もプロレスの記事を書いていませんでした。いえ「片瀬クンよ、プロレスラーになってはくれないか(出典:ナンシー関師匠)」とか「凄いナァ、やっぱり(出典:山本小鉄)」とか「元ネタがプロレス」ってフレーズは日常的に使用しておりますし、此処の構造も大きくプロレスから影響を受けているのですよ。別にプロレスから離れたわけではなく、一応「ワールドプロレスリング」は毎週録画して視聴していますし、「東スポ」やネットで最近のプロレス界事情もチェックしてはいるんですけどね。8/27(土)には「東スポ」主催の「夢のオールスター戦」と、アントニオ猪木が対抗してぶつける「INOKI GENOME」(何だかんだ云って、東スポはこっちもチャッカリと後援)がありますから、気分も盛り上がって来るかと思ったのだけど、う〜む。

昨日(8/14)に今年の「G1」が終わりました。優勝は中邑で、まぁ其れは予想通りだったのだけど、決勝の相手が内藤だったのね。いえ、此のカード自体が「底が丸見え」の展開で進行した大会だったのだよ。別に結果論で云っているわけではなく、よっぽど昨日の大会前に「決勝は中邑と内藤で、中邑が悲願の初優勝」と書こうかと思いました。でも、そんなの少しプロレスに詳しい片なら誰でも分かるシナリオです。以前は二つのブロックの第一位と第二位の計四名で準決勝から決勝へとの流れだったのですけど、最近は両ブロック首位同士がいきなり決勝との仕組みに変わりました。其れで、決勝当日までリーグ戦があり、誰が決勝に出てくるのか分からない演出になっています。

今回も、当日のリーグ戦が終了しなければ決勝進出者がさっぱり分からない絶妙の星勘定に調整しまくりました。Aブロックは、永田さん、帝王、矢野、真壁、内藤と五人が「10点」で、タナが「12点」で、タナは内藤と直接対決で永田さん、帝王、真壁の相手は明らかな格下です。Bブロックは、後藤、MVP、コジ、みのる、中邑と五人仲良く「12点」で並び、後藤、MVPは格下相手でコジは病み上がりの天山が相手、みのると中邑は直接対決と云うお膳立てでした。ところがですね、試合順がAブロック五試合をやって、Bブロック四試合をやって、ジュニアタッグのタイトル戦を挟んで決勝って全11試合の流れなのです。リーグ戦に関しては開幕前から発表されていたわけでして、なのに其の九試合全てに前述の「当日の結果が出なければ分からない」はずの「決勝進出可能な選手」が絡んでいたのです。何じゃ、そりゃ?

其の結果、大物が格下にコロコロと負け続けるシナリオが忠実に進行されました。いえ、消化試合よりはいいのかもしれませんが、全九試合が全て決勝進出に関わるって余りにも出来すぎています。挙句に、事前に発表されていた試合順が素晴らしく、Aブロックの最後が「タナvs内藤」で、Bブロックの最後が「中邑vsみのる」なんだもん。こんなのどー考えたって「其の四人から決勝進出者が出る」って事じゃん。事実上の「準決勝」ではありませんか。今年の「G1」は全20選手も参加させたから、それぞれの星勘定も大変だったのでしょうけど、12選手も「10点超え」ってさぁ。「内藤開幕三連敗、絶望!」とか見え見え過ぎだし、独走態勢だったタナが終盤で二連敗し「星勘定では内藤と同点だけど直接対決で負けたから予選落ち」って、どーゆー接待なのよさ。そもそも、土曜深夜(正確には日曜日)に放送された「ワールドプロレスリング」で、中邑がテンコジに爆勝する二試合とか、タナが帝王に勝った試合とか、内藤が矢野に勝った試合とか流してるんだからさ。決勝前の放送なのに「予告し捲くり」じゃまいか。

ん?プロレスは結果じゃないって?そりゃそーだ。内容が大事ですよ。でもね、内藤の売り出しも結構ですけど、テレ朝のアナも「天才!天才!!」って喚いて喧しいぞ。どんだけプロレス界には「天才」が居るのよさ。決勝の相手が内藤なんだからさ、云っちゃ悪いけど「中邑クンは、勝って当たり前ですからねぇ(桜井康雄声で)」じゃん。でもさぁ、また膝なんざんしょ。「ボマイェ」って名前も「トホホ」だよ。単なる「膝蹴り」ではありませんか。ま、太陽の天才児が優勝して「愛してま〜す!」とかぬかすよりは好かったです。てか、本日の「東スポ」の一面が「たけし局部ねんざ」って、何だよ。中邑の優勝記事は裏かいナ。「中邑じゃ売れんナ、やっぱ客員編集長の世相メッタ斬りだろ」ですか。てな感じで文句ばっか云いたくなるから、プロレス記事を書かなくなったんですよ。ま、思いっ切り書いてしまったわけだが。


(小島藺子)


posted by 栗 at 15:58| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

「ALL TOGETHER ALONE」

ハース・フロム・アース


昨日(2011年8月27日)に、東日本大震災復興支援として、二つの大きなプロレス興行が開催されました。其れは、「東スポ」主催でメジャー三団体が結集した武道館での「ALL TOGETHER」と、アントニオ猪木が主催し、ちゃっかり「東スポ」も後援した両国での「INOKI GENOME」です。どちらも「震災支援」との名のもとに、所謂ひとつの「オールスター戦」とも云える贅沢な布陣でした。32年前に「東スポ」主催で「夢のオールスター戦」が行われて以来の、団体の垣根を越えた大会と謳われた「ALL TOGETHER」ですが、御馴染みの「猪木」がハブにされ「だったらオレは両国でやるっ」と同日大会を発表!一時は「すわっ!猪木と東スポ、絶縁かっ」とのアングルで進みましたが、正に「底が丸見え」で御座いました。

「INOKI GENOME」は「ニコ生」で生放送されたので、あたくしも中盤の「猪木パフォーマンス」からは観ました。キムケンに介錯役をさせながら白装束で切腹した猪木は「ちゃんと斬れ!そんなんじゃ死ねね〜だろ。え〜、木村が下手なので死ねませんでした(今や議員なのに、間抜けな役を演じさせられたキムケンが哀れなり)」なんぞとヌカし、勝手に馬場さんの代役と決めた「チェ・ホンマン」を呼び込み、伝説の「夢のオールスター戦」を再現しようとします。「タイガー・ジェット・シン」がたっぷりと盛り上げて入場するも、「アブドーラ・ザ・ブッチャー」はニタニタ笑ってラフな私服姿でリング下に居ます。「今日は震災支援だから、仲良くしよう」みたいな事を云って猪木と握手したブッチャーは、其の侭リング下に猪木を引きずり落とし襲い掛かります。すぐさま「怒りの鉄拳制裁」でブッチャーを粉砕した猪木に、当然の如くシンが挑むものの、矢張り「完全なる反則」である「ナックルパート」の連打でやられてしまいました。観客は大喜びでしたけど、何にも出来なかった「チェ・ホンマン」の立場って何だ?

全試合がシングルマッチで行われた「INOKI GENOME」は、観戦した後半だけでの感想ですけど、なかなか面白かったです。蝶野はやはり上手いと思ったし、メインの藤田は「大丈夫なのか?」と心配していたけど、ちゃんと観客の前でやれる状態に戻していました。小川は弟子を相手で余裕たっぷりの復帰戦でしたが、明らかに「橋本戦」を思い起こさせるムーブを多用し「小川、強し!」を再び印象付けるパフォーマンスでした。別にプロレスなんかやらなくとも充分に安泰なのでしょうけど、ようやく「やる気」が出たのかもしれません。バンナやアーツなど「K1難民」の受け皿にもなっていて、今回もセミとメインにはバンナとアーツが出て勝ったわけですが、猪木としては「してやったり!」でしょう。「INOKI GENOME」で行われたのは、「異種格闘技戦」と云う名でかつて猪木が創造した「プロレス」でした。元々、総合やK1の源流は猪木の「異種格闘技戦」だったのですが、結局は本家に呑みこまれてしまったと思えます。大会の最後も、当然乍ら猪木の「ダァーッ!」で大団円で御座いました。

一方「ALL TOGETHER」は、日付が変わった本日(8/28)テレビ朝日「ワールドプロレスリング」と日本テレビの特番で放送されました。どちらも深夜で、日テレは午前4時からの放送でしたが、放送されただけでも好かったんじゃまいか。同じ素材を使った二番組は、結論から云えば日テレの圧勝でしたね。と申しますのも、「ワールドプロレスリング」で放送されたのはセミとメインのダイジェスト版のみで、日テレでは其の二試合も含め四試合を放送したわけで、尺の長さだけでも圧倒しています。日テレならではの「かつての外人大物レスラー」のコメントが入る演出も好かったです。こちらの大会は総勢82名ものレスラーが出場し、全てがタッグマッチやバトルロイヤルと云う「お祭り」です。「INOKI GENOME」には、まだ「勝負論」が成り立ったものの、「ALL TOGETHER」は正しく「ショーとしてのプロレス」を見せ付ける興行だったと思います。

アングルも在るとは云え、こうした記念すべき大会に猪木が居ないのは変です。でも、猪木は両国で独自の興行をやらかしました。そして、武道館には馬場が居たのです。セミでの武藤と小橋によるムーンサルトの競演とか、メインでのKENSOが裏切り孤立無援になった時に三大チャンピオンが必殺技を三連発!とか、おいおい、こりゃもう大昔の全日じゃん。いえ、まぁ、あたくしはこーゆープロレスも好きですけどね。正にお得意の技のお披露目会で、観客も其れを望んでいるわけです。でも、其処には「猪木イズム」の欠片もないよ。個人的には、「INOKI GENOME」のリングアナがケロだった事や「ALL TOGETHER」のメインを京平が裁いた事とか、色々と気になった点も多いですし、未だ両大会とも全てを観たわけではありませんので、迂闊に結論は出せません。でも、率直な感想は「馬場・猪木の遺恨は続く」です。


(小島藺子)


posted by 栗 at 17:23| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

「ロッキーは階段を駆け上がるのだ」

「ロッキー」30周年記念エディション


テレビ東京が、先週の月曜日から本日まで真昼間に「ロッキー・シリーズ 一挙放送!」なるトンデモ番組を放送しやがったので、全六作を録画してしまいました。挙句に、一作目と二作目はそれぞれ「30分」くらいカットされていたので、オリジナルをレンタルしてしまったじゃまいか。こーゆーのは、ドドンガドン!とやって頂きたい。かつて新春に一日中「猿の惑星」を全作ぶっ通しで流しやがった快挙を、あたくしは生涯忘れません。

1976年に公開された「ロッキー」は、アカデミー賞を受賞した名作です。脚本を書き主演したシルベスター・スタローンは、長い不遇時代を経て一躍大スターとなったのです。確かに、最初の「ロッキー」は良く出来ています。テレビドラマ並みの低予算で撮影されたらしいのですが、クライマックスの試合までの展開が実に好い。ボクシング映画なのだけど、実際にロッキーが試合をする場面は多くなく、ゆえに、溜めに溜めてアポロと対戦し「エイドリア〜ン!」が効くのです。

其れで終われば伝説になったのですが、大ヒットしちゃったのでシリーズ化されました。アポロと再戦しチャンピオンになる「ロッキー2」、常勝チャンプとなり贅沢三昧で若手に惨敗しマネジャーのミッキーも死んでボロボロになったものの、ライバルだったアポロの手助けで再起し再びチャンピオンに返り咲く「ロッキー3」、其の盟友アポロをソ連のサイボーグ・ボクサーに殺されて、復讐に燃え敵地ロシアで勝利する「ロッキー4」、遂に引退してマネジャーに活路を見出すものの、育てた若造に裏切られストリート・ファイトで打ち負かす「ロッキー5」と来て、やっと終わったと思ったら「ロッキー5」からでも16年後、「ロッキー」からは30年後に蘇り、還暦なのに現役世界チャンピオンと互角に戦うファンタジー「ロッキー・ザ・ファイナル」と続いたのでした。

シリーズ化される映画は大抵は「どんどん腐ってゆく」のですけど、此の「ロッキー」ほど第一作目の名声に自ら泥を塗り捲った作品はないかもしれません。でも、あたくしはこーゆーシリーズ化されて堕ちてゆく作品が大好きなのです。個人的には、ホーガンとミスターTが大活躍する「ロッキー3」なんかツボですし、興行的には最も成功した「ロッキー4」のスットコドッコイ振りも笑えます。スタローンも「ロッキー4」まではイケイケドンドン状態で莫迦丸出しになってゆきますが、流石に「ロッキー5」では原点回帰を試み大失敗!それじゃ終われないと長年脚本を描き直し続けて、何とか「ロッキー・ザ・ファイナル」で決着をつけました。毎回のお約束で「階段を駆け上がる場面」も好いですね。完全なる「持ちネタ」です。

改めて全作を観ると、矢張り最初の「ロッキー」は名作で、他は大したことない凡作ばかりとも云えます。特に「ロッキー4」は酷いですね。丸っきり「MTV」じゃまいか。此れが最も受けたんじゃ、スタローンもマトモな映画なんか撮らなくなりますよ。30年に渡って活躍した「ロッキー」は、最早「ボクサー」ではなく「プロレスラー」です。「ロッキー5」や「ロッキー・ザ・ファイナル」を観る時、あたくしは「晩年の猪木」や今でも現役を続ける「藤波、長州、天龍、佐山」などを重ねてしまいました。そして「ロッキー・ザ・ファイナル」のクライマックスでは泣けちゃうわけですよ。ファンタジーでもいいじゃん。元々、最初から「ロッキー」は夢見るファンタジー映画です。


(小島藺子)


posted by 栗 at 23:14| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年09月07日

「ゴジラはマウントパンチを打ち捲くる」

地球攻撃命令        ゴジラ対ガイガン [DVD]


「ロッキー」シリーズで第一作目が好かったのは「なかなか、ロッキーがボクシングをしない」と云う展開で、其処に至るまでのドラマを丹念に描いていたからでしょう。そりゃ、最後には拳闘してもらわなきゃ困りますけど、次作からは毎回いきなりだナァと前作の拳闘ハイライトから始まるので、初っ端で結構「お腹一杯」になります。メインエベントが最初に来たんじゃ、些か面白くないのだ。

昔の「昭和ゴジラ映画」を観ると、ゴジラがなかなか出て来ません。ほとんどの作品を子供の時に映画館で観ていたのですけど、当然ゴジラが観たくて足を運んだはずなのに、よくこんな内容で納得していたと思える程にゴジラは出て来ないのです。アンヌが出てたから耐えていたのかしらん、と今では思う「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」では、キングギドラとガイガンと云う「最強タッグ」と対戦するゴジラと舎弟のアンギラスが描かれますが、彼らが相対するのは映画が始まって「58分後」です。一時間半弱の映画で、三分の二が経ってようやく世紀のタッグマッチのゴングが鳴るのです。

破壊の限りを尽くすキングギドラとガイガンを尻目に、一時間近くゴジラとアンギラスは何をやっているのかと云いますと、怪獣島から太平洋をひたすら泳いでいるのでした。途中でゴジラはアンギラスに「急げよっ」なんぞとダメ出しし乍ら、結構呑気に日本へ向かいます。やっと現れたかと思えば、20分くらいキングギドラとガイガンにボロクソにやられ捲くります。アンギラスは「あっ。」と云う間に粉砕され、二対一となったゴジラはやられたい放題です。

然し!ボコボコにされたゴジラは突然に復活し、うっかり蘇っていたアンギラスとの絶妙なタッグワークで僅か五分余りでキングギドラとガイガンを倒してしまいます。ゴジラがガイガンに放ったマウントパンチの連打や、キングギドラにアンギラスが連発するヒップアタック!そして、ゴジラがキングギドラの三本の首を束ねてトドメを刺す垂直落下式ブレーンバスター二連発!!など、1972年当時には全く一般的ではなかった「プロレス技」のオンパレードで御座います。焦らした挙句に後半は怪獣四匹が大活躍する展開で「怪獣プロレス映画」と揶揄されましたが、いえいえ、トンデモないです。もうプロレスの20年以上先を行ってました。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:50| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年09月13日

「タラちゃんは脚フェチなのだ」

オリジナル・サウンドトラック デス・プルーフ in グラインドハウス


あたくしは「B級映画」が好きで、何で好きなのかと考えたら其れは「プロレス」や「ゴジラ」と同じ愉しさを与えてくれるからだと思うのです。「世界のキタノ」が昨年公開した「アウトレイジ」を観たら、何故か「タランティーノ監督作品」を観直したくなりまして、此処数日間で立て続けに「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」「ジャッキー・ブラウン」「キル・ビル」「デス・プルーフ in グラインドハウス」「イングロリアス・バスターズ」などを観捲くりました。タラちゃんは好きなので、大抵の作品はDVDで持っているのだ。

其れで、やっぱタランティーノって「B級映画」ばっか撮っているのだナァと思いました。タケちゃんの「アウトレイジ」も紛れもない「B級娯楽作品」ですけど、一寸「芸術」を気取ったり、つまんないギャグを入れるのが「今いち」ですね。其れと、もうタケちゃんは役者で出るのは辞めた方が好いのではないのかしらん。自分の映画なのに科白が覚束無い部分があるし、カメオ出演なら兎も角「アウトレイジ」では主役と云える役柄ですから、並み居る名優に食われ捲くって居て些か残念でした。タラちゃんもよく自作に出しゃばりますけど、普通に脇役で遊んでいるので余裕があります。

最近のDVDは日本語吹き替えにも切り替えられるので、今回は大抵を吹き替え版にして鑑賞したのです。「キル・ビル」の最初のヤツだけは吹き替えだとつまらなくなるので、字幕で観ましたけど。そしたら「デス・プルーフ in グラインドハウス」で無茶苦茶なカースタントをやらかす「ゾーイ」の声を唐沢潤さんが演じていました。唐沢潤さんは「キル・ビル」の主役ユマ・サーマンの吹き替えもやってらっしゃるのですけど、実に「憎いキャスティング」と思わされましたね。御存知の片も多いでしょうが、「ゾーイ」を演じたゾーイ・ベルは本物の「スタント・ウーマン」で、「キル・ビル」でユマのスタントを担当しているのですよ。タラちゃんの映画は、そんなキャスティングなどの細かい部分でも愉しめるので好きです。

「デス・プルーフ in グラインドハウス」は、近年のタラちゃん作品では最高傑作だと思います。少なくとも「キル・ビル」よりは面白いですよ。「テキサス州オースティン」編でのクライマックスでジャングル・ジュリアが車から脚を出していて「予想通りの展開」になるトコなんて、実に「分かってらっしゃる」と大爆笑してしまいます。「イングロリアス・バスターズ」も好いのですけど「長げぇ」し、吹き替えじゃ「訳分からん」のだ。タラちゃんの映画はテレビでは滅多に放送されませんから、映画館やDVDで楽しみましょう。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:37| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

「完全なる崩壊」

新日本プロレス「崩壊」の真相 (宝島社文庫)


片瀬那奈ちゃんが大暴れした「シューイチ」を観た後で、深夜に録画していた「ワールドプロレスリング」を観て絶句しました。最近は「G1」と「ALL TOGETHER」を流しているわけで、今回も「G1」から「中邑VSみのる」ってのは別にいいんですけど、メインがアナウンサーって何だ?おいおい、新しいシリーズも始まっているのに、何ゆえ試合を流さずにこんな茶番を大フューチャーしやがるのですかっ。此れは「プロレス中継」ではなかったのかしらん。

今や「風前の灯」どころか、とっくの昔から「オワコン」と認定されている「プロレス」ですが、何ゆえそんな事になったのかが決して「ピーター本」のせいでは無いと分かります。現在、深夜とは云え唯一地上波放送されている「ワールドプロレスリング」の貴重な「30分」の半分以上が「ど素人のアナウンサーとプロレスラーの猿芝居」って、プロレス者は勿論のこと、視聴者全てを完全に舐め切った愚行としか云えません。

あたくしは、よく「片瀬クン、プロレスラーになってはくれないか」と書きます。其れは、かつて師匠・ナンシー関さんが「瀬戸朝香は、プロレスラーになってくれないだろうか」と書いた事に由来しています。然しですね、瀬戸さんも片瀬クンも安易にプロレスはやっていませんよ。もしも大したトレーニングもせずに片瀬クンが格闘技界へ挑んだなら、アニキの如く粉砕されるでしょう。ゆえに、永田さんやへっぽこアナウンサーが「芝居」の世界に冗談でも踏み込んではならないのです。マジで「ふざくんな!」ですよ。

わざわざ深夜午前二時半頃にチャンネルを合わせた誰が、こんな下らないモンを望むでしょう。新日もテレ朝も、かつての「ギブUPまで待てない!!」や数々の暴動事件から全く何にも学んでいないのかっ。親会社がゲーム会社だから「携帯ゲーム」の宣伝を番組の半分以上も使ってやらかしたとしか思えません。酷い、酷過ぎる。新日及びプロレスの衰退が猪木のせいだなんて、こんな事をやらかしたら絶対に云えません。かつて「アレッサンドロ・デル・ピエロ特集」を30分全部やらかした時よりも、最低な事をやってしまったな。正に「新日崩壊」と云うしかありません。いや、テレ朝が莫迦杉なのだ。嗚呼、小鉄が草葉の陰で泣いているぞ。ホント、もーダメかもしれんな。


(小島藺子)


posted by 栗 at 13:36| KINASAI | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

「君は東京ドームに行った事がないのかい?」

見るまえに跳べ (新潮文庫)


後楽園ホールで初めてプロレス観戦をしたのは1992年8月15日で、全日本女子プロレスの「豊田VS山田」の敗者髪切りマッチがメインエベントの興行でした。当日券を求めて後楽園ホールへ行き何とか自由席を確保したのですけど、同日は昼夜興行で「WAR」も行われる事になっていて、北側の良席が残っていたのでうっかり購入してしまったのです。其れで、後楽園観戦デビューでいきなりだナァと「全女」と「WAR」の梯子を敢行したのでした。

当時の「全女」は対抗戦ブーム前夜のイケイケ状態で、観客も超満員札止めでした。あたくしは自由席なので後楽園ホールの汚い階段に並び南側最後列の後ろの柵越し一番前で立ち見出来たのですが、後で考えればバルコニーに行くべきでした。何せ初めての後楽園ホールだったので、其の辺の旨味は未だ理解していなかったのです。其れでも後楽園ホールは最後列でも充分にリングサイドと云える狭い会場ですから、充分に試合は楽しめました。

夕方からの「WAR」は北側の指定席で、もうリングは間近です。天龍とカブキくらいしかお目当てのレスラーはいなかったけど、新間が猪木の「天龍戦受諾書」を持って現れると云う見せ場がありました。ま、そんな事よりもですね、天龍の親友である楽太郎師匠(現・円楽師匠)のお弟子さんが前振りで出て来て「今日は満員ですねぇ、1,200人くらい入っているそうです」とガチ発言をしたのが引っ掛かったのだよ。確かに、後楽園ホールの客席数は「1,403」なのだ。どんなに詰め込んでも「2,005」がマックスで、消防法の規定だと「1,600」くらいなのです。

同じ様に「東京ドーム」は「46,314人収容」でありましてですね、アリーナ(グラウンド)を開放したとしてもせいぜい「55,000人」と云われています。「東京ドーム」のグラウンド面積は「1万3千平米」ですから、其処には「一万人も収容出来ない」のです。其れで考えたのですけど「明治公園」の集会広場に、果たしてどれだけの人が入れるのでしょうかしらん。全体の面積は「5万7千3百9.34平米」と広大ですが、其の大部分は「東京体育館」などの施設です。実際に人が集まる「広場」は、たった「1万平米」でありましてですね、「東京ドーム」のグラウンド面積よりも狭いのだよ。

もしも其処に「四万人」入ってしまったなら、スタンドに四万那奈千くらい座席もある「東京ドーム」には「十万人」近く入ってしまうよね。アノ広場には、せいぜい「16,000人」しか入らないよ。しかも、立錐の余地も無い状態でね。それなのに「広場に四万人で、溢れた人も含めれば軽く六万人」って、おいおい、頭、大丈夫か?空撮で沢山人がいるってのを見て「四万」って思うのは分からんでもないけどさ。少なくとも、ドームのスタンドからアリーナ席を観た事があるのなら、アレで「四万」とか、ましてや「六万」なんて数は出て来ないぞ。いやぁ、世の中には「プロレスよりも酷い水増し」ってのもあるんだナァ。

そもそも何万人集めようが「実現不可能な妄言」を垂れ流して、お祭り騒ぎみたいに闊歩する事で、一体何が変わるのよさ。「脱原発」は、ほとんどの国民の総意だし、みんな代替エネルギーを確保して原発を失くす方向に向かっています。いきなり「全廃」とか云って、其の後はどーすんの?なーんも考えてないじゃん。そんなもんで世の中は変わらないって、未だ分からないのかしらん。其れとも、単に騒ぎたいだけか、何らかの利権とか在るんですか?フジテレビ・デモの方が、未だ分かり易くて好いですよ。

だってさ、少なくともフジテレビ・デモでは「組織で人を集めて、交通費を支給もしくはバスツアーとか組んで、挙句に日当まで出した」なんて噺は聞こえてこないもんね。全体の六割以上とも云われている「召集された方々」の交通費や日当って、一体どこから出てるのかしらん。そんな巨額なお金が在るなら、義捐金にしたら好いんじゃまいか。でも、どうしても「大規模なデモを実現させたかった理由」が在るわけざんしょ?其れは本当に「反原発」なのですか?あたくしは、ライトもレフトもどっちにも賛同はしませんよ。なんちゃら思想とかって、何だかおっかねぇナァ。オラ、関わりたくないだ。ノンポリと蔑んでもらって大いに結構です。あたくしは「跳ぶまえに見る」よ。


(小島藺子)


posted by 栗 at 22:48| KINASAI | 更新情報をチェックする