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2006年05月06日

「稲妻レッグラリアット炸裂!!」

最強のプロレス団体UWFインターの真実―夢と1億円 (BLOODY FIGHTING BOOKS)


3日、代々木「HERO'S」の会場にタイガーマスクを被った男が出現、その入場テーマや体格から「桜庭和志」ではないか?と大騒ぎになり、翌4日には谷川将軍様、前田SVと共に、素顔で桜庭が会見し、仰天の「PRIDE」から「HERO'S(よーするに「K-1」)」への移籍が発覚しました。

東スポは「代々木でシウバを見たっ!!」などと「イズム炸裂の煽り」で「KとPの仁義なき引き抜き合戦スタート」と書き飛ばし、翌5日に「無差別級トーナメント」を開幕する PRIDE 陣営も会見を開き、猪木から離れたはず(タコちゃんねるの実況は酷過ぎる)の「野獣」藤田が「全面戦争勃発です」と「猪木イズム丸出しの挑発コメント」を出す始末。いや、あたくしは好きなんだけどね。

桜庭は確かに、PRIDE をメジャーにした功労者だけど、リアル・ファイトでの全盛期は、とっくに終わっています。このまま PRIDE で、明日なき闘い(はっきり言えば「噛ませ犬」になってしまいかねない状況だったと思う)をつづけるよりも、未知なる相手との邂逅を願ってしまうのは、致し方ないことでしょう。

そんなことよりも、この引き抜き(いくら否定しても、そうとしか言えません)は、あまりにも「プロレス的」ですね。PRIDE 側でも、ミルコやハント、そして今回の藤田を取っているわけで、いや、もともとヒョードルもノゲイラも、前田がリングスで発掘した選手だし、昨日散った「世界のTK」も前田の弟子ですからね。

もはや、本当に「猪木の時代ではない」のだけれど、前田や高田が前面にいる限り、あたくしは「プロレス者」としてしか総合格闘技を見れません。そして、それらから「プロレス」の匂いが消えることは、おそらくないでしょう。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 20:49| KINASAI | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

「プロレスは、真剣勝負です!」

U.W.F.International 最強伝説 vol.2 1995-1996 [DVD]


「桜庭和志がノア参戦を視野に入れていた」との「東スポ」報道を見ると、如何に「新日本プロレスが凋落したのか」を思い知らされる「GW」でしたけど、皆さま健やかに過ごされていますでしょうか。

リアル・ファイトを売り物にしている「PRIDE」から転出し、憧れのプロレス回帰をも望むのであれば、自ずと本流である「新日」と言う名が出なければならないわけですが、もはや桜庭には「あらゆる面で全く魅力を感じない団体」になってしまったのですね。

藤田もレスナーとの「IWGP戦をドタキャン」し、DSE(PRIDE)とFEG(K-1)の激しい争奪戦の末に「PRIDE」を選択し、5日の無差別級トーナメント一回戦では「もっともプロレス的な大逆転勝利」を収めました。猪木イズム炸裂の試合展開は、かつて「PRIDE」で闘っていた頃の小川も同じでした。それを観て、やはり「PRIDE」にも筋書きがあるなどと言いたいのではありません。藤田には、「劣勢を演じる余裕があった」と思うだけです。

彼が「PRIDE」を選んだのは、金銭面での破格な条件もあるでしょうけど、「K-1」でのサップ戦やイブラヒム戦が評価されなかった事実も大きかったのでしょう。ガチで勝っても認められないんじゃ、やってられませんよ。負けた「ヒョードル戦」や「ミルコ戦」の方が有名なのですから、藤田は「PRIDE」向きなのでしょう。

そういえば、現IWGP王者のレスナーすら、K-1のラスベガス大会に登場し「サップでもホイスでも、かかってきなさい」と「とんちんかんな挑発」をやらかしてました。今更、サップやホイスに勝っても仕方無いのになぁ。

多くの「プロレス暴露本(ほとんどが新日関係)」が出版されるのは、まだ其れらに「ニーズがある」からです。落日の新日を「ヤヲ」のひとことで貶めるのは簡単ですし、それはかつて猪木が「ウチはストロング・スタイルだが、全日はショーマン・スタイルだ」と馬場さんを批難していたのと変わりません。佐山も前田も高田も小川も藤田も、猪木の弟子であり、同じ様にライバルとの比較でしか優劣を語れないのかしら。猪木には、アリ戦とペールワン戦が「ガチ」だったと言う「最後の砦」もありますからね。あのミスター高橋ですら「猪木さんは本当に強かった」と言わざるを得ないのですよ。

てか、猪木の場合「筋書きを超えたところまで行ってしまう面白さ」もありましたね。かつてドン・ナカヤ・ニールセンが語った「猪木は世界最高のショーマンだ」ってのは名言ですね。

例えばさぁ、高田がいくら「ヒクソンとはガチだった」って言っても、負けたんじゃダメなんだよ。それなら、ニールセンに(勿論ガチではないけど)勝った前田の方が信頼出来るんじゃまいか?ま、高田も北尾に勝ったりしてるけどさ。ブック破りの不意打ちで勝ったのを「リアル・ファイト」を実現した、なんて言われてもなぁ。

ま、面白ければええんですよ。プロレスは本当は面白いんです。面白いのだけ残れば、それがどの団体だろうがかまいません。「ニューリン様が最強!」でも、もうええじゃまいか。

ドキドキさせてね☆


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 21:14| KINASAI | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

「移民の歌」

Led Zeppelin III


ボブ・サップが14日(現地時間13日)の「K-1 オランダ大会」で行われる予定だった「アーネスト・ホースト戦(彼の母国オランダでの引退試合)」を、直前でボイコットしたことが、最近のバトル面の一番の話題になっています。なんだかなぁ。あたくしはTV中継中に「片瀬クンの昔のドラマ」に夢中になっていたので、観ていません。最近はプロレスも総合格闘技も、TV中継すら思い出さないと観ない様になってしまいました。

さて、此の「サップのドタキャン問題」が「アングルじゃないか?」と云う片もおられる様ですけど、全く練習していない解説者のピーター・アーツが代役で出たのだから、ガチなんでしょう。ホーストもアーツもオランダの英雄なので、観客はカード変更を最初は喜んだらしいのだけど、結局「あまりの塩試合にブーイングが飛んだ」と云われています。ま、あんまり興味はないんだけどさ。

てかね、あたくしは、1985年12月12日の宮城県スポーツセンターにいたんですよ。そうですよ、あの「超獣」ブルーザー・ブロディを観にいったのよ。なのに、彼は仙台に来なかったんですよ。「IWGPタッグリーグ戦」の決勝戦が、仙台で行われるって云うことから「変だな?」とは思ってはいた「捻くれたプロレス者」ではありましたけど、まさか優勝戦に出るブロディとスヌーカがボイコットするなんてなぁ。

あのですね、リーグ戦の星取りで「ブロディ・スヌーカ 組」の決勝進出が確定していて、同点2位の「猪木・坂口 組」と「藤波・ケンゴ 組」で決勝進出戦をやって、勝ち上がった方が「ブロディ・スヌーカ 組」とやるってことになっていました。だから、猪木かドラちゃんの試合をふたつ観れるわけですよ。美味しいよね。しかも、UWFが乗り込んで来ることも決定していましたので、前田や藤原も来てくれるんじゃまいか?なんて甘いことまで考えていたのです。

でも、肝心なブロディすら来なかった。あたくしは「暴動」の悪寒にガクブルでしたよ。もう、それくらいしか楽しみはなかったって位に、落胆していました。「地方をなめるなっ!」「ブロディを出せっ!」とヤジが飛ぶ中、本来なら「決勝進出戦」が「優勝決定戦」になって、藤波が「ドラちゃんスープレックス」で猪木から初フォールを奪い優勝と云う感動的な結末となったのでした。そりゃ、もう、それしか手はなかったよな。ミスター高橋の「嗚呼!オレはみっつ叩いてしまったっ!何て事をしてしまったんだっ!!」と云う「猿芝居」に、「ダメだ、こいつ、、、。」と思ったもんですよ。

ブロディはその後もボイコット事件を起こして、当時「ゴリゴリの新日派」だったあたくしは、結局「彼を生観戦出来なかった」なぁ。サップなんかどーでもええよ。あたくしのブロディを返して下さい。20年経っても悔しくてたまらんわ。ぷんすかぷんぷんっ!!


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 00:10| KINASAI | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

「Pちゃん崩壊」

泣き虫 (幻冬舎文庫)


流石、IQレスラーは賢いな。残業で東スポが買えなかったのだけど、日刊スポーツが「フジテレビが PRIDE 放送契約を一方的に電撃解除!!」なる「おら、なんだかわくわくしてきたぞ」な記事を載せていました。道場開きした日に通告する「鬼の所業」に、「事の重大さ」が感じられますね。それにしても、おねえちゃんと記念撮影してはしゃぎまくる阿呆を掲載し「この二時間後には、、、」って、底意地悪くてサイコー!だったな。「日刊の記者も嫌な目に逢っていた」んだろうね。

「総合格闘技」なんて言ったって、所詮は「プロレスから派生したジャンル」です。地上波TVが打ち切りになったら、おしまいですよ。館長が逮捕されても、キッドがオイタをしても、Kちゃんの方の中継は切られませんね。つまり、「もっともっと悪いことをPちゃんはやらかした」んですね。興行ひとつに「10億円ものお金がタコちゃんねるから放送権料として出ていた」って、それがもう出ないのね、もうヒョードルもミルコもノゲイラも呼べないね。オワタ、Pちゃん、お疲れさまでした。

「おい、プロレス!地道にがんばれよ。」


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2006年06月08日

「八百長野郎!」

八百長★野郎 (kamipro books)


「八百長野郎!」と北尾になじられた、ジョン・テンタちゃんも亡くなってしまいました。42歳ってさ、みんな急がないでよ、、、

さて、PRIDE 最後の足掻きが始まったようですね。榊原社長の会見は、よーするに「「週刊現代」が事実無根の記事を書き続けたので、タコちゃんねるがそれを気にして放送打ち切りを決めたのであって、Pちゃんは被害者だし、タコちゃんねるも騙されているだけの被害者です。記事に書かれた様な事実は全くないし、命懸けでPちゃんを守るっ!」ってことみたいだな。よし、命懸けてもらおうじゃないか。今度こそ、森下前社長の遺志を継ぐってか、おせーよ。

あのね、ホントに「白」ならタコだってこんなこたぁせんだろ?「DSEに関わった人間は、他の番組にも今後は使わない」とまで言っているのですよ。おいおい「小早川妙子の恋」に小川が出ているけど、DVDや再放送は大丈夫なんだろうな?榊原は責任取れるのか?PRIDE だけの問題じゃないんだぞ。

闇社会が興行には付きもんだって言えばそれまでだけど、Pちゃんの場合「PRIDE の怪人」なんて御仁までうろちょろしてたんだから「真っ黒」じゃないのよさ。興行収益とスカパーのPVだけでやっていけるわけないじゃない。ファンが600人集まったって、そりゃ無料で選手に逢えて写真撮れるんなら、暇なニートは集まるだろ。

ヒョードルはもう来ないんだろうなぁ。ミルコもシウバもみんなドタキャンするかもな。吉田や藤田だって、どうなるか分らんよ。しかし、高田は「団体バスター」だな。今回の件は、「UWFインターの崩壊」と同じに見えるよ。猪木がしゃしゃり出て来たのも笑った。

「おまえは、他人の心配している場合じゃねーだろ?」

ま、それが猪木なんだけどね。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2006年06月21日

「断末魔!オールスター最終血戦」

PRIDE 男祭り 2005 -ITADAKI- [DVD]


やっと出てきました「(青春の)ザ・エスペランサー」こと「泣き虫」高田、ふんどし姿のケツに火がついて「プロレス復帰」ですよ。あ〜あ、もうダメポ。

「帝王・高山」も復帰しますよ。カッキーが引退しちゃったからなぁ、高山の「悲壮な決意表明」はマジですよ。思い出つくりで終わるのか、もう一波乱起こしてくれるのか、でも、やはり「全盛期は過ぎた」と思わざるえませんね。

で、ついに「蒟蒻社長」こと、「マッチョドラちゃん♪ぽやよ〜ん♪」が、新日に辞表を提出っ!!退団した「無我」仲間の西村や吉江、さらにケロなどと新団体を旗揚げする模様です。

「無我」は好きでよく行ったなぁ、しみじみ。あの頃の西村は「イラネ」だったけどな。

あのね、おまえら、もう何もかもが、遅すぎるんだよ。

でも、足掻いてくれ。もっともっと、もっとだっ!!



初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2006年08月03日

「幻の右、炸裂!!」

神様ありがとう俺の人生 (新装版)


20年前「猪木 vs スピンクス」のレフェリーをやった時には、「過去の栄光をすべて捨てた」と思えた「ガッツ」だが、本人がやはり本当は凄いのか、はたまた世の中が完全に発狂したのか、定かではないものの、いつのまにか「ガッツ神」と奉られる存在になっていましたよ。以前から「亀田は養殖もの」などの「ガチ発言」をくりかえして来た彼に、昨夜の世界戦は、はたしてどー映ったのか?

「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」

「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの?全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」

「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」


ガッツ、ガチすぎ。幻の右、出しすぎ。

弟さんたちは分らないけど、興毅くんは、決して弱い選手ではないと思います。「今回は負けたけど、一生懸命頑張ったし、次回はきっとチャンピオンになれるよ。」って展開で良いと思うのですが、どーにもこーにも、そーゆーわけにはいかないらしいです。

太陽の天才児が IWGP 王者になったよりも、ずっとずっと大変なことが起きているのでしょうね。相手のランダエタさんなんて「亀田は弱い。でも判定に抗議はしないし、また日本でやりたいなら喜んで再戦したいな」なんぞと言ってますよ。よっぽど「ええ仕事」だったんだね。

ま、彼は今回の試合やその後のインタビューを観る限り、まだまだ子供だし、所詮は「傀儡」なので「可哀想だな」とは思いますけど、もう「拳闘まで終わってしまう」のかしら?

プロレス者にとっては、益々「楽しい時代」になりそうですナ。そうそう、「伝説」は、ガッツさんみたいに「まわりが作り伝えるもん」だと思いますよ。自分で「伝説、夢の始まり」って、、、

「カメ かわいいよ カメ」


以下、毎日新聞さんより参考資料として、引用しときますね。何か、批判的な記事がどんどん消されているので、きょわいけどね☆

「亀田興毅:立ち上がりにダウン 判定に疑問の声も」

 立ち上がりにダウンを喫した「浪速乃闘拳」が、粘りに粘って世界タイトルを手にした。2日、横浜市の横浜アリーナで行われたプロボクシングWBAライトフライ級王座決定戦で、判定勝ちした亀田興毅選手(協栄ジム)。強気のパフォーマンスで話題を振りまいてきた人気者のファイトに会場は大きな盛り上がりを見せたが、ジャッジの判定は、2対1と割れた。相手のフアン・ランダエタ選手(ベネズエラ)が有利にも見えたことから、疑問の声を上げるファンや専門家もいた。
 
 テレビで観戦した元WBCライト級チャンピオンのガッツ石松さんは開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。

 そのうえでガッツさんは「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」と首をかしげた。さらに「日本のボクシングはタレント養成所ではない。これがまかり通るなら、僕はボクシング関係の肩書は何もいらない」と怒っていた。

 漫画家のやくみつるさんも「非常に不愉快なものを見た。実況も最後の方は負けモードだったし、こういう判定になるとは。判定後の(亀田選手の)態度も疑問。あの場では勝者の振る舞いをしないと格好がつかないところもあるだろうが、大口をたたける試合内容ではなかった。態度を改めるべきではないか」と厳しく指摘した。

 一方、元WBAジュニアミドル級王者、輪島功一さんは「亀田選手は前半、悪かったが、中盤から盛り返してがんがんに攻めて最後までよく頑張った。引き分けかなとも思ったが、勝ちに値する戦いぶりだった。(苦戦の理由は)今までやってきた相手とあまりにも差がありすぎ、(戦い方を)考えていなかったこと。これからは世界王者。どんな相手ともやらないといけないのだから、よく考えて戦わないと」と一定の評価を与えた。

 ▽亀田興毅選手の話 KOばかりだったから、判定は緊張するなあ。最初、(判定で)ランダエタの名前が挙がって「やばい」と思ったけど、手元にベルトがあるからなあ。



>手元にベルトがあるからなあ。
「ぽか〜ん」悪役プロレスラーでも言えない迷言?え、えーと、気を取り直して、「共同」さんのガチンコ記事も、残しておきますね。


「亀田自身も傷つく判定・説明できない奇妙な採点」

 ボクシング界の救世主になるはずの亀田3兄弟の長兄、興毅が不可解な判定で王座に就いた。初の世界戦は完敗の内容だったが、非凡な素質も随所に示した。今後の奮起、成長が十分に期待されただけに、だれもが首をひねる判定勝ちは、亀田自身を傷つけることになった。

 5年以上前から「亀田少年」のボクシングは、地元大阪で話題にはなっていた。亀田は少年時代からの強烈な個性と実力を見込まれ、テレビ局の大がかりな支援も得て東京に進出。一気に人気は“全国区”になり、テレビとの「タイアップ」で認知度を上げた。

 子どものころからトレーニングを積んできた大阪のグリーンツダジムから東京の協栄ジムに移籍した昨年4月が節目となった。グリーンツダ側は「最低落札価格3000万円で入札にかける」との方針を示し、これに応じた協栄ジムが東京のテレビ局と連携して「スターつくり」に乗り出した。テレビ局の担当者は「これまでにないキャラクター。ファンへのサービス精神も実力もあり、魅力的な世界チャンピオンになると考えた」と先行投資を説明している。

 ホープを売り出すために、弱い相手を選んで実績を上げさせ、話題を提供するのは興行界の常識。亀田もその路線に乗ったかのようにみられ、「弱い相手とばかり戦っている」などと批判を浴びた。しかし、連勝記録の中身は鮮やかで、パンチの切れも将来性は十分。亀田自身は「ニューヒーロー」の資格を、十分に備えていた。

 2―1と割れた判定は、どんな作用によってもたらされたかは不明だ。しかし誰が見ても、負けたと思った選手の「勝利」は、ボクシングへの信頼性を損なう。

 亀田の人気上昇に伴い、全国のジムでは小中学生の練習生が急増しているという。元世界フライ級王者でもある花形ジムの花形進会長は「殴り合う競技。やらせたがらない親が多いが増えている。これも〃亀田効果〃なのかねえ」と期待していた。そんな子どもたちに説明できない「奇妙な採点」だった。〔共同〕



初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2006年08月22日

「MVP は、当然『コジマ』です。」

小島聡 COZY LIFE [DVD]


佑ちゃん(おいおい、、、)と田中くんの二日間に渡る「爽やかな死闘」(なんじゃそりゃ?)は、感動しましたね。同世代の亀田大毅くんも、大いに心を打たれたようです。

曰く「野球はよう分からんが、投げ抜くのはつらいやろ。再試合だけに、ちょっと心配だったんや。 たぶん2人ともおれの試合、テレビで見て、ろくに寝てないはずやろ!?『亀田のボケぇ』と思ってるかも知れんでぇ」

すぎょい!亀田弟は「(お笑いの)天才」かもしれない、お塩先生を継ぐのはこいつかもな。

と旬のネタを枕に、本題に入るわけですが、今年はいつのまにか「G1」が終わってましたよ。最終日は「G1史上初めて優勝戦が超満員にならなかった」とのことです。一年前に「はっきり云って「G1」までコケちゃったら、新日は終わってしまうんだけどさ。」と書きましたが、ついにその時がやって参りましたよ。

優勝戦は「テンコジ」対決だったのだけど、先日TVでやっていたので(片瀬那奈ちゃんを観た流れで起きていて)観ました。

新日を離脱して4年、小島聡は恐ろしいまでに成長し「本物のプロレスラー」に変貌していました。それは、昨年の2月に同じ天山コロスケとの一戦を制し、史上初の「四冠」に輝いた時にも「はっきりした」ことだったけれど、その後も小島は常に進化していたのだなぁ。それに比べて、天山ときたら。てか、新日ときたら。嗚呼、、、。

決勝は「完全に小島の試合」でした。ひとつひとつの技に魂がこもっていて、説得力充分。どう贔屓目に観ても、天山の勝ちなどありません。しかし、ラリアートをモンゴリアン・チョップで返し、唐突に優勢になっての逆転勝利ってことになってますので、まぁそれはええんだ。

問題は、フィニッシュを「天山がまたしてもスタミナ不足でふらふらになっていて失敗」しちゃった点ですよ。「負ける気まんまん」でいる小島も、流石に怒って「カウント1」で返すと、解説の山ちゃんも「足元がふらついてしまいました、、、」と呆れかえる始末。そこで機転がきく奴なら、とっくに天山はトップに立っていたわけだけど、実直真面目な彼は、あろうことか「フィニッシュ技のやり直し」をやってしまったのです。あ〜あ。今度こそはと「完全に死に体となった」小島は、鮮やかに脳天からマットに叩き落とされました。素晴らしい負けっぷりだったぞ。

 「 天 山 優 勝 お め で と ー っ ! ! 」
(ココらしく、白々しいコメント)

さて、永田さんは会社の方針に逆らって「BML」に参戦したのですが、当の「BML」がおかしなことになってしまったようです。柴田が離脱し、村上と上井も分裂って、いくら「UWF」を雛形にしてるって言ったって、展開早過ぎで、スケールちっちゃ過ぎ。

ノアを中心とした統一機構「GPWA」も発足し、当然ながら新日は「蚊帳の外」です。「KP」も含めて、益々混沌とした状況ですね。ま、なんにしろ、今のプロレス界は、コノ永田さんの発言がすべてでしょう。

 「 小 島 さ ん と や り た い 」 


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 23:33| KINASAI | 更新情報をチェックする

2006年11月24日

「アントニオのうた」

スリーピング・ジプシー アメトラ


東スポで知って、行ってみましたよ。猪木のブログ。

「一寸先はハプニング INOKI'S BLOG」

流石に猪木信者のあたくしでも、ホントに本人が打ち込んでるとは思わないけど、此の「支離滅裂」な言い回しは、紛れも無く「イノキ」だ。

「ブログを書き込もうとしているが、まだ付き合いで出先だ。また後で書き込むよ。じゃー」
( 「今まだ出先」2006-11-23 (01:20) より引用。)

「と言う事で昨日も言ったように、イノキブログの本格発信ダー!!昨日はですね〜東京スポーツの取材で俺のブログの思いについて語ったよ。これから本当に世界に向けて発信して行く事をな。でも本当に毎日が忙しいぜ。昨日なんか?というか厳密に言うと今日は朝の4時と言う事で、銀座から六本木と言う事で、付き合いも大変だよ。今はダウンタウンという番組の出演で、テレビ局に向かっている最中だ。それではいい休日を・・・元気で!!」
(「朝の4時までダーっ!!」2006-11-23 (13:49) より引用。)


って、おいおい。

「何が云いたいのかさっぱり分らんっ!!」

もう休刊した「ファイト」では流石は「猪木新聞」らしく「成田会見」を事細かに報道してくれてたけど、ホント此のひとは噺が首尾一貫してないし、どんどん飛躍するし、大抵が大ボラだし、どーしよーもねーんだけど、面白いから読んじゃってましたよ。

「ファイト」がなくなって、やっと莫迦な噺とも縁が切れたと思ってたのになぁ。世の中、そんなに簡単じゃない。飽きずに続けてくれたらええと、素直に思う。毎日「爆勝」出来そうです。「なんちゃら語録」って色々在るけど「猪木語録」こそが最強です。こんな面白いモンを放っとくなんて出来ないわ。

しかし、デモ期間にやってたのも読んでいくと、もっとトンデモが在るわけだ。

『エビちゃんに贈る「夏美人」 2006-09-06 (20:24)』って、、、何、コレ?(以下、一部引用。)

「名付けて「夏美人」((C)アントニオ猪木)。
 いつまでたっても「秋がこない」いい女。
 資生堂さん、エビちゃんのCFコピーにどう?」


猪木、すぎょすぎ。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



posted by 栗 at 01:34| KINASAI | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

「8の字固めのジョニー」

オクトパシー (アルティメット・エディション) [DVD]


猪木が初めて「卍固め」を公開したのをTVで観た記憶が在ります。何でかと云うと、その前の週の中継でジャイアント馬場が「コブラツイスト」を決めたので、此れは猪木が新必殺技を出さなければイカン!と期待させたからです。其の当時は「日本プロレス」と云う団体に馬場も猪木も居て、タッグを組んでいたのですよ。

馬場さんってゆーと、晩年の「楽しいプロレス」の印象が強いでしょうけど、「馬場と猪木ではどっちが強いか?」と訊かれたなら、当時はほぼ全員が「馬場」と答えたんじゃないかな。兎に角、デカイし、動きも早かったし、空を飛んだりしたんだもん。ま、ドロップ・キックなんだけど、馬場がやると「32文ロケット砲」って技になっちゃうわけですよ。おんなじ技でも、馬場がやれば其れだけで「オリジナル」だったんです。

つまり、馬場に「コブラツイスト」をやられちゃうと、猪木の立場は無いんです。見劣りしちゃう。馬場の方が単純にデカイから効くんじゃまいか?って観ただけで思わせるのです。でも、馬場は「イノキくんに教えてもらった」と云いました。ならば、もう「猪木は新たな技を開発したんだな」と子供でも分ったね。

「卍固め(オクトパス・ホールド)」は、猪木が初公開して確かTVで名前を募集したんだよね。で、「アントニオ・スペシャル」に決まったのだけど、あんまり呼ばれなくなっちゃったね。

「ジャーマン・スープレックス・ホールド」なんか、ゴッチが日本で初公開した時に「今の技は何ですかっ?」とアナウンサーに訊かれた解説者(東スポの桜井サン)が(当然、名前なんか誰も知らないわけだが)あまりの衝撃に「あれは、原爆固めですっ!」と答えちゃったから、しばらく日本名はそんなトンデモだったのです。

ゴッチも名前なんか決めてなくって「ドイツで考えたから」って単純明快な理由で「ジャーマン」になったんだけど。其の技が後に女子プロレスで進化?して「日本海式竜巻原爆固め」とかになっちゃうんですよ。パワーボムの変型で「ライガーボム」ってのが在るけど、アレを考案したのは「獣神サンダーライガー」ではなくて「デビル雅美」です。ケンスキーが使ってる「北斗ボム」も嫁の北斗が(技を失敗して)思いついたもんです。てか、アレは細い北斗が苦肉の策で考えてやるから説得力があったので、筋骨隆々なケンスキーがやったんじゃ駄目なんだよなぁ。

ま、必殺技でもやっぱ猪木が一番面白かったね。幻の「アントニオ・ドライバー」や「鎌固め」「延髄斬り」あたりはまだいいとして、「コンマ数秒早い逆ウエスタン・ラリアート(どう考えても理にかなってない!)」なんてのも、まだかわいい方で、酷評されたのにチャッカリ技にしちゃった「アリ・キック」なんてのまで在る始末。何やっても技になっちゃうのよ。挙げ句に、「腕折り」だの「怒りの鉄拳制裁」だの「チョーク・スリーパー」だの「目突き」だの「疑惑の金的蹴り」だの、、、あのね、うんとね、

 「 全 部 、 反 則 で す 。 」


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)




【初出時のコメント】

今更だけど、ふんどしちゃんの「泣き虫」を図書館で借りて真面目に読んでみますた。高田ってホントに猪木が好きなんだな。やってることおんなじ。猪木は弟子に自分の色んな部分を分け与えたね。つまり、それじゃ猪木を超えられないわけだが。

田村と引退試合をやったトコまでだから、泥酔して「僕は一生タカダさんについていきますっ!」ってサクが電話するくだりには泣けた。田村を許した様に、いつかサクのことも許せたら、きっともう少し強くなれるね。でも、それだけじゃ益々猪木のコピーに近づくってことにもなる。

で。「U」もプロレスだったってのは、ファンも薄々感じて居ても本人が云っちゃイカンな。ヒクソン戦だって「プロレスを背負った気はない」とか云うけど、そりゃ違うよ。おまいがプロレスラーだから、Pちゃんは誕生したんじゃないか。

こーゆーことやるコは、そのうち「Pちゃんも筋書きがあった」とか云い出しかねない。

でも、高田ってなんか憎めないよなぁ。かわいいよ。

Posted by イコ at 2006年11月26日 17:30


あれ〜、パワーズ君の話じゃなかったの?
なんだぁ・・・

Posted by eric at 2006年11月26日 21:29


↑嬉しいリアクションありがとう。

さて、此処で質問が在ります。

「四の字固め」と「8の字固め」の違いとは何でしょう?
簡単に云うと技の入り片が違うんですけど、
ま、詳しい答えが知りたいのなら、こちらでどーぞ。

「プロレス技辞典」
//waza.fc2web.com/index.html

Posted by イコ at 2006年11月28日 03:13



posted by 栗 at 20:51| KINASAI | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

「ぎゃふん」

【文藝春秋デラックス】日本の笑いマンガ1000年史 1975年9月号 No.17 [雑誌]


新日ドーム大会が、今年も開催されただけでも喜ぶべきなんだろう。闘魂三銃士の「夢」を見せるエンタメ興行だったのか?闘魂三銃士って何時の噺なんだっけ?小島のラリアットは良かった。天山は、、、其のメインで、蝶野と武藤が、橋本の技を出して勝つ。今が200那奈年ってのは、嘘なんだろ?

最後に大画面に橋本が映って「爆勝宣言」が鳴り響いたんだけど、其れって、今更だけど決まってたんでしょ?「ぎゃふん」ってひっくり返る落ちは、あんなにも盛大に決定してるのは、別にええんだ。問題は其処までの過程なんだけど、小島が強くなってるなってこと位しか、収穫なしだったなぁ。

其れでも、あたくしは、プロレスを観てしまうんだよ。

だってさ、


未亜:つまんなかったです。だって、土俵が違うんだもん。勝負論が無いですよ。

イコ:サクが噛ませ犬にされたってのは、本人も納得してるんだと思うんだけどさ。もう純粋な勝負論が通じなくなってるんだよね。どっちが勝つのかは、お互いの力量よりもルール次第。もっと云えば、、、

未亜:姐御っ!駄目でつよ、其れ以上は。(「COPY CONTROL」2007年01月02日より)



あたくしが途中で云うのを止めても、世間は放って置かないわけだよ。「桜庭VS秋山疑惑?試合 レフリーのブログ大炎上」(1月05日 J-CASTニュース)だの、「すっごい滑るよ!」(まとめwiki)って「大騒ぎ小鉄で、祭りだ、祭りだ、わしょーいっ!」なのよさ。ま、ウチとしては「西豪寺エレナ様物語」を復活させれば、許すが。六ちゃん、どーだい?ん?よくわかんないっすか?つまりですね「アカネ」と「松子」(ついでに「ケータイ刑事」も入れとく?)を制作した「ドリマックスちゃん&TBSちゃん」は、『K-1プレミアム2006 格闘技史上最大の祭典 Dynamite!!』もやってるわけよ。

エレナ様を志半ばでバッサリと切って、サクの抗議を無視した責任のすべてが、其処に在るなんて理不尽なこたぁ云いません。只、おんなじ処が関わって居たって事実だけを、云って居るのみです。

で、うやむやにしようとするから、どんどん事が大きくなっていく典型的なパターンですねぇ。FEG公式サイトでのアンケート「2006年最後のMVPは誰?」は、投票総数39万3千を超えて居る時点で、

首位:桜庭和志選手 22万4千票強(全体の57%強が投票)
最下位:秋山ナントカさん 3254票(0.8%)

桜庭は二位のランディの10倍もの支持を得て、完全勝利目前。片や、秋山は、マケボノよりも金子よりもボビーよりも下、他の誰も寄せ付けない強さでぶっちぎりのビリです。ベストバウトでは「秋山 VS 桜庭」が文句なしの最下位を独走中ですよ。

デイリー以外のスポーツ紙やテレビ局が黙殺する中、ネットの記事までも圧力で削除を繰り返しても、いくら「騒いでいるのは、2ちゃんねるだけ」なんぞとほざいても、もう無駄です。正義と真実の「東京スポーツ」が、一面で「帝王・高山」の的確過ぎる検証を掲載しましたよ。此の「疑惑の試合」を、あたくしはリアルタイムでは次の様に見ました。あくまでも私見です。

「タイガーマスクを被った下柳と桜庭が入場、清原と柔道着姿の秋山、そして多くの柔道着姿のガキが土下座して入場。秋山、道着のままボディーチェックを受けてから、何故か脱ぐ。右グローブ側面でのバックハンドブローなど打撃で挑む秋山をかわし、桜庭、何度もタックルに行くが何故か秋山の脚がスルリと抜けてしまい、故意ではないが秋山の金的に蹴りを入れ、中断中レフェリーに何か云う。いよいよ異変に気付き大きくタイムを要求するが、何故かレフェリーは無視、其の隙に秋山が殴り掛かる。打ち合いで桜庭倒れて一方的に殴られながらも脚を狙うが何故か取れず、正面からではなく何故か右グローブ側面を叩き付け続ける秋山に構わずレフェリーに「すべる!」「おい、すべるよ」「反則だ」などとTV音声でもはっきり聴き取れる抗議をつづけるが、レフェリーは莫迦の一つ覚えの様に「アクション!」を繰り返し、セコンドやガキどもが「おい!おい!おい!」と囃し立てるのに合わせて秋山は片手で妙なパウンドを続行。桜庭流血しながらも「すべるって、おい、アクションじゃねーよ」と叫ぶがレフェリーは完全にシカト。何故かレフェリーは試合を止めず、本部席がゴングを鳴らし、秋山のTKO勝ちになるが、桜庭は激高し「すべるって、反則だろ、体全部すべる、ストップ?なんで?」と抗議を止めない。レフェリー、何故か秋山の背中を手袋をしたまま一寸触って「何もない」のアピール。秋山、さっさとグローブから何かを外し道着を何故か下からさっさとはく。」

其の後、録画を再度観ると、「秋山の右グローブにはスポンサー・ロゴがなく、何故か桜庭を殴っていた部分が奇妙なカタチに膨らんでいた」り、「秋山のセコンドが何故か桜庭がタックルにいくと『すべらせろ!』『ほら、すべるぞ!』などと声を出していた」り、まぁ色々とあるわけですけど、高山が電話した時にサクが云った此の言葉が、あたしには、すべてです。

「正々堂々とやって負けたならいいが、許せない」

まさか、プロレスラーにこんなことを云われる格闘家が出てくるとはなぁ。秋山よ、あんたはすぎょいよ。100年に一人のスーパー・ヒールとして、頑張って下さい。まだ名前もちゃんと覚えてないけど、これからも応援しますね。

そして、結論が出ますた。

「秋山は反則行為で失格、秋山vs桜庭はノーコンテストに=Dynamite!! 」(1/11 スポーツナビ)

「(前略)秋山は全身にスキンクリームを塗っていた。(中略)秋山本人が姿を見せ、今回の件について謝罪。「何の弁明の余地もありません。桜庭選手、申し訳ありませんでした。どんな処分も受けるつもりでいました」と頭を下げた。また桜庭に対しては謝罪の意を表明した上で、「笑ってまたリング上で向かい合うことができたら」と話した。
 さらに桜庭からのコメントも発表された。裁定に関しては「こちらは正々堂々と試合に臨んでいるのに、このような結果になったことに対しての今回の処分内容に関しては納得しておりません」、秋山に対しては「イベント関係者、清原選手、一緒に入場した子どもたち、ファンの方に対して、謝って済む問題ではないけれど、謝ってほしい。ボクはリングに立つときは正々堂々とやりたい。ただそれだけです」というものだった。」


「サクは漢だ。秋山オワタ。」

そして「秋山成勲(やっと名前を覚えました。)問題」は、中途半端に終わった。

結局、彼は反則を犯して居て、「失格」「ファイトマネー全額没収」となり、「桜庭 VS ヌル山」は「ノーコンテスト」になったそうです。審判団も処分されるとのこと。でも、桜庭本人は勿論、ファンも納得していませんよ。「K-1 疑惑の試合 不透明すぎる決着」(1月11日 J-CASTニュース)を読んでも分る通り、こーゆー中途半端な解決を、最も嫌うのが「2ちゃんねらー」です。谷川将軍さまは、どーせターザン山本に何か云われて「じゃあ、一応、秋ちゃんの非を認めて火消ししますよ」と思ったんだろ?お莫迦さんだなぁ。ターザンなんぞに「2ちゃんねらー」が理解出来てるとでも思ってたのかい?おめでたすぎるんだよ。

ターザンは「ネット住民の力を認めろ」と、さも自分が「2ちゃんねらー」を理解し、味方であることをアピールしていますけど、そんな風に好意的に擦り寄られることこそが胡散臭くって堪らないだよね。大体、「2ちゃんねらー」なんて実体はないんだぞ。全員が何処の誰かも知らないし、年齢も性別も思想も何もかんもてんでバラバラなんだよ。おんなじ方向を向いて行動してるんじゃないの。只、嘘っぱちが嫌いなだけだよ。

「こんなんで納得できると思うなよ」たぶん、共通するのは此れだけだ。秋山の格闘家生命はもう完全に終わったけど、此の問題は此れからが本番だぞ。あたくし個人の気持ちは、「桜庭は、二度と秋山に関わらないで欲しいな」ってことくらい。そんなこたぁ云わなくとも、サクは再戦なんかやらないと思うけどね。で、もう秋山や梅木「個人」が悪いって噺じゃなくなっちゃったよ。本当に、いよいよ、すべてが崩れていくんだなぁ。

猪木、何か面白いこと云ってくれ。頼まなくとも云いそうなんで困っちゃうナ。

あ、ゴメン。もう猪木なんかよりも面白いことを云ってくれちゃってた片が居ますたね。
以下、2007年1月1日(月)大阪府内のホテルでの一夜明け会見を伝える記事より、在りし日の大スターの素晴らしい発言を、どーぞ。

 桜庭が「秋山の体に何か油が塗ってある」と猛抗議し物議をかもしていることで、桜庭との再戦の可能性もある。しかし、「リマッチは考えていない。抗議されても、それをネタにまた試合をするのはおかしい」と一刀両断しながら、「桜庭選手への憧れの気持ちは変らないので、また闘う機会があれば胸を借りるつもりで頑張ります」と秋山は意気込んだ。

 試合中の桜庭の訴えについては「選手から『タイム!』と言われて止める試合はないでしょ。全く聞こえなかったですし、あの場面で興奮している人間を止められないですよ」と、勝利に向け必死だったことを語る。

(GBRニュース 【K-1】秋山、桜庭との再戦を拒否!? 「抗議をネタに試合するのはおかしい」2007/01/03 より、引用。)



あ〜あ、もはや、川に落ちたワンちゃんだな。。。自業自得だけど。


(小島藺子)

初出「COPY CONTROL」2007-1-5〜2007-1-11


原題:「ぎゃふん」(1/5)
   「Slippin' and Slidin'」(1/9)
   「プロレスラーがプロレスもどきに負けた日」(1/10)
   「崩壊の前日」(1/11)


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2007年07月30日

「神様、ありがとう」

流智美 Presents プロレスの神様 カール・ゴッチ その真実と真髄 [DVD]


「プロレスの神様:カール・ゴッチ」が死んだ。最近は、朝スポーツ新聞を買わないので、昼過ぎ仕事の合間にネットで知りました。思わず「えっ。」と絶句。

矢も楯もたまらず、格闘技好きの同僚の席へ行き「ゴッチが死んじゃった」と云うと、「ええ、今朝のTVでやってました。西村、号泣って。」と返された。流石、現役の「プロレス者」は違うナァ。

「ファイト」が休刊して以来、益々、現在の格闘技界の動きへの興味は薄れた。けれど、やはりあたしは「プロレス者」だ。ゴッチがいなければ、猪木もドラちゃんも長州も佐山も組長も木戸サンもアキラも高田も山ちゃんも船木もみのるもetc、な〜んも始まってないのだ。

あたくしの関節技の師匠は藤原組長です。だから、ゴッチの孫弟子なんですよ。ありがとう、神様!安らかにお眠り下さい。「ゴッチ vs 猪木」の DVD 買おうっと。


初出「COPY CONTROL」 (小島藺子)



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2008年04月03日

「ダァーッ!!」

風車の如く―アントニオ猪木の人生相談


昨日あにいにもらったDVDは三枚組で360分もあるのに、あたくしは一気に全部観てしまいました。新日とUがやっていた時代、もう20年も前の試合だけど、面白くって面白くって観るのを止めることが出来ませんでした。でも、やっぱり猪木が絡んだ試合は別格でした。兎に角、掛け値無しに面白い!其れで、全部観終わっちゃったんですけど、本日、遂に例の箱が届いたのでした。

そうです、
「アントニオ猪木全集」 (5000セット限定)
がやって来たのですよ。

此れはね、13枚組で収録時間が「2774分」です。えっと、46時間を超えてますです。版権問題で収録出来なかった馬場さん絡みの試合とアリ戦以外の主要な試合がほとんど全てノーカットで収録されているのですよ。一生モンのお宝です。

あたくしは、スティーヴィーとゴジラを買う前に、真っ先に此れを注文したのです。普通の女の子は、確かにドラゴンやタイガーマスクや長州や前田や高田とかが好きでした。でも、あたくしは猪木信者なのです。猪木は、面白いんだよ。


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



posted by 栗 at 18:39| KINASAI | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

「猪木最強伝説」

底なし沼 活字プロレスの哲人 井上義啓・一周忌追善本 (kamipro books)


あたくしが初めてヴィデオデッキを買ったのは1985年3月です。そう聞いて「ピン!」と来る片は、あたくしの同志でしょう。そうです、正に其の時、超獣:ブルーザー・ブロディがスーツ姿で、ベートーヴェンの「運命」に乗ってアントニオ猪木の前に対峙したのでした。あたくしは来るべき二人の闘いをヴィデオに収める為にヴィデオを買ったのです。

其れから猪木が引退する1998年までの主要な試合はすべて録画しました。「プロレス・アンコール」などで其れ以前の試合もフォローしました。1992年から1997年頃は、年間に軽く50興行は生観戦していました。もしかしたら、音楽のライヴよりもプロレス観戦の方が多いかもしれません。新日だけではなく、全日もU系も女子プロもインディーズも全部観ていました。週刊ファイトと週刊プロレスと東京スポーツは必ず買って、大きな事件が起これば週刊ゴングも買ったのです。レスラーの自伝も、暴露本もなんでもかんでも読みました。そうです、あたくしは筋金入りの「プロレス者」なのです。

総合格闘技が壱時期ブームになったけれど、世間が大騒ぎするずっと前からあたくしたちは「ヴァーリトゥード」を研究していました。桜庭が未だプロレスをやっている時から応援していました。ヒクソンもホイスも、わざわざ海外からヴィデオを入手して観ていました。「K-1」だって最初の代々木体育館でやった時から観ていたのですよ。

そんなあたくしの結論が「猪木最強」です。何度も鑑賞に耐え得る、正に「格闘芸術」が「猪木プロレス」には確かに在ります。かつて後楽園ホールでの藤原組の興行で猪木が石川とスパーリングをしました。間近で観る猪木のスパーリング!其の流れる様な動きに心底シビレました。美しかった!諸君、プロレスは綺麗なんだよ。

ところで「アントニオ猪木全集」は最初から順番に観ているのですけど、日プロ時代や新日初期のTV解説をやっている「イテテの遠藤」こと遠藤幸吉が面白過ぎるっ!

 アナ「どーですか、遠藤サン、今の攻撃はっ」

 幸吉「いやあ、クラップはもうね、基地外みたいになってますよっ!

 アナ&桜井「(無言)」



初出「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



posted by 栗 at 05:18| KINASAI | 更新情報をチェックする

「誰の挑戦でも受ける」

自伝大木金太郎 伝説のパッチギ王


あたくしがレーザー・ディスク・プレイヤーを購入したのは1995年で、最初に買ったソフトは「猪木のボックスセット」でした。

猪木自身が全盛期はアリ戦の頃(1976年)と語る様に、1970年代の猪木は本当に強いです。そして、其れは対戦相手が外人にしろ大物日本人選手にしろ、猪木と同格か格上(師匠)だったからこそ盛り上がったのです。

外人に関して云えば、ハンセンあたりからは猪木が育てなければならなかった。其の後の藤波、長州、藤原、前田などは全部、弟子です。ゆえに、過去の焼き直しが随所に見られる様になって行きます。

例えば、最初の「藤原戦」なんかは、丸っきり「大木戦」の焼き直しです。「藤波戦」で使った「鎌固め」は、新日の旗揚げ戦でゴッチに決めた技でした。弟子たちと名勝負を繰り広げる猪木は、切なかったっ!

ストロング小林や大木金太郎と闘う猪木は、生き生きとしています。特に感動的なのが、大木戦です。大木金太郎は猪木のデビュー戦の相手でした。其の大木の「原爆頭突き(なんちゅう技だっ、しかも大木は原爆をデザインしたガウンを着て入場したのだよ!)」を真っ向から受け続け、流血し、起死回生の「反則パンチ」で攻勢に出てバックドロップでフォールした後、猪木と大木が抱き合い号泣するのです。

あのな、あたくしは此れを「八百長」だなんて云えないぞ。こんな感動的な試合はないんだよ。あたくしが、全面的に保障しようじゃまいか。

「プロレスは、真剣勝負です」


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



posted by 栗 at 17:48| KINASAI | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

「金曜日の午後八時」

空手バカ一代 (7) (講談社漫画文庫)


今月は、公式発表では未だ片瀬クンのTV出演番組がひとつしかないです。あたくしは片瀬クン以外では、ケガレシア様(最近、此処の検索語句で一番人気は此れです)と「ベストヒットUSA」とプロレスとセクスィー部長くらいしか録画予約しておりません。ゆえに、必然的に♪ウチのTVは猪木だけ♪(デヴィッド・ボウイ声で)になっています。

昨晩から今朝に掛けては、客人が来ていたからレコードもかけたりしたのですが、一人に戻ったら早速「アントニオ猪木全集」に GET BACK です。針を落としてないレコードが35枚位在ります。莫迦か、自分、、、でもね、猪木の試合が其れだけ面白いのですよ。

日プロ時代からリアルタイムでお茶の間で観ていたし、1985年からはヴィデオにも録画し、レーザーディスク箱も持っていました。生観戦した試合も多いです。つまり、此の2774分で未見の試合など全く無いと云っても過言では在りません。其れも、繰り返し何度も観たのです。結果も過程も全部記憶していて、猪木の試合後のインタビューなんか全部マネ出来る程です。嗚呼、其れなのにまた観なければいられないっ!

今は肆巻目の「異種格闘技戦」を観ています。此のDVDは試合のテーマごとに編集されているのです。其れは其れで面白い。されど、猪木の凄いところはだ、大物外国人との試合も、大物日本人との試合も、異種格闘技戦も、弟子たちとの試合も、未知なる強豪との試合も、すべて同時進行で行っていたことなのです。

此のDVDを全部観終わったなら、今度は年代順に組み替えて観てみようと思っています。実況を聴いていると分るのですが、例えばザ・モンスターマンとの異種格闘技戦の二ヶ月前にはアンドレとシングルで闘い、前週にはシンと、翌月にはハンセンと闘っているのですよっ!凄過ぎる。やはり、猪木は最強です。


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



posted by 栗 at 19:54| KINASAI | 更新情報をチェックする

「遅れて来たプロレス者」

私、プロレスの味方です (新風舎文庫)


僕が初めてプロレスを生観戦したのは1984年で、既に23歳でした。小学生の頃には家でも日本プロレス中継を見せてもらえました。だから、馬場が初めてコブラツイストを使った試合も、其の翌週に猪木が卍固めを初公開した場面も観ました。田舎だったので新日の初期は放映してなかったけれど、アリ戦は土曜日の昼間にスライド放映していて、家族が誰もいなかったのでひとりで観ました。ある時から、急に父親が「プロレスは八百長だ」と云い出して、見せてもらえなくなっていたのです。

でも、僕が本当に「プロレス者」に変貌したのは、二十歳を超えた頃です。そうです、其の通りです。村松友視さんの名著「私、プロレスの味方です」を読んでしまったのでした。其れで「週刊ファイト」と「東京スポーツ」を定期購読する様になりました。つまり、僕は最初から「プロレスとは他の格闘技とは違う」と認識した上でハマったのです。

最初に生観戦した時、猪木・藤波 組は「MSGタッグリーグ戦」公式戦に出場しました。相手はアンドレと弱い外人(覚えてない)でした。どー考えても猪木組が格好良く弱い外人をフォールすると期待していました。なのに、猪木は負けた。なな、なんと、アンドレが一度も弱い相棒にタッチせず、最初からひとりで闘い続け、ドラちゃんをフォールしちゃったのですよ。二回目も六人タッグで、稲妻ケンゴがマードックに負けて猪木組は敗退しました。挙げ句に三度目の生観戦では、藤波が飛竜原爆固めで猪木から初フォールを奪うと云う衝撃的な幕切れだったのです。

結局、東北在住時代に二十代で生観戦した猪木は、全部負けたのです。社長でチャンピオンなのに、無様に負け続けたのです。

「猪木が勝ってダーッ!をやる場面を生で観たいっ!!」

きっと、僕が上京したモチベーションで最も大きかったのは、その想いだったと思います。


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 21:31| KINASAI | 更新情報をチェックする

2008年04月07日

「ストロング・スタイル」

ブルーザー・ブロディ私の、知的反逆児


僕がマトモに師事して学んだ音楽は「声楽」だけです。つまり、楽器は全部、独学なんです。小2の時にチラシを見て、ピアノを習わせて欲しいと父親にお願いしたのだけれど、何故か叶いませんでした。ま、よーするにピアノなんか買えない家庭環境だったわけですよ。其れで、小3の時に「少年少女合唱団」に入りたいと云ったら、すぐに入団手続きをしてもらえたのです。歌うのはタダだもんね。

だから、僕は本格的に先生に付いて声楽を学んだわけです。完全なるクラシックでした。音楽はクラシックだと思っていました。レコードを買うなら「最初はシューベルトの歌唱集がいいナァ」なんて考えていて、父親に話したら喜んでました。父は歌謡曲が大嫌いでした。ま、こっそり聴いてたんだけどさ。其れでも、とてもじゃないけどレコードを買う様なもんじゃないって思っていました。男子で声楽を本格的にやっているなんて、田舎の小学校では全校で一人きりだったので、音楽の女性教師には赤ら様に贔屓されていました。其れでイジメられたりもしたけれど、僕は音楽が大好きだったから平気だったよ。

嗚呼、其れなのに、中学校に入って THE BEATLES を聴いてしまったのです。ロックの虜になっちゃったのです。もう、クラシック音楽なんて聴いてらんないし、合唱団も辞めてギターを独学で始めました。其の後の展開は、アノ時代では、よくある噺です。

そんな僕がふたたびクラシックに興味を持ったのは、プロレス者になったからでした。ブルーザー・ブロディがベートーヴェンの「運命」と共に新日に登場したり、藤原がワルキューレで入場したりしたからこそ、僕のレコード・ライブラリーには其れらが加わったのでした。


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 00:01| KINASAI | 更新情報をチェックする

「燃える闘魂」

魂のラリアット


13枚組の「アントニオ猪木全集」の中でもハイライトと云えるのが、那奈巻目の「ライバルとの死闘 其ノ壱」です。此れには、インドの狂虎:タイガー・ジェット・シン、不枕艦:スタン・ハンセン、そして、超獣:ブルーザー・ブロディとの死闘が11試合、4時間超ノーカットで収録されて居ます。すべての試合が面白い!昨晩観た最新の「ノア中継」の10万光年倍素晴らしい。

特に、猪木が闘う事によって育てあげたと云えるハンセンとの4試合が最高です。ブルーノ・サンマルチノの首の骨を折ったとの伝説で、強過ぎて海外マットを追放されたとの触れ込みでハンセンは新日に上がりました。事実は「サンマルチノがカツラが取れそうになったので、其れを気にしてたところにラリアットをモロに喰らって負けたらしい」ってのもネタで、単にハンセンが下手でボディスラムをかけそこねて、北斗の「ノーザンライト・ボム」みたいなカタチになる事故が起こったらしいです。ハンセンは大スターを自分の未熟さで大怪我させて引退まで考えたものの、王者・サンマルチノが「ボーイ、おまえは悪くない!」と庇ったって泣ける話なのよさ。ハンセンは、最初は馬力が在るだけの木偶の坊です。其れが、猪木とのNWF戦を重ねて行く内に、当時のトップ外人だったシンをも凌駕する存在になっていきます。

どの選手との試合でも云えるのですが、猪木には同じパターンの其れが無いのです。全部違う展開と結果が待っています。ハンセンのウエスタン・ラリアットをマトモに受けて、場外に吹っ飛びベルトを失う試合の次には、其のラリアットを間一髪でかわしコーナー最上段から場外のハンセンの首を狙ってニードロップ!続けてブレーンバスターでフォールします。さらには、ラリアットをクロスカウンターぎみに同士討ちに持ち込み逆さ押さえ込みで勝利するのです。当時の観客も熱い!猪木が勝利するとリングサイドまで被り付きで雪崩れ込んで来ます。リングに上がろうとして永源サンや藤原組長にぶん殴られるガキもいます。怒り狂ったハンセンのとばっちりを受けて殴り倒されるのは、セコンドの前田です。長州がパンチパーマでリングサイドにいます。面白い!面白過ぎる!!

猪木こそが絶対エースでした。すべては猪木の出るメインエベントに繋がっていました。猪木は常勝チャンピオンではないのです。時には敗れてしまう。されど、主役は猪木なのです。負けても観客は猪木を観て、猪木コールをやめないのです。勝っても負けても、猪木は潔いからなのです。真っ向勝負を続けたからなんです。NWFなんてタイトルは、猪木が巻かなければ何の価値もないモノだったのです。ベルトの価値とは、巻いたレスラーが作り上げてゆくものなのです。

大物外国人レスラーとの死闘を演じられるのは、猪木だけでした。ハンセンとの最後の闘いで、お互いのコスチュームを賭けて闘い、猪木は勝利します。すると敗れたハンセンが右手を差し出し、両者は初めて握手するのです。素直に感動します。何度繰り返し観ても、泣ける名場面です。生きる勇気が湧いて来るのです。


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



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「一番」

WWE ハルク・ホーガン アルティメット・アンソロジー


猪木の歴史を観ていると、あらゆる「プロ格闘技」を始めたのは、アントニオ猪木であると断言出来ます。猪木はすべての元祖であり、本家でもあるのです。其れだけ猪木は多くの要素を持っています。沢山の弟子も育てましたが、結局は弟子は弟子でしかなかった。

藤波は「相手を光らせる技術」を、佐山は「アイドル性と先進的な格闘技への探究心」を、長州は「カリスマ性」を、藤原は「関節技」を、前田は「異種格闘技戦での格闘王」を、高田は「芸能人としての才能」を、橋本は「敗北の美学」を、小川は「キラー猪木」を、それぞれ受け継ぎました。他にも、武藤、蝶野、ライガー、船木、藤田、などなど多くの弟子が猪木から学びました。日本人だけではなく、ハンセンやホーガンなども、みんな「猪木チルドレン」なのです。

果たして、元祖で本家である「アントニオ猪木」は、其れらすべてを内包しているわけですよ。勝てません。永遠に敵いません。そして、其れは「総合格闘技が永遠にプロレスには敵わない」と云う結論にも行き着くのです。プロレスがなければ、U系も、K-1も、PRIDEも、なんもかんもが始まらなかった。アリ戦の後に贈られた「アリ・ボンバイエ」→「イノキ・ボンバイエ」での入場パフォーマンスですら、猪木が始めたのです。

若人に告ぐ。今こそ「猪木を見よっ」


初出「COPY CONTROL AGAIN」 (小島藺子)



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