行って参りました、新潟競馬場。深夜高速バスが新潟駅前に到着したのは、定刻よりも早い午前6時前でした。其れから新潟競馬場への始発バス発車時刻の午前8時まで二時間余り待ち、到着してから開門の8時50分までまた待ち、開門と同時にウイナーズサークルの最前列ど真ん中をゲットし、炎天下午前11時40分の片瀬那奈ちゃん御降臨までひたすら待ちです。熱中症上等!
11時過ぎに、盟友:うっぴー☆が車をぶっ飛ばして駆けつけました。やはり、此の手のイベントは「流星ブラッドベリーズ」の十八番です。4レースまで進み、いよいよ片瀬那奈ちゃんが「検討会」で登場だっ。司会の水島さんの紹介で、原さんにつづき、亜麻色に近い薄めのブラウンに染めた長い髪をふんわりとウエーヴをかけ、黒いカチューシャ、キリリとした大人美人メイク、茶系統の柄ミニワンピに生脚!素足に黒のヒール姿の片瀬那奈ちゃんがウイナーズサークルに出陣だっ。新潟競馬場のウイナーズサークルは滅茶苦茶近くて、競馬ファンの方々が騎手に呼び掛けて色紙にサインを求めると寄って来てくれて丁寧に応じる程に至近距離でした。
11ヶ月振りに本物の片瀬那奈ちゃんを目の当たりにしたあたくしは、思わず「うわぁ〜綺麗、、、」と呟き、其れまでの待ち時間など全て忘れました。
「嗚呼、新潟まで遠足して、本当に好かった!」出て来ただけで完全ノックアウトです。流石は「出落ち女王」だ。年がら年中「カタセ莫迦」を貫き毎日写真や映像を観ているのに、本物の魅力はラベルが違い過ぎます。後方に大画面があって、同時中継で那奈ちゃんが映し出されているのですけど、圧倒的に目の前の実物が勝っているのです。本当に、一目観ただけでもう感動で胸がいっぱいになってしまいました。隣にうっぴーが居なかったら、自分、泣いてたんじゃねーの?
原さんは「僕は片瀬さんと同じ江東区出身で、誕生日も近いから星座も蠍座でいっしょ。予想もほとんど同じです」とデレデレになっておりました。真っ正面に立つ那奈ちゃんは、僕たちを見つけるとニッコリと微笑んで下さいまして、嬉しいですね。今回はキッチリと「撮影NG」とアナウンスされたのですけど、競馬場で其れは通用しない様です。さっきまでお馬さんを撮っていた競馬ファンがバシャバシャと那奈ちゃんを撮りまくっておりました。うっぴーはカメラ持参でしたが「NGなら撮りません!」と相変わらずの清い正統派ぶりであります。照りつける太陽の下で、競馬新聞持参の本気モードでガッチリと予想して最初の降臨が終りました。
次はメインの11レース「レパードステークス」の表彰式に登場です。そちらもウイナーズサークルで行われるのですが、其の後にある「片瀬那奈ちゃんファン的にはメイン」のトークショーはパドックで開催されるのです。折角のウイナーズサークル最前列ど真ん中ですが、次の登場まではかなり時間がありますので、僕たちは場所取りなど姑息な手段は行わず作戦を立てました。
新潟競馬場のウイナーズサークルとパドックは通路を挟んでわりと近い直線コースに配置してありましてですね、検討会後の5レース目から観察していたら、競馬ファンの方々は其処を行き来して観戦していたのです。つまり、レース前にはパドックに集中し、レースの時にはコースへ移動するわけです。だから、僕たちは彼等と真逆の動きをすればどちらも最前列ど真ん中に陣取れると考え実行したところ、予想は的中しました。競馬は当たらなくとも「カタセ予想」さえ当たれば其れで好いのだ。
写真判定で16時過ぎにずれ込んだ表彰式のプレゼンターでふたたびウイナーズサークルに現れた片瀬那奈ちゃんは、同じスタイリングですが髪をアップにまとめていました。う〜ん、ふ〜ん、此の髪型も似合う!ハナ差で勝ったミラクルレジェンドに騎乗した北村騎手を始め多くの関係者を表彰する役目ですので、観客へ真後ろを向ける場面が多かったのですが、片瀬那奈ちゃんは後ろ姿も美しいのです。なかなかイベントでファンに背を向ける機会はありませんので、ポイントが高かったですね。思わず「僕たちの好きだった革命」での「フラダンス背面伝説」を思い出しました。髪を上げたのは、此の時の為の大サービス演出でありましょうか。
取材カメラマンの要望で、北村騎手との2ショット撮影も行われました。其の時に北村騎手が那奈ちゃんに何か云っていたのですが、オフマイクなので正確には分りません。でも唇を読んだ感じだと「いつもドラマみてます。ファンです」みたいな事をおっしゃておられたと思われます。表彰された関係者のオジさま達も含めて、挙って那奈ちゃんにデレデレのデレスケになっておりました。
そして、16時40分からの「トークショー」です。パドック中央の芝生で行われたのですが、観客側ギリギリの処に立ち位置を決めて、ハンドマイクで立った侭で行われました。司会の水島アナウンサーにプロフィールを紹介された片瀬那奈ちゃんは、可愛らしく小走りで芝生を駆け抜けて登場しました。ゲロマブです。スタイリングは表彰式とおなじで髪はアップでした。まず、検討会での予想結果ですが、那奈ちゃんは見事に的中させておりました。其の上、他にも何レースか挑戦し、買ったレースを全て当ててしまったそうです。勝負勘は健在ですね。
最初の検討会で語った「カタセ流予想術」で印象的だったのは、勿論専門家の意見や血統なども参考にするものの、馬の名前を声に出して読んでみて語感の良さでピン!と来るのを選んでいるとの発言です。単純に名前で決めるのではなく、読んだ語感ってトコが片瀬クンらしいこだわりを感じられます。
今まで演じた作品で特に印象に残っているのは?との質問に、那奈ちゃんは、なな、なんとデビュー作「美少女H2」を挙げました。其の理由が、実に「片瀬那奈」らしく、「つたない演技しか出来なかったデビュー作の失敗があったから、其の後の自分がある。いつまでも其の事を忘れない様にしたい」と云うものでした。此れは、以前あたくしが「何故?片瀬クンは『最後のデート』をデビュー作とプロフィールに載せ続けているのか?」との疑問と考察に明快な回答を与えて下さった重要な発言です。今回のトークショーでのメイン発言と云っても好いでしょう。他にも今回のイベントには色々と思うところがありましたので、レポとは別項を設けて考察します。
演じて楽しかったのは「美月うらら」との応えで、此れは納得です。破天荒な怪演をする時の片瀬クンを観ていて楽しくなるのは、御本人が楽しんでノリノリになっているのが伝わってくるからなんです。ただ着ぐるみや全身タイツで登場しても、演技者が嫌々やっていると感じられたら観ている方も辛くなってしまいます。片瀬那奈ちゃんの振り切れた演技には迷いがありません。
話題は、御馴染みの配線や家電値切りへと進み、趣味繋がりでサッカーへ向かいます。此処で、続けて行われるイベントに参加する「アルビレックス新潟」の永田選手と西選手が登場し、四人でのトークになりました。「片瀬さんにお逢いした印象は?」との問いに、永田選手は「テレビでしか観たことがなかったので、あまりにも綺麗で目が合わせられません」とマジで照れていました。西選手も「綺麗というしかありません」とリアル那奈ちゃんを目の前にして舞い上がっています。お二人は明らかに那奈ちゃんへ手渡す為のプレゼントを手に登場したのに、結局渡すタイミングを逸して退場後に楽屋へ入ってからようやく渡せていました。分りますよ、其の浮き足だつ気持ち。
ところが、片瀬クンは事前に読んだ永田選手のアンケート(将来の夢「たっぷり遊びたい」、サポーターにアピールしたい事「なし」、嫌いなもの「フィジカル・トレーニング」)に注目した御様子で、話題は「永田サンいじり」の爆笑展開になりました。退場時に片瀬クンが永田選手に何か云っていたのですが、唇を読むと「ネタにしてごめんなさい」と謝っていたと思われます。いえいえ、永田選手は地元のファンにも大受けだったし美味しいでしょ。其の上、那奈ちゃんにフォローされたんだから、惚れたナ。
今後の予定に関しては、具体的な作品名こそなかったものの「秋には映画も沢山ありますし、連続ドラマもあって、色々と出てますので好かったら観て下さい」との事です。西日が当たるパドックで、じっくりと語って下さった那奈ちゃんに感謝いたします。どんな素晴らしい写真も映像も、リアルな片瀬那奈ちゃんの前では無力です。僕たちは、一期一会の現場に駆けつけて、其の瞬間を体感し深く心に刻めば好いのです。其れこそが、なによりも幸福ではありませんか。
ファインダー越しに覗くなんて勿体無い事を、実物の片瀬那奈ちゃんが目の前に居るのに出来るわけないじゃん!其れはカメラマンさんに任せてですね、僕らはただ見つめて話をきいて面白ければリアクションを返せば好いんですよ。「あっ、また来てる」と認識されたら、其れで充分です。大体ですね、面と向かってペラペラ話せる位なら、こんなブログは書いてないってばさ。僕は此れまでも此れからも、そうします。いえ、それしか出来ません。僕は片瀬那奈ちゃんのファンですから。
嗚呼、また早く那奈ちゃんに逢いたいナァ。やっぱ、別格ですよ。出て来ただけで胸がいっぱいになるなんて、他の何人もありえない。呆れる程に那奈ちゃんが好きです。
(小島藺子/姫川未亜)