@広島グリーンアリーナ
13:30〜14:15
「イコさん、明日早いんだから寝て下さいネ☆」との「秘書:まるか」の忠告を厳守しようとしたものの、名古屋駅での記憶が蘇り気が付けば丑三つ時、「最早、寝たらアカン!寝たら広島にいけんのじゃっ!!」と案の定「アンテツ」ならぬ「完全なる徹夜」と書いて「カンテツ」で、あたくしは東京駅に居ました。6時発の「のぞみ1号」は出発20分前に満席!次も「博多ゆき」なので「爆睡して気が付いたら九州だったら洒落にならん罠」とばかりに「6:50」発の「広島ゆき」まで待機しました。
悠然と座った自由席は偶然にも「7E」で、「革命」の副音声版をノートパソコンで視聴し始めたものの数分で挫折し爆睡、気付けば広島に到着して居たのでした。タクシーで駆けつけ「広島グリーンアリーナ」のメイン・ステージへ辿り着いたのは開場から壱時間半を経過した「11:30」頃だったのですが、、、
「アレレ、平気に最前列ゲットじゃん!」と、拍子抜けしますたですよ。ま、未だ開演二時間前です。「此処って、新日がよく興行してる会場じゃん!プロレス常設会場に片瀬那奈ちゃんのイベントで初めて来てしまったわけだ。う〜む、必殺カタセ固め自爆状態だナァ」なんぞと感慨に耽って居たら徐々に席が埋まり、片瀬クンの出番の頃には満席で立ち見もギッシリ状態になったものの、回りを見ても「遠征組は明らかにあたくしだけ?」って客層で、開始数分前になってしまいました。
「ゼンキロで呼び掛けても、こんなもんかい?那奈ちゃんが蒼いビキニで頑張っても、アノ頃ヴェルファーレを埋め尽くした連中は還らないわけだ、、、ま、あたくしが居るからええじゃまいか」と思ったら、御本尊様が降臨しました。
黒尽くめにグレイをアクセントにした雄々しいパンツ・ルックで、両肩を大胆に露出した那奈ちゃんの登場に、会場も「ふぉおおおっ!」と驚愕しました。肩がガッシリして居て、二の腕が逞しく、其の「スーパー・サイア人ファッション」を観て思わずあたくしは、
「片瀬那奈よ、女子プロレスラーになってはくれないか?」(ナンシー関声で)
と心で強く呟きつつも、気が付けば手を合わせ拝んで居りました。いや、マジで「瀬戸朝香 vs 片瀬那奈」が実現したなら「女子プロレス」は復興しますけどね。其の後「シャンプー・タッグ」を組んでの「S・K」黄金タッグで「デカイ!壁」となって、例えば「ミクロちゃん&福田沙紀ちゃん」組とかの後輩をなぎ倒して行ったら、全国興行フルハウス!なんだけどナァ。
妄想は此れ位にして、現実へ戻りましょう。話題沸騰の「ジョージア」撮影秘話からスタートしたトークショーは、お気に入りの土地:広島でと云うことも在り、ノリノリで展開します。
「いきなり撮影二週前位に最初はビキニでって云われて、いつもは特盛りの牛丼を大盛りに押さえて挑みました。アレ、外国で撮ってるみたいに見えますけど、逗子なんですよ。しかも、スタント無しで水に浸かってて最初は一発で決めるからみたいに云われてたのに、結局30〜40回位プールから飛び出る事になっちゃってメイクが保たないんじゃないですか?って位にやり直してですね、天候も悪くって晴れ間を待っての撮影でしたから、ずっと一日中アノ青いビキニで居たんですよ。他の人は普通に服を着てるから好いけどね、あたしだけ裸ですからね。寒いっちゅーの。ビキニ?恥ずかしいに決まってるじゃないですか。もう今年で28なんですよ。若いコなら好いけど、三十路近いんですから、プライヴェートでもなかなか着ようって思わないのにね。まあ、最初はビキニだけど一ヶ月ごとに色んなコスプレをやるシリーズCMなので受けたんですけどね。ええ、もう今しかビキニは観れないんですよ。もうすぐ次のヴァージョンに変わっちゃうからね。カンラカンラ」と絶好調です。
「けんこうサポート」のイベントですから、抜群のプロポーションを如何にして維持して居るのか?ってテーマが中心に展開するわけですが、唯我独尊の御本尊様は「オレ流」を貫きます。「ガンダム好き」って、みんな「オレ流」なんでしょうか?
「兎に角、食べてナンボ!スタイル維持なんて食べてから考えましょう。食べないとダメですよ!」とか「悩みなんて無いですから、沢山趣味を持って、楽しい事ばっかやってますからね。でも、寝ないんですよ。其れってダメなんですよね?今日?三時間位かな。仕事だけで壱日が終るってイヤなんですよ。だから寝ないで遊んじゃう。友達も理解出来ないみたいですけど、勿体ないから起きてますよ。でも、休みに寝だめしますから平気ですよ。あっはっはっは」とか「お風呂が苦手で、子供の頃にテレビを見たいのにお母さんに『早くお風呂に入りなさい!』とか云われたから、眠いし面倒だし、でも汚い侭で居れないから毎日入浴セットを変えたりして工夫して頑張って入ってますけどね。だって、お風呂ってお湯が熱いじゃないですか?」とか、那奈ヲタには御馴染みでも一見さんには強烈過ぎな「独特すぎる健康法」を伝授するのですが、其の御姿を目前にして居りますと「なるほど、それでいいのだ!」と納得させられます。でも、其れは「片瀬那奈」だから平気なんですからね。一般人がマネしても「片瀬那奈」にはなれませんからねっ。大体、半分は「ネタ」なんですからねっ。「面白半分(ハーフ・シリアス)」で片瀬クンは語って居ます。そう、彼女を崇拝するあたくしは、其れを「COPY CONTROL」して此処を書いて居るのだよ。此処を創ったのは、僕じゃない。此処は「片瀬那奈が創った世界」なのだ。
ま、爆笑して居たのは「あたくしたち」でした。片瀬クンのお得意のネタに、毎度の如く阿吽の呼吸でバカ受けしちゃってんだけど、広島グリーンアリーナに響き渡ったのは「未亜/イコ」の「咆哮」でした。此処を踏んで居る広島近隣の同志諸君も会場に来て居たと思われますが、もう分っただろ?俺たちが「未亜/イコ」だよ。最近はなかなか揃い踏みしないんだから「目撃出来たのは貴重ですよっ。がっはっはっは☆」と、気分はすっかり「片瀬那奈と人類補完計画状態」になって居りました。
45分間、那奈ちゃんは澱み無く語りまくりました。「アレレ、もう40分以上も語りましたか?」とオトボケも出る程に元気でした。ペットのブースに「マロンとモンちゃん用の特大シーツ在りますかね?えっ。在るの?其れ、下さい」とか呼び掛けちゃうし、「水着仕事とか来ると減量もするんですよ。でも、終ったら食べますね。(「何を食べるんですか?」)そりゃ、ニク!」と「元祖:肉食系」振りも披露し、最後には得意の「津軽弁」で挨拶を長々とやってくれたり、もう「広島まで日帰り遠征して好かったっ!」と思わされるに充分な「爆笑トーク」だったのですが、矢張り今回の「メイン発言」は此れしかないです。
「あたし、アザだらけなんですよ。ドジで結構うっかりとすってんころりん転んだりするんですよね、
まあ、あたしは腕白ですから!がっはっはっは」あのさ、那奈ちゃん「わんぱく」って、、、一応、女の子なんだから「おてんば」とか「じゃじゃ馬」じゃまいか?片瀬クンは「丸大ハム」かよ、、、でも
「腕白でも好い、逞しい那奈ちゃんが好きだぁーっ!」と大きく頷いてしまいました。
名古屋から僅か十日余りで再会した片瀬那奈は、更に大きくなって居ました。終演後、那奈ちゃんが「開演前に1.5倍を食べて満腹で眠いっす!」と云ってた広島名物お好み焼きを食べ、あたくしが帰京し片瀬の街に辿り着いたのは深夜0時近くでした。案の定、今回の広島遠征も「日帰りで、片瀬那奈ちゃんに逢って、駅ビルでお好み焼きを食べて、お土産のもみじ饅頭を買っただけ」でした。でも、僕は最高に幸せです。
そして、片瀬那奈は、「片瀬の街の未亜/イコ」が広島でも最前列に陣取る風景を見て「当たり前じゃん!」と満足げだった。「こいつなら、地の果てまでもあたしが呼べば来るに決まってる。来てない方が気味が悪いよ」とハッキリと顔に書いて在った。
ああ、そうだ。其の通りだよ。嬉しかったよ、那奈ちゃん。
其れでさ、森林浴の噺で「流石に木に抱きついたりは未だしてません!其れじゃ、アブナイひとじゃないですか。大木と会話するあたしみたいでね、ま〜だ其処まではイッてません」って云ってたけどさ、「ブルージャーニー」で思いっきり「木に抱きついて」居たと思うよ、、、写真もDVDも「片瀬の館」には在るんですけど、、、
「片瀬クンって、アブナイひとなんですね」(小島藺子/姫川未亜)