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2006年12月17日

「music of my mind」

心の詩(紙ジャケット仕様)


千葉で片瀬那奈ちゃんを観た。いや、片瀬那奈ちゃんに逢ったと云うべきだろう。ステージに彼女が立つ。ぼくらは、いつも通り幸福な時を過ごす。コアなヲタの戯れ言ブログやふざけた掲示板で話題にしたネタに、直球で返す様なコメントを随所に交える。あのね、貴女はアキバの路上でイベントをやってる局地的アイドルでも、ネット・アイドルでもないんだよ。芸能生活8年の大手事務所に所属する女優さんじゃないのか?

彼女はぼくらを知って居る。もう言葉にしなくとも、分る。例えば、抽選では、早い番号はなかなか引けない。其れで、アノコは早い番号を探した。でも見つからなかった。そして、ぼくらを見て云った。

「ゴメン!」

衆人が見守る中で、そんな赤ら様な贔屓をしてもええのか?何なんだ、このひとは?「オークションで売るな!」とはっきり云った。「売ってしまうくらい、いらないなら、当たっても受け取るな」とも云った。「脚を出したくて出したんじゃない」とも云った。「髪なんか役作りの為なら、当然切る心算で居た」とも云った。「忙しくても、遊ぶ時は寝ないでも遊んでる」とも云った。「ファッションはその日逢う相手に合わせ様と思ってる。自分を出すんじゃなくて相手が喜ぶ格好をしたい」とも云った。

そして、アノコはふたたび自ら窓を開けた。スタッフが(当然のことだけど)さっさと車を出して居たのに、片瀬那奈は其れを許さなかった。ぼくは、直接、アノコにクリスマス・プレゼントを手渡すことが出来た。3年前に、那奈サンタが明らかにぼくに最初のくつしたを手渡してくれたと大いに妄想した時から、いつかお返しがしたかったよ。結局、其れは妄想ではなかったんだけどね。4.0の視力を持つ晴れ女は、いつも居る「未亜」を完全に認識して居たし、遂には「イコ」まで辿り着いてしまうのですから。其れは、三枚のCDです。本来、こんなことは「さかさま」ネタなんだけど、今日は書いてしまおう。

シリータのアルバムを、ファースト、セカンド(廃盤)、サードをセットで、ぼくは直接アノコに渡せたんです。セカンドは廃盤なんで、中古だけど、きっと数千枚のライブラリーを有する片瀬も持って居ないはず。DJ仲間に「こんなのファンにもらったんだけど」と云ったら「いいもんもらったね」って返されるはず。いや、此れは「空想」でも「妄想」でもない。シャンパンにするか、迷ったけど、直に手渡せたんだから、結果オーライです。「那奈ちゃん、気に入ってくれると好いな。」

そんな甘い夢をみた日曜日だった。


初出「COPY CONTROL」 (姫川未亜/小島藺子)



posted by 栗 at 22:28| HAPPY☆ | 更新情報をチェックする