未亜:嗚呼、、、早くもひと桁、、、今期ドラマ最低の数字、、、嗚呼、、、。
イコ:嬉しそうだな、未亜たん。おまえが大好きな「B級ドラマ」確定数字が、もう出たか。本望だろ?
未亜:いや、流石に「那奈パーセント台」まで急降下するとは、、、。
イコ:ほれほれ、なんとか説明してみろよ。なんでこんなに酷い数字なんだ?
未亜:日本シリーズは強かった、、、。
イコ:ぬうぁにぬかすんじゃい、ぼけなすちゃん。たかが「18%」くらいだろ?10年前なら天下の日本シリーズともなりゃ「30%」は取ってたよ。つまり、あの時代に「アカネ」なんかやったら、ひと桁どころか「0.7%」とかゆー恐ろしい数字になってたんじゃねーの?
未亜:「アカネ」?そんなドラマは、ボキは知らないです。
イコ:はぁ?
未亜:ボキが楽しみにしてるのは「西豪寺エレナ様物語」ですよ。そー云えば、昨日は主役のエレナ様が初回よりも出番が少なかった。それだっ!!やっぱ、ヒロインを前面に出さなきゃね。分りましたか?橋本Pちゃん。
イコ:あのドラマの主役は掘北だろ。タイトルも「鉄板少女アカネ!!」ってゆーんだよ。おまえ、頭、平気か?
未亜:チッチッチッ!甘いよ、甘過ぎるよ、そんなんだから姐御は甘力の回しもんとか云われるんだよ。誰が観たって「エレナ様」が主役じゃん。
イコ:「甘力の犬」はおまえだろーがっ!大体、おまえが理名に肩入れして、肝心の片瀬のフォローを怠ったからこんな結果になったんじゃねーの?良かったな、松子だけ伸びたじゃん。ま、それでも「10.1%」だけどな。那奈理名真希、全員沈没だな。
未亜:へん!他のドラマだって全部落ち込んだじゃないですか。
イコ:また「エレナ様がんばれ!」キャンペーンでもやってやろーか?
未亜:結構です。姐御に任せたら、ホントに「0.7%」で打ち切りになるかもしれない、、、。
イコ:あのさ、毎回最後に最終回の決戦までのカウントダウンが出るだろ?あーゆーことやったドラマって、打ち切られちゃうジンクスがあるんだぞ。
未亜:ま、もともとの原作も打ち切りだったわけで、、、。
イコ:おいおい、ええのか?擁護しろよ。
未亜:だって、那奈ちゃんは面白いし、頑張ってるんだもん。これ以上彼女には求められませんよ。
イコ:なんだ?また責任転嫁か。やっぱりマリナちゃんじゃ主役は無理か。
未亜:誰ですか?それ。いや、真希ちゃんも笑えるし、役者さんには文句はないですよ。陣内さんの暴走も、致し方ないです。みんな一生懸命ですよ。
イコ:一生懸命なだけじゃ、数字は取れないんだよっ!!
未亜:姐御は、井上貴子かよ。
イコ:そんなネタ、コア過ぎて誰もわかんねーぞ。てか、片瀬も大変だな。またドサまわり再開したんだってな。福岡の次の日に札幌って、ものすぎょいスケジュールじゃないか。
未亜:映画のキャンペーンですよぉっ!!姐御も明日観に行くんじゃないですか。
イコ:しかし、自分で「ネタばれ」するわ、ダブルブッキングやらかすわ、片瀬は大丈夫なのか?
未亜:「噺を膨らませて期待を持たせた」ええ紹介だったじゃないですかっ!ラストは明かしてないじゃん。それに「エレナ様」と「楓ちゃん」の「ダブルブッキング疑惑」は那奈ちゃんの責任じゃないですよぉーっ!那奈ちゃんは悪くなぁーいっ!!エレナ様ばんざーいっ!!!
イコ:で、「7.3%」の責任所在は?やっぱ、アレっすか?
未亜:おら、何も知らないだ。夢じゃ夢じゃ。
イコ:おや?未亜たん、なんでいきなり「爆勝宣言」なんて流してんだよ。
未亜:滅相もない。ボキがかけようとしてるのは「メロウ・シーズン」でございます。
初出「COPY CONTROL」 (小島藺子/姫川未亜)