12月4日と云えば「C-Girl」の御誕生日なのです。だからってわけではないんでしょうけど、2002年12月4日は片瀬那奈ちゃんの歌手デビュー日でした。
此のデビュー・シングルに関しては以前に色々と書いてますけど、未だに解明出来ない不可思議な作品だと思います。カイリー・ミノーグのベスト盤リリースに連動してJ-WAVEで過去の楽曲がよく流れて居るのですが、コンセプトとして「和製カイリー」が在ったのは否めないものの、単純にカイリーの翻訳ではなかったと云う処が語られて居ないんですよ。
彼女がコアなテクノ好きだと云うのはファンの間では有名な話です。だからこそ、其の方向でよりポップな音楽を日本語でやろうと云う試みがなされたのでしょう。カイリーだけではなく、多くの洋楽が片瀬那奈の音楽にはちりばめられて居るのだけど、どうも簡単に考える方が多かったんですなぁ。
「マニアック」な音源として、片瀬那奈の楽曲は残ります。いや、私が必ず残します。デビューから昨年までは、オリジナルで勝負して居たのだけど、全曲鑑賞に値するうえ、研究対象になるモノでした。今年前半は'80'S邦楽アイドル・カヴァーで方向転換した様に見えますけど、基本的な立ち位置は揺るぎなかったのです。明確に洋楽の翻訳で在った時代の邦楽を、現在の音に読み替えるのは、其の本質を明らかにする試みで在ったとも云えます。
「洋楽」が偉いわけでは在りません。だけど私は「洋楽」に立ち向かうひとが好きなんです。
片瀬那奈は紛れも無い「洋楽志向」です。
SO I SAY TO YOU "SING A SONG , NANA."
(未亜)
熱いね、ええと思います。
カイリーってあれか?TELEPATHY?
PVも地味で好きです、曲も好き、歌っちゃったほど。
全然関係ないが「普通の日本語なんですから」ええね。
流石パロディだとか引用だとか玄人は言う事違う、器がデカイとゆーかぐったりとゆーか。
Connais-toi toi-même!
(ボンソワ聴きたい3U)
闇にAAAの完全版ナニが在るけどナニ出来ませんよ。
今日のボンソワは「カブトムシ」特集だったのだけど、選曲が渋いのよ。ジョンの命日が近いから彼の曲をって云うけど、ホントは「初期はジョン」しかも「こんなマニア向けでどーでしょー」ってトコだね。
さりげなくマニア。「家に帰れば」はビリーもカヴァーしてたしね。流石に色々知ってるね。とにかく嬉しかったよ。
(まゆみとみあでBackfingers)
初出「COPY CONTROL」 (未亜&未卯)