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2007年12月18日

「暴れん坊ママ」#10(最終回)

Happy Magic~スマイルプロジェクト~(通常盤)


フジテレビ 21:00〜21:54

最終話「涙の卒園式…愛しい子よ」


■ 主演:
  上戸 彩:川野あゆ
  大泉 :川野 哲

■ 共演:
  ともさか りえ:北条翠子
  片瀬 那奈:花輪倫子(はなわ のりこ)
  山口 紗弥加:小南八重
  中山 恵:植松莉香
  紺野まひる:岩崎景子
  向井 理:山口洋平
  日村勇紀(バナナマン):金井玉男
  岡本光太郎:花輪英二
  東 幹久:北条 一
  大和田伸也:吉田吾郎
  岡江久美子:高沢理恵子
  、ほか

■ スタッフ
 脚本:大石 静
 音楽:服部隆之
 主題歌:「I SHOULD BE SO LUCKY」 mihimaru GT
 企画:大辻健一郎
 プロデュース:永井麗子
 演出:佐藤祐市
 制作:フジテレビ、共同テレビ


まひるちゃんカンバック!

が、痛々しい姿です。またしても「小早川妙子の恋」ふたたび。此れは「宝塚那奈ちゃん」も、また打ち上げで披露されるのでしょうか?いや、那奈ちゃんはおんなじネタはやらないかもナァ。

あっ。すいません、最終回でしたね。ドラマの内容に触れて無いじゃん。其れは此処が「片瀬那奈全記録」で在るからで御座居ましてですね、って「デジャヴしてるナ☆」

「園ママ軍団」は、あっさりと元鞘へ収まり、子供たちの卒園を迎えるだけとなった様です。ストーリーは、主役家族の最後の闘いを中心に進みます。

那奈ちゃんが今回演じた「花輪倫子」は、前回のクライマックスまで「大きなコバンザメ」として会長にへこへこし、息子の合格と云う一発逆転の好機を逃さず下克上を果たし豹変しました。此のパターンは、一見「高田清美」の焼き直しです。しかし、天下を取った「倫子」には、あの伝説の「西豪寺エレナ様」モードも入っていた上、前回に語った通り「徹底的にクールな悪女」になっていたのです。

那奈ちゃんは、何でも演じられます。そして「天国のKiss」の頃から「敵役」が似合います。プロレスの「ヒール」が、実生活では皆「善人」で在る様に、那奈ちゃんも「素晴らしいひと」だからこそ「悪役」が勤まるのです。そして、演技者として最もやりがいが在るのは「ベビーフェイス」ではなく「ヒール」だと思います。那奈ちゃんは、全盛期のタイガー・ジェット・シンに匹敵する「ヒール」を見事に演じられる「怪優」へと成長していました。

やはり、僕は「動」の那奈ちゃんが好きです。「西豪寺エレナ様」信者です。今後は、シリアスで本格的な「悪女」役を期待したくなりました。

さてさて、佳境で遂に「黒」から燃える「赤」へ変わった倫子サマは、最終回には浄化され「白」へと変わりました。一時は「会長を超えた」と云うことも在り「夫の浮気疑惑」などもすべてが許せる「母性」へと昇華されたので御座居ます。素晴らしい、実に、素晴らしい役柄でした。

其れにしてもだ、卒園式で号泣する佑樹クンの肩越しで、

「阿呆面で歌う大輝クン、サイコーっ!」

感動シーンで泣こうと思っていたのに、思わず爆笑してしまったじゃまいかっ!大輝クン、最後に美味しいトコ全部持ってったわ。

「流石は、倫子サマの息子だぜっ!」

さて注目の数字ですが「14.2%」と爆上げしましたよ。平均でも「12.4%」とドラマ低迷の中、大健闘でした。数字がすべてでは在りませんが、悪いより好い方が良いのです。皆さん、お疲れさまでした。


(姫川未亜/小島藺子)



『暴れん坊ママ』フジテレビ公式サイト
『暴れん坊ママ』スタッフ blog



以下「最終話あらすじ」より引用です。

 川野あゆ(上戸彩)、哲(大泉洋)、佑樹(澁谷武尊)は、事故を起こしたドバイ発の飛行機に佑樹の母と同姓同名の“イワサキ・ケイコ”という日本人が乗っていたことに衝撃を受ける。
 そんな折、哲の元へ“ケイコ”が入院している病院から連絡が入る。日本での連絡先が哲になっていたらしいのだ。急いで病院へ向かったあゆたちが目にしたのは、ベッドに横たわる景子(紺野まひる)だった。生きてはいるが、意識不明の景子を見て、佑樹はひどく動揺する。
 一方、景子が日本に来た目的に疑問を抱いた哲は、金井玉男(日村勇紀)らとインターネットでドバイでの景子の消息をたどる。その結果、ドバイで仕事をしていたことは間違いないが、結婚しているという形跡がどうしても見つからない。離婚して佑樹を取り戻すために帰国したのか…あゆと哲に不安が広がる。



posted by 栗 at 21:57| ACTRESS | 更新情報をチェックする