フジテレビ 21:00〜22:04(初回拡大版)
第一話「なんで私がママなのよっ!!」
■ 主演:
上戸彩:川野あゆ
大泉「ひろし、じゃないや」洋:川野 哲
(こんな有名で数字持ってる片に、リンクなんて失礼ですよ)
■ 共演:
ともさか りえ:北条翠子
片瀬 那奈:花輪倫子(はなわ のりこ)
山口 紗弥加:小南八重
中山 恵:植松莉香
向井 理:山口洋平
日村勇紀(バナナマン):金井玉男
東 幹久:北条 一
大和田伸也:吉田吾郎
岡江久美子:高沢理恵子
■ スタッフ
脚本:大石 静
音楽:服部隆之
主題歌:「I SHOULD BE SO LUCKY」 mihimaru GT
企画:大辻健一郎
プロデュース:永井麗子
演出:佐藤祐市、石川淳一
制作:フジテレビ、共同テレビ
かつて(2006年1月〜3月)同じCX系で放映された「小早川妙子の恋」で、片瀬クンはヒロイン、大泉は端役でした。其れが壱年半後には立場が逆転してしまったのです。されど、片瀬クンが何もせず落ちて行ったわけではない事は、此処を御覧になっておられる那奈ヲタ諸君やファンの皆さんなら知ってらっしゃるでしょう。
2クール続けて連続ドラマのレギュラーになるってことが、重要です。やはりテレビドラマのチカラは大きいです。かつて「桂由美せんせいのショー」に行った時、まわりのお姉様方は「ほら、アノコ『タエコ』よ」と囁かれておりました。
ですから、「エンママ軍団のナンバー2」と云う脇役でも、毎週「女優・片瀬那奈」をTVで観れる幸福を、まずは噛み締めたいのです。
さて「花輪倫子」なる今回の片瀬クンの役処ですけど、好いです。「エンママ軍団 No.2」ってのがまずもって好い。「名優・ともさかサン」がトップですから、補佐役には長身脚長美人の片瀬クンは適役です。またこんな感じのお高くとまった役柄は、若い頃ならまだしも最近ではなかった新たなるイメージなのです。前作での「みちるちゃん」とも全く違うし、あたくしの記憶ではこうした役柄(子持ちでセレブで精神的にも安定していて庶民を見下している)ってのは初めてです。
あたくし的にはドラマの行く末よりも「エンママ軍団」の内部抗争の方が、よっぽど気になります。かつて「ラスクリ」で女優復帰した時に、毎回出番が少なくて、しかもつまんない役柄だったことに失望しました。でも、今は違います。例え壱分しか片瀬クンが出なくとも片瀬クンはやってくれる。彼女は成長したんです。「ジゴ沙汰」での演技を観て、あたくしは確信しました。
片瀬那奈は「女優開眼」したのです。
と御託を並べること30分「麗しの怪優」が登場です。如何にも下克上を狙う「かつての前田日明の如き」其の佇まいにはシビレますね。重要な台詞は当然「倫子」が担当ですよ。「エンママ」も「倫子」が云いましたよ。美味しい役処だ。てか、やっぱ、
「御本尊様、デカイ!!」
(あのね、仏像とかはデカイ方が好いのです。)
さしずめ「ともさかサン」が「猪木」もしくは「佐山」と云った役処でしょう。会長選で破れての「弐番手」ですから、何時如何なる時にシュートをしかけるか分りませんよ。どんなに関節技や蹴りを習得しても、
「結局、デカイ奴には敵わないっ!」
ん?何の話をしてるんだって?
「片瀬クンの話に決まってんだろ」
(小島藺子)
『暴れん坊ママ』フジテレビ公式サイト
『暴れん坊ママ』スタッフ blog
以下、番組紹介「あらすじ」より引用です。
川野あゆ(上戸彩)は、12歳年上で美容師の川野哲(大泉洋)と結婚したばかり。早くに母を亡くし、父・吾郎(大和田伸也)と田舎暮らしをしていたあゆは、都会での新生活を心待ちにしていた。哲が営む美容院も開店を迎えまさにこれからという折、突然現れた男の子・佑樹(澁谷武尊)が哲の子供であることが発覚。あゆは衝撃を受けるが、母親に捨てられた佑樹を自分まで見捨てられないと哲に懇願され、渋々、同居することに。ところが、佑樹はあゆを完全無視。あゆも佑樹にぞんざいな態度で接するようになり、ふたりは冷戦状態に。
あゆと佑樹の間で困惑する哲は、佑樹を幼稚園に入れようと思いつき、親友・金井玉男(日村勇紀)に相談する。しかし途中入園できる幼稚園などないと言われ、唯一の望みだという中学時代の同級生・北条一(東幹久)に頼むことに。一の妻・翠子(ともさかりえ)が父母会の会長をやっている幼稚園にコネで入れてもらおうというのだ。一のことが気に食わない哲だが背に腹はかえられず、一を訪ねる。すると、一は入園の許可は取れていると事もなげに言う。
登園初日、哲が佑樹を連れて家を出ようとすると、今から来店したいと客から電話が入る。断れない哲は、あゆに佑樹の見送りを頼む。仕方なしに佑樹を連れ幼稚園にやってきたあゆは、次々と到着する高級車からブランドらしき服に身を包んだママたちが園児とともに現れるという光景を目の当たりにする