
1年遅れのメジャー・デビュー30周年を記念して、1993年6月29日にキャピトルからリリースされた6CDの箱「GOOD VIBRATIONS:THIRTY YEARS OF THE BEACH BOYS」の、今回はCD3とCD4を紹介します。CD2に11曲(「GOOD VIBRATIONS」のシングル・ヴァージョンも加えれば12曲)も収録された幻のアルバム「SMiLE」音源が凄過ぎたので、それ以外は驚く程ではありませんが、リプリーズ音源やカリブ音源も加えたベスト・アルバムと考えれば、他もなかなか侮れません。CD3は、1「HEROES AND VILLAINS」、2「DARLIN'」、3「WILD HONEY」、4「LET THE WIND BLOW」、5「CAN'T WAIT TOO LONG」、6「COOL COOL WATER」、7「MEANT FOR YOU」、8「FRIENDS」、9「LITTLE BIRD」、10「BUSY DOIN' NOTHING」、11「DO IT AGAIN」、12「I CAN HEAR MUSIC」、13「I WENT TO SLEEP」、14「TIME TO GET ALONE」、15「BREAK AWAY」、16「COTTON FIELDS(THE COTTON SONG)」、17「SAN MIGUEL」、18「GAMES TWO CAN PLAY」、19「I JUST GOT MY PAY」、20「THIS WHOLE WORLD」、21「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」、22「FOREVER」、23「OUR SWEET LOVE」、24「H.E.L.P. IS ON MY WAY」、25「4TH OF JULY」、26「LONG PROMISED ROAD」、27「DISNEY GIRLS」、28「SURF'S UP」、29「’TILL I DIE」の、全29曲入りです。先ず、1「HEROES AND VILLAINS」は1967年のシングル・ヴァージョンで、2「DARLIN'」〜4「LET THE WIND BLOW」の3曲は1967年のアルバム「WILD HONEY」からで、5「CAN'T WAIT TOO LONG」と、6「COOL COOL WATER」の2曲は1967年の未発表音源で、7「MEANT FOR YOU」〜10「BUSY DOIN' NOTHING」の4曲は1968年のアルバム「FRIENDS」からで、11「DO IT AGAIN」〜14「TIME TO GET ALONE」の4曲は1969年のアルバム「20/20」からで、15「BREAK AWAY」は1969年のアルバム未収録シングルで、16「COTTON FIELDS(THE COTTON SONG)」は1970年のシングル・ヴァージョンです。ここまでが、キャピトル時代の音源となっています。
ここからはリプリーズ音源で、17「SAN MIGUEL」は1969年のアウトテイクで、1981年のベスト・アルバム「TEN YEARS OF HARMONY」が初出です。18「GAMES TWO CAN PLAY」は1970年のブライアン・ウィルソン作で1977年の未発表アルバム「ADULT/CHILD」用の未発表音源で、19「I JUST GOT MY PAY」もブライアン・ウィルソン作で1970年の未発表音源で、20「THIS WHOLE WORLD」〜23「OUR SWEET LOVE」の4曲は1970年のアルバム「SUNFLOWER」からで、24「H.E.L.P. IS ON MY WAY」もブライアン・ウィルソン作で未発表アルバム「ADULT/CHILD」用で、25「4TH OF JULY」はデニス・ウィルソン作の未発表曲で、26「LONG PROMISED ROAD」〜29「’TILL I DIE」の4曲は1971年のアルバム「SURF'S UP」からとなっています。未発表アルバム「ADULT/CHILD」のセッション音源は、もうすぐ(2026年2月13日)リリースされる3CDのアルバム「WE GOTTA GROOVE - THE BROTHER STUDIO YEARS」にまとめて公式盤で初リリースされるので、とっても楽しみです。さて、CD4は、1「SAIL ON SAILOR」、2「CALIFORNIA」、3「TRADER」、4「FUNKY PRETTY」、5「FAIRY TALE MUSIC」、6「YOU NEED A MESS OF HELP TO STAND ALONE」、7「MARCELLA」、8「ALL THIS IS THAT」、9「ROCK AND ROLL MUSIC」、10「IT'S OK」、11「HAD TO PHONE YA」、12「THAT SAME SONG」、13「IT'S OVER NOW」、14「STILL I DREAM OF IT」、15「LET US GO ON THIS WAY」、16「THE NIGHT WAS SO YOUNG」、17「I'LL BET HE'S NICE」、18「AIRPLANE」、19「COME GO WITH ME」、20「OUR TEAM」、21「BABY BLUE」、22「GOOD TIMIN'」、23「GOIN' ON」、24「GETCHA BACK」、25「KOKOMO」の、全25曲入りです。
1「SAIL ON SAILOR」〜4「FUNKY PRETTY」の4曲は1973年のアルバム「HOLLAND」からで、5「FAIRY TALE MUSIC」はそのオマケだったEP「MT. VERNON AND FAIRWAY(A FAIRY TALE):A FAIRY TALE IN SEVERAL PARTS」の12分位ある音源から当時のインチキ・マネジャーだったジャック・ライリーによるナレーションをカットして4分位にまとめた未発表音源で、6「YOU NEED A MESS OF HELP TO STAND ALONE」〜8「ALL THIS IS THAT」の3曲は1972年のアルバム「CARL AND THE PASSIONS “SO TOUGH”」からで、何故かこの2作の順番が逆になっています。9「ROCK AND ROLL MUSIC」〜12「THAT SAME SONG」の4曲は1976年のアルバム「15 BIG ONES」からで、13「IT'S OVER NOW」〜14「STILL I DREAM OF IT」の2曲はブライアン・ウィルソン作で未発表アルバム「ADULT/CHILD」用の未発表音源で、15「LET US GO ON THIS WAY」〜18「AIRPLANE」の4曲は1977年のアルバム「LOVE YOU」からで、19「COME GO WITH ME」は1978年のアルバム「M.I.U. ALBUM」からで、ここまでがリプリーズ音源です。20「OUR TEAM」はブライアン・ウィルソン、デニス・ウィルソン、カール・ウィルソン、マイク・ラヴ、アル・ジャーディンのオリジナル・ビーチ・ボーイズの5人による共作で、未発表音源です。ここからがカリブ音源なのですが、21「BABY BLUE」〜22「GOOD TIMIN'」の2曲は1979年のアルバム「L.A.(LIGHT ALBUM)」からで、23「GOIN' ON」が1980年のアルバム「KEEPIN' THE SUMMER ALIVE」からで、24「GETCHA BACK」が1985年のアルバム「THE BEACH BOYS」からで、カリブ時代からは4曲しか選曲されていません。最後の25「KOKOMO」はエレクトラからの1988年の全米首位!シングルで、翌1989年にキャピトルからリリースされたアルバム「STILL CRUISIN'」にも収録されています。おそらく、この箱を出した1993年にはキャピトルが、リプリーズやカリブの配給権を将来的に獲得する事は決めていたのでしょう。そうでないと、レーベルを越えた選曲は兎も角として、アルバム「ADULT/CHILD」用の未発表音源まで収録した構成にはなっていなかったはずです。(つづく)
(小島イコ)
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