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2026年01月08日

「ベルトとは何か?」



久しぶりに、プロレスの話をします。昨年(2025年)8月にSareeeへのブーイング問題に関して書いてから、半年近くプロレスの話題は書いておりませんでした。それと云うのも、そのSareeeへの誹謗中傷が酷くて、スターダム・ファンに対して悪印象を持ってしまい、そうなっているスターダム自体にも何となく近寄り難くなってしまったのです。勿論、プロレス自体は観ていたわけですけれど、昨年のプロレス大賞MVPを受賞した上谷沙弥に関しては、4月の中野たむ戦は印象に残っているものの、その後の赤いベルトの防衛戦は全く覚えておりません。年末の両国国技館大会で推しの安納サオリにも勝ったのですけれど、何だかいつも同じような展開で防衛回数を増やしているなあ、と云う感じです。それよりも、負けた安納サオリが新しい技を出していて、そっちの方が気になってしまいました。上谷沙弥は、ベビーフェイスからヒールターンしてブレイクしたわけですけれど、個人的には好きでも嫌いでもない選手なので、それで防衛戦の印象が余り残っていないのかもしれません。リング上の試合よりも、バラエティ番組に出ていたりした方が記憶に残っていて、まあ、女子プロレスラーで初めてプロレス大賞のMVPを受賞したのは素晴らしい事なのでしょうけれど、申し訳ないけれど、どうだって良いのです。それよりも、Sareeeが女子プロレスラーで初めての敢闘賞をプロレスだけで獲得した方がスゴイんじゃないのか、とすら思っています。元々、スターダムよりもOZアカデミーを長く観ているので、昨年は安納サオリがOZに参戦して7年目で遂に無差別級のベルトを獲得した方が印象に残っていて、その防衛戦に「H.A.T.E.」が乱入してぶち壊してからの、正危軍復活からの全面抗争の方がワクワクしました。上谷沙弥はそのイリミネーション・マッチにもエントリーしていたものの、最初に場外乱闘した後は見せ場もなく、安納サオリとダブルフォールになって両者失格になっていました。年末のスターダムの両国国技館のメインエベントは、スターダムの最高峰である赤いベルトの王者である上谷沙弥と、OZの最高峰の赤いベルトの王者である安納サオリの頂上決戦だったはずなのです。

ところが、安納サオリはスターダムではベビーフェイスのコズミック・エンジェルズに所属していて、OZアカデミーのヒールである黒い安納サオリではなく、あくまでもベビーフェイスの白い安納サオリと云う立ち位置なのです。だから、スターダムのリングでは鞭を持って打ったりする反則攻撃はやらないで、正攻法で戦っているわけで、それでは上谷沙弥には勝てません。そもそもスターダムの所属選手になったのに、OZアカデミーを優先して参戦しているわけで、それだけ尾崎魔弓に恩義があるのでしょう。それなのに白いベルトは巻いているので、かなり大事にされています。両国国技館大会の前には、安納サオリが「上谷はタッグリーグには出なくて、会社は上谷を贔屓しているんやな」などと云っていましたが、それはOZを優先させてもらっている安納サオリだって同じで、かなり優遇されています。故に、あくまでもスターダムではOZの最高峰のベルトを保持している選手ではなく、現在は無冠の選手として出ているわけですよ。個人的に安納サオリを知ったのは、OZアカデミーに参戦して正危軍に加入した7年半前の2018年で、当時は正危軍で一番の下っ端だったのですけれど、矢鱈とブリッジが綺麗で、解説していた尾崎魔弓まで「ブリッジがキレイだね」などと感心していました。両国国技館大会の翌日には、OZの後楽園ホール大会があって、安納サオリは尾崎魔弓とタッグを組んで、スターダムの現タッグ・チャンピオンである「H.A.T.E.」の刀羅ナツコと琉悪夏の「BMI2000」と戦って、安納サオリが勝っているのです。勿論、正危軍の尾崎魔弓も安納サオリも反則やり放題で、最後は琉悪夏に持ち逃げされていたOZの無差別級のベルトで安納サオリが琉悪夏を殴って勝ったのです。そう云う何でもアリな戦法ならば、上谷沙弥から赤いベルトを奪えるのですけれどねえ。まあ、そうなってしまうと色々と面倒な話にもなるのでしょう。

そして、今年(2026年)1月4日に新日本プロレスの東京ドーム大会があって、ウルフアロンのデビュー戦(その日の興行で、一番面白かった)と棚橋弘至の引退試合(流石に7試合で4時間+引退セレモニーが1時間の計5時間は長かった)もあって東京ドームが超満員札止めになったわけですが、第2試合で「IWGP女子王者」の朱里と「STRONG女子王者」の上谷沙弥による二冠タイトル・マッチが行われて、朱里が朱世界で上谷沙弥を破って二冠王者となりました。上谷沙弥は両国国技館大会の前哨戦で安納サオリに負けたりもしているので、無敗の王者ではありません。赤いベルトも賭けていたならば結果は違っていたでしょうけれど、STRONG女子王座は上谷沙弥の思い入れもないし、スターダムとしても上谷沙弥が無双になったら、それはそれでおかしな話になるのでしょう。上谷沙弥の赤いベルトには、スターライト・キッドが2月7日の大坂大会で挑戦が決定したのですが、コレがまた欠場明けで、安納サオリに勝った上谷沙弥の前に現れて挑戦表明したら次のチャレンジャーが決定!って展開はどうにかならなかったのでしょうか。上谷沙弥は、その日まで1か月間欠場するそうです。そもそも安納サオリの挑戦も何で今なの?と思えたんですよね。上谷沙弥は中野たむの時と同じ様に、何故か王者なのに安納サオリのストーカーになっていて、その現場には「東スポ」記者が必ずいて、安納サオリの自慢の愛車の後部座席に忍び込んで「残念でした〜!」とかカメラ目線で云って安納サオリの首を絞めるところなんて、動画を撮っていて公開していたんですよ。何だかんだありましたが、年末年始のタイトル戦を観ると、スターダムの赤いベルトを守った上谷沙弥は安納サオリよりも強かったけれど、その安納サオリは翌日にスターダムのタッグ王者である「BMI2000」に勝っているから、尾崎魔弓とのタッグならば「H.A.T.E.」よりも強くて、年明けの「1・4」では朱里が勝ったから上谷沙弥よりも強いと云う事になってですね、もう、何が何だか分かりませんなあ。但し、あたくしは朱里が勝って泣いているのを、解説していた推しの舞華がガチでもらい泣きしていたので、やっぱり舞華は情が熱くて良いなあ、とは思いました。

(小島イコ)

posted by 栗 at 22:00| KINASAI | 更新情報をチェックする