フジテレビTWO 12:15〜15:40
第1話「秘密の二人」
第2話「奇跡の夜」
第3話「涙の抱擁」
第4話「幸せの絆」
片瀬那奈 AS 藤澤律子
「ラストクリスマス」の第1話から第4話までの、今年4回目の再放送です。予想通りにクリスマス・シーズンにもぶつけて来ましたけれど、今回は3日間で集中して再放送されるので、如何にこのドラマの筋書きが出鱈目なのかがお分かり頂けるでしょう。ストーリーは、部屋がドアで繋がっている問題物件に住んでいる主人公とヒロインが、偶然にも同じ会社に勤めています、などと云う有り得ない設定でスタートします。那奈ちゃんが演じた律子さんは、その会社にデザイナーとして関わっているのですけれど、主人公・春木の会社の後輩である日垣にアプローチされているのを拒んでいます。律子さんと日垣は同じ大学を出ていて、日垣は学生時代から律子さんを狙っていたものの、律子さんは亡くなった恩師が忘れられずにいるとの事でした。それが第1話と第2話での設定で、律子さんの出番は合わせて1分程しかありません。ところが、第3話では突然に律子さんが結婚して仕事を辞めると云い出し、実際に婚約者を紹介したりします。
そこで、おせっかいなヒロイン・青井は律子さんが描いた日垣がモデルであろうイラストを見て、実は律子さんも日垣の事が好きなんじゃないのか、と焚きつけたら、本当にそうで、第3話にして脇役バカップルが爆誕してしまいます。第4話では、早くも半同棲状態になったらしい律子さんが日垣の部屋で帰りを待っていると、日垣の別の女が怒鳴り込んで来るのですが、出番はそこだけで再び1分間のチョイ役となってしまうのです。律子さんの婚約者や、日垣の別の女なんかは、その場限りの存在で、その後にどうなったのかは全く描かれていません。脇役バカップルだけではなく、他の連中も恋愛中毒が如く色恋沙汰にしか興味がない様に描かれていて、ストーリー展開も行き当たりばったりなので、世紀の駄作だと思うのですけれど、本放送は数字が平均で20%以上の人気ドラマでした。でもね、それは20年以上も前のお話であってですね、2025年の現在では単なるヘッポコ・ドラマです。
本放送:2004年10月11日、10月18日、10月25日、11月1日(フジテレビ)
(小島イコ/姫川未亜)


