フジテレビTWO 3:40〜5:30
第7話「別れよう」
第8話「心の握手」
片瀬那奈 AS 藤澤律子
「ラストクリスマス」第7話と第8話の、今年2回目の再放送です。第7話での那奈ちゃんが演じた律子さんは、ターゲットをヒロインの青井に変えた日垣とのハグを偶然にも目撃してしまい、青井に「貴女の事、信じていいの?」と訊くだけで再び「1分出演の端役」に逆戻りします。主人公の春木は青井ゾッコンで、日垣に挑発されても柳に風で、少し前の回で青井の怪文書が出回り左遷されそうになった時には「俺も会社を辞める」などと庇ってもいたものの、青井は自分が春木の重荷になっていると感じて別れを切り出すのです。第5話のラストでくっついて、第7話では別れ話って、何じゃらほい。第8話では律子さんが日垣からのプロポーズを受けると云うと、日垣は「その指輪の有効期限は終わりました」なんぞとぬかして断ってしまいます。おいおい、日垣の4年越しの想いって設定は何だったのだ?日垣は青井にまっしぐらとなり、青井がレディース時代の悪友に借金の肩代わりをさせられそうになると「訳は訊かないから、貸してやる」と金にものを云わせて落としにかかります。また青井も日垣を好きだったりして、ウダウダしていると、春木はそのレディース時代の悪友と話し合いで解決してしまいます。日垣は春木の男気にあっさりと白旗を挙げて、青井に「貸すはずだった金は、律子を追ってニューヨークへ行く資金にさせてもらう」なんぞとぬかしやがるのですが、コレはこのドラマが如何に一貫性がなくて適当な展開だと分かる重要なセリフなので、覚えておきましょう。
本放送:2004年11月22日、11月29日(フジテレビ)
(小島イコ/姫川未亜)


