「虎ハンター」の異名を持つ元プロレスラーの小林邦昭さんが、昨日(9月9日)に亡くなられました。初代・佐山タイガーマスクとの闘いも、2代目・三沢タイガーマスクとの闘いも良かったけれど、誠心会館との抗争から反選手会同盟を経て平成維震軍と続いた頃も印象に残っています。ピーター本によると、小林邦昭VS齋藤彰俊では、実際に対戦した齋藤彰俊以外の誠心会館の門下生には試合はガチだと云ってセコンドにつかせたので、セコンド陣はガチでやりあったのだそうです。コレは、アントニオ猪木VSウイリー・ウイリアムスの異種格闘技戦と同じ手法(そっちはプロレス側にも極真会館側にもガチだと云っていた)で、迫力がありました。プロレスはヒールがいてこそなので、現役のヒールの方々にも、是非とも小林邦昭さんを参考にして頂きたいです。サンペイちゃんのご冥福をお祈りいたします。
(小島イコ)