さて、前回の続きで「AFTER THE BEATLES ANTHOLOGY」のジョージ・ハリスン編は、CD1が、1「MY SWEET LORD」(1970)、2「WHAT IS LIFE」(1970)、3「LET IT ROLL(BALLAD OF SIR FRANKIE CRISP)」(1970)、4「APPLE SCRUFFS」(1970)、5「AWAITING ON YOU ALL」(1970)、6「THE ART OF DYING」(1970)、7「IT DON'T COME EASY」(1971)、8「NOWHERE TO GO」(1971)、9「GET BACK」(1971)、10「YOU」(1971, 1975)、11「IF NOT FOR YOU」(1971 Live Reheasal with ボブ・ディラン)、12「COME ON IN MY KITCHEN」(1971 Live Reheasal)、13「BANGLADESH」(1971)、14「DEEP BLUE」(1971)、15「MISS O'DELL」(1973)、16「GIVE ME LOVE(GIVE ME PEACE ON EARTH)」(1973)、17「DARK HORSE」(1974)、18「I DON'T CARE ANYMORE」(1974)、19「DING DONG, DING DONG」(1974)、20「HARI'S ON TOUR」(1974 Live)、21「FOR YOU BLUE」(1974 Live)、22「THIS GUITAR(CAN'T KEEP FROM CRYING)」(1975)の、全22曲入りです。
CD2が、1「THIS SONG」(1976)、2「LEARNING HOW TO LOVE YOU」(1976)、3「HERE COMES THE SUN」(1976 Live with ポール・サイモン)、4「HOMEWARD BOUND」(1976 Live with ポール・サイモン)、5「BLOW AWAY」(1979)、6「LOVE COMES TO EVERYONE」(1979)、7「HERE COMES THE MOON」(1979)、8「TEARDROPS」(1981)、9「SAVE THE WORLD」(1981)、10「THAT’S THE WAY IT GOES」(1982)、11「I DON'T WANT TO DO IT」(1985)、12「GOT MY MIND SET ON YOU」(1987)、13「WHEN WE WAS FAB」(1987)、14「RIDE RAJBUN」(1992)、15「CHEER DOWN」(1989)、16「POOR LITTLE GIRL」(1989)、17「ANY ROAD」(2002)、18「BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA」(2002)、19「HORSE TO THE WATER」(2001, 2002)、20「ALL THINGS MUST PASS」(1970, 2020 Remix)の、全20曲入りで合計42曲入りです。
そして、リンゴ・スター編は、CD1が、1「SENTIMENTAL JOURNEY」(1970)、2「STORMY WEATHER」(1970)、3「BEAUCOUPS OF BLUES」(1970)、4「COOCHY COOCHY」(1970)、5「THE WISHING BOOK」(1970)、6「NASHVILLE JAM」(1970)、7「BAND OF STEEL」(1970)、8「WOMAN IN THE NIGHT」(1970)、9「NASHVILLE FREAKOUT」(1970)、10「IT DON'T COME EASY」(1971)、11「EARLY 1970」(1971)、12「BACK OFF BOOGALOO」(1972)、13「BLINDMAN」(1972)、14「I'M THE GREATEST」(1973)、15「PHOTOGRAPH」(1973)、16「HAVE YOU SEEN MY BABY(HOLD ON)」(1973)、17「SUNSHINE LIFE FOR ME(SAIL AWAY RAYMOND)」(1973)、18「YOU'RE SIXTEEN」(1973)、19「OH MY MY」(1973)、20「SIX O'CLOCK」(1973)、21「YOU AND ME(BABE)」(1973)の、全21曲入りです。
CD2が、1「IT DON'T COME EASY」(1971)、2「DOWN AND OUT」(1973)、3「(IT'S ALL DOWN TO)GOODNIGHT VIENNA」(1974)、4「ONLY YOU(AND YOU ALONE)」(1974)、5「NO NO SONG」(1975 TV Show)、6「SNOOKEROO」(1974)、7「SCOUSE THE MOUSE」(1977)、8「LIVING IN A PET SHOP」(1977)、9「SHE'S SO IN LOVE」(1978)、10「ON WAY LOVE AFFAIR」(1978)、11「DEAD GIVEAWAY」(1981)、12「PRIVATE PROPERTY」(1981)、13「WRACK MY BRAIN」(1981)、14「I CALL YOUR NAME」(1990)、15「WEIGHT OF THE WORLD」(1992)、16「LA DE DA」(1998)、17「DRIFT AWAY」(1998)、18「NEVER WITHOUT YOU」(2003)、19「IF IT'S LOVE」(2008)、20「HEY, WOULD YOU HOLD IT DOWN」(2018)、21「WISH I WAS A POWERPUFF GIRL」(2014)、22「BOYS」(2015 Live with グリーン・デイ)、23「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」(2015 Live with ポール・マッカートニー)、24「I WANNA BE YOUR MAN」(2015 Live with ポール・マッカートニー)の、全24曲入りで、合計45曲入りです。
ジョージに関しては他にもアウトテイク集が出ているので、何れ紹介する予定ですが、ソロでの選曲となるとCD2枚組か多くてもCD3枚組にまとめられています。此の「AFTER THE BEATLES ANTHOLOGY」では、レアなシングル・ヴァージョンも拾っているのが好印象です。1970年代前半はアナログ3枚組をリリースしたりしていたジョージは、1970年代後半からはマイ・ペースで寡作になっていたので、どうしてもアルバム「ALL THINGS MUST PASS」などからの選曲が多くなりますが、1987年にアルバム「CLOUD NINE」で大復活するので、終盤になって「GOT MY MIND SET ON YOU」や「WHEN WE WAS FAB」や「CHEER DOWN」と云った曲が出て来て、盛り上がります。リンゴに関しては、レアなシングル曲も交えてはいますが、1973年リリースのアルバム「RINGO」本編全10曲中8曲も選曲されているし、ジョンやジョージの追悼曲とか、ジョンが歌ったデモ音源とか、アニメ映画からとか、ロジャー・ミラーのトリビュート盤からとか選曲しているのは、ヒット曲が足りないからなのでしょうか。でも、最後の方でグリーン・デイと共演した「BOYS」なんてノリノリで、当時75歳なんですから、リンゴも頑張っています。これらはバラ売りされているのですけれど、統一感があるデザインなので4人分全部買うのが宜しいと思います。
(小島イコ)
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