ファミリー劇場 10:50〜19:35
第1話「毒舌男子と残念女子!真逆の成長を遂げた二人の初恋の行方」
第2話「大事件勃発! 恋の四角関係が動き出す!」
第3話「明かされる本当の思い! 運命の嵐の夜!」
第4話「二人きりの出張旅行 鬼上司の最高の笑顔」
第5話「まさかの解雇!? 運命の決断と涙の理由」
第6話「混乱する記憶と四角関係! 雨の中の告白」
第7話「明かされる正体!? 止まらぬ思いとキス」
第8話「愛情と友情の狭間!仲間たちの絆と決意」
第9話「史上最大のピンチ!恋の嵐と驚愕の正体」
第10話(最終話)「最終回!初恋の結末!一部を生放送で」
片瀬那奈 AS 岡島唯子
「彼女はキレイだった」の今年5回目で、今回は全話一挙再放送です。同名の韓国ドラマをリメイクした作品で、那奈ちゃんはキャスティングではトメで、舞台となる「ザ・モスト」編集部ファッション班のエグゼクティブ・ファッション・エディターの唯子さんを演じています。物語の大筋は原作通りで、小学生時代に両想いの初恋同士だった美少女の愛(ヘジン)と太っていて冴えないけれど優しい宗介(ソンジュン)が大人になって再会する事になり、愛は残念女子のアシスタントに、宗介はイケメン副編集長に変貌していて、愛がルームメイトの美人さんの梨沙(ハリ)に身代わりになってもらい、そこに現在の愛に好意を持つ謎が多い編集部員の樋口(シンヒョク)も絡んだ四角関係になる展開です。原作との相違点もありますが、何と云っても原作が全16話で各1時間の16時間もあるのに、リメイクは全10話の各45分で8時間しかない半分の短縮版になってしまった事が大きいです。原作を観ている方々にとっては、余りにも早い展開に違和感を持つでしょう。主演の小芝風花ちゃんは此のドラマで主演女優賞を受賞した熱演ですが、原作のヘジンを演じたファン・ジョンウムさん(元アイドルグループ・Sugar出身)の破壊力抜群な怪演には及びません。それから、原作では愛(ヘジン)の少女時代を演じたチョン・ダビンさんが愛(ヘジン)の妹役と二役で出ているキャスティングは変えて欲しくなかったです。那奈ちゃんにとっては「専業女優」としての最後の作品となりましたが、果たして「兼業女優」としての女優仕事が舞い込む日は来るのでしょうか。櫻坂46の天ちゃんに「いつの日かは、いつ来るんだ」と歌って頂きたいですなあ。
本放送:2021年7月6日〜9月14日(関西テレビ、フジテレビ)
(小島イコ/姫川未亜)