フジテレビTWO 13:50〜14:40
第2話「奇跡の夜」
片瀬那奈 AS 藤澤律子
「ラストクリスマス」第2話の、今年3回目の再放送です。第2話でも那奈ちゃんが演じた律子さんの出番は数秒で、何で出ているのか分からなくなる程なのですが、まあ、第3話でいきなりメインキャストの仲間入りをするわけです。そこに至る過程で、律子さんは学生時代から日垣に言い寄られているのですが、亡くなった恩師で婚約者を忘れられずに拒んでいると云う情報だけが分かります。ところが出番が増える第3話では其の大前提が根底から覆される展開が2回も起きる大波乱となるわけです。其れは別に脇役の律子さんと日垣に限った事ではなく、主人公の春木もヒロインの青井も他の連中も全員が毎回コロコロとキャラクター設定を変えられるし、物語も其の回で盛り上がれば其れで良しで、次の回には「そんなバカな」と絶句する様な展開となってしまうのです。そして、トドメはヒロインの難病で、終盤はいきなりシリアスモードに転換して「ヒロイン死ぬ死ぬ詐欺劇場」となるのでした。
本放送:2004年10月18日(フジテレビ)
(小島イコ/姫川未亜)