ファミリー劇場 16:30〜18:30
内山理名 AS 武田秋穂
「確証〜警視庁捜査三課」の、今年5回目の再放送です。今や云わずと知れた理名ちゃんと旦那さんが初共演して出逢ったドラマで、お二人は4年後の昨年(2021年)に結婚しました。結婚からまだ半年余りで、まだまだ新婚さんです。ドラマの方は吉田栄作さんが演じたベテラン萩尾刑事と理名ちゃんが演じた新入りの武田刑事がバディーを組んで時には反発しながらも事件を解決するストーリーで、高橋克実さんと榮倉奈々ちゃんのコンビで2013年に同じTBSで連続ドラマ化された作品のリメイクです。後に夫婦になるお二人の息はピッタリですが、こうして共演した作品が未来永劫と残って再放送され続けるのはどんな気分なのでしょうか。さて、ドラマの最後にはジョージ・ハリスンの「イズント・イット・ア・ピティー」が流れます。日本やアメリカなどでは大ヒット曲「マイ・スイート・ロード」のB面で、ライヴ・イン・ジャパンでは本編の最後に演奏され、現在入手しやすいオールタイム・ベスト盤でも最後に収録されています。ジョージも自信作だったのか、アルバム「オール・シングス・マスト・パス」には2ヴァージョン収録された名曲です。一般的なヴァージョン1は7分位の大作で、フィル・スペクター節全開のエコー増し増しな後半部が盛り上がるテイクで、ビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」のジョージ&フィル版みたいな出来栄えです。一転して、ヴァージョン2は普通のバンドサウンドとなっております。ベスト盤にまで収録される様になった現在では珍しい楽曲ではないものの、以前は通好みの隠れた名曲でした。「お互いに傷つけ合うのは、何て残念な事だろう」と歌われる「聖人・ジョージ」節ですけれど、まあジョージは皮肉屋ですから、話半分で聴いて置きましょう。是非ともベスト盤ではなく、オリジナルの3枚組(CDは2枚組)アルバムで聴いて下さい。
本放送:2017年11月6日(TBS)
(小島イコ/姫川未亜)