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2022年03月13日

「松村雄策氏、死す」



松村雄策、亡くなる(渋谷陽一の「社長はつらいよ」 3/13)

「ロッキング・オン」の創刊メンバーで、文筆家で歌手活動もされていた松村雄策さんが昨日(3月12日)に亡くなりました。文章を書く上で最も影響を受けた方でしたし、現在も「千秋万歳」で用いている対談形式も「渋松対談」から影響されたものです。闘病生活を送っていたのは知っていたし、数年前に「僕が生きている間にポールがいなくなることはないだろう。もう僕はジョンやジョージの時のように泣かなくていいんだね。」と書かれていた時にはもう覚悟していると思いました。一度だけジョージの東京ドーム公演で、偶然に前の席に渋谷陽一氏と松村さんが並んで座っていて見かけた事があります。渋谷氏はアンコールの途中で帰ってしまいましたが、松村さんは当然ながら最後までいて余韻に浸ってから帰ろうとしたので「ファンです」と名乗ろうかと思って云い出せないでいたら、物凄い怖い目でガンを飛ばされたので逃げ帰ったのも今となっては良い想い出です。松村さん、ありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。

(小島イコ)

posted by 栗 at 19:00| FAB4 | 更新情報をチェックする