NHK BSプレミアム ２０：００〜２０：４３
第五回「いもうと」
内山理名 AS 七化けのお千代
「雲霧仁左衛門５」の第五回ですが、「十万分の一の偶然」再放送とバッティングしています。まあ、普通に最新作のこちらを選ぶでしょう。全八回のシリーズなのでもう後半戦となり、いよいよ七松と梅の兄妹関係や滝山と山川の姉弟関係の話が進みます。前回で西海屋を山川が斬ってしまいましたが、若年寄の三好には別に桔梗屋がいる事を雲霧仁左衛門は見抜きます。三好は滝山と山川が兄妹と疑い、滝山に大奥の隠し金を尋ねます。大奥に潜入している雲霧一党の紗江と梅に、滝山は生き別れた弟の存在を明かします。三好は山川に雲霧一党の捕獲を命じて、安部式部には手を出させない様にします。桔梗屋は罠を張り、理名ちゃんが演じる七化けのお千代姐さんも罠と見抜くものの、雲霧仁左衛門は敢えて盗みに入ると云います。雲霧仁左衛門は雲霧一党をごろつきと交代させ、お千代姐さんが賭博の美人ツボ振りに化けてごろつきを呼び寄せていて、まんまと桔梗屋の金を頂きます。しかし安部式部が待ち構えており、雲霧仁左衛門と対峙するものの雲霧一党は逃走します。三好は滝山が山川と姉弟と知り、滝山に大奥の隠し金を無心しますが、滝山は怒り狂います。七松が梅に詫びている所を山川の手下に目撃され、襲われた二人を雲五郎が救うものの、梅はムカデの毒を目に浴びてしまいました。しかし、兄妹の絆は蘇り二人は湯治場へと向かいます。サブタイトルから梅も死ぬ最悪な展開も予想されただけに、兄妹ともに命は助かって安堵しました。
（姫川未亜）
