関西テレビ、フジテレビ 21:00〜21:54
第5話「まさかの解雇!? 運命の決断と涙の理由」
さようなら、『ザ・モスト』編集部−−。廃刊の危機に追い込まれ、後がない宗介(中島健人)は、大事な撮影で重大なミスをおかした愛(小芝風花)を、まさかの解雇!?
片瀬那奈 AS 岡島唯子
「彼女はキレイだった」の第5話で、2週間ぶりの放送です。第4話の数字は裏で「東京五輪ソフトボール決勝戦」を生中継していた事もあり、関東で「4・8%」関西でも「7・5%」と撃沈しました。更に翌週は此の枠自体が東京五輪中継でドラマがお休みとなりまして、配信でダイジェストをやったりしていましたが果たしてどれだけの視聴者を呼び戻せるのかは不明です。個人的には前回までは全く予備知識なしで観ておりましたが、此の2週間の間に原作の同名韓国ドラマが全16話中第10話までCSのフジテレビTWOで再放送されていて観てしまいました。やはり原作を観ているか観ていないかでは、基本的にはリメーク版であるこちらの印象も大きく異なります。さて、愛が宗介に真実を話そうとした瞬間に樋口がやって来て止めました。冒頭のキャスティングでは、相変わらず那奈ちゃんがトメでした。樋口は愛に梨沙の写真を見せてもらい、自分の考えが正しかったと確信します。那奈ちゃんが演じる唯子さんは、普通に出ています。梨沙が男に絡まれていると、愛が助けます。梨沙の好きな相手が宗介だとは知らない愛は、恋を応援すると云います。オープニングの愛と宗介の間は、更に縮まりました。自分の企画が雑誌に載って喜ぶ愛に、唯子さんは愛の名前が載っている事を教えて労いました。常務と宗介が話しているところを見た愛に、唯子さんが話しかけました。何だかいつもより唯子さんの出番が多い気がしますが、気のせいでしょうか。樋口は梨沙に身分を明かして、愛に宗介と会っている事を告げるべきだと云います。廃刊危機を脱する為に起死回生の世界的なデザイナー・ジェームスとの撮影が行われ、衣装の管理を任された愛が警備員に無理強いされて車を動かしている内に、衣装が倒されていました。其れが原因で、愛は解雇されてしまいました。此の一連の流れでも、唯子さんはずっと登場していました。樋口が引き留めても、愛は泣きながら去ってゆきました。泣く愛を抱きしめて、梨沙は宗介との事を打ち明けられません。愛を引き留めたい編集部の皆に宗介は冷たい態度ですが、樋口は愛を撮った宗介のカメラを見てしまいます。会議が行われ、やっぱり今回は唯子さんの出番がいつもより多いです。樋口が出して宗介が採用した企画は、愛が元ネタでした。其の上で、樋口は宗介に愛が好きだと宣言しつつも、宗介に愛を呼び戻す様に頼みます。宗介は愛を尾行して隠れて滑り台から落ちて見つかり、宗介は愛に詫びて編集部に戻る様に嘆願します。一旦は断る愛ですが、父親との電話と宗介からのメールで戻る決心を固め、変身した美しい姿で編集部に現れました。展開は原作と同じなんですけど、原作では髪にストレートパーマをかけたり化粧品売り場で化粧されたりする場面がじっくりと描かれているんですよね。それにしても、今回は那奈ちゃんの出番が多くて安心しました。次回予告を観ると、梨沙のパズルの件とか会長の息子の件とかが描かれる様で結果的にネタバレしてしまった部分もありますが、原作ではヘジン(愛)が変身する前に描かれている展開です。
【第5話視聴率】関東「6・4%」、関西「9・3%」
(小島イコ/姫川未亜)