テレビ朝日 23:15〜0:15
第4話「03:00-04:00」
日本初の女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画に関わるデータの分析を急ぐCTUの班長・獅堂現馬(唐沢寿明)。スパイが誰かは依然として分からないまま…。そんな中、支部長・鬼束元司(佐野史郎)がやって来て、突然オフィスを封鎖してしまう!間一髪で脱出した現馬は、重要参考人を発見するが…?一方、誘拐された現馬の娘・美有(桜田ひより)を母・六花(木村多江)が必死に捜している時に足止めされてしまう…。
片瀬那奈 AS 氷川七々美
「24 JAPAN」の#04です。#03の数字は「4・5%」と更に落ちました。もう「大爆死」です。度々例に出している今年同枠で放送された「女子高生の無駄づかい」の最高の数字が「4・5%」でした。平均は3%台だったのですけど、後半には4%台も何度か取っていました。此の一年の同枠で最も数字が低かったのが「女子無駄」です。しかしながら「女子無駄」はセットも内容もコントみたいなチープさで、主要キャスト陣もこれから来るかもしれない若手女優の方々でして、其のチープさ加減がゆるく面白かったのです。「テレビ朝日開局60周年」で、オリジナルには劣るとは云えセットにも力を入れて豪華キャストの此のドラマと比較するのは有り得ないはずなのですけど、数字は残酷ですね。どう考えても「女子無駄」と「24 JAPAN」では、製作費も天と地ほどの開きがあるはずなのですけどね。ところで「東京ドラマアウォード2020」で、那奈ちゃんが出演した「これは経費で落ちません!」と「恋はつづくよどこまでも」が作品優秀賞を取りました。グランプリは「いだてん」で、数字は低かったけれど内容が評価されたのでしょう。「いだてん」も橋本愛ちゃんが出ていたので全話録画したのですけど面白かったし、まあ数字が全てではないと云う事でしょう。さて、#04ですが、那奈ちゃんが演じる氷川さんはオープニングの前回のあらすじで登場しました。現馬の娘・美有は捕まり、現馬は水石を信じて本部長の死や朝倉議員の暗殺計画を打ち明け、朝倉議員自身も夫から暗殺計画を知らされました。CTUのオフィスが封鎖されますが、現馬は脱出しました。現馬の妻・六花と寿々の父はスピード違反で足止めされ、其の車の横を誘拐犯の車が徐行運転して行く「何、其れ?」な場面もありました。鬼束支部長が水石を尋問している頃に、現馬は警察官二人と暗殺計画の一味らしき男との銃撃戦になりました。朝倉議員は夫に、子どもたちのスキャンダル発表危機を知らせました。女性警官が人質になりますが、現馬は男を捕らえ、女性警官は撃たれてしまいました。誘拐犯は神林と会い美有を渡し、鬼束支部長は明智を尋問中に現馬の居場所を警察から知り封鎖を解除し、現馬は男の言葉で美有の誘拐を知りました。やはり銃撃戦は違和感があり捲りですね。ところで、肝心の氷川さんはあらすじ以外に出番が無くてしょんぼりですよ。それから配信限定でオリジナルストーリーと云うのも、いただけませんなあ。
(小島イコ/姫川未亜)