WOWOWプライム 22:00〜23:00
第七話「すれちがい」
それぞれの家族が抱えていた“事情”が一夜にして表面化してしまった温泉旅行。来る時とは空気が一変、気まずい想いを抱えたまま、3家族は自宅に帰り着く。部下の森村(七瀬公)との電話の内容を一太に聞かれてしまった瑞希は、百々子に相談するが、口論になってしまう。流美も、旅館での葉介と百々子の姿が頭から離れず、思い悩む。そんななか柊司は、それまでずっと抱えていた“ある疑問”を櫂斗にぶつけるが……。
片瀬那奈 AS 山中てまり
「彼らを見ればわかること」の第七話です。物語も最終章に突入となりまして、3家族の周辺も益々混乱状態となって参りました。云わば、クライマックスとなるのが今回でしょう。などと云いつつもいつも通り此処的に最も注目しているのは、那奈ちゃん演じる山中てまりさんです。前回は温泉旅行の巻でしたので、てまりさんは出番がありませんでした。しかし、今回は予告にもバッチリ登場しております。全ての秘密が明かされて、家族の間がギクシャクしています。櫂斗と柊司は仕事の事で口論になり、柊司はてまりさんに「父とはそういう関係なんですか」と問いただします。てまりさんは、キッパリと否定しました。しかし柊司は櫂斗に、「てまりさんと付き合っているよね」と訊きました。内田家は、ガタガタです。富澤家では、瑞希さんが不倫相手で後輩の森村に付きまとわれ、出くわした一太に「瑞希と別れて下さい」と迫りました。一太は、大人の対応をみせます。しかし、娘の真由から舞台俳優の駒宮と結婚し妊娠していると告げられ、一太の怒りが爆発しました。富澤家も、グチャグチャです。百々子さんに悪態を付く柊司を、百々子さんはぶちました。さて、次回はいよいよ最終話となります。3家族の行方よりも、てまりさんが気になるのは当然です。最終話の日には、第一話から第七話が再放送されます。
(小島イコ/姫川未亜)