@本多劇場 14:00〜
作・演出:きだつよし
CAST:
平野勲人 工藤潤矢 小林愛 武藤晃子 西ノ園達大 森貞文則
伊波銀治 福田千亜紀 大橋夢能 きだつよし
B-SHIP
武藤晃子を観に、下北沢へ行った。
「僕たちの好きだった革命」を追いかけて居た日々、僕はGAKUちゃんと武藤ちゃんに魅せられていった。だって、ふたりのブログで、いち早く舞台の進行状況を知ったんだもの。日々変わる稽古場の様子を、彼らは、ずっと素直な言葉で伝えてくれた。
片瀬那奈ちゃんの初舞台だからこそ、僕は何度も足を運んだのだけど、きっと気になるコは現れるって思っていた。だから、実際に観に行って心に響くうたを聴かせてくれたのが「GAKUちゃん」で、演技をしてくれたのが「むっちゃん」だったのが嬉しかったよ。
J J が「武藤ちゃんの舞台に行きましょう」と誘ってくれたので、僕は即答で「オッケー!ですよ〜」と返した。むっちゃんの御誕生日は「8月9日」なんだってさ。惜しいナァ、僕ら「もこなっち隊」と一日違いじゃん。でもね、僕は「8月10日」生まれだけど、どうも「8月9日」だったかもしれないんだ。僕の正確な誕生時刻は「8月10日、午前0時」ってことになっているからね。
そんな「むっちゃん」を観たくて、大切な解散公演に行った僕たちは不純なんだろう。だって、「革命」での「むっちゃん」は素晴らしかったんだもん。アレで「さよなら」なんて出来なかったんだよ。「ジューゴ」は、面白かった。終演後、僕はパンフレットとTシャツを買い、J J は平日公演のチケットをチャッカリ買っていた。僕も、たぶんもう一回時間を作って観に行くだろう。
「発砲」の10人は、みんな素敵だったけど、僕はやっぱり「むっちゃん」が一番良かった。舞台で動き回って笑う彼女は、片瀬那奈とおんなじだった。僕がずっと片瀬那奈に求めていたモノを、武藤晃子は発していた。そう、片瀬那奈と武藤晃子は、おんなじだった。ロビーには、片瀬那奈ちゃんから、むっちゃんへの花束が飾られていた。僕たちは、幸せな気分で呑みに行った。とっても一軒じゃ足りなかった。だから、弐軒目は「白木屋」にしたよ。
(小島藺子/姫川未亜)