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2013年10月31日

「シュガータウンは恋の町」

Walk on the Wild Side: Best of Lou Reed


テレビ画面では「ウルトラマンゼロ」って映画が流れている。このひとって、片瀬那奈ちゃんと共演していたよナァ、このひともこのひともみんな、片瀬那奈ちゃんの映画やドラマで見た記憶があるナァ。ナレーションを石坂さんがやっているんだから、本格的な「ウルトラ作品」なんだろうナァ。録画しといて好かったナァ。なんとなく「カタセカイ住人」が多いから予約しちゃったんだろう。てか、「かたちん」は「特撮も、なんでもオッケー!」なのね。そりゃ「特撮博物館」にも「シューイチ」で行っていたもんナァ。アントキの「かたちん」も、ゴジラみたいでかっこよかったナァ。でも、テレビの音は消していて、ヘッドフォンで聴いていたのは「Sugar Babe」って僕が日本でイチバン好きなバンドのMDです。コレって、自分で17年前くらいに編集した「74分X2枚組」なのだけど「M・Hさんコレクションより、Sugar Babe rare trax」ってラベルが貼ってある。確か、23年前だったかに何度かお逢いして、秘蔵のオープンリールからカセットテープに落として頂いた「レコードにもCDにもなっていない音源集」が元なんです。僕はお返しに2枚持っている大瀧師匠の直筆サインの1枚をM・Hさんに贈ったら、「こんな貴重なモノはもらえないよ」と云ったけど、僕は「このくらいしなきゃ、気が済みませんから」と無理に受け取ってもらったっけナァ。

M・Hさんはイラストレーターで、僕が「ロック」に目覚めた十代中頃に熱狂的に読んでいたペラペラの薄いくせに「280円」もする「21世紀の精神異常者マガジン」とかトンデモなコピーが付いている雑誌でもイラストを描かれていました。だから、15年越しくらいで憧れていた方で、しかも同じく「Sugar Babe」が好きって事が分って、未だ20代だった僕はコーフンしちゃったんだよね。随分と前にM・Hさんは亡くなられてしまったのだけど、僕はずっと大切に音源を聴いています。秘蔵音源が沢山公式化されたけど、未だに聴けない音源も多いし、一体どうやってオープンリールでAMやFMのエアチェックをこんなにも高音質で演奏されてから40年近く経っても色褪せない状態で録音し保存出来ていたのか「謎」です。彼は特にタツローが好きで、プロモ・ヴィデオなんかも沢山持っていて、自宅へお邪魔させて頂いた時に見せてもらって引っくり返りました。そりゃ、僕も10代の頃にタツローのライヴは何度も行ったけど、動くタツロー映像なんてCMの「RIDE ON TIME」くらいでしか見た事がなかった。だって、1990年の話を、僕はしているんですよ。1990年2月にストーンズを、3月にポールを、東京ドームまで出掛けて観ちゃって、もう堪らなくなっちゃって、20代も終わりって時だったのに安定していた田舎の会社を休職して上京しちゃったのよさ。そんでもって、こっちの同系職会社にアルバイトで入ったら、一週間して専務に呼ばれて、「さっさと田舎の会社なんか辞めて、ウチの社員になれ!困った事があったら、面倒みるよ」って云われたから、浦安に部屋を借りて那奈年住んで、夢に御本尊様が現れたから砂町に引っ越して、♪あれから、16年♪ですよん。もう、23年もこっちに居るのね。

久しぶりに、無性に「M・Hさんコレクション」の「Sugar Babe」を聴きたくなったのは、例えば「解散ライヴ」での20分を超える「Sugar」なんてモンを聴いているのかは、CSで何度もリピートされて其のたびに何度でも録画してしまう、「第二期 ジェフ・ベック・グループ」のスタジオ・ライヴのせいなのだ。「オレンジ」からの曲を中心にした1972年の生演奏のグルーヴが、僕には「Sugar Babe」のライヴのグルーヴと同じに聴こえる。マジでソックリだと思う。いや、ジェフ・ベックだけじゃない、1970年代初期の洋楽からは、僕が子供の頃からリアルタイムで愛した日本一のバンドである「Sugar Babe」が鳴っています。サンタナだって、スティーヴィーだって、勿論、ビーチ・ボーイズからも・・・シリータなんて、ター坊そっくりじゃん!大瀧師匠もタツロー兄さんも大貫先生も、みんなみんな、僕を目くるめく「洋楽天国もしくは地獄」へと導いた大先生です。でも、あたくしは今でも「Sugar Babe」がイチバン好き。こーゆーファンって、アーティストにとって最も迷惑なのよさ。だって、大瀧師匠は兎も角として、あたくしにとっては、タツロー&ター坊は「Sugar Babe」以上のモンは、いつまで待っても創ってくれないんだもん、仕方ないじゃん。やっぱ、あたくしは永遠に「山下くんとター坊」が好きなのよさ。

其の点が、片瀬那奈ちゃんは徹底的に根本的に違うんだよナァ。「かたちん」は、いつもいつだって「最新作が最高傑作」なのよさ。そりゃ、1981年のター坊の渋公ライヴなんて聴いたら、切なくなって泣けてきちゃうけどさ。ター坊のライヴは、わざわざ仙台から東京まで遠足して観ていたもんナァ。だって、子供の時からひとりで東京に来てたもんナァ。おじさんやおばさんがみんなこっちにいるのに、なんで僕だけ誰もまわりにひとがいない雪山で犬と遊んだりテレビでアトムと話したりして育ったのか、サッパリ分らなかったもんナァ。おねえちゃんだって東京に住んでいるのに、ホントにふしぎだったナァ。コントキのコーラスは、エポと広谷順子さんだったよナァ。広谷さんって、片瀬那奈ちゃんのレコードでもコーラスをやられているんだよナァ。おんなじ匂いがするわけだ。な〜んだ、好きなモンって、那奈ちゃんが歌った通り、ぜんぶ「わっ」になって繋がっていくんだナァ。不思議だナァ。ねえ、みんなは、こんなわがままな僕たちの気持ちを、分ってくれるかい?


「THANX 4 Mr. 本田義高 from 64アんBlue/乱美論M」 (姫川未亜/小島藺子)



【「千秋万歳」まえがき INDEX】(2013年8月14日〜)

1.「第壱回・片瀬那奈・怪優グランプリ」INDEX 完全版
2.「怪優・片瀬那奈・進化論」外伝「大久保千秋は、謎のひと」
3.「時は来た!それだけだ・・・(仮題)」への助走
4.「時は来た!それだけだ・・・(仮題)」の正式名称決定!
5.「千秋万歳」制作現場に潜入リポート!でも、未亜たんは「愛の誘惑」に堕ちたでゴンスの巻
6.「千秋万歳」主要キャスト発表会に潜入!しかし、未亜たんはイコちゃん&ルナちゃんに翻弄されたザンスの巻
7.「千秋万歳」を、いつまでも刮目して待っていてね。
8.「那奈ヲタ今昔物語」#01
9.「すべての片瀬那奈ちゃんファンよ、時は来た!」


10.「Hey Marlene」
11.「那奈ヲタ今昔物語」#02「10年越しで出逢えたシスターへ」
12.「千秋万歳」は、既に始まっているのか?
13.「筒井先生の心痛が、少しだけ理解できました。」
14.「MW-777」
15.「WHO ARE YOU ?」
16.「ダウンタウンにくりだそう!」
17.「ROCKよ、今夜もありがとう」
18.「Tears Dry on Their Own」が「千秋万歳」主題歌に決定!
19.「美しい人たちよ!」
20.「あっちなっち 2013」

21.「シュガータウンは恋の町」



「MW-777」(小島藺子/姫川未亜/鳴海ルナ)




Hey GIRLS & BOYS 「KINASAI」

ARE YOU 「FUNKY」 ?






(小島藺子/姫川未亜)



空想格闘メタフィクション

「千秋万歳」

COMING SOON !



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posted by 栗 at 06:04| CHIAKI | 更新情報をチェックする