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2013年10月29日

「カンバンワー!!」
(「コピコン」復刻シリーズ)2006年10月22日

Rock & Roll Animal


片瀬那奈ちゃんの掲載誌を物色しに、神保町へ行きました。例えば、ヤフヲクの「片瀬那奈 本・雑誌」を検索すると200点くらい出品されているのだけど・・・

「あたくしが持っているのしか、無い!」
(「片瀬那奈ちゃん名言集」2003年7月13日 渋谷HMV トークショーより。)
【注】解説すると、片瀬那奈ちゃんは「お好きなハウスやテクノ系のコーナーもHMVは充実していますので、是非ご覧になって下さい」と云われてですね・・・「さっき、見たけど、あたしの持っているのしかなかったよん」とサラリンコと応えたのです!当時、片瀬那奈ちゃん若干21歳!あたくしは最前列ど真ん中で拝聴し、背筋が凍る様な戦慄を覚えました。(小島藺子・談)

てなわけでして、もはや昔のTV情報誌なんかの「ちっちゃな記事」目当てみたいな「ミクロちゃん」な世界になってしまいました。ついでにCD店にも寄ると、スティーヴィーの紙ジャケが再発されてたりもしたのだけど、なんで5点に「心の詩」が入ってなくて「ホッター・ザン・ジュライ」なんぞが混じってんだ?「心の詩」から「シークレット・ライフ」までの6作にしてはくれないか?あたくしは「心の詩」から「ホッター・ザン・ジュライ」までは「デジパック仕様・デジタルリマスター」で持っているんだよ。頼むから「シークレット・ライフ」を紙ジャケ、デジタル・リマスターで出してよ。アレだけ、音がしょぼいんだよん。それで、中古で「The Stevie Wonder Songbook」と「Natural Wonder」を見つけたので買いました。両方とも税込み1050円。安い。特に「Natural Wonder」は結構見かけないブツで2枚組なのにな。まさかスリムケースだから1枚モンだと勘違いして値段付けたんじゃないだろうな。

コンピ盤の方はカヴァーや楽曲提供曲を集めたシリーズもんで、ゴフィン&キングやレノン・マッカートニーとか色々出してる Connoisseur Collection シリーズね。「Key of Stevie」とか「Conception」も持ってるけど、ダブってもこーゆーコンピはついつい買ってしまうね。インストなんかも入っていて、また〜り聴けてなかなか良かったです。で、ライヴ盤を久しぶりに聴いてるんだけど(当時TVで放映したのを何度も観ました)、1995年のオーケストラをバックにした豪華なツアーからイスラエルと大阪の音源を使ってるので、いきなり最初の「dancing to the rhythm」(コレは、このライヴ盤でしか聴けない曲のはず)のエンディングで、

「ドーモアリガットー!カンバンワー!カンバンワー!」

にはズッコケます。が。当時の例のデモ音源集みたいな新作と比べて「おんなじひとの作品なのか?」と絶句するほど、オーケストラと絡む生バンド演奏とスティーヴィーのうたが、すぎょすぎですなぁ。これぞライヴの醍醐味って思いませんか?もうね、弦楽と絡むスティーヴィーの喜々とした歌声に、ただただやられちゃいますたーぶらすたー。90年代のスティーヴィーだって、ちっとも駄目じゃなかったんだよ。なーんてな。「西豪寺エレナ様物語」の前座で「ソウルを軽くテキトーに」語ってしまって、正直すまんかった。


(2006年10月22日)



いや、またまた大昔の記事を復刻しちゃって、「嗚呼、遂にイコちゃん&未亜たんは、大瀧師匠の如く隠居されてリマスターに専念となったか・・・。」と御心配されておられる「コピコン」同志諸君よ、そんなわけねーだろーっ。CSで、またしても「スティーヴィーのライヴ」から「サー・ポール特集」をやっているのよさ。「ルー・リードが死んじゃった」のよさ。マジで「時は来た!」ってえのに、隠居なんかしてらんないわよ。70過ぎた「サー・ポール」が「NEW」なんてぬかしていやがるんだぜ。何もかんも、ポールは背負っている。「お前さんの重荷は、自分で背負え!」と、ずっと大昔に云ったのに、結局はポールは世界中を背負って生きている。だから、引越ししてなかった「お蔵入り」の「500記事」を再生させているだけだよん。だって、もう此処は「コピコン」に回帰しちゃったんだもん。

「FUNKY」って、親友への「私信」だからさ、ほとんどこっちには移してなかったのですよ。勿体無いナァって思ったら、相手が「アレが面白かったんだから」って云ってくれたから、そんじゃ復刻するべって話です。僕は「コピコン」に書いた全ても「片瀬那奈ちゃんに関する記事」だと、自信を持って云えます。大切な「ともだち」へ向けて書いた「私信」だって、彼女が「那奈ちゃんは、未亜ちゃんの全てだもん!」って理解してくれたから書いた。そして、其れは全く間違っていなかったよ。ありがとう。これからも、お互いに頑張って生き延びようぜ。あたくしなんかより、キミの方がよっぽど此の世界には必要なのよさ。

ちなみに、今宵のMTVの「ポール・マッカートニー特集」は1時間番組だったけど、ポールだけに編集したら「20分」になっちゃったよん。残りの「40分」は、いったい何をやらかしていたのかしらん。別にお前さんたちに御託を並べられなくたって、こんな有料の深夜放送を観ているのは「ポール命!」に決まっておるでしょーが。サッパリ分っていないのよさ。御託はいらないから、ずっとずっと、ポールのPVとかライヴだけ流してくんねえかな?編集すんのが、面倒なのよさ。頼むよ、MTVちゃん。こっちとら、お金をお支払いして視聴しておるのよさ。スポンサー様とも云える「お客様」なのですよ。分っておるのかね?


初出「COPY CONTROL」2006-10-22 に加筆

「THANX 4 MY BEST FRIEND MAYAYA」 (小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 00:16| FUNKY | 更新情報をチェックする