NHK Eテレ 23:00〜23:25 (2013年10月23日に再放送予定あり!)
『おくのほそ道』
松尾芭蕉が記した「おくのほそ道」。俳句が随所に散りばめられた旅のドキュメントというイメージがあるかと思いますが、実はそうではありません。今回はその意外な姿に迫ります。伊賀に生まれた芭蕉は、武士の家に奉公人として仕えていた時に俳諧連歌に出会い、俳諧師になりました。俳諧とはもともと“滑稽”を意味し、上の句と下の句を複数の人が読みあうもので、遊びの要素が強く、芸術といえるほどではありませんでした。芭蕉は、この俳諧を和歌に匹敵する文学へと磨き上げようとしました。そして“蕉風”と呼ばれる独自の境地を開きます。これが後の俳句へとつながっていくのです。46歳の時、芭蕉はある大きな決意をします。古くから和歌に読み込まれてきた景勝地「歌枕」の宝庫であるみちのくを訪ね、理想の句を生み出そうとしたのです。その旅が「おくのほそ道」でした。
番組では、女優の内山理名さんが俳人の長谷川櫂さんとともに、芭蕉の足跡をたどり、その旅を追体験します。そして東京深川の芭蕉記念館をスタジオにして、司会の伊集院光さん、武内陶子アナウンサーと共に芭蕉の世界観を語りあいます。番組を見れば、あなたも必ず、旅に出たくなるはず。どうかお楽しみに!
第3回 宇宙と出会う
【ゲスト講師】 長谷川櫂(俳人)
【ゲスト】 内山理名(女優)
芭蕉が山形の山寺で読んだ句「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」。蝉の声がうるさいのに、芭蕉はなぜ「しずか」と表現したのか、そこから謎ときを始める。旅の後半、芭蕉の句はさらに進化していった。出羽三山に登った芭蕉は「天の入口に来たかのようだ」と記し、山中で句を読む。大自然の中で芭蕉が感じたものとは何だったのか?第3回では、芭蕉の宇宙観に迫る。
片瀬那奈ちゃんのレギュラー番組は「シューイチ」のみとなっておりますが、皆さん御存知の通り、那奈ちゃんは既に「2014年1月9日スタート!」のNHK木曜時代劇「鼠、江戸を疾る」の撮影に臨まれています。でも、ファンが其の御姿を拝めるのは三ヶ月後なのです。そんな時には「一生のともだち」である内山理名ちゃんが頑張ります!なのよさ。内山理名ちゃんは、なな、なんと、週に3本のレギュラー番組を怒涛の如く連発されております。無論、同時期に「ドラマ2本と此の番組で合計3本」なんて神業は不可能とも思え、実際にドラマ「雲霧仁左衛門」は放送前に撮影終了しています。でも、明らかに3本の撮影時期は被っています。流石は、片瀬那奈ちゃんの大親友ですよ。「那奈理名」とは「似て非なるもの」で、お互いに個性があります。然し乍ら、他の大多数と比較した場合には、まるで生き別れた双子の姉妹の如く共通点が余りにも多過ぎるのです。生年月日が全く同じだったり、学生時代の部活動とかも同じなんてレベルを超えて、正しく「テレパシー」が通じ合う他人を、お互いに初対面で感じたはずです。
僕は「那奈ちゃん&理名ちゃん」を、ずっと15年間、只ただ観て来ました。でも、自分なりに本気で「那奈理名」を追っかけた心算です。其れで、在る程度は解ったのよさ。あたくしは、運命なんて信じないけれど、確かに「偶然と云う必然」は在る。片瀬那奈ちゃんと内山理名ちゃんが出逢った様なことを、人は「運命」とか「奇跡」とか呼ぶのでしょう。でも、其れは「偶然」ではなく「必然」なのよさ。「こんなにも同じ感性を持つ同年同月同日生まれのふたりが、同じ習い事や部活を経験して、ほぼ同時期に10代中頃でスカウトされて芸能界へ入った」のだから、時期が前後しても、ふたりは確実にいつかは出逢っていました。そして、其の瞬間に、お互いに何も云わなくとも「見つけた!」と思ったでしょう。もう、ズバリ云いましょう。「那奈理名」こそが「赤い糸で結ばれた運命のひと同士」なのです。「那奈理名」は「完璧な理想のカップル」なのだけど、神様はイジワルだから、両方を同じ女の子にしちゃったのよさ。だからこそ「那奈理名」は面白いし、学ぶべき事が多過ぎるのですよ。僕は未だ、おふたりと同時に逢った事がありません。那奈ちゃんには数え切れない程に逢えたし、理名ちゃんにもたったいちどだけど逢えました。でも、もしも「那奈理名」と云う銀河系で最強の完璧なるタッグに出くわしたならば、時代劇で殿様が参上した時の平民が如く、土下座して拝むでしょう。いや、余りの神々しさに失神してしまうかもしれません。
(姫川未亜/小島藺子)
「HAPPINESS COLLECTION」HAPPINESSストーリー
「素敵な自己満足」内山理名
「100分 de 名著」NHK公式サイト