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2013年10月11日

「熟年離婚」ACT 4 再々再放送!

必殺必中仕事屋稼業 VOL.7 [DVD]


テレ朝チャンネル1 10:50〜11:50

ACT 4 「嫁V.S姑、ついに夫が倒れる」

片瀬那奈 as 豊原みどり


本日も、2005年に片瀬那奈ちゃんが「みどりちゃん」を熱演された怪作ドラマ「熟年離婚」がCSで放送されます。えっとですね、まだ「スカパー!無料期間中」なので、CSが受信可能な方々は試しに録画予約をしてみて下さい。最近のHDDでBSを受信し録画可能な環境ならば、普通に視聴出来るはずなんだけどナァ。奇想天外な「豊原幸太郎」の「35年の結婚生活と同じ程の重い2ヶ月間」を描いた「熟年離婚」は、あくまでも幸太郎が述懐した記録であります。ゆえに、第3話で末娘である「みどりちゃん」が得体の知れない金髪野郎に孕まされたと知って狼狽し捲くったのにも関わらず、つづく第4話では山梨から母親がやって来ててんやわんやの大騒ぎ!と、如何に幸太郎がトンでもない状況に追い込まれたのかが、そして其のあらゆる困難を如何にして打破したのかが、幸太郎の思い出として描かれていくのです。結局はポツンとひとりぼっちになってしまった幸太郎が、本当に彼が語る様な2ヶ月を過ごしたとは、あたくしには思えません。何もかもが全て「幸太郎の夢物語」だと考えた方が辻褄が合うのよさ。

「本当の幸太郎は、安アパートに一人暮らしの老人で、定年退職後にシルバー派遣会社に登録して様々な派遣仕事をやっていて、洋子が勤める佐竹社長のお店とか、律子&善三の経営する工務店とか、俊介と聡美の事とか、みどりと敦也の様子とか、沙織が講師の英会話教室などを仕事中にチラリンコと見かけては空想にふけるのが楽しみなのだ。其れで、ついつい唯一の派遣仲間である児玉と屋台で呑んで語ってしまった妄想でした」と思って「熟年離婚」を観賞すると、不可解な豊原家の年齢差問題も「嗚呼、幸太郎が勝手に選んだ理想の家族だからなのね」と物凄く納得がいきます。でも、背筋が凍る様なホラー作品になってしまうのです。2011年に公開され片瀬那奈ちゃんがチラリンコと御出演された映画「ジーン・ワルツ」の原作には続編があって、同年にNHKでドラマ化されました。其れは当時にココでも全6話を記録した「マドンナ・ヴェルデ」と云う作品で、主演は奇しくも松坂慶子さんでした。「ジーン・ワルツ」と「マドンナ・ヴェルデ」は、同じ出来事を「娘」と「母親」の視点で描いたもので、つまりは「藪の中」なのだけど、双方で語る内容が違っているばかりか、登場人物まで異なっているのです。

片瀬那奈ちゃんが演じたジャーナリストの「田中美紀」は、「マドンナ・ヴェルデ」には姿かたちもありません。逆に「マドンナ・ヴェルデ」で主要キャラである「母親とただならぬ関係になる中年男性・丸山」は、「ジーン・ワルツ」には名前すら出て来ないのだ。其れよりもあたくしが注目してしまうのは、「ジーン・ワルツ」で風吹ジュンさんが、「マドンナ・ヴェルデ」で松坂慶子さんが、それぞれ演じられた「娘の代理母となる母親の役名」が、なな、なんと「みどり」だと云う衝撃の事実です。ドラマ「熟年離婚」で片瀬那奈ちゃんが演じた「みどり」は妊娠して、最終回では大きなお腹の妊婦姿を初めて披露されました。其の時に母親役だった松坂さんが「みどり」役で娘の代理母となる!コレは単なる偶然なのでありましょうかしらん。ちなみに、映画「ジーン・ワルツ」での主役は「娘の理恵」でして、演じられたのはアノ伝説の封印ドラマ「2001年のおとこ運」で片瀬那奈ちゃんが演じた「さくら」のお姉さんである「あたる」こと菅野美穂ちゃんでございます。


ACT 4 本放送:2005年11月3日
ACT 4 再放送:2013年9月16日
ACT 4 再々放送:2013年10月1日

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(小島藺子)



posted by 栗 at 11:47| ACTRESS | 更新情報をチェックする