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2013年09月23日

「熟年離婚」ACT 6&ACT 7 再放送!

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テレ朝チャンネル1 9:50〜11:50

ACT 6 「戻れない二人…離婚後の試練」
ACT 7 「揺れる心夫の後悔…妻の迷い」

片瀬那奈 as 豊原みどり


2013年9月現在でも「3連休も頑張り過ぎます!」と鬼神の如く働く「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんですが、CSでの再放送も相変わらず目白押しです。来月も此の世紀の怪作ドラマ「熟年離婚」のリピートを中心に、「GTOドラマスペシャル」や「ブラッディ・マンデイ」など、数々の名演が蘇ります。ズバリ云って「スカパー!」の基本パックを契約すれば、貴方のテレビは「片瀬那奈ちゃんねる」へと変貌しますよっ。全9話と通常の尺よりも短い「熟年離婚」は、次週で早くも最終回となります。つまり、本日に放送される第6話&第7話は後半なのですけど、「主人公・豊原幸太郎(渡哲也さん)」へ降りかかる災難は止まる所を知りません。本人も「父さんが動くと、余計に問題を大きくしてしまうから・・・」と自覚しているものの、やはり家長として家族が次から次へと大問題を抱える姿を見捨てるわけにはいきません。プライドも捨ててアタマを下げ捲くり、優しいお父さんへと変貌していく幸太郎。其れでも、どんなに頑張っても、幸太郎の苦難は続きます。「末娘・みどり」を演じた片瀬那奈ちゃんも、撮影当時に「日本のお父さんガンバレー!!」とエールを送っておりました。そー云えば「シューイチ」の一年目には、片瀬那奈ちゃんのキャッチフレーズは「お父さんの味方です!」だったナァ。

昨日は話題のドラマ「半沢直樹」が最終回との事で、昼に2時間半の第9話までのダイジェストを中心とした特番!最終回も25分拡大!と、TBSは「半沢祭り」で合計「4時間」近くやらかしておりました。イチオー録画したのだけど、特番をドラマのダイジェスト部分だけにして、最終回もCMをカットしたら(壇蜜さんのサントリーだけは残した)、合計で「2時間半」になっちゃったぞ。おいおい、残りの「1時間半」は何だったのでありましょうかしらん。最終回のオチも、予想していたとは云え、思いっ切り「続編へつづく!」だもんナァ。香川さん演じる大和田常務を土下座させる為に半沢は突っ走って来たので、土下座させちゃったから決着はついたのだろうけど、香川さんが土下座する時の芝居が大仰過ぎて笑っちゃったし、何だか映画「カイジ」も思い出しちゃったじゃまいか。面白かったけど、やっぱりラストが「つづく」じゃナァ。「カタセカイ住人」満載のキャスティングは何気にマニアックだったけど、何でいつも「ウエッティ」と「犬のお父さん」はセットなの?CMもドラマも、ずっと共演し捲くりじゃまいか。「熟年離婚」は、全9話ですけど、キチンと何もかも決着しますよっ。数字だって、高かったんだぞ。関東での平均は「19.2%」で、関西じゃ最終回が「30%」だったのよさ。しかも、底抜けに面白いドラマです。

定年退職した日に、突然に「妻・洋子(松坂慶子さん)」から「熟年離婚」を切り出された幸太郎は、「長男・俊介(徳重聡くん)」は司法試験を目指して浪人中なのに年上の子持ち人妻「聡美(桜井幸子さん)」と交際が発覚!「次女・みどり(片瀬那奈ちゃん)」は売れない自称ミュージシャンに貢いでいた挙句に避妊も虚しく妊娠!と、尋常ではない大問題に悩まされて来ました。そんなダメ息子とダメ娘に比べると「長女・律子(高島礼子さん)」は性格も自分に似たしっかり者で、既に「善三(西村雅彦さん)」と結婚し孫も産んでくれたので、イチバンのお気に入りの様です。善三が経営する工務店の倒産危機も去ったのだけど、なな、なんと、善三は出入り業者の美人従業員「奈緒(石川亜沙美さん)」と「ただならぬ関係」と発覚してしまうのでした。何ゆえ、善三がそんなにモテルのかは不可解ですが、ズバリ!浮気をしていたのだ。本日放送の第6話&第7話では「律子と善三の離婚問題」がメインとなります。自分が妻に一方的に押し切られて熟年離婚してしまったら、今度は可愛い長女まで離婚したいと云い出す!ズガーン!幸太郎でなくとも「一体、この家はどうなっているんだ?お前の躾がなってないから、子供たちが3人とも道を踏み外したんじゃないか!」と、洋子を怒鳴りたくもなるでしょう。しかし!洋子は全てを丸投げして、退職金の半額(おそらく数千万円か億単位)をゲット!して、まんまと離婚成立させて逃亡してしまったのだ。お父さん、ガンバレー!!

前回の第5話で、ついに熟年離婚した幸太郎と洋子ですが、第6話で新たな大問題が発覚!前述の通り、律子が尻に敷いている亭主・善三の浮気です。みどりは、幸太郎を敦也のライヴに招待しますが、律子と善三からはしっかりと三千円ずつ貰います。此の回は、みどりちゃんの声の調子が悪いですね。片瀬那奈ちゃんも若かったから、夜遊びの影響かしらん。またしても沙織(真中瞳さん)とデートをする幸太郎は、いきなりだナァとサンフランシスコへの旅行を誘われてドキドキ!洋子は佐竹社長(ウルトラマン80)に「渡辺洋子に戻りました!」と報告し、佐竹社長の目がギラリンコ!青山奈緒との密会を「佐竹社長との打ち合わせ」とすぐバレル嘘をついた善三は、律子に問い詰められます。幸太郎は求職活動を開始しますが、律子に「善三が浮気しているみたいだから、舞と二人で家に戻りたい。あたし、離婚するかもしれない」と泣き崩れられて大困惑!「律子・・・お前もか・・・」と絶句するのでした。洋子は母親の勘で律子の異変に気付き、幸太郎と聡美のバーで会います。「アノ(オレに似て気丈な)律子が、オレの前で泣いたんだ・・・離婚するかもしれん」と語る幸太郎。そんな心配を他所に、善三が性懲りもなく奈緒と逢っている現場を遂に律子が目撃!自分は壊れたバッグを大切にしていたのに、高級バッグを奈緒にデレデレして買い与えている善三に幻滅!愛人の奈緒は、堂々と律子に正面から挑み「奥さんにも原因があるんじゃないですか?」と言い放ち、律子姐さんは善三を張り手一閃!流石は「極道の妻」だっ!律子は娘を連れて、豊原家に出戻りするのでした。

一方、前夫のストーカー行為に悩む聡美と健志に見かねた幸太郎は、二人を豊原家に引き取る覚悟、決めました。其処へ律子と舞まで戻って来て、一気に豊原家は賑やかになりました。幸太郎は善三に会いに行き、コレ幸いと善三が律子との関係修復を頼んでいると、タイミングがバッチリ!で奈緒がやって来て、幸太郎は憤慨!「反省のない人間に、何を云っても無駄だったな」と善三を見捨てます。しかし、奥さんが高島礼子さんで愛人が石川亜沙美さんって、善三もなかなかやりますナァ。伊達や酔狂で、零細有限会社とは云え社長を務めてはおりませんねっ。聡美の前夫は、遂に豊原家に乱入!俊介は、男気爆裂!で真正面から対決し、追い返します。そんな息子の姿に、幸太郎もニンマリ。そして、俊介は遂に司法試験に合格!「こんな嬉しい事を祝わないでどうするんだ!」と幸太郎の号令で、家族でお祝いパーティーとなり、「反対したって、どうせ結婚するんだろ」と俊介と聡美の仲も認めた!幸太郎お父さん、折れ捲くって物分りの良いオヤジに大変貌だっ。そして、洋子もやって来た!でも、善三もやって来た!「律子、戻って来てくれよ!許してくれよ!」と嘆願する善三に、律子は「もう、離婚するって決めたんだから!」と拒否!

そこで幸太郎は「善三くんがアタマを下げて頼んでいるんだ。考え直せ」と諭すと、洋子に「善三さんは浮気したんですよ。律子は離婚したがっているんですよ」と口を挟まれ激昂し、「勝手に家を捨てて出ていったお前に発言する資格などない!お前はお前で好きにやれよ。その代わり、此の家の事には今後一切口を出すな!」とムキになり捲くりで宣言!みどりに「お父さん、云いすぎだよ!お兄ちゃんのお祝いの席なんだよ」と抗議されても「お父さんは、間違った事を云った覚えはない!」と返します。確かに、幸太郎は何ひとつ間違った事なんぞ云わない頑固者です。正論をぶちかまして、其れを身勝手な家族に疎まれていたのでした。でも、幸太郎は懸命に努力して折れた!なのに、どこまで続く地獄の苦難!嗚呼、幸太郎は一体どうすればいいの?悩める幸太郎がひとりぼっちでベランダでたそがれて、次回へつづく。第7話となっても、律子は豊原家に篭城中です。幸太郎は、ハローワークで求職活動の日々。洋子にはヨーロッパ研修の話が舞い込みますが、余りにも佐竹社長に優遇されているので同僚女性社員たちは「アノ二人、なにかおかしい」と疑惑を持ちます。善三は、幸太郎に律子との関係修復を頼むのですが、ガツン!と云われてションボリ。

幸太郎は、相変わらず沙織とデートを繰り返しますが、誘われた旅行には「古い考え方かもしれませんが・・・恋人同士でもない男女が二人っきりで旅行は・・・」と断ると、沙織に「じゃあ、恋人にでもなります?」とモーレツなアタック!で返されドギマギ!親友の児玉(小野武彦さん)にも紹介して、児玉も「堅物のお前さんに、こんな若い恋人が出来たとは・・・人生、何があるか分からないもんだナァ」とビックリ!小学生の娘の舞が嘘を付いてまで関係修復を望むので、律子が善三に会おうとした時、タイミング好く別れたはずの浮気相手の奈緒が押しかけていて、激しい嫁と愛人バトルへ!善三をボロクソに貶して去っていく律子を、奈緒に「あそこまで云われて、まだ奥さんがいいの?」と云われた善三は「僕には律子が必要なんだ!」と絶叫し、奈緒にピンタを喰らって関係終了!哀れ善三は、妻にも愛人にもひっぱたかれてしまいましたとさ。洋子が佐竹社長とデートし激烈なアプローチを受けている時に、偶然にも幸太郎と沙織が鉢合わせ!てか、幸太郎は英会話教室に行く日どころか年がら年中、沙織とデートし捲くっていますね。女遊びなどして来なかった堅物の幸太郎ですから、60歳になっての突然の「モテ期」到来にメロメロになりそうで不安です。

みどりがチケットを100枚も売って、たかがインディーズ・バンドなのに「みどりちゃんが捌いただけで30万円!」と健気すぎるサポートを受けた「敦也のライヴ」当日に、喜久枝(草笛光子さん)が倒れ幸太郎はドタキャン!関係修復を目論んで善三が来ています。幸太郎が来れなくなった事情を話し、妹やお腹の子供の事を真剣に考えてと訴える律子を、悪し様に鬱陶しがる敦也を見た善三が覚醒!ガツン!と敦也に意見して、律子も見直すのでした。みどりちゃんは身重なのに、ヒールを履いてそんなに走っちゃダメよ。倒れた姑のお見舞いに洋子は駆けつけ、喜久枝は詫びて幸太郎との復縁を促されるものの、洋子はキッパリと拒否!善三は夜の繁華街の路上で、大勢の通行人がいるのにも関わらず律子に土下座して復縁を嘆願!えっとですね、こんな場面を観て「シリアスなドラマ」なんて思えるわけないじゃん!しかし、律子は舞と家に戻る決意、固めました。幸太郎は洋子に「これからはお互い、それぞれの道をいく事になるな。元気でがんばれ!」と爽やかに握手して別れると、佐竹社長が駆けつけていて「僕が、あなたを支えていきます!」と猛然と洋子にプロポーズ!嗚呼、やっぱり二人は出来ていたんじゃまいか。で、つづく。律子と善三は元鞘で、俊介は合格し聡美との仲も認められました。しかし、肝心の「みどりちゃんの妊娠問題」は、どーなっとるのかね。次週の2話で完結するのに、ほったらかしの「みどりちゃん」が可哀相ではありませんか。どーやって、ヒモ男との決着をつけるのか?

どうなる?みどりちゃん!どうする?幸太郎お父さん!


ACT 6 本放送:2005年11月17日
ACT 7 本放送:2005年11月24日

「熟年離婚」INDEX


(小島藺子)



posted by 栗 at 11:37| ACTRESS | 更新情報をチェックする