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2013年09月17日

「月刊・未亜 リターンズ #130917」2013年9月実演号

In the Court of the Crimson King: 40th Anniversary Series


未亜:姐御!観ましたかっ、片瀬那奈ちゃんのライヴを。アレが那奈ちゃんの実力です!

イコ:あのさ、未亜たん、あたくしたちが行ったのは「ゲキ×ソニック!」ってライヴで、SKOMBとサイケデリック・ペインの対バンざんしょ。ゲストで登場したのは「かたちん」こと片瀬那奈ちゃんではなくて、魔界から蘇ったレディー・パンドラ様ですよ。ちなみに「SKOMB」は「新感線・冠・岡崎・メタル・バッテリー」の略なのよさ。中丸くんの「KAT-TUN」とおんなじね。

未亜:うんにゃ、やっぱりアレは姐御が預言した通りに「歌手・片瀬那奈☆復活祭!」でしたよ。どうですか、アノ素晴らしいステージング!歌は上手いし、ダンスも完璧で、MCは面白く、客いじりも巧みで、バカうけだったではないですか。

イコ:だったら「かたちん」には、あんなに女性ファンがいたのかよ。超満員の観客はほぼ全員が「サイケデリック・ペイン」の熱狂的な女性ファンだったじゃまいか。未亜たんは、さぞかし肩身が狭かっただろうね。よりによって、初日は「魁人ゾーン」の最前ブロックに行ってしまったしさ。

未亜:ええっ。そうだったの?でも、パンドラ様は「綾野剛くんファン」じゃなくて「魁人ファン」にも大好評でしたよっ。

イコ:女性ファンは、自分が支払ったチケット代の分だけキッチリとイベントを楽しもうとするのよさ。だから、SKOMBもノリノリで盛り上がったし、パンドラ様の事も内心は自分が贔屓のメムバーと馴れ馴れしくしていて気に入らなくとも「可愛いー!」とコールするのですよ。ま、其れを受けたパンドラ様も「食べちゃうぞ!」とか威嚇して、ステージとフロアでバチバチと「女の闘い」が繰り広げられていたけどね。

未亜:那奈ちゃん、じゃないや、パンドラ様は、悪魔のような振る舞いから一転してカワイコぶりっこな態度に変わったりして、面白いMCでしたよ。サイケデリック・ペインのメムバー全員と分け隔てなくステージで絡んでいたし、司会者としての経験も活かされていましたね。

イコ:だから、あーゆーパンドラ様の全方位外交が、女性ファンの嫉妬心を煽るのよさ。特にイチバン人気の「魁人ファン」は、パンドラ様がずっと昔から魁人とプライベートでも友達で、思いっ切り姐さん気取りで舎弟あつかいしているのを知っているから、ムカついて仕方がないのよさ。今回のライヴでも魁人に対して最も鋭いツッコミを入れ捲くっていて、完全に上から目線だったじゃん。それだけ、メムバーの中ではイチバン古くからの付き合いがあって、仲がいいって証明なのだけど、そんな「パンドラ様と魁人」の姿を見せ付けられたら、ジェラシーを感じない「魁人ファン」はいないざんしょ。

未亜:でも、俳優さんがやっているのにイケテル演奏で盛り上がったし、好かったですよ。

イコ:其れだって、会場では大盛り上がりだけど、一歩外に出た女性ファンの評価はシビアだぞ。曰く「やっぱり、マトモに演奏出来るのは準と翔太だけね。ギターとキーボードは、ほとんどSKOMBの助っ人にお任せだったじゃない。魁人なんて、カッティングしかやれないんだもん。俳優で忙しくてロクに練習も出来ないんだろうけどさ」とかボロクソに云っていたぞ。でも、事実だからナァ。女って怖いぞ。

未亜:そー云えば、ボキも片瀬那奈ちゃんの悪口を、特に初日の「魁人ゾーン」では開演前に物凄くいっぱいまわりで話しているのが聞こえた様な記憶もありますけど、ライヴが素晴らしかったので全て水に流しました。

イコ:お前さんは、初日にSKOMBで年甲斐もなくヘビメタのり全開で騒いじゃったから、ガス欠したヘタレじゃまいか。「かたちん」を観に行って「かんむり」でノッテ、どーすんのよさ。

未亜:だって、SKOMBは演奏も上手いし、面白かったし、ハード・ロックは血が騒ぎますよ。

イコ:おいおい、何だか「サイペは演奏も下手で、つまんなかった」って誤解を招くぞ。

未亜:な、なな、なにを訳が分からない世迷言を云いだすのですかっ。ボキが片瀬那奈ちゃんがゲスト・ボーカルで参加されたバンドをディスるわけがないでしょーが。邦衛のモノマネは姐御の担当でしょーが。ぜいぜいはあはあ・・・。

イコ:まーそーコーフンしないで。未亜たんは、「かたちん」じゃなくて「パンドラ様」だって、何万光年回おせーてあげたら覚えるの?まったくもう、甘ちゃんね。

未亜:ボキは、ブログにツールを使って疑惑のコメントを大量に投稿したりしませんよっ。でも、其れは誤解なんだ・・・

イコ:おやおや、今度はこないだまで夢中だった「あまちゃん」をディスるのか?

未亜:だから、誤解だって解説しようとしているではありませんかっ。そんなことより、片瀬那奈ちゃんを語りましょう。てか、今回の画像は何なのですか。

イコ:「サイケデリック・ペイン」と云ったらコレでしょ。今回の「ゲキ×ソニック!」も「シリーズ・エピタフ」だったし、客出しBGMは相変わらず「クリムゾン・キングの宮殿」だったぞ。最後にアノ曲を流されると物悲しくなっちゃうから止めて欲しいのよさ。サイペの女性ファンはキング・クリムゾンなんて知らないだろーから、カンケーないんだろーけどね。最後にみんなで手をつないで挨拶する時に、パンドラ様は敢えてイチバンはじっこに自ら行って目立たない様にして立派でしたね。でも、本番のライヴでは詩音を差し置いてステージのど真ん中でギンギンにノリ捲くりで歌っていて、そりゃもう目立ち捲くっていたんだけどね。なんてったって、パンドラ様には輝かしい「プロ歌手」としての経歴があるのですから、俳優の余技なんかに負けてらんないのよぉ!デカイ箱ばっかしか経験していないサイペなんか、まだ顔じゃないのよさ。SKOMBやパンドラ様みたいに、地道に小さい箱でドサ回りもやらなくてはいけませんよ。お前さんたちは、狭い名古屋のディスコのお立ち台で歌った事があるのかい?富士急ハイランドの野外ステージで歌った事があるのかい?パンドラ様はあるんだぞ。イベントでドサクサ紛れに武道館に立ったくらいで威張ってもらっちゃ困るのよさ。いっつもファンに囲まれているだけなんだから、完全なるアウェーの「ViVi night」でも歌ったパンドラ様よりも、十万光年を遥かに超えて打たれ弱いに決まっているわよ。

未亜:えっと・・・姐御がデジャヴした上に何やら本格的にディスり出したから、このへんでお開きにしませんか。

イコ:なによ!これから面白くなるトコなのに、コノ、バカ未亜たん!


「サイケデリック・ペイン」INDEX(完全版)
「片瀬那奈がきこえる INDEX」


予告!当然ですが「レディー・パンドラ歌唱全曲解説(改訂版)」をやらかします。


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 01:27| MIAMIA | 更新情報をチェックする