「怪優・片瀬那奈・進化論」を再開したばかりなのですけど、次回の「レディー・パンドラ/ミツコ」篇は、一ヵ月後に書く予定です。と申しますのは、皆さま御存知の通り、来る「2013年9月14日(土)、15日(日)」に「レディー・パンドラ復活祭」が決定しているからです。其の勇姿を目撃してからでなければ、「レディー・パンドラ/ミツコ」篇を書くわけにはいきません。ココでは「レディー・パンドラ復活祭」と称していますが、正式には「series epitaph vol.1 ゲキ×ソニック!」と云うイベントです。演劇から飛び出した「Shinkansen Kanmuri Okazaki Metal Battery」その名もSKOMB(スコンブ)!と「サイケデリック・ペイン」が「対バン」して、片瀬那奈ちゃんは「レディー・パンドラ」として「サイケデリック・ペイン」の「ゲストボーカル」での参加が予定されております。チケットは絶賛発売中なので、是非とも足を運んで頂きたい!片瀬那奈ちゃんが公の場で歌うのは「大事件」です。設定上は「レディー・パンドラ」となっているものの、此のイベントは「歌手・片瀬那奈の復活祭」でもあるのよさ。
「土日の連チャン」って事は「かたちん」は「シューイチ」を挟んで、寝るヒマもありませんナァ。テンションがレッドゾーンを超えた「かたちん」が降臨するのは確実だっ。こりゃ、観るしかない!ざんしょ?2回とも買っても「サー・ポール・マッカートニー来日公演」を1回観るよりも、ずっと安いよっ。あたくしは「女子マネちゃん」ではありませんので、宣伝はコレくらいにしておきますけど、まだチケットが買えるみたいだから老婆心ながら「のっぽのサリー」しちゃいました。ところで、サー・ポールの来日公演チケットって、まだ「一般発売(9/14)」の一ヶ月近く前だと云うのに、トンデモな事態になっていますね。ヤフオク等での「天井知らずに高騰する売買」って、ズバリ云って「ダフ屋さん」と変わらないんじゃないのかしらん。てかさ、何の為にチケットに個人名が刻印されているのかが、サッパリ分かりませんよ。あたくしの手元にあるチケットには「かたちん」も「サー・ポール」も、思いっ切り「あたくしの戸籍上の氏名」が記載されちゃっているのよさ。コレって「転売禁止!」だからなのでしょう?なのに、平然と公に転売されているのかが、全く理解できません。転売屋さんは足がつかない様に「偽名で購入している」のかしらん。
大昔の噺なのだけど、あたくしの田舎ではチケットは販売されていなくて、商店街で何千円か買い物するとオマケで付いてくるってシステムでした。そもそも「ロック不毛の地」と呼ばれていた東北ですから、子供の頃にはベンチャーズとスージー・クワトロしか来てくれなかったのよさ。スージーは、何故か普通にチケットが買えたから行ったけどね。そんでもって、NHKの朝ドラ「マー姉ちゃん」で「田中裕子ちゃん」のファンになって、田舎に文学座のお芝居が来るって云うから、生まれて初めてプロの演劇を観ようと思ったのよさ。そしたら「毎月いろんな演劇を県民会館でやりますから、年間会員になって下さい」と云われて、あたくしは「いえ、あの、今度の文学座の「結婚披露宴」だけ見たいんですけど・・・」と返したら、「会員になって頂けないのでしたら、観れません!他にも沢山すばらしい舞台が予定されていますから、是非どうぞ」と説得されて、結局は会員になって、文学座の舞台「結婚披露宴」を観たのです。いや、あたくしは単純に「田中裕子ちゃんを観たかった」のだ。舞台は面白かったし、今にして思えば凄い役者さん達が揃っていたのだけど、あたくしは新人の「田中裕子ちゃん」に夢中でした。当然乍ら、会員は其れだけで退会したのだけど、何ゆえ年会費を払わされたのかが未だに納得いきません。年会費を払った上で、公演ごとにチケット代も払うって仕組みだったのよさ。
次に「田中裕子ちゃん」と逢ったのは、彼女が女優として確固たる地位を築いたのに、何故か「歌手」になってライヴをやらかしていた時です。確か「Mステ」を見ていたらジュリーが「(裕子のライヴは)次は、仙台なのでよろしく!」とぬかしやがったので、「コレは行かねばならぬ!」とチケットを探したらレコード店のショーケースにあったのよさ。ところが、目の前にあるのに売ってくれないのよさ。其れで「田中裕子さんのライヴのチケットをペアで欲しいのですけど・・・」と云ったら、店員さんは「コレは売り物じゃないんですよ。でも、田中裕子さんのレコードを買ってくれたら特別に2枚プレゼントしますよ」と平然と云い放ったのでした。あたくしは最新アルバムを買ってチケットをゲットしライヴへ行ったのだけど、何だかモヤモヤした気分でした。そんな過去を思い起こせば、普通にチケットを買える今は好いのかもしれませんね。でも、片瀬那奈ちゃんの歌手時代のライヴも、ほとんどがCDのオマケとか、雑誌やラジオの抽選で当たったとか、いきなりだナァとマネジャーからの直電で「いつも応援して頂いているので、明日(平日の午後4時開始!)なのですけど、是非とも、片瀬の応援に来て下さい!」と誘われたとか、何だかよく分からない方法で観ていた気もするのだけど、ま、いっか。
(小島藺子)