ファミリー劇場 1:00〜2:37
第三話「婦警盗撮ストーカーの罠」(2002年10月31日)
第四話「夏実がH!? 狙われた婦警」(2002年11月7日!)
本放送:2002年10月17日〜12月12日、全9話 毎週木曜日21:00〜21:54 テレビ朝日
「平均視聴率 9.1%」
片瀬那奈ちゃんがオープニングテーマ「GALAXY」を担当された、2002年のドラマ「逮捕しちゃうぞ」の再放送が続きます。でも、未だ今宵に再放送される第三話でも第四話でも、片瀬那奈ちゃんの名前はシークレットとなっています。第四話は、片瀬那奈ちゃん「21歳のお誕生日」に本放送されましたので、其のタイミングで明かして欲しかったのですけどね。片瀬那奈ちゃんの歌手デビューが研音サマから公表されたのは「2002年11月12日」です。ゆえに、第五話(2002年11月14日 本放送)でようやく片瀬那奈ちゃんの名前と曲名がクレジットされるのです。「しょこたん」こと中川翔子ちゃんは、内山理名ちゃんがゲストだった「ウチくる !?」(2011年10月16日 放送)で、在ろう事かメインゲストである内山理名ちゃんを差し置いて、親友として登場した片瀬那奈ちゃんにメロメロになり、「はたちで、ギャラクシーですよっ!」と絶叫しました。前述の通り、「GALAXY」が正式に片瀬那奈ちゃん名義で公表された時に、片瀬那奈ちゃんは21歳になっていたのですけど、覆面歌手として♪だんだんだんどぅりどぅりだんだん♪が流れ始めた時には、確かに二十歳だったのだ。あたくしは、其の発言で「やっぱり、しょこたんは筋金入りの那奈ヲタ同志だ」と確信しました。
「しょこたん」が「那奈ヲタ」だと知ったのは、片瀬那奈ちゃんがニュージーランドへ弾丸トラベルを敢行した「週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー」(2008年4月26日 放送)でMCを務めていた「しょこたん」が「あたしも、片瀬那奈サマの大ファンで、雑誌を切り抜いてファイルしているんでございます」なんぞと口走った時です。カミングアウトして、♪あれから、三年♪、遂に憧れの「かたちん」を目の当たりにした「しょこたん」は、大コーフンしてしまい、「片瀬那奈サマが掲載されている雑誌は三冊買いしております!」とか完全なる真性「那奈ヲタ」発言をぶちかまし、ナベプロの大先輩で片瀬那奈ちゃんと「シューイチ」でタッグを組んでいるヒデちゃんも呆れさせてしまったのでした。「しょこたん」の大暴走へ拍車をかけたのは、ドッキリ企画として「GALAXY」のPVが流されたからなのだけど、間髪入れずに「買った!」と反応し、前述の発言となったのであります。そー云えば、現在「貯金が一億円あるから、ほとぼりが冷めるまで五年くらい遊んで暮らす」なんぞとぬかしている人もリポーターとして出ていましたね。貴女は其れでええかもしれないけど、共演された「那奈理名」の再放送が封印されちゃうかもしれないので、他人様に迷惑が掛からない様にして頂きたいです。
封印と云えば、此の「逮捕しちゃうぞ」も第六話が欠番になっております。其の件に関しては、六月の再放送時にも言及しましたが、きっと明日も恨み言をグダグダと書くと思います。何ゆえ、ボブ・サップ如きにそんな権限を与えたのよさ。其れは兎も角といたしまして、今宵も片瀬那奈ちゃんの♪だんだんだんどぅりどぅりだんだん♪に乗せて、11年前の「みーたん&原さっちん」が婦警さんで大活躍します。後の「美人女優・伊東美咲さん」とは全く違い、当時の「みーたん」は「コメディエンヌ路線」で、何度も語ってまいりましたが「かたちん」が「謎の沈黙」に入ったので、うっかり転びそうになった程に魅力的でした。「インセント」から「研音」との経歴も同じでしたから、転んでもいいのかしらん?と思っていたのよさ。「原さっちん」は、美貌が現在でもほとんど変わっていないですね。そりゃ、ボブ・サップも惚れるわ。お気楽なコメディ・ドラマなのだけど、やっぱり、一茂を主要キャラに起用した事への「見当がつかん」感が引っ掛かります。ソープでも天山でもサップでも、単なるゲストなのだから別に構わないのですけど、何ゆえメイン・キャストに一茂なのよさ。
あたくしは、もう11年も前の事なのですが、ドラマ「逮捕しちゃうぞ」の制作発表会で原作者である藤島康介さんが「長嶋一茂さんに期待しています」と投げっ放しに云ったのを、鮮明に記憶しています。其の瞬間に「ダメだ、こりゃ」と思ったのだけど、覆面歌手扱いとは云え片瀬那奈ちゃんが主題歌を担当するのだし、「みーたん&原さっちん」も憎からず想っていたので観ていたのです。いえね、一茂の演技がそんなに酷いとも思ってはいないのです。でも、「一体、この人は何がやりたいのかしらん」と、結局は、ナンシー関師匠が「何を考えていて、何を考えていないのか、やっぱり見当がつかん。」と二十年も前に預言されたと同じ「モヤモヤ感」が未だにあるのだ。そんな一茂が、第四話では冒頭で在ろう事か、伊東美咲サマとお互いに全裸でベッドで目覚めると云う「トンデモな役得場面」まで演じておるのだ。何故だ?どーして、伊東美咲サマと原沙知絵サマが「一茂」如きを巡って「三角関係」で不仲にならなければならないのかが、サッパリ見当がつかんぞ。二世タレントは沢山いますが、一茂のポジションは独自です。確かに国民栄誉賞を得たヒーローの息子なので同じ野球道で世に出た。然し、其の入団会見では前述の通り「うちの父も野球をやっていたんですけども」なんぞと「そんなの誰でも知っているじゃん!」とツッコミを入れたくなる発言を、平然とぬかしたのです。
父を超えようと奮闘するも夢破れた課程を「三流」と云う自虐的なタイトルで発表し、向ったのは何故か俳優なのかコメンテーターなのかよく分からない芸能人。確か、空手もやっていて、あたくしの大好きな格闘技に関しても色々と語っておりました。ヤクルトに入団したのに、父親がジャイアンツの監督に復帰したらトレードされちゃうってトコからして、ご自身も語る通りの「温室育ち」なのでしょうけど、本当に何をやりたいのかが全く分からない人です。例えば、小泉孝太郎くんは、先祖代々受け継ぐ政治道は弟に任せ、彼なりに一生懸命に俳優として生きてゆこうと努力しています。あたくしは、彼が片瀬那奈ちゃんと共演されたドラマ「カエルの王女さま」にエキストラ参加した時に、偶然にも彼の隣の席に座る事になって、誠実な人柄に触れて印象が変わりました。てか、本当に育ちが好いボンボンってこーゆー風に礼儀正しくって「金持ちケンカせず」なのだナァ、と実感しました。たぶん、一茂に逢っても同じ様に「いいひとだナァ」と感じるのかもしれません。偉大な父親を持って苦悩した気持ちなんて、到底あたくしには理解出来ないし、知りたくもありません。だって、父親は誰にとっても偉大なのよさ。其れが、ジョン・レノンだろうが、長嶋茂雄だろうが、天才バカボンのパパだろうが、名もなきオヤジだろうが、変わんないでしょ。勿論、母親も偉大なのですよ。そんな事を重く語るなんて、ちゃんちゃらおかしいわよ。
「GALAXY」INDEX
「片瀬那奈がきこえる INDEX」
(小島藺子)