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2013年07月20日

「もっと!CDラジオで聴くビートルズ」第20回

Stage


片瀬那奈ちゃんが第8話にゲスト出演される2010年のドラマ「ハンマーセッション!」が一挙放送中ですが、あたくしのテレビでは「グラムロック」が映っております。そうそう、片瀬那奈ちゃんが歌い踊る「レディー・パンドラ復活祭」は、やはり色んなトコで先行予約抽選が行われておりますよ。一般発売まで待っていたのでは、間に合わないかもしれません。あたくしは既に初日はゲットしましたが、二日目も様々な先行抽選に応募いたしました。「レディー・パンドラ」が御活躍された舞台「サイケデリック・ペイン」と云えば「グラムロック」から多大な影響が感じられました。本日、CSの洋楽専門チャンネル「ミュージック・エア」では、「デヴィッド・ボウイの1978年ライヴ」!「グラムロック特集」!そして「T-REXのスタジオ・ライヴ」!が放送されております。あっ。今回が連載「第20回」なのは、「サー・ポールがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」が「第19回」だからです。

上手い具合に、「ハンマーセッション!」で「エロス」がゲストの第7話と「かたちん」がゲストの第8話とはバッティングしていないのだ。1978年のデヴィッド・ボウイの、なんと神々しくも美しくカッコイイことよっ。あたくしは、十代にこんなトンデモなもんを観てしまったのだ。そりゃ、ロック莫迦になるしかないざんしょ?おっと、「TVC 15」じゃまいか。あたくしは、勝手に此の曲を「イコちゃんのテーマ」にしているのです。1970年代中期あたりから、デヴィッド・ボウイは黒人音楽に傾倒し、ファンキーなノリになりました。ジョン・レノンと共作した「フェイム」なんかも滅茶苦茶カッコイイのですよ。中性的なビジュアルやパントマイムを取り入れた演劇的なステージは、多くのアーティストに多大な影響を与えました。ケイト・ブッシュなんか、同じ先生にパントマイムを教わった程のボウイ・フリークです。そう云えば、「サイケデリック・ペイン」の音楽を担当した人も「バンドの名前までショートケーキしちゃった」んだっけナァ。あたくしは布袋さんの事をよく知らないけれど、憧れのデヴィッド・ボウイとステージで共演したと云うだけで立派だと思います。かつてエアロスミスがようやくライヴでトリを取れる程に売れた頃、前座に出ていたジェフ・ベックが飛び入りし「トレイン・キャプタ・ローリン」を共演してくれたら、ジョー・ペリーは感激して泣いてしまったそうです。きっと、布袋さんも泣いたのでしょうね。

個人的には、やっぱ「1970年代のデヴィッド・ボウイ」に深い思い入れがあります。リアルタイムで衝撃を受けたのは、1977年の「LOW」でした。其れまでは、ビジュアルから判断しちゃって「コノ人って、あっち系?」と敬遠していました。だってさ、子供だったんだから「こんなに綺麗でお化粧している男の人は、絶対にアレだ!」としか思えなかったのよさ。「ハンキー・ドリー」のジャケットをレコード店でうっかり見てしまったら、いたいけな子供はそう思うざんしょ?でも、FMでカッコイイ曲(「ビー・マイ・ワイフ」)を聴いて、ぶったまげたのです。来日公演(NHKの「世界のワンマンショー」だったと思う)をテレビで観て、完全にノックアウトされました。おやおや、今度は「グラムロック特集」になって、いきなりだナァとホンモノの「20世紀少年」が登場ではありませんか。今年の「Message 2013」でも鳴り響くのかしらん。ホラね、思いっ切り「かたちん」と関係がある噺ざんしょ?あたくしが書く「一見、片瀬那奈ちゃんと無関係と思われる記事」の、どこが「枝葉」なのよさ。いや、「枝葉」と思われてもいいのよさ。

「核は片瀬那奈ちゃんで、そこから色んな枝がニョキニョキと生えているって感じです」(かたちん声で)ってのが、「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」なのよさ。


(小島藺子)



posted by 栗 at 15:23| FAB4 | 更新情報をチェックする