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2013年07月17日

「美男ですね」第5話再々再放送&第6話再々再放送&第7話再々放送

てっぱん 完全版 DVD-BOX3<完>【DVD】


TBS 13:55〜16:53

「マジでキスした!?」
「彼女は俺のモノだ」
「運命のキスと奇跡の告白!!」


片瀬那奈 as RINA


本日も、片瀬那奈ちゃんが2011年に「RINA」を演じられたドラマ「美男ですね」の一挙再放送が続きます。主役の「美男(ホントは美子)」役の瀧本美織ちゃんは、2010年下半期のNHK連続テレビ小説「てっぱん」の主役に抜擢されてブレイクしました。「美男ですね」の劇中で披露する歌声はなかなか本格的です。其れも其のはず、瀧本美織ちゃんは2003年にエイベックスから「SweetS」のメムバー「MIORI」として若干11歳で歌手デビューしていたのです。2006年に歌手を辞めて、修行した後に2010年に女優デビューとなりました。2003年〜2006年にエイベックスで歌手と云ったら、限りなく「歌手・片瀬那奈(2002年〜2005年)」と重なっていて、エイベックスのコンピレーション盤「Girl's BOX 〜Best Hits Compilation〜」(2005年)では、「NANA KATASE」と「SweetS」が名を連ねていました。同じレコード会社所属で同時期に活動していたのですから、片瀬那奈ちゃんと瀧本美織ちゃんは当時から面識はあったと思えます。「美男ですね」での「RINA」と「美男(ホントは美子)」の「姉妹の様な情愛」は感動的ですが、長い歴史があったがゆえ、だったのかもしれません。

ドラマの再放送に関しては、ココは「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」ですので、片瀬那奈ちゃんが演じられたキャラクターが「本放送時から如何にカットされたのか?」を検証しております。でも、他の場面も再放送ではカットされていますし、番宣テロップが始終画面に表示されています。そんな中途半端なカタチに満足出来ない視聴者の為に、わざわざ「DVD箱」の宣伝まで御丁寧にデカイ表示で出てきやがるのでした。ところが、市販されるDVDやBDってのが曲者でして、テレビで本放送されたオリジナルとは異なっています。楽曲版権関連でBGMが変えられたりするのは定番ですけど、在ったはずの場面が消えてしまったり、一話丸ごと欠番になったりもします。片瀬那奈ちゃんが御出演された作品では、2006年に「怪優開眼」のキッカケとなった「小早川伸木の恋」が、DVD箱では「ディレクターズ・カット」なんぞとぬかして、初回冒頭で大暴れする「片瀬那奈ちゃん演じる小早川妙子の狂乱場面」を全て無かった事にしやがった愚挙が忘れられません。挙句に特典映像は「フジテレビ・アナウンサーの座談会」を収録しやがり、わざわざDVD箱まで買うファンを愚弄しすぎた「最低最悪の商品」でした。

然し乍ら「プロゴルファー花」や「闇金ウシジマくん」や「匿名探偵」などのDVD箱では、同じ「ディレクターズ・カット」でもカットするのではなく、テレビでは放送されなかった場面も加わっており侮れません。さて、「美男ですね」の再放送に話を戻しましょう。本日も「ぴんとこな」の番宣テロップがずっと表示され、CM明けには「特番L字テロップ」が被り、カットありの短縮版で三話連続放送です。第5話での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんの登場場面は、序盤での「馬渕マネに肩を揉ませる女王気質全開!」と「美男(ホントは美子)ソロ・デビュー曲のPV撮りでの楽屋でチラリンコ」のみです。無事に「ノーカット」でありましたが、僅か二分足らずなのですから斬られたら「かたちん」もシオシオのパー!で、アキちゃんみたいに実家へ帰ってしまいます。当然、女子マネちゃんが「ユーサクの長男」みたいに迎えにゆくのでしょう。でもアキちゃんは実家が遠い三陸だけど、「かたちん」の実家は普通に近い江東区ですから感動も薄いかもしれませんよ。ゆえに、いざと云う時に「かたちん」はママの実家がある青森県まで逃亡しなければなりません。そうすれば、駆けつける「女子マネちゃんの愛」も深い感動を呼ぶでしょう。

「かたちん」が出て来ないので、必然的にあたくしの視点は「主人公」へと向かいます。其れは繰り返しますが「美男(ホントは美子)」でも「廉」でも他の誰でもなく、「究極の噛ませ犬・柊」です。「美男(ホントは美子)」を愛しているのに、「廉」のお誕生日にケーキを用意しようとするのを知らんぷりして「恋のアドバイス」してしまい、放心状態になる「柊」の「おひとよし」ぶり!更に、「美男(ホントは美子)」が母親にお誕生日を忘れられて傷心の「廉」を抱きしめて慰める現場を、「ストーカー気質」全開!で目撃し涙目で呆然と立ち去る「柊」の「何も出来ずに敗れ去る見事な負け役」には、憐みの涙を禁じえません。何故、神は「柊」をこんなにも苛めるのでありましょうかしらん。いえいえ、まだまだなのだ。幾度と無く叩きのめされても「柊」は七転び八起きで立ち上がります。永遠に叶わぬ恋と知りつつも、「柊」は「美男(ホントは美子)」を諦める事が出来ません。最早、視聴者も「美男(ホントは美子)」と「廉」が相思相愛である事は承知しているのですから、どー考えても「柊」に勝ち目などない!其れでも「柊」は立ち上がるのです。其れは何故か?其れは「何度も更に強烈な打撃を喰らい、マットに這いつくばる」ためなのだ。

第6話での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんの出番は、コレまでもカットされた事がありません。でも、昨日の様に「在り得ないカット」もあるわけで、安心は出来ません。流石にジャニーズの大先輩を「大物ゲスト」として迎えた楽屋での「トリプル・シンゴ」場面(最も後方でリアクションする「かたちん」に注目!)と終盤のクライマックス場面ですので斬れず、無事に「ノーカット」でした。ところで、「NANA」を演じる「こじはる」にヒールは似合いませんナァ。「無理して悪役を演じさせられている」としか見えないので、素顔はきっと「イイコ」なのでしょう。他の「AKB48」メムバーに演じさせた方が好かったんじゃまいか?いえ、他意はございません。「真の主役」である「柊」は、大きな賭けに出ます。「NANA」に脅迫され、女の子である事を満座の前で明かそうとする「美男(ホントは美子)」を庇い、勝手に「オレの彼女です!」と宣言します。「美男(ホントは美子)」へは想いが伝わらないものの、「廉」に対してはハッキリと「恋のライバル宣言」をぶちかますのだ。さあ、盛り上がってまいりましたっ。

続く第7話では、冒頭から「奇妙な現象」が起こります。第6話のラストで「いえーい!社長」のそばに座っていたはずの「RINA」さんが消えてしまったのだよ。同じ場面なのに、何ゆえ「RINA」さんはいなくなったのでありましょうかしらん。更に、大事になったと馬渕マネや社長が楽屋へ行くのに、何故か「RINA」さんはいません。コレは再放送でカットされたのではなく「かたちん」自らが本放送時からカットしてしまったのだ。此の場合、「美男(ホントは美子)」のソロ・デビュー曲「alone」PV試写会場面は、二日に渡って撮影され、片瀬那奈ちゃんは「一日しか参加していなかった」と考えるのが、最も論理的でしょう。不可思議な退場をした片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」さんですが、第7話の中盤で再登場してからは見せ場が待っております。「RINA」が「NANA」に唆され、「美男(ホントは美子)」に女の子メイクを施し「柊」に逢わせるものの、パパラッチに気付かれた「美男(ホントは美子)」の大ピンチを救うために必殺の「どすこいアタック(ちなみに、コレは片瀬那奈ちゃんのアドリブです!)」を炸裂させて守ります。些か「マッチポンプ」なのだけど、「RINA」さんは「心優しい頼れるおねえさん」です。

無論、重要シーンなので「ノーカット」でございました。第7話での片瀬那奈ちゃん、いやさ、「RINA」さんは、髪をセミロング風にしていて、此のドラマの撮影後に実際に断髪される予行練習をされていた様にも感じられます。さてさて、主人公の「柊」は、「美男(ホントは美子)」に「好きな人に逢わせたいから、来てくれないか?」と誘い、「オレが好きな女性は、ラヴュー、キミさーっ!」と「美しい愛の悲しみ」をぶちかまそうと画策します。然し!おひとよしの「柊」は「廉」を挑発し、焦った「廉」は「美男(ホントは美子)」に強引にキスをして引き止め、益々ふたりの仲は大接近してしまうのだ。またしても待ちぼうけを食わされた「柊」は遂に「オレは忘れられたのか?オレがどんな気持ちで待っていたと・・・」と「美男(ホントは美子)」に怒りをぶちかまそうとするも思い留まり、切々と「美男(ホントは美子)」への想いを語るのだけど、天然の上に「廉」に「ゾッコン☆LOVE」状態の「美男(ホントは美子)」には全く真意が伝わらない!

挙句の果てに前述の通り「NANA」の策略で「RINA」さんが「絶好の告白のチャンス」を作ってくれたのに、在ろう事か「柊」は「お前は、廉が好きなんだろ?」と云ってしまった!其れに即答で「美男(ホントは美子)」が「柊さん、気付いていたんですか!」と返されてしまった!更に「柊」の「廉に、気持ち伝えなくていいのか?」との問いに、「美男(ホントは美子)」が「いいんです!A.N.JELLの美男は男ですから!」とまで云われてしまい、心の底から「美男(ホントは美子)」が「廉」を愛していると分かってしまい、告白すら出来ずに自爆してボロボロになった「柊」が虚ろな表情で立ち去る場面は、余りにも惨めです。ココまで打ちのめされたのですから、最早「柊」は潔く敗北を認めたと思われました。然し!強靭過ぎる打たれ強さを持つ「柊」にとって、まだまだこんなもんじゃノックアウトされるわけにはゆかないのだ。明日の再放送三話連続(第8話、第9話、第10話)は、倒されても倒されても立ち上がる「柊」の「最終決戦」が観れます!明後日の最終回なんぞは、オマケに過ぎません。是非とも、「柊」の不屈の闘魂をお見逃しなく!あっ。「かたちん」演じる「RINA」さんもよろしくね。


「第5話」本放送:2011年8月12日
「第5話」再放送:2011年8月26日
「第5話」再々放送:2012年7月26日
「第6話」本放送:2011年8月19日
「第6話」再放送:2011年8月26日
「第6話」再々放送:2012年7月27日
「第7話」本放送:2011年8月26日
「第7話」再放送:2012年7月27日

「美男ですね」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト


posted by 栗 at 16:53| ACTRESS | 更新情報をチェックする