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2013年07月16日

「美男ですね」第2話再々再放送&第3話再々再々放送&第4話再々再々放送

てっぱん 完全版 DVD-BOX2


TBS 13:55〜16:53

「恋の初ライブ!!」
「切なすぎるキス…」
「告白!!届け…切ない片想い」


片瀬那奈 as RINA


片瀬那奈ちゃんが「RINA」を演じた2011年のドラマ「美男ですね」の再放送は、本日からは「三話連続!」でございます。尺は約三時間!と、午後は「美男ですね」にお任せ状態ですが、思いっ切り「ショムニ」再放送とバッティングしております。あたくしの記憶が正しければ、本日に再放送される「ショムニ」第三話は、宝生舞さん演じる「丸橋梅」が初登場した回ではありませんか。片瀬那奈ちゃんは「ショムニ 2013」に「壇上みき」役で新たに加わりましたが、其れだけではなく、宝生舞さんとは、片瀬那奈ちゃん初の連続ドラマ出演作である「天国のKiss(1999年)」で共演されていたじゃまいか。「バッティング女王」は、女優を引退された宝生舞さんが蘇る再放送すら潰すのですかっ。「かたちん」が「ブラマン」で「宝生小百合」を演じた時に、あたくしは宝生舞さんを思い出したのに、あんまりな仕打ちだっ。未亜たんも「那奈ちゃんは、江角マキコさん、戸田恵子さん、高橋由美子さん、石黒賢さん、高橋克実さん、等とも共演したべ?京野ことみさんは「たべものがたり 彼女のこんだて帖」に出てくれたし、櫻井淳子さんは「匿名探偵」の元ネタ「特命係長・只野仁」に出てたでねーかっ。おら、悲しいだっ。」と落ち込んでいますよ。

本放送から僅か二年足らずなのに、地上波のTBSだけでも、第2話は「四回目」で第3話と第4話は「五回目」の放送です。あたくしがBS&CSを導入したのは今年(2013年)1月からですので、其れ以前にスカパー!での一挙再放送も敢行されていたかもしれません。其れにしても二年で五回と云うのは、片瀬那奈ちゃん出演作品でもかなりのハイペースです。不滅の大記録「離婚弁護士II〜ハンサム ウーマン〜」の六回を超えるのも時間の問題でしょう。本日も磐石の「ぴんとこな」番宣テロップ入りで、CM明けの「特番L字テロップ」もバッチリだべ。ところで、此のドラマの真の主人公である「柊」が「美男(ホントは美子)」の正体をいち早く知ったのは、第1話で酔っ払った「美男(ホントは美子)」をドサクサ紛れにハグして「女の子なんじゃないのか?」と疑惑を抱き、「美男(ホントは美子)」と「馬渕マネ」の会話を盗み聞きしていたからなのです。「柊」の「ストーカー・キャラ設定」は、初めからだったのだ。「廉」も、「美男(ホントは美子)」と「RINA」の会話を盗撮して知ったわけで、「A.N.JELL」でマトモなのは「勇気」だけじゃまいか。其の「勇気」も結構鋭い人間観察力を持っているのに「美男(ホントは美子)」が女の子だとは何故か気付かず、男の子に惹かれてゆく自分が「禁断の同性愛者なのではないか?」と悩み妄想を繰り返すのです。そー云えば「A.N.JELL」って、みんなジャニーズですよね。いえ、他意はありません。

注目の片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」の出番ですけど、第2話では再放送で斬られたものの再々放送で蘇った「RINA が馬渕へ「掌底」連打から「裸締め」の名場面」が、ふたたび斬られてしまったっ。CMをカットした本編は「44分弱」となっており、約三分程が斬られているのだけど、思いっ切り「片瀬那奈ちゃんの名場面」がバッサリなのだ。ところが、第3話では再放送と再々放送でカットされたものの再々再放送で蘇った部分(序盤での「RINA」と「トオル」が一旦はけて戻ってくるオチ)が斬られず、中盤の片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」と小嶋陽菜ちゃん演じる「NANA」の「アタマがコンフュージョンする場面」も当然斬られず、片瀬那奈ちゃん御出演場面は「ノーカット」でした。第2話に関しては本筋とは余り関係が無い「RINAと馬渕の漫才」ですので、ココ的には重要ですが、ドラマ的には「そーゆー事って、よくある事なんだよ(ユーサクの長男声で)」と云って、「たったひとことのセリフをカットされたアキちゃん」みたいに落ち込む「かたちん」を慰めましょう。

第3話のドラマとしての最大の見せ場は、「柊」が「ストーカー」の本性を露わにし、原宿で迷子になった「美男(ホントは美子)」を部屋から電話でナビしているふりをして尾行し、お店の支払いなどをこっそりとフォローし「お姫様気分」にさせて、赤い靴までプレゼント用に買って「最後に驚かせても好いかな?振り向いてまっすぐに歩いてごらん(僕は君の後ろにいるよ!)」と決めようとした時に、絶妙のタイミングで「廉」からの電話が入り「美男(ホントは美子)」が踵を返して「王子さま」の元へと脇目も振らずに走り去り、呆然自失で雑踏の中に置き去りにされる場面です。何度観ても、余りにも残酷で涙が出ちゃうわ。でも「史上最強の噛ませ犬・柊」の残酷な物語は、まだ始まったばかりなのだ。長州力は藤波辰巳に勝ってベルトを巻いた時に「俺の一生にも、一度くらい幸せな日があってもいいだろう」と名言を遺しましたが、「柊」には永遠に幸せな日は訪れません。確かに「ストーカー」だけど、心が優しい「柊」が、此れから何度も地獄を味わう姿に注目して下さい。こんなにも惨めな敵役って、何なのだ?しかも、「柊」は明らかに「廉」よりも相手の気持ちを考えて行動しているのに、ことごとく自分勝手な「廉」のチカラ技に屈するのだよ。折角「かたちん」も誤解して応援してくれるのにナァ。

さて、第4話での片瀬那奈ちゃん演じる「RINA」の出番は序盤にしか無く、コレまでの再放送でもカットされた事はありません。ところが「美男(ホントは美子)」が相部屋相手に「廉」を指名し拒否すると「いえーい!社長」がウチに来いって悪ノリして「廉」が渋々認める場面が、何故かバッサリと抜けていました。おいおい、どーゆー編集なのよさ。「かたちん」がメインの場面ではなかったのだけど、脇でのリアクション芸も見せ場なのよさ。「RINA」さんは「A.N.JELL」の専属スタイリストなのに、重要なライヴや取材や遠征などにも、何故か同行しません。同じ場面のはずなのに「RINA」さんが居たり居なかったりもします。其れは、もう単純明快に、2011年当時の片瀬那奈ちゃんが、新たにレギュラー司会二番組に抜擢され、女優としても「美男ですね」だけではなく「荒川アンダー ザ ブリッジ」「ボクら星屑のダンス」そして映画「闇金ウシジマくん」などの撮影に挑まれていた「超過密スケジュール」ゆえでしょう。同じ場面でも何日かに分けて撮影されますから、「かたちん」は参加出来たり出来なかったりしたと推察しております。其れにしても「美男(ホントは美子)」に想いを伝えたくても伝えられない「柊」のもどかしい気持ちは、実に切なくて泣けますナァ。やっぱり「美男ですね」の真の主人公は「永遠の噛ませ犬・柊」です。


「第2話」本放送:2011年7月22日
「第2話」再放送:2011年8月25日
「第2話」再々放送:2012年7月25日
「第3話」本放送:2011年7月29日
「第3話」再放送:2011年8月4日
「第3話」再々放送:2011年8月25日
「第3話」再々再放送:2012年7月25日
「第4話」本放送:2011年8月5日
「第4話」再放送:2011年8月12日
「第4話」再々放送:2011年8月26日
「第4話」再々再放送:2012年7月26日

「美男ですね」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



「美男ですね」TBS公式サイト


posted by 栗 at 16:53| ACTRESS | 更新情報をチェックする