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2013年07月10日

「もっと!CDラジオで聴くビートルズ」第17回

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新ドラマ「ショムニ 2013」が本日から始まりますので、片瀬那奈ちゃんの話題が満載となってまいりましたが、一寸だけ枝葉ネタにもお付き合い下さい。今、CSの「チャンネル銀河」で「ポール・マッカートニー&ウイングス バンド・オン・ザ・ラン」と云うドキュメンタリー番組が放送されています。「チャンネル銀河」は、ドラマや映画を主に放送しているのですが、どうやら昨年(2012年)の「ビートルズ・メジャー・デビュー50周年」記念で「俺たちのロック特集」と云う企画をやらかしたみたいです。ゆえに、昨年に放送は終わっていたはずなのですが、何故か「ポール・マッカートニー&ウイングス バンド・オン・ザ・ラン」だけが再放送されたのです。其れは、何故なのか?と考えると、どーしても先日の「ベストヒットUSA」誤報事件を思い出してしまいます。もしかしたら、アレは誤報ではなくてフライングだったのではないかしらん?と、淡い期待を抱いてしまうのです。

番組は、2010年に制作されたドキュメンタリーで、ポールの1973年発表の大傑作アルバムであります「BAND ON THE RUN」の制作秘話を追うものです。洋楽専門の「ミュージック・エア」でもビートルズ関係のドキュメンタリーは多く放送されていますが、内容は「イマイチ」なものが多いです。権利問題からなのか音源が使えなかったり、よく分からない関係者を名乗る連中が、グダグダと思い出語りをしたりします。然し、此の「ポール・マッカートニー&ウイングス バンド・オン・ザ・ラン」は良質な番組でした。何せ、2010年当時のポール本人がインタビューに応え、勿論、1973年当時の映像も音源も惜しげもなく放出しています。現在も続行中であるポールのアーカイヴ・シリーズ第一弾は「BAND ON THE RUN」でしたが、2010年に発売されました。おそらく、其れに連動しての企画だったのでしょう。そして、やっぱり気になるのは「何ゆえ、此のタイミングで放送したのか?」なのだよ。ポールは、現在も世界ツアーを行っており、其のセット・リストは、いよいよトンデモな事になっております。是非、日本でも、観たい!聴きたい!頼むから、ポール、来日してけろ!とか何とか云っても、片瀬那奈ちゃんとバッティングしたら、サー・ポールでも「ポイ捨て」しちゃうんだけどさ。

最後に「ビートルズ解散後に酷評していた連中を、此のアルバムで見返せましたよね?」と訊かれたポールは、ハッキリと「ああ、マジでスカッとしたよ。冗談抜きで、ポールは終わったとか云う連中に、自信を持ってオススメ出来る傑作のひとつさ!」とぬかしやがりました。流石は、ポールです。此の人はビートルズがライヴを辞めてスタジオに引き篭り「何か」を作っていた時に、マスコミが「ビートルズは、もう終わった」と書きたてたら、ひとこと「今に見ていろ!」と云って、アノ「SGT. PEPPER'S LONELY HEART'S CLUB BAND」をぶちかましたし、悪夢の「THE GET BACK SESSIONS」で「今度こそ、ビートルズは死んだ!」と云われた時にも、渾身の想いで「ABBEY ROAD」を創ったのですよ。

「ザ・ビートルズとは、ポール・マッカートニーなのだ!」

と力説しても、結局は「かたちん推し」で、どーもすいません。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:51| FAB4 | 更新情報をチェックする