片瀬那奈ちゃんの追っかけブログなのに、毎度おなじみの「枝葉ネタ」で、どーもすいません。昨日(7/6)に、CSの「ザ・シネマ」で映画「グリース」を放送していて録画しておきました。片瀬那奈ちゃんがチラリンコとたったの「20秒」御出演された「日本テレビ開局60年特別番組 THE MUSIC DAY 音楽のちから」の裏番組となりましたが、愛する「かたちん」の出番は「第3部!しかも、21時15分以降である!」との「チーム片瀬」の大本営発表を信じました。確かに、麗しき「かたちん」は「21時31分」に登場し、僅か「20秒」で消えましたから、最近の「チーム片瀬」は「信頼がおける好い仕事」をされているとは思います。以前だったら「姐御っ、もしかしたら、全然別の時間帯に片瀬那奈ちゃんのVTRが流れるかもしれないから、12時間全部録画しなきゃイカンぜよっ!」なんぞと涙目で訴えていた未亜たんも「21時からで大丈夫ですよ」なんぞとぬかして「今週のあまちゃん」をヘラヘラして観ておりました。ま、未亜たんは単純明快に「能年玲奈ちゃんヲタ」に転んだだけかもしれませんけどね。
其れで、「グリース」と云うのは「1978年のミュージカル仕立ての青春映画」でありまして、「あまちゃん」にも出ておられる「カタセカイ住人」の杉本哲太さんが在籍していた「紅麗威甦」ではございません。主演は、ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョンです。高校生役なのだけど、オリビアは「1948年9月26日生まれ」ですから、もう「三十路」になる寸前で堂々と高校生を演じたのでした。米倉姐さんが演じた「馬場ちゃん」はタイトル通りの「35歳の高校生」ですが、オリビアは「29歳で、17歳の高校生を演じやがった」のです。正に舞台「僕たちの好きだった革命」で「25歳と27歳で、17歳の高校生を演じた片瀬那奈ちゃん」の大先輩と云えるでしょう。相手役のジョン・トラボルタは「1954年2月18日生まれ」なので、オリビアよりも六歳も年下で撮影当時は未だ「二十代前半」でしたから高校生役も無理なく演じられますが、オリビアは四捨五入するまでもなく「ほとんど三十路」です。でもね、バカバカしい映画だけど楽曲が好くって大ヒットしました。ホント、好い曲ばっかなのよさ。
1970年代に、洋楽女性歌手で文句無しに日本で最も人気があったのは、オリビア・ニュートンジョンです。リンダ・ロンシュタットやスティーヴィー・ニックス(フリートウッド・マック)も洋楽ファンには人気で「三大洋楽美人歌姫」なんぞと謳われておりましたが、一般大衆まで浸透していたのはオリビアだけだったと記憶しております。ん?カレン・カーペンターはどーしたって?其の辺は、余り突っ込まないで下さいよ。兎に角、オリビアは物凄い人気者でした。全く洋楽に興味がなさそうなクラスメイトも、オリビアの名前は知っているばかりかレコードまで買っていました。ゆえに、オリビアのレコードは現在では中古レコード屋さんで「100円」で叩き売りされています。其れだけ日本でも「お嬢様路線」でバカ売れしたのだけど、オリビアは1980年代になって「あっ。」と驚くイメチェンをして「フィジカル」などの「セクシー路線」でもバカ売れしちゃうんですけどね。オリビアは、全キャリアを通して良質なポップスが多い偉大な歌手のひとりです。ルックスが好いから「洋楽アイドル歌手」みたいに扱われて、未だに過小評価されていると思います。珠玉のアルバムが「100円」で売られていますので、騙されたと思って聴いてみて下さい。
(小島藺子)