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2013年06月05日

「ラストクリスマス」#07 CSで再放送

ラストクリスマス DVD-BOX


フジテレビTWO 13:00〜13:50

「別れよう」(本放送:2004年11月22日

片瀬那奈 as 藤澤律子


本日は、内山理名ちゃんの「ギリシャ紀行」から、片瀬那奈ちゃんが案内人を務められている「たべものがたり 彼女のこんだて帖」再放送、そして片瀬那奈ちゃんが藤澤律子を演じられたドラマ「ラストクリスマス」と、上手い具合にバッティングせずに続いて放送されます。律子は、偶然にも「青井と日垣のハグ」を目撃しており、青井に「貴方の事、信じていいのかな?」と問い詰めます。片瀬那奈ちゃんの枯れた声は回復せず、オドオドした中途半端な演技も続行中です。一方、日垣は春木に「青井は俺の事が好きだったんですよ。また元に戻る可能性だってあると思いませんか?」と揺さぶりをかけます。相変わらず二人の関係は決着せず、勿論、主役カップルや周辺の恋愛事情もグチャグチャで、視聴者をヤキモキさせる姑息なシナリオで展開してゆくのでした。然し!本日のメインエベントは映画「二流小説家 シリアリスト」完成披露試写会でございます。こんな下らない最悪な旧作ドラマを再考する前に、現在の片瀬那奈ちゃんを熱く語らなければなりません。

そして、なな、なんと、7月10日(水)スタートの連続ドラマ「ショムニ 2013」に片瀬那奈ちゃんが重要な役柄(主演の江角マキコさん演じる「坪井千夏」に敵対する美人経営企画室室長「檀上みき」!)でレギュラー出演される事が公表されました。益々、スットコドッコイな「ラストクリスマス」に関わっている場合ではないのですけど、ココは「the diary of nana katase 片瀬那奈全記録」ですから、其処に片瀬那奈ちゃんが居る限りはワ〜ケワケせずに記録いたしましょう。第那奈話では、日垣が青井にアプローチを続け、春木には元・婚約者である白河仁美(桜井幸子さん)が迫ります。仁美の母親(片瀬那奈ちゃんが演じた「小野未来」の「二代目のママ」である、田島令子さん)と父親(片瀬那奈ちゃんとドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第」映画「闇金ウシジマくん」等で共演の、金田明夫さん)は赤ん坊を連れて来て「ケンちゃん(春木)の子供よ!」と押し付けます。それで困った春木が仁美に連絡を取ろうとしたら、タイミングよく香港に出張中なのでした。

当然乍ら「春木と青井の子供」と誤解され、周辺カップルも「愛がとまらない」状態でグチャグチャになったトコで、仁美が登場し大学のスキー部同窓会をやる事になります。そこで、場面が変わって、ようやく片瀬那奈ちゃん演じる藤澤律子が登場し、青井を問い詰める場面となるわけです。「あたし、見たの」って、何ゆえタイミングよく「青井と日垣のハグ」を律子が目撃しているのよさ。片瀬クンの出番はコレで終了だったかしらん。短かっ!春木の部屋で同窓会パーティーとなり、14年前のヴィデオを観賞して盛り上がり大騒ぎ!普通に「近所迷惑」です。仁美は「コノコは貴方の子じゃないの」と赤ちゃんを連れ帰りますが、仁美の両親は絶妙のコムビネーションで春木の心を揺さぶります。日垣は強引に青井を誘い、またしても偶然にも春木の会社の企画で仁美も関わる現場へ現れた「カメラマン」が「仁美の旦那」だってさ。もう、奇跡の偶然が連発し捲くりで眩暈がします。

仁美を守り、旦那に無抵抗でぶん殴られる春木。徹底的に「織田ちゃん、カッコイイー!」ですね。こんな男気を間近で目撃した仁美は心が春木に傾き捲くりですが、春木は青井にゾッコンです。青井は日垣と電話して、身を引いて春木と別れようとの心情を吐露するのでした。勿論、日垣が指定した約束の場所へ向っていたわけで、其の後に何があったか分からないものの、帰宅した青井は「春木さん、あたしたち、別れようか?」と告げるのでありました。はいはい、今回もハラハラドキドキで上手い具合に引っ張って、脚本家は「俺様は天才!」と有頂天だったでしょうね。此のドラマの登場人物は、恋愛にしか興味がないのですか。視聴者を舐めるのも、好い加減にして頂きたい。決して、片瀬那奈ちゃん演じる藤澤律子が「ワン・シーン」で「数十秒」の出番しかないから云うのではありません。ドラマ「ラストクリスマス」は、最低最悪の駄目ドラマです。コレが平均「20%」超えって、九年前の日本はお気楽過ぎましたね。


「ラストクリスマス」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 13:47| ACTRESS | 更新情報をチェックする