片瀬那奈ちゃんが表紙のフリーペーパーをゲットする目的で都営新宿線に乗ったのですが、敢えて「新宿三丁目」まで行ったのには理由がありました。あたくしは江東区在住ですので、大島駅か西大島駅で都営新宿線に乗ります。片瀬那奈ちゃんが表紙の「Poco'ce」が配置されている駅ならば「馬喰横山駅、岩本町駅、小川町駅、神保町駅、九段下駅、市ヶ谷駅」が「新宿三丁目駅」よりも前にあるのに、素通りしてしまったのは「CDも買おうじゃまいか、ゲヘヘヘヘ」と当初から決めていたからだったのでした。ま、新宿三丁目駅には最近も片瀬那奈ちゃんが御出演されている映画「HK 変態仮面」を観る為に「バルト9」へ行く時に降りて、「Poco'ce」が配置されている場所も熟知していたからでもありますけどね。
其れで、前述記事の通り、たったの「税込み、2,600円」で10枚のCDもゲットして、片瀬クンのフリペもいくら無料だからって「11冊」も持ち帰ったので、結構な重さでした。そんでもって、買ったCDの内6枚はリンダ・ロンシュタットでして、延々と聴いております。あたくしは、リンダが洋楽女性歌手で最も好きなのですけど、其れはもう十代の頃に「風にさらわれた恋」を聴いてしまったからなんです。リンダのキャリアは1960年代から現在まで続いていて、ひとことで云えば正に「ミス・アメリカン・ミュージック」です。彼女に歌えないジャンルは在りませんし、事実、信じ難い程に多岐に渡る名盤を遺して来ました。
然し乍ら、やっぱり最も惹かれるのは十代から聴いている1972年〜1980年辺りのアルバムです。最高傑作は「風にさらわれた恋」と断言しますが、他も全て素晴らしい。あたくしは、リンダに出逢わなければ、洋楽を何も知らなかったでしょう。リンダは基本的には歌手で曲は書きません。しかし、余りにも多彩な選曲センスで、何でも歌いこなしてしまいます。リンダと云えば、プロデューサーはピーター・アッシャーです。そうです、「愛なき世界」で御馴染みの「ピーターとゴードン」のピーターですよっ。妹・ジェーン・アッシャーに三行半を下された「鬼畜・サー・ポール・マッカートニー」にアップルを追い出されたピーターが、リンダと大成功を収めたわけですよ。
ピーターは「妹に酷い事をしやがった上に、リンダと結婚って何だ?」と兄として至極真っ当な気持ちでいたら、ポールに逆恨みされたのです。あっ。念の為「のっぽのサリー」しますが、ポールとピーターの「リンダ」は別人ですよ。其れは兎も角と致しまして、本当にリンダ・ロンシュタットは素晴らしいです。リンダが居なければ、あたくしは、イーグルスにもJ.D.サウザーにもアンドリュー・ゴールドにもエミルー・ハリスにもドリー・パートンにもカーラ・ボノフにもジェームス・テーラーにもカーリー・サイモンにもニコレット・ラーソンにもニール・ヤングにも、更にはモータウンにもエルビス・コステロにすら辿り着けなかったはずです。そんなリンダの「レコードが100円」で「CDも500円以下」って、喜んでいいのか悲しむべきなのか分かりません。ま、繰り返しますけど、ビートルズのCDは「一枚150円」だったわけだが。
中断しているビートルズの「BOOT」を再開して完結させたら、四人のソロとかにも行きたいのですけど、リンダ・ロンシュタットとフリートウッド・マックに関しても、いつかキチンと書いてみたいです。「ま、ココの主役は片瀬那奈ちゃんなので、あくまでも枝葉ですよ」と、未亜たんに云われる前に「のっぽのサリー」しておくか。てか、あたくしの個人ブログなのですから、いつなんどき、路線が変更したってええわけなんだけどさ。いつの間にか「洋楽」や「プロレス」とかをグダグダと語るトコになっていても、勝手ざんしょ。タイトルは「かたちん」にしちゃえばええわけだしね。
(小島藺子)
未亜:酷いよっ、姐御。オレ、まげね!
【関連する記事】