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2007年03月10日

『僕たちの好きだった革命』十日目

ペット・サウンズ


 昼:12:30開場、 13:00開演
 夜:17:30開場、 18:00開演
 新宿・シアターアプル


 GOOD VIBRATIONS


KOKAMI @ network vol.9『僕たちの好きだった革命』




「僕たちは、アノコがつくった帽子をかぶっていただけなんだっ!其れの何がいけないんだい?」


「3月10日昼の部」

今回は今までで最後列の5列(4列)センターブロック右側。
シーン0では山崎クンがハンディカメラを片手に、お客さんや出演者を客席まで降りてきて撮影してました。今まではコロコロをやっている場面しか見たことがなかったので新鮮でした。
那奈ちゃんはいつものジャージ姿で登場。水切りを持ちながらヘッドフォンで音楽を聴きながら、時には共演者と談笑しながら過ごしてました。
そうこうするうちに開演。右側で観るのは初めてだったので、未来ちゃんが授業風景のときに正面にくるとは思ってなかったので、ビックリたまげた門左衛門?でしたよ。
今までには観られなかった角度からの未来ちゃんも、う〜ん堪らんです。特に土下座のときの顔は圧巻でした。これで舞台の全体像はつかめたかな?いやいや、もう少し後ろから観なきゃダメでしょう。といいつつ夜の部は・・・

(ushio)



「僕たちの好きだった革命」レポ#05

那奈日の昼夜連続公演を観て「嗚呼、もう楽日のチケットしか残ってないのか」と、僕は心底、哀しくなってしまいました。

どうにか、時間を作れないものか?平日は、もう流石に休めません。

「土曜日しかないな」

盟友・うっぴー☆は「土曜は休みで昼夜連続で観ますから、当日券押さえますよ」なんて嬉しいことを云ってくれます。僕は「よっしゃっ!土曜の夜も観るよ」と云ってしまいました。「那奈公演」のはずが、「ハチ公演」へ。てなわけで、昼の部は観ていないので、うっぴー☆やジンちゃんにお任せ致します。

仕事を終えて、通い慣れた「歌舞伎町の林檎」には、開場時間丁度に到着。本日の席は15列(14列)左ブロック中央寄りで、舞台全体が観れる場所でした。で、最前列中央を観ると「みどり那奈キャップ」がいました。

「やっぱり、うっぴー☆でした。」

先日の「アンテツあにい」といい、あんたら外さないナァ。感心するよ。(「おまえに云われたくない」ってのは無しね。)

「シーン0」での那奈ちゃんは、いつもの「ペットサウンズ」ジャージではなく、ジーンズでした。うっぴーに聴いたら、昼はジャージだったとのこと。那奈ちゃんが、いつもは「まーくんがやっていたコロコロ」を持っています。すると、まーくんはハンディカムを手にして登場し、客席を撮っていました。先日までは、鴻上さんが、加川良の「教訓」を歌っていたのですが、今回は登場しません。森田ちゃんが椅子に座って手帖に何か書いていたり、客席後方からハリケンレッドが登場したり、GAKUちゃんがずっとリフティングしてたり、毎回違うのですけど、最後は「LIVE IS LIFE」に合わせてのお祭りさわぎになります。みんながいなくなり、武藤ちゃんがひとりだけ残って、其処へハリケンレッドが現れ、ふたりが「はじまりの挨拶」をします。次の瞬間、本編が始まるのでした。

那奈回目でも、視線は無意識に那奈ちゃんを追います。いや、もはや、アンテツあにいに云われた通り、僕の目は「ニュータイプ」です。次に、何処から「小野未来」が現れるのかが全部分っているので、他の方々と観る方向がズレています。其れでも、流石に伊達に那奈回も観てないわけで、本日の様なポジションからだと色んな発見が在りました。簡単に云えば、劇場全体を巻き込んだ演出が、ようやく見えました。本当に、何度観ても、新たなる楽しみ方が出来るんですね。

舞台は其の公演限りだし、観る位置によっても全然印象が違いました。おんなじ台詞でも、毎回違う気持ちになったりもします。完成された映画を観ても、毎回違う感情を抱くのが人間ですから、生の舞台でより深く衝撃を受けてしまうのは当たり前のことなんでしょう。

今日は劇場内の暖房が強くて、喉がカラカラになりました。此れまでは残していたペットボトルのお茶を休憩時間までに飲み干してしまったほどです。だから、夜の部での「那奈ちゃんの声」も、かなり割れていました。でも、確実に「小野未来」は成長しています。初日で既に完成されていたのに、さらに其の先へと彼女は進んでいます。

カーテンコールでは「がんばった、がんばった」を、GAKUちゃんの音頭でやってくれました。(昼もそうだったらしいです。)「シュリンプコール」も、より客席を巻き込む演出に変わっていました。那奈ちゃんに「帰れーっ!」と連呼され、一緒に拳を突き上げて泣き笑いしながら、僕は、

「やっぱり、今日も観に来て良かった」

と、しみじみ思いました。もう明日で最後だなんて、信じられない。

僕たちが出来るのは「一瞬たりとも舞台から目を反らさない」ことだけです。(つづく)

(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 13:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする