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2013年03月17日

「桜からの手紙」全話一挙再放送!

「桜からの手紙〜AKB48それぞれの卒業物語〜」通常版 DVD-BOX


ファミリー劇場 12:00〜16:00

片瀬那奈 as 板野明日香

(本放送:2011年2月26日〜3月6日)


片瀬那奈ちゃんが「ともちん」のおねえさん役でチラリンコと御出演されたドラマが、一挙に全話再放送されます。片瀬那奈ちゃん演じる板野明日香は、ともちんが主演パートである「イケテル板野」にしか登場しませんし、作品自体の評価も低いです。然し乍ら、無駄に豪華な共演陣の中でズバリ云って主役である先生役を演じられたのは名優の上川隆也さんでした。此の作品では片瀬那奈ちゃんとの絡みは無かったものの、御存知の通り「AUTB」ではバッチリと共演され、更に六月に公開される映画「二流小説家 シリアリスト」ではコムビを組むのです。

そして、片瀬那奈ちゃんと「AKB48」の関係が構築されたのも此の作品からです。其の後、「美男ですね」で「こじはる」と共演し、「カエルの王女さま」と映画「闇金ウシジマくん」では「コリス」と共演と、すっかり「AKB48のおねえさん」となってゆくキッカケでありました。其れにしても、映画「二流小説家 シリアリスト」への出演が公表された途端の再放送!とは、流石は「番宣隊長」ですナァ。そうだった、上川さんは「あっちゃん」の父親役だったのね。そんでもって、改めて観ても、本当に無駄に豪華過ぎる共演陣!コレって、「AKB48」を育てる為のプロジェクトだったのでありましょうかしらん。「成長ものがたり」を見せるのが「AKB48」の売りではありますが、ドラマでやられても困惑するしかありませんナァ。

上川さんを始め、片瀬クン、高島姐さん、吹越さん、などなど、共演された俳優陣は豪華絢爛で一流です。ゆえに、ど素人同然とも思える「AKB48」の演技が如何に稚拙であるかが、ズバリ!と分かってしまう構成になっております。よーするに「ヲタ向け」の作品だったのでしょうけど、マジで「成長ものがたり」として画策していたとも思われます。結果的に「国民的アイドル」として君臨するのですから、戦略としては大成功!のひとつでしょう。でもですね、作品としては最低でございます。今回の再放送は、一応はオリジナル通りではありますが、テロップをピンクの帯で隠すなどの差異はありました。

勿論、「イケテル板野」に御出演された片瀬那奈ちゃん出演部分は「ノーカット」でございまして、「ともちん」だけではなく他にも三人とチラリンコと共演場面があったと思い出しました。そんでもって、ナンダカンダ云っても「推しメン」は決められているのですね。それぞれのエピソードで主役に抜擢されているのが、人気があるメムバーなのだけど、其れって「人気があるから抜擢された」のではないざんしょ。ま、今更こんな事を云っても無意味で、踊らされた方が莫迦だとしか云えないわけですけれどね。「AKB48」は「レコード大賞」を二年連続で獲った「歌謡史に遺るグループ」となりました。めでたし、めでたし。何やら、此の後も23時まで「AKB48」の番組を放送するらしいです。「片瀬那奈ちゃん特集」だったら観るのだけど、もう勘弁して下さい。番組開始後、一時間でギブアップです。いや、まあ、片瀬那奈ちゃんが御出演の「イケテル板野」があるから流してはおきますけどね。


「桜からの手紙」INDEX


(小島藺子/姫川未亜)



posted by 栗 at 13:07| ACTRESS | 更新情報をチェックする