
チャンネルNECO 15:50〜18:30
片瀬那奈 as 敷島ミカ (公開:2009年8月29日)
三日間で映画「20世紀少年」を一挙ノーカット版で放送の最終章です。原作とは大きく改変されましたが、片瀬那奈ちゃん演じる敷島ミカもチラリンコと御出演しております。地上波では2010年8月27日に初放送されましたが、思いっ切りカットし捲くりヴァージョンで敷島ミカが殺される場面は斬られてしまいました。二度目は2012年10月26日の「20世紀少年・サーガ」第三夜ですが、例によって2011年4月から金曜日の21時から21時54分には「テレビ朝日を観なければいけない」ので、前半が視聴できず詳細不明です。然し乍ら、通常枠でしたし第2章の後半部分も含まれていたはずですから、当然の如く片瀬那奈ちゃんは斬られたのでしょう。チャンネルNECOでは、今月に一挙放送があと三回もありますので「片瀬那奈ちゃんがカットされないヴァージョン」を御覧になりたい片はチェックして下さい。
此の作品は三部作に分けられ、2008年8月から2009年8月まで半年おきに順に公開されました。でも、三部作全てにエキストラ出演したので分かっておりますが、撮影は2008年です。当時の片瀬那奈ちゃんは、舞台「フラガール」の主演を務められ、連ドラへのゲスト出演もされるなど超多忙だったわけで、とても映画撮影まで行える様な状況ではありませんでした。そんな事もあって、敷島ミカが映画版ではフェイドアウトしていくのかもしれません。映画のオチは、一見すると「めでたしめでたし」です。ケンヂが子供時代に謝って、カツマタくんとも「ともだち」になります。でも、そーなると「ともだち」は出現しませんね。となると、カンナも生まれない未来となってしまいます。そして、「ともだちランド」も作られないからケンヂが過去へ戻る事も不可能となり、結局「ともだち」は出現する、と云う「タイム・パラドックス」が起きるのです。何だかナァ。
「20世紀少年」INDEX
(小島藺子/姫川未亜)