鈴木砂羽 主演映画5年越しお蔵出し「こんな日が来るなんて うれしい」(スポニチ 1/14)
何故コレが「カタセカイ」かって?おやおや、片瀬那奈ちゃんと鈴木砂羽さんが共演された映画「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」を、もうお忘れか?2010年に公開されたのだけど、撮影は2009年でしたね。片瀬那奈ちゃんの出られた映画も、公開までは時間が掛かる例も多いです。「ジーン・ワルツ」も撮影は2009年ですが、公開は2011年でした。「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」では、劇中で片瀬那奈ちゃんと鈴木砂羽さんの共演シーンはありません。でも、初日舞台挨拶では御一緒されていました。
更に云えば、2008年の奇跡のドラマスペシャル「ミラクルボイス」でも、片瀬那奈ちゃんと鈴木砂羽さんは名を連ねておられます。「ミラクルボイス」は片瀬那奈ちゃんが主演ですが、塚本高史くんと「W主演」でありまして、二人のストーリーが同時進行する構成でした。鈴木砂羽さんは塚本くんの方の噺に出てくる重要人物だったので、片瀬那奈ちゃんとの絡みはなかったのでした。二つの作品でそれぞれ重要な役柄を演じておられるのに、擦れ違いで共演場面が存在しないわけですよ。
ところで、お蔵入り映画と云えば「僕たちの好きだった革命」の映画化ってどーなったのかしらん。映画化が頓挫したから再演となったみたいな噺でしたけど、其れを明かしたのは丸投げされた鴻上さんだったわけでして、張本人は釈明していないんだよナァ。堤カントク、どーなってんのよさ。気が付いたら、片瀬那奈ちゃんは三十路になっちゃったわよ。もうルーズソックスは履けないんじゃまいか。女子高校生役はキビシイのではないでしょうかしらん。いえ、御本尊様が挑まれるのなら、全く問題はございません。其れでこそ、女優です。
(小島藺子/姫川未亜)