TOKYO MX で「セーラー服反逆同盟」を放送しているので（アンテツあにい、知らせてくれてありがとう！）、最近は「ワールドプロレスリング」を観れなくなっていました。でも、本日は放送時間がズレていたので、録画予約出来たのです。内容は、桜庭と柴田を中心としたもので、かつての「新日 vs UWF」を思い起こさせる緊張感がありました。サクが「普通のおっさん」風なのに、エグイ攻撃をするのが好いですね。「（井上の肩を）折っちゃったよ」みたいな事を平然と云っておりました。それで、東京ドームでは「真壁 vs 柴田」と「中邑 vs 桜庭」が決定したそうです。サクが総合をリタイアしてプロレスに回帰したのは、個人的には嬉しいです。サクは英雄ですから、もう無様な負けっぷりは観たくない。プロレスなら、まだまだやれます。いえ、プロレスを卑下しているのではありませんよ。サクは元々プロレスラーであり、プロレスの尊厳を守る為に闘った偉大な漢なのだよ。
でもですね、サクの相手って思いっきり中邑のシルエットが告知された後に「中邑 vs アンダーソン」を流す演出じゃ、カール・アンダーソンの「噛ませ犬」ぶりが際立ってしまってよろしくないですよ。そー云えば、中邑は昔に「サクのマネッコをして総合に出て、サクの決めセリフをパクった」のでしたね。中邑が「まだ、お礼もしていない」ってぜいはあして云っていますけど、サクはそんな事は知ったこっちゃないぞ。たぶん「真壁は勝って、中邑は負ける」って筋書きなのかしらん。いや、どっちも負けて「桜庭＆柴田」を相手にしてストーリーを紡ぐのかもしれません。大昔の「UWF」と違って「桜庭＆柴田」は二人だけです。かつての「高山＆みのる」だって、色々と援軍がいました。然し乍ら、今回はたったの二人で立ち向かうとの図式なのです。ゆえに、サクには当然乍ら勝ち続けてもらわなければなりませんし、柴田だって「元・新日」ですから、相手はゴロゴロといるわけですよ。う〜む、面白い事になってきたぞ。
（小島藺子）
