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2012年10月23日

BOOT-005:HALLELUJAH, I LOVE HER SO

Hallelujah I Love Her So Eddie Cochran Story


 w & m:Ray Charles

 録音:1960年4月、6月
 1995年11月20日発売 (「ANTHOLOGY 1」 disc1-6) アップル


クオリーメンから二名が脱退し、ジョン、ポール、ジョージのギター・トリオになってしまいました。ジョンは親友のスチュワート・サトクリフを無理矢理誘い、スチュの絵が売れて得たお金でベースを購入させ、全く楽器を触った事もなかったスチュをベーシストとして加入させます。多くのセッションを重ねていたのでしょうが、1960年にポール・マッカートニー宅で四人でセッションしたテープが遺され、「ANTHOLOGY 1」に三曲が収録されました。スチュワート・サトクリフの演奏が聴けるのは、此のセッションのみです。海賊盤で其の全貌を聴く事が可能ですが、これまた「歴史的価値」以外には何の意味もありません。

コレが二年後にデビューし四年後には世界制覇するバンドとは、俄かに信じ難いほどに素人っぽい演奏の上、録音状態もホーム・レコーディングですから当然の如く劣悪で、一時間以上も聴き通すのは余程のマニアでなければ苦痛でしょう。此の「HALLELUJAH, I LOVE HER SO」はレイ・チャールズがオリジナルですが、クオリーメンがカヴァーしたのはエディ・コクランによるカヴァーです。カヴァーのカヴァーと云う「三番煎じ」が、既に此の時期から始まっていたわけですね。リード・ヴォーカルはポールで、此のホーム・リハーサルではマッカートニー宅で行ったからなのか分かりませんが、ジョンよりもポールが多く歌っています。


(小島藺子)



posted by 栗 at 00:07| FAB4 | 更新情報をチェックする