プロデューサー:ジョージ・マーティン
エンジニア:ノーマン・スミス
歌と演奏:ザ・ビートルズ
(録音:1964年8月11日、8月14日、9月29日〜10月26日)
1964年12月4日 アルバム発売(最高位、英国1位)
パーロフォン PMC 1240(モノ)、PCS 3062(ステレオ)
side-A
1. NO REPLY
2. I'M A LOSER
3. BABY'S IN BLACK
4. ROCK AND ROLL MUSIC
5. I'LL FOLLOW THE SUN
6. MR. MOONLIGHT
7. KANSAS CITY 〜 HEY,HEY,HEY,HEY
side-B
1. EIGHT DAYS A WEEK
2. WORDS OF LOVE
3. HONEY DON'T
4. EVERY LITTLE THING
5. I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY
6. WHAT YOU ARE DOING
7. EVERYBODY'S TRYING TO BE MY BABY
1964年に全米を、そして全世界を制覇したビートルズの四作目アルバム「BEATLES FOR SALE」は、時間的な制約で「オリジナル8曲、カヴァー6曲」と云う初期二作と同じ構成に戻っています。然し、世界の王者となったビートルズは、いい気になるどころかジャケットでお分かりの通り疲れ切っておりました。特に当時は絶対的なリーダーであったジョン・レノンの「こんなはずじゃなかった!」との叫びが聴こえて来る絶望感には驚かされます。世界の頂点に登り詰めたジョンは「俺は負け犬」と歌ったのです。英国ではアルバムを重視して一切シングル・カットされなかったのですが、日本では、なな、なんと、14曲中10曲がシングル・カットされると云うトンデモな事態となりました。
(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜)
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