プロデューサー:ジョージ・マーティン
エンジニア:ノーマン・スミス
歌と演奏:ザ・ビートルズ
(録音:1964年1月29日、2月25日〜27日、3月1日、4月16日、6月1日〜4日)
1964年7月10日 アルバム発売
パーロフォン PMC 1230(モノ)、PCS 3058(ステレオ)
side-A
1. A HARD DAY'S NIGHT
2. I SHOULD HAVE KNOWN BETTER
3. IF I FELL
4. I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU
5. AND I LOVE HER
6. TELL ME WHY
7. CAN'T BUY ME LOVE
side-B
1. ANYTIME AT ALL
2. I'LL CRY INSTEAD
3. THINGS WE SAID TODAY
4. WHEN I GET HOME
5. YOU CAN'T DO THAT
6. I'LL BE BACK
ビートルズ初主演映画のサントラ盤としての側面も持つ三作目「A HARD DAY'S NIGHT」は、全13曲が「レノン・マッカートニー」によるオリジナル楽曲だけで構成されました。其れはビートルズのアルバムで唯一の快挙ですが、実質的にはジョン・レノンが10曲を書き、1曲はポールと合作し、ポールが単独で書いたのは2曲のみと云う内容です。つまり、ほとんど「ジョン・レノンのソロ・アルバム」に近い構成になっています。其れ程に、1964年のジョン・レノンは乗りにノッテおりました。特に映画用ではない曲を集めたB面は、ほぼ完璧なる「ジョン・レノン劇場」が展開されます。英国では初登場首位!21週連続で首位を独走し、追い落とすのは、またしてもビートルズの新作でした。
(C)2002-2012 (小島藺子/姫川未亜)
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